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エルトン・ジョン「ロケットマン」 [Pop]

 

Rocket Man.jpg


エルトン・ジョンの映画「ロケット・マン」を友人と観て来た


結論を先に言うと、全然良くなかった と言う印象だ。


何か中途半端過ぎて、ミュージカル風な演出もあり、1曲1曲丁寧に取り上げた作品の映画じゃなかったし、かと言ってエルトンの伝記映画としても何か映画の各シーンが無理やり演出しているって感じで、やはり柳の下の二匹目のドジョウはいなかったと言う事になると思う。


友人も「クィーンの映画は二度観に行ったけど、エルトンの映画はもう観に行かないわ」と言っていた


ビル・エバンスの映画は7月に観に行ったけど、こちらの方はドキュメンタリー映画でエバンスの姿も関係者のインタビューも現実としての各シーンがリアルに自分に響いて来て自然と泣けた。


Time Remembered.jpg


まぁ~アーティストやミュージシャンの映画はドキュメンタリーじゃなく演出する映画にしても、過度な演出はひかえて、やはり音楽に比重を置いた映画にしないと、陳腐な作品になりがちになると思う。


多少の演出や色付けはあったにしてもリアルな部分をベースにして映画を作らないと、そしてやはり音楽の部分を意識した作りにならないと、こう言う映画を観に行く音楽好きな人達を感動させられないと思う(まぁ~感じ方は人それぞれなので一概には言えないと思うが・・・)


そしてあくまでも個人的な意見であるが、まぁ~ハッキリ言って、フレディの時もエルトンの時もゲイやホモセクシャルの部分の演出は「なんかどうもねぇ~」って感じで、音楽家も含めてアーティストは得てして同性愛者が多いと言われているが、それはそれで自分も理解も出来る事なのだが、


その辺の世界を余り具体的に演出したシーンになると自分としては嫌悪感を抱く事にもなり、アーティストのイメージを壊しかねない


エルトンの絶頂期を共に過ごして来た自分としては、エルトンの偉大なアーティストとしての功績を知らしめる事をメインにした映画の方がやはりスッキリしたと思う


エルトンのアルバムはデビューから70年代までのものはサントラの「フレンズ」以外は全て持っているし、それとトム・ベル・セッションズ、ベスト、ボックスも入れると20枚弱は持っている。


アルバム「キャプテン・ファンタスティック」が全米アルバムチャート初登場1位の時は、チャートマニアだった自分は本当にビックリしたね。まさにビートルズを超えた!と本当に思ったものだ。


そして続く「ロック・オブ・ジ・ウェスティーズ」も同じく初登場1位となって、エルトンはまさしく70年代のスーパースターになった。それは40年代のシナトラ、50年代のエルビス、60年代のビートルズ、それと同等の扱いになるくらいの出来事だった。(まぁ~80年代はマドンナかマイケル、そしてホィットニー辺りになると思うけど)


Captain Fantastic and the Brown Dirt Cowboy.jpg

Rock of the Westies.jpg


スティーヴィーやイーグルスも70年代の勢いは凄かったが、チャートの勢いはエルトンが圧倒的に凄かった(アルバムだけならツェッペリン、シカゴも凄かった)


とにかくアルバムも1位、シングルも1位が当たり前の怖いものなしの状態だったのだが、自分としては1位にはならなかったけど、やはり今回の映画のタイトルにもなった「ロケット・マン」がエルトンの曲で1番好きな曲だ


エルトンのピアノとデイヴィー・ジョンストンのギター、そしてコーラスが哀愁を漂わせる大名曲だ


あのトランプ大統領が大好きな曲(決してキム・ジョンウンを茶化す為だけに使った言葉ではない)


ロケット・マン.jpg


その「ロケット・マン」に匹敵するくらいの好きな曲は「ママ・キャント・バイ・ユー・ラヴ」あのトム・ベルと一緒にやった曲でフィリー好きの自分としては好きになって当然の曲。この「トム・ベル・セッションズ」のアルバムはやはり全曲良くて、リアルで正式にコンプリートとして発表されなかった事に疑問が残る。


The Complete Thom Bell Sessions.jpg


その77年のトム・ベルとの繋がりになって行くきっかけにもなった75年の「フィラデルフィア・フリーダム」も素晴らしいね。シングルオンリー曲だったけど、当時の勢いでこの曲も売れに売れてシングルのチャートアクションも凄かった。


Philadelphia Freedom.jpg


あとアルバム曲としては「グッバイ・イエロー・ブリック・ロード」のアルバムに入っている「グレイ・シール」と「ハーモニー」、そしてアルバム「ブルー・ムーヴス」からは「ワン・ホース・タウン」「クレイジー・ウォーター」も良いねぇ~


Goodbye Yellow Brick Road.jpg

Blue Moves.jpg


まぁ~自分のエルトンの好きな曲を挙げて行ったらキリが無いけど、あまり売れなかった「バイト・ユア・リップ」、そしてバラードの大名曲「ドント・レット・ザ・サン・ゴー・ダウン・オン・ミー」も捨てがたいが、やはり最初にエルトンを知り買ったシングルの「イエス・イッツ・ミー(It's Me That You Need)」は外せない。


Bite Your Lip (Get Up and Dance!).jpg

Don't Let the Sun Go Down on Me.jpg

It's Me That You Need.jpg


でも、さすがに「ユア・ソング」は聞き飽きたかもw


エルトンはポップでもロックン・ロールでもバラードでも とても印象的な曲を書き名曲として残したと思う。








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