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サンソン リクエスト [音楽]


サンソンの洋楽中心の残暑リクエスト大会


やっぱりこう言うプログラムは心ときめいて楽しいね


自分は過去にサンソンにはがきを出して名前だけだが読まれた事は3度あったが


自分なりの拘りで、シュガーベイブ時代のラジオ番組について質問した時やジェリー・ロス特集の時には自信を持ってリクエストはがきを出したが読まれなかった・・・


まぁ~達郎さんは頑固で、ある意味偏屈者だから、下手にマニアックな事を書いてはがきを出しても取り上げてもらうのはかなり難しそうだ


まぁ目を通してもらっていると思うけど、やはり何度もはがきを出して常連以上の超常連にならないと読んでもらえないのだろうな


そんなこともあり、もう拘って意識してリクエストしても、そんな中でも達郎さんが取り上げそうな曲の事まで(達郎さんが好みそうな曲など)考えてリクエストしないと採用されるのは難しいだろう


だから最近はもっぱら聴く事だけでリクエストはがきを出そうなんて事も思ったりはしないでサンソンを聴いている


まぁ~自分は世間話なんて書いて読んでもらおうとは思わないし、実際、世間話を書くような内容の日々を自分は送ってないのも確かなのでw 自分としては音楽の話題以外ではがきを出すなんてことは考えられないです


今回の番組のリクエスト曲も全曲自分が保有していた、正にドンピシャ!って感じで聴き応えがあった


先ず1曲目のTHE ROGUESの「Come On, Let's Go!」


自分は曲を聴いても実際にWMPなどで確認をしないと、持っているのかどうか分からない場合が結構ある


そりゃ~アルバムの中の曲や有名曲じゃない場合は(有名じゃないアーティストも含めて)保有している全曲を把握しているなんて事は有り得ないので、管理しているプレイヤーやフォルダで確認しないと分からない事が良くある


だから達郎さんも言っていたことがあるが、持っているアルバムやCDを意識しないで又購入してしまって重複してしまったCDが結構ある


そんなこともあって、購入する時に「あれ、このアルバム持っていたのじゃないのか?」って確認しながら購入する事が多くなってきている


まぁ~自分の欲しいアルバムは当然自分の欲しい傾向としてだいたい決まっているから、一度買ったアルバムでも欲しくなる場合が多々あるw(特にレア物は保有の確認前に食指が動く傾向になる事が多いw)


このThe Roguesの曲の場合も確認したのだが、ブルース・ジョンストンとテリー・メルチャーのベスト盤で持っていた


達郎さんの「Only With You」の関連で「Don't Run Away」を持っていないと!と言う事で購入していたベスト盤を改めて聴いているが、バリー・デヴォルゾンとボディー・チャンドラー作の「Halfway」とラリー・マークス作曲と未だ結婚前のマリリンとアラン・バーグマンが作詞した「Come Love」は良いと思う


シングルオンリーのベスト盤なので貴重な音源集になると思うが、「Don't Run Away」の出来が余りにも良過ぎて自分としては上記に挙げた曲以外はそんなに印象が残ってないと言うのが正直なところ


The Best of Bruce & Terry.jpg


アルゾ・フロンテのアルバムは言う事ないだろう!


達郎さんが取り上げていた1stアルバムの「Looking for You」(後に「Alzo」とタイトルが変更された)と2ndアルバムの「Takin' So Long」を持っているが、1stの方が断然良い


レコーディングメンバーはこのアルバムをプロデュースしたボブ・ドロウとジャズ系のミュージシャン


全曲アルゾ作のアコースティックギターをメインにしたサウンドだけど、ストリングスも入ったりして凄く洒落たアルバムだ


サンソンで取り上げていた「Don't Ask Me Why」を始め、このアルバム曲の中で一番の名曲として取り上げられる「Looks Like Rain」は確かに素晴らしい


あとはアコースティック・ギターがメインのサウンドの中でもエレピがワンポイントになったシンプルだけど洒落たナンバーの「You Know Me, I Know You」 とにかく全曲が粒ぞろいの名アルバム


Alzo (Looking for You).jpg


スパンキー&アワー・ギャング関連でも良い仕事をしていたボブ・ドロウ


自分はボブのソロアルバムは2枚持っているが、56年の名盤「デヴィル・メイ・ケア」はやはりパーカーの「ヤードバード組曲」で決まりだろう!


ボブの弾き語りのピアノにベースとドラムのトリオにトランペットとヴィブラフォンが入ったクインテットの演奏


ボブ自身のオリジナル曲も入っているが、あとはパーカーとギレスピーのバップナンバー以外はティンパン系スタンダード その中でもライオネル・ハンプトンとジョニー・バーク作曲、ジョニー・マーサー作詞の「Midnight Sun」のバラードとロジャース&ハート作の「Johnny One Note」の高速スウィングナンバーが素敵だ


Devil May Care.jpg


ボブは弘田三枝子さんのところでも書いた、名曲「Comin' Home Baby」の作詞もした人だし、ジャズだけじゃなく先に述べたようにポップ系のアーティストのプロデュースもしたりしていたし、勿論自身のヴォーカル&ピアノも披露している多才な人だった


ルーサー・イングラムは大ヒット曲のアルバムタイトル曲の「(If Loving You Is Wrong) I Don't Want to Be Right」の1stと2ndの「I've Been Here All the Time」の2枚持っているが、ルーサーは渋いね


ルーサーはリズミカルでハードなシャウト系のヴォーカルじゃないので、バラードかミディアムナンバーが多いのだが、1stではサンソンでかけていた「Love Ain't Gonna Run Me Away」と比較的リズミカルなソウルナンバーの「I Can't Stop」が良い


いかにもサザンソウルって感じのサウンドでNYやLA、CHICAGOなどの都会的なソウルじゃないけど、ソウル好きな人にはググッと来る沁みるソウルです


If Loving You Is Wrong I Don't Want to Be Right.jpg


そしてバリー・ホワイト 


確かに達郎さんはバリー・ホワイト好きなんだろうね サンソンで良くかかるって感じするもの


バリーに関しては自分はソロでは3枚だけ持っていないアルバムはあるが、ベスト盤も入れると20枚以上持っている


何せバリーのデビューシングルの「I'm Gonna Love You Just a Little More, Baby」をビルボードでチャートに上がっていた時にラジオで聴いて一発で好きになった曲で、ラヴ・アンリミテッドとバリーが20th Century Recordsから本国でレコードを出していた時に日本発売は未だ決まっていなかったので、バリーのデビューシングル曲は日本発売の予定が無かった


だからラジオから録音した曲を何度も聴いていて、日本のキングレコードからバリーのデビューアルバムの「I've Got so Much to Give」が発売されるまではこの曲をレコードで聴く事は出来なかった


でもバリーのレコードが日本で最初に発売されたのは確か2ndアルバムの「Stone Gon'」だったはず


だから最初に買ったアルバムは「Stone Gon'」で、その次に1stアルバムを買った


とにかく「I'm Gonna Love You Just a Little More, Baby」は長尺な曲でバリーのバリトンヴォイスが目立った、アイザック・ヘイズの「黒いジャガー(Shaft)」に通じるような全然ポップなソウルじゃないサウンド重視の曲だった


だから中学生の自分には前にここでも書いていたように「黒いジャガー」にも惹かれていたので、この曲がとっても新鮮に聴こえて好きになったのだと思う


アルバムタイトル曲の「I've Got so Much to Give」も好きだったし、とにかくアルバム全曲が長い曲ばかりで曲数も少ないアルバムだったのだが、普通これだけ長い曲ばかりだとプログレじゃないのでソウルだと飽きそうだったが、アルバム単位で全曲聴けた


I've Got so Much to Give.jpeg


同じ頃にバリーと20th Century Recordsからレコードを出したラヴ・アンリミテッドと後に大ヒットするラヴ・アンリミテッド・オーケストラ等のジーン・ペイジを始めとしたやはりオーケストラアレンジとLAのファーストコールのミュージシャン達が作り上げたサウンドが素晴らしかったからだと思う


2ndアルバムではアルバムから二番目にシングルカットした「Honey Please, Can't Ya See」が大好きで、特にシングルヴァージョンの方がコンガがフューチャーされていて好きだった


バリーの好きな曲はアルバムの数くらい多くあるけど、この「Honey Please, Can't Ya See」はその中でも上位に来る曲だ


2ndアルバムでは最初にシングルカットした「Never, Never Gonna Give Ya Up」も勿論好きだった イントロから盛り上がって行く弦の音にゾクゾクしたなぁ


Stone Gon'.jpg


全部のアルバムから書いて行ったらキリがないけど、3rdアルバムの「Can't Get Enough」では、ラヴ・アンリミテッドのアルバムで先に取り上げられていた「Oh Love, Well We Finally Made It」


自分としてはラヴ・アンリミテッドのヴァージョンの方が死ぬほど好きなんだけど(コーラスグループのラヴ・アンリミテッドでは一番好きな曲になる)バリーのヴァージョンも凄く良いし、「I Love You More Than Anything (In This World Girl)」も心トキメクほど大好きな曲


Can't Get Enough.jpeg


あと77年のアルバム「Barry White Sings for Someone You Love」からは「You're So Good, You're Bad」と「I Never Thought I'd Fall in Love With You」もとっても良いし


Barry White Sings for Someone You Love.jpg


サンソンでも取り上げていた78年のアルバム「The Man」からの「September When I First Met You」確かに良い曲で自分も好きなんだけど、「Sha La La Means I Love You」もラテンタッチのアレンジにホーンとオーケストラが被さる迫力ある曲でとっても惹かれる


The Man.jpg


79年のアルバム「I Love to Sing the Songs I Sing」からのアルバムラストナンバーの「How Did You Know It Was Me?」も何度も聴いてきた曲で、自分のベスト3に入れてもおかしくないくらいの曲だ(ハッキリ言って、これだけバリーの好きな曲を挙げると順位も付けにくいが・・・)


I Love to Sing the Songs I Sing.jpg


最後にバリーの後期のアルバムとして89年の「Barry White: The Man Is Back!」から「Follow That and See (Where It Leads Y'all)」も大好きな曲で、全盛期の頃から見たらかなりサウンドが変わってしまったが、バリーの後期の曲の中ではよく聴いて来た曲だった


Barry White The Man Is Back!.jpg


最後のブロッサム・ディアリー 


当然自分も大好きなジャズシンガーで、70年代以前のアルバムを10枚ほど保有している


いわゆる俗に言うカマトトシンガーと言われたディアリー、見た目も声も非常にチャーミングで男性ファンが多かった


ディアリーをリクエストした人はとっても良い趣味してる!


サンソンでかけていた「I Wish You Love」が入っているアルバム「May I Come In?」はジャック・マーシャルのアレンジで、キャピトルのレーベルカラーを出したとっても洒落たアルバムだ


May I Come In.jpg


I Wish You Love」は達郎さんが言っていたように、フランス人の詩人のシャルル・トレネが書いた曲で、アルバート・ビーチが英語̪詞を付けグロリア・リンのヒットによってスタンダードになった


シャルル・トレネはボビー・ダーリンのヒット曲でも有名な「Beyond the Sea」の原曲である「ラ・メール(La mer)」を作った人でも有名な人


「I Wish You Love」は本当に良い曲で、スタンダードナンバーになっているだけあって、自分が持っている曲で30曲以上のヴァージョンがある


その中でも自分のお気に入りは、先ず定番のグロリア・リンの63年のアルバム「Gloria, Marty & Strings」からのストリングスに南国風なコンガが入ったゴージャスなサウンドのヴァージョン 言う事ナシだ!


Gloria, Marty & Strings.jpg


そしてポップスターでもビッグバンドアレンジで歌う、最近ここのブログで自分が良く書いているバーブラ・ストレイサンドのヴァージョン


ミシェル・ルグランがアレンジした66年のアルバム「Je M'appelle Barbra」の中に入っている曲で、アルバムの中でこの曲だけ唯一ジャズアレンジで歌っている迫力あるバーブラの歌唱が聴けるナンバーだ


Je M'appelle Barbra.jpg


あと同じくポップ系のアーティストではホセ・フェリシアーノのヴァージョン


66年のアルバム「Fantastic Feliciano (The Voice And Guitar Of José Feliciano) 」からのヴァージョンで、ホセの歌唱にチャーリー・カレロのストリングスアレンジが被さってくるホセの熱唱が心にしみる曲だ


Fantastic Feliciano (The Voice And Guitar Of José Feliciano).jpg


この「I Wish You Love」はスタンダードとして当然ジャズ系ヴァージョンが多いのだけど、敢えてポップ系のアーティストのヴァージョンを2曲取り上げてみた。


お次はソウル系から、ウィリー・ハッチのヴァージョン


76年のアルバム「Concert in Blues」からのヴァージョン。ギャッドソンとスコット・エドワーズのリズム隊にアーサー・アダムス、ジェミィ・テイラーのファンキーギターが絡む


スタンダードナンバーをソウルフルにアレンジしたとってもカッコいいナンバー。


スタンダードをソウルフルにアレンジした曲で他にもカッコイイ曲はあるけど、この曲もその中の一つだ


Concert in Blues.jpg


それでは最後にやはりジャズヴァージョンとしての自分の好きな曲を1曲挙げると、渋いところでアン・ウィリアムスのヴァージョン、61年のアルバム「First Time Out」からで、アルバムとしては1枚だけしか出してないジャズ・シンガーで、ベーシストのジョージ・デュヴィヴィエ、ミルトン・ヒントン、トランペッターのクラーク・テリー、フルートでシェルダン・パウエルが参加しているアルバム


ジャズヴァージョンではあるけど、アンの軽やかな歌が聴けるヴァージョンだ


First Time Out.jpg


と言う訳で、やはりサンソンのプログラムから今回も記事を書いてみた


まぁ~何度もここで言って来ているけど、やはり達郎さんがサンソンでかける曲はほぼ100%で自分の琴線に触れる曲ばかりかけるので記事にしたくなっちゃいます!


ブロッサム・ディアリーの事は今回は曲の記事の方で書いたので、又改めてアルバム単位で書いてみたい

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