SSブログ

相変わらずの現状の世の中での自分なりの思い [一般]


最初に又、人々を憂鬱にしているコロナ感染症の話からだが


コロナウィルス.jpg


今回のコロナ騒動によって自分の日々の生活も変わってしまったが、音楽を聴いて過ごすと言う事では以前と一緒で、元々インドア派の自分にとっては家にいる事もそんなに変わりはないのだが、コンサートやライブの音楽を聴きに行く事やファッション等の買い物に於いてはモロ今回のコロナの影響が出ている。


ここのブログにも書いた事がある、ジャズバーのマスターとか、ライヴ関連の人達は本当に死活問題なので、自分みたいな暢気な事は言ってられないと思う。


世の中が平常時に戻ったら、勿論、マスターのお店も普段買い物をしていたお店にも行って、消費者の立場としても経済的にも協力して行きたいと思っている。


自分も高齢の母の事もあり、うかつに外出等して感染の確率を高めるような事は出来ないので、いつもお世話になっていたお店には平時に戻るまで何とか頑張って欲しいと言うしかない。


この感染症に関しては経済も大事なので、出て歩いた方が良いと言う者(評論家や著名人)もいるが、確かに今回の騒動が落ち着いても、それまでのダメージが大き過ぎるので、我国の財政も含めた経済悪化は避けられないと自分も思う。


コロナのワクチンも薬も出来たとして、そうなったらここまで抑えつけられた反動で消費は莫大に増えると思うけど、それでもやはり観光関連業界は外国人が以前のように戻って来ないと思うし、オリンピックも恐らく中止になり我国の財政はかなり厳しい状況になり、世界経済もガタガタになっている中で我国も世界も悪い方向に向いて行くとしか自分も思えない。


だから確かに経済を考えれば今回の感染症によって亡くなる人よりも経済の崩壊で亡くなる人が多いと言うのも自分としても理解出来るし、恐らくそのような世の中になったら今以上の混乱の世の中になると自分も思う。


だけどやはりワクチンも薬も無くて感染が広がって行った時の混乱も確かに大きいし、いくら高齢者の亡くなる確率が高い病気と言っても、それは仕方がないと誰も言えないだろう。


だから経済中心で物事を考えて、このような人達が「騒ぎ過ぎだ」と今の状況を非難しても、やはり彼等には責任が無いから何とでも言える(ホリエモンなんかいい例だ)


ホリエモン.jpg


それに世界中が混乱して各国々が対策を執っている中で、日本だけ独自の政策をとり、誰も先が分からない中で、もし感染が爆発したら、こいつらのような無責任な事を言っている奴等は責任が取れるのか?まぁ~どうせインフルエンザより死者数が少ないと言うのがこいつらのよりどころだと思うが


世界中の感染症専門家や多くの医者が感染症の抑え込みを訴え、そして国家としてもそのような政策を執っている以上、我国もそれにならった政策を執るしかない。


例え将来経済がガタガタになって混乱したとしても、今、目の前にある混乱も国家としては怖いし、それを黙って見ている訳にはいかない。


だから無責任な奴らはコロナによって犠牲者が出る事を公に仕方がないと言わないし(自分から言わせれば、偉そうなことを言っていても、さすがに世間を敵に回すような事を言えない小心者だと思うけどね)


それにそう言う事を言う奴等は自分の身近の者達や自分自身がその感染症に感染した事によって最悪になった場合の事を想定して覚悟の言葉も発してない(例えば自分や自分の近親者が感染症で亡くなったとしても、経済の事を考えればそれは仕方がないと公に発せれるかと言う事だ)


まぁ世の中の全員が同じ方向を向く事はあり得ないと思うが、こんな混乱期に公に発言をするなら、覚悟を持って言え!と言う事だ 責任があるか無いか、そして発言に説得力があるか無いかとはそう言う事だ


とにかく、それなりの知識人や著名人が覚悟を持たないで発言している事に自分としても強い苛立ちを感じている。


それとまぁ立場によっては非難したい気持ちも分からないではないが、安倍の対応が遅過ぎるとか言っている奴等


安倍晋三.jpg


今回のこの騒動は100年に一度かの世界中を巻き込んだ歴史的な騒動である


歴史上に残る、世界を巻き込んだ感染症の経験者は今の世の中に誰もいなく、恐らくどの国のリーダー達も迷いながらでも現状を見て早めに決断したところもあるが、それはやはりイタリアを筆頭とした感染拡大による感染者の増加、死者の増加を見たからであり、そうなってしまって医療崩壊の姿も見てしまったから、ヨーロッパは境界が陸で繋がっているので直ぐに感染が広がるだろうとの事で緊急事態宣言を出し都市を封鎖した。


日本は確かにオリンピックの事が目先にあったのは間違いないと思うが、現状を表す確かな数字の死者数が少なかったから(陽性と判断されないまま亡くなっていた人もいると思うけど)、やはりどうしても経済活動の兼ね合いから徹底した緊急事態宣言を出しにくかったと思う


自分も先に書いたように、やはり経済活動に多大なる影響があるような事は我国の財政を考えると中々決定するのはリーダーとしても大変だったと思う。


自分は前にも言っているが、何も安倍を擁護するつもりなんてない


ハッキリ言える事は安倍以外の者が我国のリーダーだったとしても、我国の立場で現状を見たら、恐らくどのリーダーも安倍と同じ行動をとっていたはずだ


何か本当に一方的にしか見れないバカもいっぱいいて情けなくなる


もし早めの緊急事態宣言を出していたからといって、北海道の例を見ても感染症が終息していたとは限らない


ここに書いたように本当にそれぞれ立場が違って、現状には正反対の意見も持つ奴もいる


自分は何も「一致団結してこの難局を乗り切ろう!」なんて言う気もない


立場によっては本当に死活問題で政府に訴える為に不満を言って声が届くようにする事は大切だと思うが、何か冷静な考えを持って物事を判断して「それはどうしても仕方なかった」と判断できる奴もいないと、思考能力も止まってしまったような奴らを見ていると自分としては本当にバカにしか見えない


まぁ国民は自分が困るような立場になったら不満を言うようになって当然だと思うけど、それだってどうしようも出来ないことも現実問題としてある


自分はもう悟っているから、自分がまともに生きて行けないような世の中になったら、それなりの判断はするつもりでいる


何ぼ国を政府を非難しても結果的にはどうしようもない事があると自分は歴史から学んでいるつもりだから。


混乱とはそう言う事だ


仮にも今は未だ国民全員が途方に暮れるような状態になっていないのだから、今出来る事をしながらして行くべきだと自分は思っているけど、確かに未だ途方に暮れる状態でないので不満も言いたくなるし言える状態だとも言える


そして誰でも心の中で思っている事だと思うが、恐ろしいのはこの時期に大災害が来る事だ


そればかりは来ないことを祈るしかない


今後は前回言ったようにコロナの感染が終息して、中国に対して各国がどのような接し方になり、どのように行動するのか、そして中国がどのような行動に出るのかで世界情勢が変わって行くだろう


最悪は・・・人の感情なんて不満や憎しみが増幅しだしたら、やはり感情的な行動に走る可能性もあると思うので、そう言う混乱の流れの中で自分で自ら判断して決断しなければいけない場合も究極的にあると自分は思っている



nice!(0)  コメント(0) 

中国 [一般]

中国.jpg


もう本当に黙ってられない!!!

 

偶にと言うか、初めてなんだけど、政治の話なんですが、


自分はここでは音楽の事しか語ってなかったけど、実は自分は政治経済を語ると自分なりの理屈でかなり悲観的に現実論として語る立場の者だと思っている


例えば、消費税を上げると景気が悪化すると言う評論家や国民、ましては野党を中心とした政治家(与党の中にも個人的にそう思っている議員はいるだろう)そして自分も消費税を上げたら景気が悪化するのはその通りだと思っている。


現にデータとして消費税を上げると景気は落ち込み業績も悪化する企業が多くなるとデータが出ているし、それは当たり前のこと


だから政府は消費税を上げたら(消費税引き上げ対策として)景気対策を打ち、消費税を引き上げた金額分、例えば2%上げたら約5兆円もしくはそれ以上の景気対策として金を使う


それは政府も消費税を上げたら景気が悪化すると言う事を認めているという事


じゃ~なぜ政府は与党の政治家は消費税を引き上げるのか?それは当たり前だが消費税を引き上げないと困る、大変な事になるという事だからだろう


政治家は国民が嫌がることをわざわざしたくないし、国民が喜ぶことが出来るなら、出来る事ならば国民が嫌がる事なんて与野党問わず誰もしたくないだろうし、国民が喜ぶことを続けられるのなら続けるだろう


いくら無責任な評論家や国民が国民に嫌な事をして政治家(政府)を非難しても、政治家は少なくとも一般国民よりも高学歴だし公僕の官僚も皆高学歴の人達なのだ


確かに政治家と言えどもそれぞれ考え方が違うと思うけど、責任のある政治家、そして国家を統治する政府が、日本は独裁国家じゃないので一人だけじゃなく官僚も含めた高学歴の人達が何人もいて物事を決めているのだ。


だから何にも責任のない評論家やコメンテーターが適当な無責任な事を言っても、政治家、そして国家を統治する政府には責任がある立場で物事を現実的に見なければいけない立場にある


消費税を上げなくても財源はいくらでもある、官僚を叩いて政策やシステムを変えて行けばこの国は良くなると言って多くの国民から支持を得て政権を執ったは良いが、結局、実態は口だけの事ばかりで散々メディアや国民に叩かれて無くなってしまった民主党が、やはり現実を考えれば最後の野田政権の時に三党合意で消費税を引き上げる事に合意した


責任とはそう言う事だ、実際この国で政権を執り国家を運営して行くという事は、否が応でも現実を見なければいけなくなるという事


いくら国民が望んでいる事をしたい、してあげたいと言っても、我国の実態を知る責任ある立場になったら、厳しい事をせざるを得ないと言う事だ


与野党問わず政治家は誰もが当選したいから、ましては責任政党である与党は国民の望むことが現実的に可能なら国民が望む政策を執って当たり前なのだ


それを政治家はバカだ!こうすれば良くなるなんて無責任な事を言っている評論家とは政治家は立場が違うのだ。


勿論、民主党の残党のようなアホな野党の政党、非現実的な共産党、どこか洗脳されてるのか?みたいな精神的にも病んでそうな山本太郎、絶対政権を執れないような、ある意味その事を自覚しているような野党は国民に夢を持たすような事を責任もない中でいくらでも言えるのだ


まぁ~共産党でも野党でも良いところはある(存在価値がある)


それは与党のおかしなところや不正、そしてある意味、与党として不都合なところや隠しているところを国民に公にする必要性、能力は勿論、野党としている持っているところはある(特に共産党)


だから野党としての必要性があるのは当然だと思うが、彼らが政権を執ったら色んな意味で無茶苦茶になるだろう。


自分は何も安倍の支持者でもないし、与党の支持者でもない


要は自分は現実主義者だと思っている


だから決して夢のような安易な考え何て持っていないし、先に言ったように誰よりも悲観論者だ


安倍がやっているのは批判が数々あったとしても現実的には一番まともだと思う


あの民主党が政権を執った時の事を思い出してみれば分かるが、安倍にとって代わる政党も政府も現実的にはこの国には存在しないのだ


だから、散々「安倍はバカだ!」と言ってもそれにとって代わる政権を担える政党政府は無い


もしあるとすれば、後先全然考えずヒットラーのように、この国が破綻するまで金を使い、国民に夢を見させる事だけだ


それと勘違いしている超無責任なバカの評論家が「この国は財政は問題ないとか、まだ大丈夫だ」とか言っている奴等。だからこの国は本当にそうやってこの国がして行けるのなら、政治家も与党も政府もそうして行くだろうが!


その方が政治家も選挙で当選出来るし、永久的に与党として政権も執って行けるし、国民に絶大な支持を得てユートピアのような国家を永遠に続けて行けるだろう


それに我国は有識者会議と言うものがある。本当に国民にとって良い政策が出来るのなら、副作用等の何も問題が無く政策が出来るのなら、そのような専門の知識人の話も聞けるし、場合によってはメディア等で国民を麻痺させるような事を流布している無責任な評論家達は自分の持論に現実性と絶対的な自信があるのならば有識者会議等で政府にアドバイスしたりすれば良いのだ。


場合によっては考えが同じ者達と政党を組んで国会に進出しようとすれば良いのだ。


安倍があのアホの評論家の代表の藤井聡や三橋貴明とも接触したりした事もあるのだが、この二人が言っていたように「消費税を上げるな!この国の財政は大丈夫だ!」と言っていたのに、何故安倍は消費税を上げたんだ?


ここに我国の実態があると言う事だ


どんなに無責任なアホな評論家が適当な事を言っても、政権を担っている与党、そして国家を統治している政府には責任があるのだ


確かに我国の財政は破綻してないし、まだ大丈夫なのだろう


政治家にも一般人にも預言者などいない だけど歴史と言うデータがある


昔と違う、戦後と違う、現代はあの時代と違うと言っても、何度も言うが政治家は責任ある立場で物事を考えざるを得ない立場で現実的な政策を考えないといけない立場なのだ(特に政府は)


それが国民にとって嫌な事でも、敢えて政府がそうすると言う事はそれは我国の実態を表しているという事に過ぎない


自分は預言者でも評論家でもない一般人だが、物事を自分にとって不都合な事でも現実を見て理屈で物事を考え突き詰めて行けば自ずと自分なりの答えが出て来る


我国は世界は今とんでもない状態になっている。


座して死を待つ訳にはいかないので、本当に苦渋の選択で又何十兆、何百兆もお金を使わざるを得ないことになってしまった。


やはり人の命が大切だし、世の中の混乱が国家も国民も一番恐れる事なので、そのような事をするのも仕方がない、


なんせ国難だから、いや、国難どころではない世界の歴史が変わる事になってしまった。


とりあえず、今は感染症の収縮と終焉を願うばかりだが、その後が問題だ


政府も今非難を浴びながら、今回の救援措置を考え予算を組んで法制化しているところだが、これも欧米並みに保証して金を出せ!と言っている者も多いが、やはり政府としても我が国の財政が気になって中々思い切ったことが出来ない


という事は、結局この感染症が収まった後に、その後の我国の財政問題がどうなって来るのかと言う事


先に言ったように、世の中が無秩序になるのが政治家も国民も一番恐れている事なので、国民に恐怖をあおらないように、そして今はそんなことを心配している場合じゃないだろう!と当たり前の時期だから、誰も我が国の財政を心配するような事は言わないし、政治家も言えないし言わない


とにかく来年に延期になったオリンピックも例えコロナが終息したとしても、ワクチン等の薬が出来たとしても、無事にオリンピックが開けるような状況にはなってはいないのでは?と自分は思う(自分は元々オリンピック開催には反対だったが)


それはやはり中国だ!


日本は立場上微妙な立場だから表向きには黙っているが、世界中で中国の恩恵も含めて影響を受けている国家が多い中で特に欧米は絶対中国を許さない!と言う感情を強く持っているだろう


日本国民だって、(心の中では政治家も)特に商売等で倒産等の破壊的なダメージを受けた個人、もしくは医療等の病気に対する被害を受けた人達は心の中では「中国許さん!」と思っている人は多いだろう


今まで恩恵を受けて来た観光や輸入の業者は微妙な立場だと思うけど、コロナが収まったとして今後も中国観光客の来日をどこまで許するのか、そして今後の産業動向を踏まえても中国からの輸入に関しても、今までのようにはいかなく、このような事が起きたことも踏まえて見直しを余儀なくされていく事になるだろう


そんな中で来年オリンピックが開かれたとしても、日本国民には政府から指令が出て「中国選手団にブーイングをするな!」としたとしても、開会式、場合によっては中国選手団が各競技に参加したとしても欧米を中心にブーイングが止まらないだろう


恐らく中国選手団がオリンピックに参加しないかも知れない・・・そうなっても、ましては世界中が財政等でも未だ混乱していると思われる中でコロナが終息しても果たしてオリンピックが行われるのか?


とにかく中国と言う国は世界第二位の経済大国になったのだ。


それで今回コロナが発生した武漢と言う大都会からこのような伝染病が発生した。


中国はいくら都市も文明も発達し、大金持ちがいっぱいいるようになったとしても、田舎は酷いものだと思うし、そもそも武漢みたいな大都市でも10代の女の子が街でつばを吐いて歩いているような所みたいだし、まぁ~日本人も食べる鶏や豚は仕方がないが、コウモリとかハクビシンとか文明人が食べないような訳が分からないような動物まで食べているような国民がいるような国家など衛生的なはずなどない!


北京や上海とか大都会に住む者は欧米、西洋人並みに、あるいはそれ以上に裕福になり文明人として生活している人もいると思うが、中国には先ほど言ったように農村とか田舎なんて非衛生的なところがいっぱいあるだろう


そんな衛生面が整ってない国の国民達が世界中を歩き回っていたからこのような事になってしまったのだ!


これがアフリカとか中南米から伝染病が発生したのなら許されると思うが、かりにも世界第二位の経済大国からこのような世界中を滅茶苦茶にする伝染病を排出したのだ


このような中国憎しの感情はそう簡単には消えないだろう(我が日本人を含めたアジア人を差別するくらい欧米人は本当に怒っている)


中国は世界中の歴史を変えるような、世界を大混乱に陥れた張本人の国なのだから


これで中国は反省した声明を発しないまま今までと同じような行動をとり続け、ましては覇権を意識した行動を国家として執り続けたら世界中から大批判を受け、国家として認められなくなるだろう

nice!(0)  コメント(0) 

ビル・ウィザース [Soul]



Bill Withers.jpg


ビル・ウィザースが3月30日に亡くなった


また一人・・・・・


自分が洋楽にソウルに夢中になっていた70年代に活躍した人達は当然のように自分よりも年上の人達なので(かろうじてマイケル・ジャクソンが自分と同じ年だけど、マイケルは当時、若くしてデビューしスーパースターになっていた例外の人物)自分よりも先に亡くなって当たり前だと思うが、本当に立て続けに亡くなっているって感じだけど、現実はもう彼らが亡くなってもおかしくない歳になっていると言う事で、それだけ自分も歳を取ってきたと言う事。


ビルはジェームス・ギャッドソンのところで自分は取り上げて書いていたけど、自分が持っているビルのアルバムはオリジナル全てとベスト盤で10枚になるけど、ビルは85年までしかアルバムを発表していなかったので非常に少ない数だ。


それではいつものように自分の好きな曲と言う事でアルバム順にあげて行こう


ビルはシンガーソングライターなのでアルバム曲は殆ど自分の書いた曲ばかりなのだが、


先ず71年のデビューアルバム「Just as I Am」から一発目の「ハーレム」。アルバムプロデュースはブッカー・T・ジョーンズなので録音はドラムのアル・ジャクスンJrとベースのドナルド・ダック・ダンが参加していて、


Just as I Am 2.jpg

Booker T. Jones.jpg

Al Jackson Jr..jpgDonald Duck Dunn.jpg


あとはフライング・ブリトー・ブラザーズにいたクリス・エスリッジ、セッションドラマーのジム・ケルトナー、スティーヴン・スティルス、パーカッショニストのボビー・ホール・ポーターが参加している。


Chris Ethridge.jpg

Jim Keltner.jpg

Stephen Stills.jpg

Bobbye Hall.jpg


このアルバムではヒットした「エインノー・サンシャイン」とか、R&Bのテディ・ライリーのブラック・ストリートの「ノー・ディギティー」でサンプリングされたり、アル・ジャロウ、メリー・クレイトン、ギル・スコット・ヘロン、そしてバーブラ・ストレイサンドまでにもカバーされた「グランドマズ・ハンズ」が有名曲だけど、自分としては先にあげた「ハーレム」がこのアルバムの中で一番好きな曲だ


ビルの弾くアコースティック・ギターのイントロから始まってダック・ダンのベースと印象的なストリングスが絡みアル・ジャクソンのワイルドなドラム。1曲目からかなり攻撃的なナンバーだと思う
 
この曲をデビューシングルとしてカットしたのだがB面曲の「エインノー・サンシャイン」の方が火が付いてヒットした。


No Diggity.jpg

Lonely Town, Lonely Street (Ain't No Sunshine).jpg

Merry Clayton.jpg

Reflections.jpg

Butterfly.jpg


セカンド・アルバムの「スティル・ビル」は前にブログで自分が語っているように「ユーズ・ミー」で決まりなんだし、アレサも取り上げていた「レット・ミー・イン・ユア・ライフ」も良いのだけど、やっぱりギャッドソンのドラムとアル・マッケイの後釜としてチャールズ・ライト&ザ・ワッツ・103rd・ストリート・リズム・バンドに参加したバーナード・ブラックマンのファンキーなギター、レイ・ジャクソンがアレンジする、これまた曲の味付けにストリングスがファンキーに絡むナンバーの「キッシング・マイ・ラヴ」


このリズムも最高!ギャッドソンのドラムがあってこそ、このアルバムは名アルバムになったと思う。


Still Bill.jpg

Benorce Blackmon.jpg

Ray Jackson.jpg

James Gadson.jpg


サード・アルバムの「ライヴ・アット・カーネギー・ホール」ではシングルカットもされた「フレンド・オブ・マイン」で決まり!


ライヴ・アルバムのこのアルバムでは1曲目の「ユーズ・ミー」も当然最高なのだが、このアルバムで初披露された「フレンド・オブ・マイン」は「スティル・ビル」のレコーディングと同じメンバーの演奏にホーンとストリングスも入ったナンバーで、ビルの間奏のメンバー紹介もカッコいい!


Live at Carnegie Hall.jpg


4枚目の「+ジャストメンツ」はホセ・フェリシアーノがギターで参加しているミディアム・ナンバーの「キャン・ウィ・プリテンド」と同じくホセがパーカッションで参加しているアルバム・ラスト曲の「レイルロード・マン」が良い


「レイルロード・マン」はパーカッションとエレピ、ファンキーなギターのリズムが印象的なナンバーでかなり異色な作品だけど、自分としてはかなり惹き込まれる曲だ


+'Justments.jpg

José Feliciano.jpg


75年作の5枚目の「メイキング・ミュージック」はラストナンバーの「ハロー・ライク・ビフォー」が自分のお気に入りだ


Making Music.jpg


ポール・ライザーのストリングス・アレンジ、ハーヴェイ・メイスンのドラム、この曲では大人しく堅実なリズムを刻んでいるベースのルイス・ジョンソン、イントロで目立っているアコースティック・ギターはデニス・バディマー、キーボードはラリー・ナッシュ、パーカッションはラルフ・マクドナルドの豪華メンバー


間奏のラリーの弾くアープ・シンセにアーニー・ワッツのソプラノ・サックスが絡むバラード・ナンバー


Paul Riser.jpg

Harvey Mason 2.jpg

Louis Johnson.jpg

Dennis Budimir.jpg

Larry Nash.jpg

Ralph MacDonald 2.jpg

Ernie Watts.jpg


他にもソウルフルなコーラスが絡む「メイク・ラヴ・トゥ・ユア・マインド」とストリングスが前面に出たアレンジのバラード・ナンバーの「アイ・ラヴ・ユー・ドーン」も素晴らしい


6枚目のアルバム「ネイクド・アンド・ワーム」は「イフ・アイ・ディドント・ミーン・ユー・ウェル」が良い


Naked & Warm.jpg


レイ・パーカーJrのレイディオのメンバーだったラリー・トルバートのドラムと、同じくレイディオのメンバーだったジェリー・ナイトのベース、そして後にジェフ・パリスとして活動するジェフ・リードのピアノの3リズムがベースとなったミディアムなリズミカルなナンバー


Larry Tolbert.jpg

Jerry Knight.jpg

Jeff Paris.jpg


77年作の7枚目「メナジェリー」は1発目の「ラヴリー・デイ」が有名だが、自分はジェリー・ナイトのファンキーベースとポール・ライザーアレンジのストリングスが印象的な「ゼン・ユー・スマイル・アット・ミー」と、ビルとスキップ・スカボローが共作したシリータのカバーで有名なナンバーの「レット・ミー・ビー・ザ・ワン・ユー・ニード」(自分的には断然シリータのカバーの方が良いと思っているが)


Menagerie.jpg

Skip Scarborough.jpg

Syreeta.jpg


このアルバム「メナジェリー」は捨て曲ナシの良く出来たアルバムで、ソウルフルな曲とポップな曲が入った傑作アルバムだと思う。ソウル系のセッション・ミュージシャンばかりの中で、次作にも参加しているドラマーのあのラス・カンケルがこのアルバムから参加しているが、それはビルがサセックス・レーベルの頃のネイティヴなソウルアルバムを作っていた頃と違いコロンビア・レーベルに移ってポップなアルバムを作り始めた事の一つの例にもなる事柄だと思う。


Russ Kunkel.jpg


78年作の7thアルバム「アバウト・ラヴ」。


'Bout Love.jpg


このアルバムでは「ルック・トゥ・イーチ・アザー・フォー・ラヴ」と「ラヴ・イズ」がマイ・フェイバリット


「ルック・トゥ・イーチ・アザー・フォー・ラヴ」では前作に参加していたラス・カンケルとブライアン・ガロファロがベースで参加しているのだが、このブライアン・ガロファロはジョン・スチュワート、ジョー・ウォルシュのソロ、ネッド・ドヒニー等のアルバムに参加しているカナダ出身のミュージシャンで「名前のない馬」で有名な80年以降のアメリカのメンバーだった人みたいで、ギターもベースも弾けるセッションミュージシャン


Bryan Garofalo.jpg


やはりラス・カンケルとの関係でこのビルのアルバムに参加したみたいだが、経歴を見たらポップ・ロック系ばかりのアルバムに参加してたみたいだったので、ビルのようなソウル系のアーティストに参加したのはかなり異色


そんな二人のメンバーにアイドリス・ムハマッドとかハーヴェイ・メイスンのソロアルバムやDJ・ロジャースのアルバムに参加していた、音楽界にも同姓同名がいっぱいいるポール・スミスのキーボードにラルフ・マクドナルドのパーカッション


Paul Smith.jpg


本当にこのレコーディングメンバーだけでも異色な組み合わせの上に、ラルフ・マクドナルドと一緒にやっていたウィリアム・イートンのストリングスアレンジとモータウンで仕事をしていたアレンジャーのウェイド・マーカスのホーンアレンジ 


William Eaton.jpg

Wade Marcus.jpg


このアルバムのプロデューサーはポール・スミスだったのだが、(勿論、ビルの要請があったからだと思うが)前作の兼ね合いからラスとブライアンが参加し、あとはポール・スミスの人脈で呼んで来たスタジオミュージシャンだったのだろう


「ラヴ・イズ」は前作でもリズムを組んでいたファイヴ・ステアステップスのメンバーだったケニー・バークのベースがブライアンに代わりベースを弾いていて、あとのメンバーは「ルック・トゥ・イーチ・アザー・フォー・ラヴ」と一緒 この二曲ともビルとポール・スミスの共作で1曲以外は全曲二人の共作


Keni Burke.jpg


この7枚目のアルバムから暫く間があって85年に出されたビルのラストアルバム「ワッチング・ユー・ワッチング・ミー」


Watching You Watching Me.jpg


これも時代の流れか、ビルの初期のソウルフルなアルバムの頃の面影も全く無くなってしまった、中にはソウルを感じさせるような曲もあるが全体的にとってもポップなアルバムだ。


自分的にはこの時代のポップな曲はアレンジがいかにも80年代って感じで退屈さも感じさせるのだが、その中でも、ビルとデヴィッド・フォスター、そしてあのラリー・カールトンまで曲作りに絡んでいるAOR風な「オー・イェ」と「サムシング・ザット・ターンズ・ユー・オン」が未だ聴けるって感じ


「オー・イェ」では曲作りに参加していたラリー・カールトンがビルと共同でプロデュースして、ラリーはギタリストとしては参加せず、マイケル・ランドゥがギターを弾いている。ドラムはジョン・ロビンソン、ベースはネイサン・イースト、キーボードとアレンジはデヴィッド・フォスター、パーカッションはポーリーニョ・ダ・コスタで「サムシング・ザット・ターンズ・ユー・オン」の方は正に時代でキーボードとシンセの多重録音


Larry Carlton 2.jpgMichael Landau.jpg

John Robinson.jpg

Nathan East.jpg

David Foster.jpg

Paulinho Da Costa 2.jpg


以上 ビルの全アルバムを自分の好きな曲と言う事で自分なりに書いてみたが、ビルは先に書いたようにレーベルが変わり、時代も変わった事もあり、初期の頃の黒人向けのソウルフルな音楽から次第に白人にも受け入られるポップな曲作りになって行った


自分としてはここでも書いたようにポップになってからも良い曲はあると思うが、やはりビルは初期の方がピンと来るし、その時代の頃がやはり好きだ


まぁ~グローヴァー・ワシントンJrとのヒット曲もあるし、初期の頃もポップになってからもビルはヒット曲があるけど、ビルの一般に知られた曲はビルがポップになってからの曲だと思うが、ソウル好きな人はやはりサセックス時代のビルの方が好きな人が多いと思う


ソウルの名シンガーソングライターの一人だったビル・ウィザース。


沢山の作品を作り出し、数々の名曲を残してくれたビルに感謝したい

nice!(0)  コメント(0) 

ギャンブル&ハフ [Soul]


志村けんさんが亡くなってしまった・・・


ドリフの絶頂期に自分の住んでいたド田舎にテレビロケの為に来た事があったのだが、相当な混雑が予想されたので、秘かにロケをして本当に一部の者達しか本物のドリフのメンバーを見れなかったので、自分も当然ドリフを見れなかったのだが、実際地元にロケに来たテレビを見て本当に自分の住んでいた地元に来たんだ!と感激したくらい、ドリフターズは大スターだった


自分は洋楽も聴くようになった中学生になっていた時期だったけど、それでも自分は彼等の番組をバカにしないでドリフの「全員集合」を見ていたと言う事はそれだけ多くの者が見ていた確かに影響力があった番組だったのだと思う


で、やはり達郎さんのサンソンで志村さんの事を取り上げていて、ヒゲダンスの流れでテディ・ぺンダーグラスの「Do Me」をかけていた 志村さんは音楽好きで、特にソウルが好きな人だったので、この「Do Me」を取り上げて(今で言うサンプリングみたいなもの)ヒゲダンスの曲で取り上げたエピソードは前から知っていたけど


まぁ~ドリフの前に一世を風靡したクレイジーキャッツにせよ、ビートルズの前座までもしたドリフも、コメディグループと言うよりも元々ジャズやポップスに根ざした実力のあるミュージックバンドだった


谷啓のトロンボーンはジャズミュージシャンとしても相当な実力の持ち主と評価されていたし、実際彼等の真面目なジャズの演奏も様になっていた(ユーチューブで彼等の昔の演奏シーンを見て、自分が子供時代しか知らなかったふざけたコミックバンドと言う姿だけではなかったと改めて分かる)


クレージー・キャッツのベスト盤は持っているのだけど、改めてドリフターズのベスト盤も買ってみようかなと思っている。


と言う事で志村けんさんがソウル好きで取り上げたテディの「Do Me」は改めて聴いている人も結構いると思うが、この曲の作曲者のフィリーサウンドの創始者のギャンブル&ハフ作の自分の持っている曲を調べたら、とんでもない数になっていて、彼等の偉大さを改めて感じている

Teddy.jpg

Gamble & Huff 3.jpg


その二人を結び付けたのは、あの!ジェリー・ロスだそうで、そういう意味でも、そもそもはジェリーのお陰でフィリーサウンドが出来上がったのか!と思って、ジェリー・ロスの偉大さも感じる


Jerry Ross.jpg


フィリー好きの自分としても、好きな曲はいっぱいあり過ぎて、それこそトム・ベルやマクファーデン&ホワイトヘッド、そしてジェリー・ロス絡みの曲まで入れて行ったら、どれにして良いのか、とんでもない事になるので


ギャンブル&ハフ作の限定で自分の拘りの好きな曲をあげて行きたい(当然「Do Me」はギャンブル&ハフ作)


最初にギャンブル&ハフ名義で大ヒット曲した曲はアーチー・ベル&ザ・ドレルズの「I Can't Stop Dancing」かもしれないけど、60年代ではソウル・サヴァイヴァーズの「Expressway to Your Heart」もヒットした。


I Can't Stop Dancing.jpg

When the Whistle Blows Anything Goes With the Soul Survivors.jpg


そして有名な曲なら「TSOP」「When Will I See You Again (天使のささやき)」「Love Train」等のヒットした有名曲は敢えて外して、それ以外の曲で自分の好きな曲をあげて行くと


先ず、デトロイト出身のドラマティックスの2曲だけフィリー録音の1980年のアルバム「10 1/2」から「Love Is Here」、オリジナルは誰になるのか分からないが、恐らくフューチャーズがオリジナルだと思うが


シグマ・サウンドの後期に入ってからの録音でMFSBの録音メンバーも新制になってからのメンバーだけど、音は間違いなくフィリーだ。恐らくロン・バンクスのファルセットヴォイスだと思うヴォーカルがリードをとるミディアムナンバーだ


10 1-2.jpg


フューチャーズの方もフィリーものだけど何かチャイ・ライツっぽい哀愁のあるシカゴサウンドみたいだが、ドラマティックスの方がフィリーらしい


The Futures.jpg

Conquer The World The Lost Soul Of Philadelphia International Records.jpg


次はジャズ系ソウルシンガーのアーサー・プリソックの76年のアルバム「All My Life」から、ルー・ロウルズの「You'll Never Find Another Love Like Mine」とそっくりな「I Wantcha Baby」、と言うか、ルーの録音と同じ時期に似たようなポジションにいた二人のシンガーの録音をシグマサウンドでしていた曲で、共にギャンブル&ハフが書いた曲


All My Life.jpg

All Things in Time.jpg


アレンジは前者はボビー・マーティンで後者はジョン・デイヴィス、作者が一緒だとアレンジャーが違っても似たような曲になるのか!?って思える、この二曲 だけどルーの方はルーの最大のヒットでポップチャートで2位まで上がり、アーサーの方はチャートインもしなかった


自分としてはルーの方はシングルも買ったくらいの思い入れのある曲で、どっちも好きな曲だけど、全然ヒットしなかったアーサーの方を取り上げたのだが、ルーの曲でギャンブル&ハフ作の曲なら


自分としてはルー・ロウルズの77年のアルバム「Unmistakably Lou」から「See You When I Git There」で決まり!


ルー・ロウルズのギャンブル&ハフ作の良い曲は結構あるのだけど、この「See You When I Git There」か「Groovy People」と迷うが、ノリの良さで前者に決定


Unmistakably Lou.jpeg


変わったところではテディ・ペンダーグラスのカバーでディジー・ギレスピーの1984年のアルバム「Closer to the Source」から「It's Time for Love」。テディの方も良いと思うが、ディジーの方は何かいかにも角松がパクったようなアレンジのインスト曲だけど、こちらの方もお洒落なシティ風なアレンジで良い


Closer to the Source.jpg

It's Time for Love.jpg


もう1曲、フィリーのカバーとして、ラヴ・アンリミテッドの「Together」。彼女達の72年のデビューアルバムに入っている曲でプロデュースは勿論バリー・ホワイト


70年代半ばに時代をリードしたフィリーとLAのバリーサウンド。ラヴ・アンリミテッド・オーケストラの「愛のテーマ」とMFSBの「TSOP」バリー・ホワイトとギャンブル&ハフが書いた曲で共にインスト曲として全米ナンバー1になった曲だけど、そうなる前にバリーはギャンブル&ハフの曲をラヴ・アンリミテッドにカバーさせていた!


Love Unlimited.jpgThe Intruders Are Together.jpg


「Together」は元々はイントルーダーズの67年のヒット曲でそれをラヴ・アンリミテッドがカバーしたのだが、自分的には断然ラヴ・アンリミテッドの方が良いと思っている。オリジナルのフィリーよりもバリーサウンドの方が勝った正に良い例 それだけバリーのアレンジが良かったと言う事(ジーン・ペイジもアレンジに関わっているけど)



そしてフィリーの本家本元のグループではハロルド・メルヴィン&ザ・ブルー・ノーツの75年のアルバム「To Be True」から「Hope That We Can Be Together Soon」、テディと女性シンガーのシャロン・ペイジのデュエットでミディアムな粋なナンバー 


To Be True.jpg

Sharon Paige.jpg

イントロのギターとヴィヴラフォンのユニゾンの印象的な出だしとコンガがリズムを刻んでシャロンの女性の美しいヴォーカルにテディのバリトンヴォイスが絡む。AメロBメロのバックで地味に鳴っているストリングスからサビの部分でバックのストリングスが盛り上がってくるところがとっても良い!


ドラムはこの頃はアール・ヤングがもうサルソウル・オーケストラに移った頃だと思うけど、未だこの曲のドラムはアールだと思うような音でミディアムな曲だけどドラムも結構目立っている


同じくフィリーオリジナルではジーン・カーンの76年の同名アルバムから「You Got a Problem」、それ以前までは旦那のダグ・カーンとスピリチュアルなジャズをやっていたのに、フィラデルフィア・インターナショナル・レコードに移籍してギャンブル&ハフのプロデュースで出したアルバムでポップでソウルフルなフィリー路線に変わってしまったジーン・カーン


「You Got a Problem」はイントロからモロフィリーと分かるサウンドで、アレンジはボビー・マーティンでコーラスも粋なミディアムナンバー


Jean Carn.jpg


年代が前後するが、フィリーの初期から活躍している有名アーティストのオージェイズの80年代に入ってからの曲で1982年のアルバム「My Favorite Person」から同名曲


My Favorite Person.jpg


もうこの頃はドラムはアールではないけど、ドラムが良い味を出している。アレンジはジョン・チェイスと言う自分は全然知らない人、82年となるとフィリーのアレンジャー、バックのMFSBのメンバーもかなり変わっているのだが、やはりフィリーの音になっている


オージェイズはギャンブル&ハフ作の曲以外でも良い曲がいっぱいあるが、ギャンブル&ハフ作の有名曲じゃない曲でという事で選んでいるので、この曲をあげたが、確かに「Use Ta Be My Girl」は良く出来た良い曲だと思うし、やはり有名曲じゃないけど「The Big Gangster」もホーンがジャズっぽいサウンドにディスコビートの四つ打ちが絡む凄く良い曲だ


So Full of Love.jpg


そして同じくフィリーの中心的なアーティストだったビリー・ポールで73年のアルバム「War of the Gods」から「The Whole Town's Talking」


War of the Gods.jpg


ビリーと言えば「Me and Mrs. Jones」なんだけど、ギャンブル&ハフの曲作りに作詞でケリー・ギルバートが絡んでいるので、純粋にギャンブル&ハフ作の曲として取り上げられないんだけど、この曲は余りにも有名過ぎるからいくら良い曲でも今回は除外せざるを得なかった


で、「The Whole Town's Talking」はダンサンブルな曲で比較的バラードやミディアムな曲が多いビリーの曲の中でもノリノリな曲 フィリーサウンドにビリーらしいジャージーなヴォーカルの雰囲気が出てるビリーの「ミー&ミセス」の対極に位置する自分の好きな曲だ


最後はフィリー好きな人には良く知られているジョーンズ・ガールズで彼女達の曲でもよく知られた曲で彼女達の79年のデビューアルバム「The Jones Girls」から「Life Goes On」

スローなバラード風な曲で始まり、サビの部分から盛り上がりいかにもフィリーサウンドな展開になって行く良い曲だ


The Jones Girls.jpg


ジョーンズ・ガールズは勿論、ギャンブル&ハフ作以外の曲でも良い曲がいっぱいあるが、このグループからシャーリー・ジョーンズもソロになり、フィラデルフィア・インターナショナル・レコーズからアルバムも出していて自分も持っているが、さすがに80年代半ば以降のサウンドなので、もうフィリーサウンドの面影はない


Always in the Mood.jpg


79年はやはりフィリーも黄金期から見たらかなりMFSBのメンバーも変わっていて、ドラマーはシカゴサウンドでチャイ・ライツやカーティスのレコーディングのバックを務めていた事もある名ドラマーのクイントン・ジョセフ等がフィラデルフィアに移って来て、このジョーンズ・ガールズ、テディ・ペンダーグラスのソロ時代やフィリス・ハイマンの後期のフィリー録音に関わっている

Quinton Joseph.jpg

Prime of My Life.jpg


今回はあくまでもギャンブル&ハフ作の曲で有名曲じゃない曲という事であげて来たけど、勿論、フィリーの母体のMFSBを始めとしてギャンブル&ハフの曲から、違う作者の曲まで良い曲だ~~~って曲はいっぱいある


又 フィリー絡みの記事になった時にこれからもちょくちょく記事に取り上げていく事はあると思う














nice!(0)  コメント(0) 

この広告は前回の更新から一定期間経過したブログに表示されています。更新すると自動で解除されます。