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映画トップガン・マーヴェリックを観て来た [Rock]

 

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地元で公開二日目のトップガン・マーヴェリックを観て来た


コロナの影響で延び延びになっていたので楽しみにしていた


ストーリーは言えないが、自分としては全然マニアじゃないけど戦闘機や兵器には興味があってユーチューブ等で結構観て来ていたので、そういう意味でも興味もあり凄く観たい映画だった


ところが、なんと!お恥ずかしい事に前作のトップガンを自分はまともに観ていないのだ!!!


前作の大ヒットアルバムのサントラ盤はレコードで持っているのに観ていなかったのだw


まぁ自分はやはり映画ファンって事よりも音楽ファンになる訳で、よっぽど観たい映画や過去のデートwくらいでしかわざわざ映画館まで足を運んで映画を観るほどの映画ファンでもなかったから前作のトップガンも観ていなかった訳なんです(笑)


とにかくこの映画を観ての感想は戦闘機パイロットは凄い!!!


世の中で一番特別な能力を持った者達の職業だ


そして本当にパイロットはカッコいい!


特に選ばれた者達の米軍海軍のブルー・エンジェルス、空軍のサンダーバーズ、F-22ラプター、F-35 Lightning IIのパイロット達はまさにエリート中のエリートで、もう顔からしぐさから何をしていても絵になる


米軍 海軍 ブルーエンジェルス.jpg

米軍 空軍 サンダーバーズ.jpg

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男が一番憧れて能力があればなりたい職業だろう(女性パイロットもこれまたカッコいい!特に最新鋭機のF-35 Lightning IIの女性パイロット)


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そして軍人の命をかけて国を守ると言う姿勢に本当に感動する


そういう意味でもこの映画を観て感動した


海軍の空母着艦には特別の免許資格を取らないと空母からの飛行が出来ないそうだ


だからパイロットとして相当な技術と能力、そして勇気がなければ空母着艦が出来ないので、よく空軍のパイロットとの違いで絶対的な海軍パイロットの優位性を誇るのはそこにある


空母から戦闘機が発艦する時、着艦する時、共に動画で観ていてもワクワクする


エンドロールにも当然出ていたが、アメリカ海軍の協力がなければこの映画は作れなかっただろうし、トム・クルーズが戦闘機パイロットを誇りに思うと言っていたように彼等戦闘機パイロットの特別な能力があってこそ撮影出来た映画だったと思う


そしてCGが多い時代に俳優が実際に戦闘機に乗って撮影するなんて凄い事だと思うし、その準備の為に相当な訓練をして撮影に臨んだ彼等の思いも感じながら観る事で余計に感動させられた映画だった


自分はマニアでないので詳しくは分からないが、映画上で何故F-35じゃなくF-18でこの任務にしたのか、やはりF-18よりも高価なF-35での撮影は海軍は許可しなかったのでは等と素人的な思いでいたが、


F-18って第5世代ジェット戦闘機よりも劣っていても、その前の世代としてはかなり性能の優れた戦闘機だったみたいです


だから素人なりにも映画上のF-18のコブラ(マニューバ)は第5世代ジェット戦闘機しか出来ない飛行だと思っていたのでCGでも使っていたのでは?と思っていたが、実際F-18でも可能だったみたいですね(調べて見ました(笑))


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こういう映画を観ていて、そして実際に戦争が起こっている現実を見て、やはり実際問題として軍事的な戦力、能力の優位性は絶対必要な事だと思う


こういう映画を観ていると、例えフィクションでもアメリカ軍の兵器の優位性と軍人の能力の高さにアメリカの同盟国である日本国の日本人として安心出来る材料にはなる


綺麗ごとは言ってられない現実がある やはり国際法を無視する国家がある以上、そう言う国がルールを破り無謀な行動をさせない為にも、そしてルールを破った国に好き勝手をさせない為にも軍事的優位性はある意味平和を維持する為にも絶対必要だ


そう言う思いも自分としては強く持つ事になった映画だった


そして音楽ファンとして、やはり映画の挿入歌が気になった


レディ・ガガが歌う主題歌の「Hold My Hand」は良い曲だと思うが、いかにもサントラ曲としてのバラードになっているし、当然のように今のアーティストの曲ばかりのサントラなのでサントラを購入すると言う事は自分はない中で


先ずT.レックスの「ゲット・イット・オン」とフォガットの「スロー・ライド」が映画の挿入歌として流れていたのが印象に残った


この二曲がかかって「お~~」って感じで観ていて、未だ数曲知ってそうなメロディが流れていたが、またまた思い出せない病になって「今の曲何だったかな?」って感じで、エンドロールを観ていたらウィリー・ネルソンとかデヴィッド・ボウイの「レッツ・ダンス」までもクレジットされていたのだが、「あれ?レッツ・ダンス何てかかっていたっけ?」って感じであまり印象になかった


そして先に挙げた二曲は家に帰って来て改めて久し振りに聴きました(笑)


T.レックスと言えば、自分は「20センチュリー・ボーイ」か、やはり「ゲット・イット・オン」なので、映画で流れた時は「おっ!良いね」と思って、あの特徴的なブギのギターリフでリズムを取ってしまった


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当時はマーク・ボランはグラムロックのスターという事でT.レックスはイギリスはもとより日本では大人気で「テレグラム・サム」の後、ヒット曲を連発するが自分はT.レックスのレコードは何故か買わなかった


「ゲット・イット・オン」はアメリカでトップ10ヒットになったけど、イギリスや日本ほどT.レックスはヒットしなくてアメリカのチャートには大きなアクションとなる事がなかったからだろう


その事は当時のスージー・クアトロにも言えて、自分はクアトロの曲もずーっと後のCDのベスト盤で買ったくらいで、やはり自分はビルボートのチャートを付けていたので、アメリカでヒットしないとレコードを買う気がなかったのだ


唯一例外はスレイドの「Mama Weer All Crazee Now(邦題クレイジーママ)」のシングルを買った事


スレイドもアメリカではトップ40ヒットも無くチャート的にはイマイチだったが、ラジオでこの曲を聴いた時にノリノリで派手派手な軽快でカッコ良いロックだったから惹き付けられたのだと思う


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今は当然のようにここまで述べた各アーティストのベスト盤を揃えて持っているのだが、グラムロック自体、当時自分としてはどこかに見栄えだけの軽いおチャラけたロックと言うイメージがあって(中学生のくせに生意気な!w)デヴィッド・ボウイもロキシー・ミュージックもレコードは買わなかった(デヴィット・ボウイは当然今はそこそこ持っているし、ロキシーはセッションミュージシャン絡みで2枚のアルバムを持ってはいるが)


その点ではやはりアメリカ人のアリス・クーパーはアルバムがチャート1位も記録するほどのアメリカでもチャートアクションが凄かったし、当時はリアルで「ビリオン・ダラー・ベイビーズ」も「マッスル・オブ・ラヴ」のアルバムも買った(今は10枚以上保有している)


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「アリスは大統領(Elected)」は今でもアリスの曲で自分は一番好きだし、「スクールズ・アウト」「ハロー・フレー」「マッスル・オブ・ラヴ」も大好きな曲だ


アリスはソロになってからも(アリス・クーパーはバンド名でもアリス・クーパーと名乗っていたのでややこしい)バラードでヒット曲を出していて、メタル系のミュージシャンからも慕われるハードロックの大スターでもあったがポップシンガーとしてもヒット曲を出していた


そんな訳で同じようにアメリカでヒットを出していたスウィートやゲイリー・グリッターも自分はヒット曲を聴きたくてレコードを買っていたので、グラムロックの主なアーティストのレコードを買わなかったのは先に述べたようにおチャラけたロックだったから嫌いだったと言うよりも単にアメリカでヒットしなかったからだったという事になる(笑)


だから当然、デヴィッド・ボウイはアメリカでヒットしだした頃からレコードも買うようになり1位にまでなった「フェイム」のシングルも当時は買ったくらいだ(笑)

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でもモット・ザ・フープルの「すべての若き野郎ども(All the Young Dudes)」と「ロックンロール黄金時代(The Golden Age of Rock & Roll)」はアメリカでは凄くヒットしなかったけど良い曲だと思っていたのでベスト盤は当時買って持っている


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あとジョーディー(AC/DCのブライアン・ジョンソン絡みで)とホーク・ウィンドのCDも今後買うつもりです(笑)


そしてフォガットの「スロー・ライド」もかかって嬉しかったねぇ


フォガットも自分の大好きなバンドで当時は最初アメリカのバンドと思っていたが、イギリスのバンドで「スロー・ライド」はアメリカで20位まで上がったヒット曲で、トップ10ヒットはなかったけどヒット曲をアメリカで連発し、ハードな中でも非常に耳に残るギターリフの曲も多く、ブルースナンバーもやっているが、スカッとしたロックン・ロール・ナンバーも多く自分の好きな曲も多かった


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彼等のライヴ盤でのウィリー・ディクソンのナンバーの「I Just Want to Make Love to You」、同じくライブ盤のヤードバーズで有名な「Train Kept A-Rollin'」のハードな演奏ヴァージョンの「Honey Hush」


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ハードなギターリフにホーンも被さりハードなだけでなくファンキーさも感じる「What a Shame」、正統派のハードロック・ナンバーの「Drivin' Wheel」、アメリカン・ロック風な「Fool for the City」


自分はブログに書いてあるようにやはりジャズとソウルが好きなのだが、ロックは泥臭いブルースロックも好きだけど、やはりロックはギンギンに行ってこそロックだ!と思っているし、そんな曲に強く惹き込まれる


と言う訳で、とっても見応えがある映画だったので、自分は同じ映画を複数回観るなんて事は過去にも一度も無い事なんだけど、この「トップガン・マーヴェリック」は又機会があったら観に行きたい映画だ


達郎さんのコンサートチケットは1日分は当たった!(もう1日分も一般発売で申し込んではいるが)7月になってからそのコンサートの時もそうだし、コロナも落ち着いて来ているので、母をショートステイに預けて近日中にソウルバーとジャズバーのはしごをして朝帰りでもしてこようかと思っている(笑)

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ガルネリウス [Rock]


29日は暫く振りのライヴで、マスパぺさんと行ってきました!


勿論と言っては何ですが、マスパぺさんに教えてもらって知った日本のメタルバンドのガルネリウス


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今回は早めにチケットを先行予約で購入していたので、スタンディングとは言え前から三列目のステージが直ぐそばで観える絶好の位置でした。


自分としては、前回マスパぺさんと観に行ったアーチエネミーの時に観た二階席の指定席と違い、今回はスタンディングでステージの前から三列目の位置だったので、周りがドーっと押し寄せて押しつぶされそうになったら横にでも逃げようか!と、思っていたぐらいだったが、余計な心配でしたw


周りは勿論ノリにノッテいて熱い雰囲気だったのだが、意外と周りは大人で(実際、中年以上の世代が多かったと思われる)周りが一斉にステージに駆け寄って行くような事は無かった


ライヴに行く前にマスパぺさんから借りたDVDも観ていたしCDも聴いて予習もしていたのだが、さすがに曲名も分からずバンドと一緒に歌を歌う何て自分は出来なかったのが、


DVDを観ながら自分なりにメロイックサインの練習もしてみたりしていて、何か独りでやっていても小恥ずかしくてダメだったのだがw ライヴではメンバーがこちらの観客の方を観ていた時に、自分が腕を組みながら聴いている姿も異様に映り、「この客、ノッテないのと違う?」なんて思われても嫌だったので、「俺もちゃんとノッテルぜ!」と、自分を見せる為にメロイックサイン(コルナ)もしたし、出来る所だけはこぶしも上げて来たw


今回はとにかく もうドラマーのプレイに圧倒されて鳥肌が立った


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よりによって、メンバーのドラマーだけが名前を憶えていかなかったので、家に帰って調べたら、FUMIYAさんでしたが、FUMIYAさんのプレイが半端じゃない!


このバンドはSYUさんのギターとTAKAさんのベースが必見なのかな?と、マスパぺさんからも聞いていたし自分なりにも思っていたのと、実際FUMIYAさん以外のメンバーが殆どの曲作りに参加しているので、自分はFUMIYAさんだけが名前を憶えていなかった


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自分は中身のジャンルは違えど、ハードロックはパープルとアーチエネミーの演奏しか観たことなかったのだが、パープルのイアン・ペイスよりも、アーチエネミーのダニーよりもFUMIYAさんのドラムは凄かった!


演奏を聴いて演奏を観て、感動したのは近年のコンサートでも度々あったのだが、鳥肌が立ったのはそうはなかった


自分は何度も言っているように楽器が一切出来ない男なのだが、どう考えても尋常じゃない!中々出来るものじゃないだろう!と言う超人的なプレイを観てしまったら鳥肌が立って当たり前


身近でプレイも観られたこともあるし、音響システムも良かったので、ドラムの音がしっかりと奇麗に聴こえたので、余計に凄さが分かった


手数が多いドラムにタムタムの多用しながらダブルバスドラのブラストビートの連続で、スネアのおかずも入れるし、リズムが変わっても本当にリズムがブレないし、ダブルバスでキックをしながらスネアのリズムも変える、よくもまぁ疲れないでリズムをキープして演奏が出来るわ!と、とても人間わざではないと思って鳥肌がたったのだ


自分はこの辺のジャンルは全然詳しくないし色々聴き込んでいないので誰々と比較するとか多くは出来ないけど、FUMIYAさんは凄いドラマーだと思った


このバンドはSYUさんのギターテクがある意味売りでメインだと思うけど、どうしても自分はやはりリズム楽器に目が行ってしまう(自分達の位置の反対側のステージにSYUさんの立ち位置だったので良く観れなかったこともある)


所謂デスメタルと違い、ヴォーカルのSHOさんはデスヴォイスで歌わないハイトーンで歌うので、聴き易かったこともあったかもしれないが、演奏もクリーンに聴こえてメタルバンドの演奏のテクってものが今回は改めて分かった感じだった


FUMIYAさんはくちピアスもしていたし、TAKAさんもアイシャドーを入れたような感じでメイクもしていたが、二人共演奏テクが凄すぎて、それが逆に男らしくてカッコ良く思えた


マスパぺさんと前にBABYMETALの話をしていて、バックバンド(神バンド)の演奏力は凄いと聞いていたし、自分も彼女達のステージをユーチューブで観ていて、確かに神バンドの演奏力も凄いと思ったし、彼女達の振り付けも感動したし、ドラマーの今は亡き青山純さんの息子の青山英樹さんのドラムを注目して見ていたのだが、今回は身近でFUMIYAさんの演奏を観れて十分演奏を堪能出来たので、自分としては青山さんよりも凄いと思った


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自分はガルネリウスのライヴは勿論初めてだったし、コアなファンと違って曲も良く知らないまま行ったようなものだったので、観客一体となったノリもアクションも余り出来なかったのだが、彼等の演奏力の高さ凄さから彼等に敬意を表したくて心から拍手も出来たし感動のステージだった。


やはりスピードメタルの演奏は早い中でも走り過ぎず正確なリズムとキープ力、そして体力等の高い能力が求められると思うので、見てくれだけのビジュアルと雰囲気だけのバンドじゃ中々プロとして残って行けないと思う


自分はどんなジャンルのコンサートやステージでも、観衆一体となってノリで音楽を聴くと言うタイプよりも、実際演奏しているところを観て感動するタイプなので、今回はそう言う意味でもステージ近くで演奏を観れて良かったと思う


やはりロック系のコンサートは独りで行っても楽しめないなw


次回はガラッと変わってナベサダのコンサートだ。


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今度は40年前にウェザーリポートの時に感動した ピーター・アースキンのドラムが楽しみだな


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何にしても自分が感動出来る音楽にこれからも接して行きたい


確かに自分でも好き嫌いな音楽はあるけど、感動出来る音楽って本当に素晴らしい!

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クィーン  [Rock]


昨日は独りで買い物の帰りに、クィーンの映画「ボヘミアン・ラプソディ」を観て来た


先日、クリムゾンのコンサートに一緒に行った友人が、上記の映画を先に観て来て「凄く良かった、泣けたよ」と言っていたので、クィーンはベスト盤と「ザ・ゲーム」のアルバムしか持っていなかった自分だったけど、観に行って来た


やはりいつもの事で、同年代らしき人ばかりで、やはりクィーンと言えば女性客が多かった感じだった。


印象としてはそうねぇ、このような映画はやはりストーリー仕立てに作られている映画なので、音楽シーンばかりの映画じゃないので、ストーリー的には自分としては強く気持ちが入り込むほどの映画ではなかったのだが、


「ボヘミアン・ラプソディ」は改めて素晴らしい楽曲だと思ったし、フレディーが亡くなった事を思えば、やはりあの歌詞は凄く意味深だ


そう言うところに自分としては感動したし、家に帰ってからも何度も聴いた。


クィーンのコアなファンは映画も音楽にしても、もっと思い入れの入った解釈になると思うが、「ヘイ・ジュード」を書いたポールにしても、ここまでの奇想天外な曲は書けなかったと思うし、アルバム単位でストーリー性を持たせた長尺な曲を書いた、歌ったアーティストは結構いたとしても、ロックでこれほどのインパクトがあったシングル曲はそうはないだろう


まぁ~確かに自分としてもフレディーの事を思えば、色物的なバンドと見ていた時期もあるけど、演奏力は高かったと思うし、ボヘミアンラプソディのチャートアクション、そして全米ナンバー1曲を2曲も出した、もの凄く実績も伴った、やはりこのような映画も作られる音楽史、ロック史に名を遺した伝説的なバンドだったのだ


彼等のアルバムは自分は先に言ったようなアルバムしか持っていないのだが、ベスト盤の1と2の内の1のヒット曲集は2曲以外の全ては改めて聴いても楽曲は素晴らしいと思う。


その中でも自分としては「Now I'm Here」がロックしている曲で1番好きな曲だ。


ブライアン・メイが書いた曲だけあって、ギターリフもリードもカッコいいハードロックしている。そういう意味では1番クィーンらしからぬ曲とも言える(コーラスはもろクィーンだと思うけどね)


あと「You're My Best Friend」もポップな曲で良いね。


クィーンと言えば、やはりフレディの印象が強いけど、ブライアンもジョンも良い曲を書いていた素晴らしいメロディメーカーなのだと思う。


映画の中のワンシーンでも出て来た「Another One Bites the Dust」のベースのイントロリフ、この曲もジョンが書いたのだからポップなヒット曲作りのコツをジョンは知っていたのだと思う。


それにしても、映画ではブライアンメイ役が一番クィーンのメンバーの中で似ていたと思う。まぁ~あれだけ個性の強いフレディー役を見付けて来るのは、いくら主役とは言え難しかっただろうな


でも、この映画でフレディの情熱は十分通じた。


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行って来ました!キングクリムゾン [Rock]


昨日、12月2日のキングクリムゾンの札幌公演に友人と一緒に行って来ました


先ず一言で言うと、ロックコンサートらしからぬコンサートだったと言う事


まぁ~自分は過去にロックコンサートは近年のパープルとアーチ・エネミーのコンサートに行っただけでしかないが、共にその二つのコンサートは最初からスタンディングの大盛り上がりのコンサートだったが(アーチエネミーの時は指定席だったので座っている方が多かったのだが)、クリムゾンの場合はアンコールの時以外はほぼみんなスタンディングしていなかった感じだ。


ステージではフロントに3ドラムセットがド~ンと構えてセットされていたので、この構成のステージセッティングだと、どう考えてもギターやベース、サックス等がステージ前面に出て来てソロなどを執るスペース何て無い


逆説的に言えばドラムが全面的に出ている演奏のステージだったと言う事


メンバーはロバート・フリップ以外は お目当てのトニー・レヴィンとメル・コリンズ、それにミスターミスターにいたパット・マステロットの4人しか知らないので、残り半分の4人は家に帰ってから改めて調べてみたが、所属していたグループ他、全然分からなかった。


グッズを買おうかと一応グッズ売り場に並んでみたが、アパレルとCD関連しか無かったので結局何も買わなかった(パンフレットも購入しなかった)


何かあの有名な宮殿のアルバムジャケットの顔のTシャツ何て普段は街中では小っ恥ずかしくて着れないし、他のプリントのデザインのものでも、やっぱりコンサートの時しか着て歩けないので自分的にはファッション的にも受け入られないと思い購入は止めたw


しかしよくよく考えたら、ジャズ系の渋いアーティストのプリントしたものやデザイン的にもカッコいいものなら未だ街中でも着れるかもしれないが、ロックでもソウルでも有名、無名に関わらず、アーティストのデザインされたアパレルってやっぱり着る機会って限定されるね(まぁ~普段着かやっぱりコンサートの時しか着れないなw)


友人もグッズ関連は買わないタイプなので何も購入はしていなかった(自分的には湯飲み茶わんとかあったなら買おうと思っていたのにw)


という事で、ロバートのアナウンスからコンサートが始まった。


周りは当然のように、自分達と同世代のおっさんがほぼ7~8割かな?ペアは勿論いたが、中には女性独りの人がいた。


女性が独りでクリムゾンのコンサートに来ると言うのは相当なコアなファンって感じがした。それこそアーチエネミーの時の母娘の親子連れの時もビックリした光景だったが、ハードロック系の方が女性独りでも未だロック好きな女性なんだなぁ~と思って理解も出来るが、クリムゾンは渋すぎるので相当なクリムゾンファンじゃないと女性独りで来ないだろう!って印象だった(まさに70年代からの生粋のクリムゾンファンか、根っからのプログレファンの女性って感じ)


セットリストは事前に見て確認しておいたので、大体この辺の曲はやるのだろうなぁと思ってはいたので、ほぼ今回の日本公演の東京公演から始まったセットリストと同じ構成だったと思うが、宮殿からの有名3曲をやらなかったら、客から不満タラタラだろうと友人と話していたが、当然のようにその3曲と合わせて宮殿から4曲、演奏してくれた


他にアルバム「レッド」の曲も数曲演奏していたと思うが、いつもの事だけど、結構コンサートの時って一瞬舞い上がってしまって、曲を聴き込んできたつもりでもお目当ての曲以外は何て言う曲かタイトルも忘れてしまう事がある


まぁ~自分はどんなアーティストでもセットリストは書けませんw


どんなアーティストでも根っからのコアなファンとか、ずーっとコンサートを追っかけているファン以外はコンサートでの全曲を把握すると言うのは中々難しいと思うよ


達郎さんのコンサートの時もそうだったけど、とにかく今はコンサートのチケットを取る時も、コンサート会場での制限も益々厳しくなっているね


開演前から何度もアナウンスしていたし、公演前のステージ撮影も禁止されていたから、相当厳しかったね


まぁ~自分はそう言うのを撮ったり元々しない方だったから全然問題ないけど、今はとにかくネットで情報が拡散するのでどんどん厳しくなっているのだろう


ステージは1部と2部に構成されていて、途中休憩もあった。一部の演奏では宮殿以外は結構難解な雰囲気の演奏曲が多く、メルの演奏を聴いているとフリージャズとロックの融合って感じの演奏だった。


メルはサックスはソプラノやテナーも吹いていたと思うが、バリトンを吹いていたのが多かったと思う。やっぱりクリムゾンの重厚なサウンドはバリトンの音が似合うのだと思う。


演奏テクニックはやっぱり素晴らしいと思ったが、リーダーのロバートは全然目立っていなかったし、当然リードを執るような演奏もしていなかったので、ミニオーケストラのようなサウンドで一体となる演奏のコンサートにしたかったのだと思う(元々クリムゾンとはそう言うバンドだったから)


お目当てのトニー・レヴィンはそんなに目立っていなかったし、スティックやエレクトリック・アップライト・ベースってそんなにベース音が前面に出て来なかったので、凄い!って感じの演奏は余り感じなかったのだが、21世紀の時のトニーの演奏は素晴らしかったね


思わず「素晴らしい!」と独り言を言ってしまったくらい、トニーの本領を発揮した演奏だった(とにかくランニングベースの指使いが凄かった!)


ほぼメンバー全員スーツらしきものを着用していたし、所謂ギンギン、ガンガンのロックコンサート雰囲気とは全然違い、大人のロックって感じでした。


達郎さんの時でさえ数回スタンディングする時があったが、アンコールの時だけスタンディングしたなんて、ロックコンサートでこんなにも大人しく地味なロックコンサートもそうは無かろう(まぁ~そこがクリムゾンらしいのかもしれないが)


演奏力は相当高いと思ったし、初めての札幌文化芸術劇場 hitaruでのコンサートだったが、音は今までのコンサート会場と違い格段に良かった。


やはりトニーとメルの演奏が目当てだったので、その二人を中心に双眼鏡でも見ていたが、改めてトニーの参加したセッションのアルバムや、メルの参加したココモのアルバムを聴いてみようと思っている(おっと、パットの参加していたミスターミスターもね(笑))


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次回は3月のチックコリアのコンサートだ。


トリオの演奏だけど、このコンサートホールはジャズにも合っていると思う。コリアのピアノの音が響く素晴らしいサウンドで聴けると期待している





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やっぱり良いよ 昔のシカゴは [Rock]

ちょうど今は取り込み休止期間なんで、ブログを書きたい気分


アーチ・エネミーのコンサートに行ってから、書きたい気持ちが高ぶったんですが、今週はまとめてCD入荷予定なんで、CD取り込みとアナログ音源取り込み作業が又始まる。


アナログのPCへ取り込む作業がこれまた面倒で時間もかかる。しかし、しっかり整理をしておかないと手放す事も出来ないし、悔いが残るようなことだけはしたくない。


恐らくアナログ取り込みはあと5年くらいかかるかもしれない・・・


ちょっとくらいのノイズなら、そのままでも良さそうなものだが、妙に神経質になってせっかくだから納得の行く形で整理して取り込みたいと言う気持ちが働いて余計に時間もかかる。


60年代の中古盤はもうノイズ覚悟で取り込まないと半端ないくらい時間がかかるので覚悟を決めて行くしかない


問題はビートルズだ、モノ録音のアナログはやはりモノラル用カートリッジで取り込んだほうが良いとは思うが、結局ミックス違いはあるものの、同じレコードを何回も聴いて取り込むようなもの


サージェントなんてアナログだけで、仕様違いのアルバムが6枚以上ある。ビートルズ以外のアルバムは多少のミックス違いがあってもCDで一度取り込めば別にアナログ盤を取り込む必要はないと思うが、


ビートルズは意識してイギリス盤、アメリカ盤のオリジナルをそれぞれステレオとモノラルで揃えたので、それぞれ取り込んだ方が良いのかなぁ~とは思っている


なんかマニアしか分かってもらえない話ですが・・・


と、そんな中、ドラマーの続きでロック系は・・・等と思っていて、シカゴに在籍していたダニエル・セラフィンの演奏をユーチューブで見ていたら、急にシカゴが聴きたくなってアルバム曲から抜粋して聴いている。


初期のシカゴは良いね(デビューから10枚目くらいまで)一応シカゴはベストも含めると16枚くらい持っているし、ダブりのアナログも入れたら25枚くらいになる。ってことはビートルズに次ぐロックバンドのアルバム枚数になる(AC/DCも結構多くて20枚以上になるな)。


改めて自分はシカゴが好きだったんだなぁ~とは思う。


当時はアメリカで一番売れていたロックグループだったと思うし、ロックバンドではレッド・ツェッペリンやイーグルスよりもチャートの記録は凄かった。


まぁ~ポップなヒット曲も結構あったので、硬派なロックファンからは嫌われていたと思うけど、(そう言う自分もデヴィッド・フォスターがプロデュースしたものは軟弱過ぎてダメw、でもデヴィッドが嫌いな訳ではない)そのポップな曲もロバート・ラム作曲の曲が多いと思う。


ロバート・ラムは素晴らしいメロディメーカーだと思っている。


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前にも話題にしたシカゴのデビューアルバム「シカゴ・トランジット・オーソリティ」A面は全曲素晴らしいじゃないか!


1曲目の「イントロダクション」はテリー・キャス作曲だけど、2曲目の「一体現実を把握している者はいるだろうか?(しかし、凄いタイトルだな)」次の「ビギニングス」、そしてB面1曲目の「クエスチョン67&68」はロバート作曲の名曲揃い!(まぁ~アルバムの中でもロバートが作曲している曲が圧倒的に多いのだが)


「一体現実を」は本当に良い曲だと思う。ラムのヴォーカルにコーラスが被さるところなんて最高だ!(勿論ホーンも良いんですが)


こんな良いメロディはない!と思うほど耳に残るメロディだ。


時代も時代なんで、ある意味政治色も出したデビューアルバムだったけど、こんなポップな曲も含まれていた。


ラム作曲のこの3曲はシングルカットもしてヒットもしたし、デビューアルバムで2枚組みながらアルバムも売れた。


まぁ~他のアルバム曲はいかにも当時のロックと言う感じの難解なロック色を出した曲もあったので、ヒット曲がなかったらこんなにも売れていなかったかも知れない(アルバムチャート最高位17位)


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2ndアルバムも3rdアルバムも2枚組みで「僕らに微笑を」とか「長い夜」(2nd)「フリー」「ロウダウン」(3rd)のヒットもあってデビューアルバム以上に売れた。


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しかし、自分としてはやはりラム作曲の耳に残るキャッチーなメロディの曲が入っているアルバムの5枚目から8枚目までが好きだ。


アルバム「シカゴⅤ」の2曲目の「All Is Well/今は自由さ」これも本当に良い曲だと思う。改めて自分の好きなラム作曲の曲を聴いていると、コーラスが良い曲が多いと気付いた。


このアルバムには大ヒット曲の「サタディー・イン・ザ・パーク」も入っているけど、この曲もラム作曲だし、ジャズっぽい「グッバイ」も良いねぇ~


その傾向は6枚目、7枚目と続く。


アルバム「シカゴⅥ」は1曲目の「Critics' Choice/お気に召すまま」ラムのピアノの弾き語り曲から素晴らしい!同じような傾向のラムの弾くピアノをフューチャーした「Something in This City Changes People/誰かが僕を」とホーン・アレンジが素晴らしい「Hollywood」、本当にラムの作曲能力はマッカートニーの次に来るくらいのロックミュージシャンの中で優れた作曲家だった。


「シカゴⅦ」でのラム作曲の「Life Saver/愛の女神」もファンキーな味付けで良いと思うが、このアルバムではジェイムス・パンコウの作曲した良い曲が結構入っていた。


ダニエル・セラフィンとパンコウが共作したかなりジャズっぽい「Aire」、同じくダニエル・セラフィンとウォルター・パラゼイダーが共作した「Devil's Sweet/悪魔の甘い囁き」はジャズロックと言っても良いナンバー、


パンコウ作曲のラテン風味の「Mongonucleosis」、セテラ作曲の甘いラヴソングの「Happy Man」、ログネイン作曲の優れたポップナンバーの「Call on Me」 2枚組でヒット狙いのポップな曲とジャズを意識した曲とが一緒に入っていて統一性も余り無かったアルバムだが、個々の楽曲としては良い曲が沢山入っていたアルバムだったと思う。


シカゴは5枚目から9枚目のグレーテストヒッツのベストアルバムまで5作続けてアルバムチャート1位になった。ベストアルバムも1位になっていることから、ジャズロック(ブラスロック)バンドとしてデビューした彼等だけど、彼等の曲には優れたポップな曲もいっぱいあったと言う証明になる。


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エキサイティングな夜 [Rock]

行ってきました!!!


マスパペさんと、デスメタルバンドのアーチ・エネミーのライヴ


ライヴ・ハウスのような、マニアックなメタルファンしか来ない、ある意味アンダーグラウンド的な場所なら、それこそ危なそうな、異様な人達も来ていたのかも知れないが(ある意味、自分はそう言う人達と遭遇することも期待していたが)


市内でも有名なライヴ会場と言う事もあり、母親と娘風な親子とか、自分と同世代と思われるオッサンも来ていたので(それはそれで感心するような光景であったが)通常のロックコンサートと余り変わらないような雰囲気も感じられた


マスパペさんからCDを貸してもらい予行演習、予習もしていたので、そんな怖いもの見たさのような構えて観るような感じでは全然なかった。


しかし、やはり曲名が分からないし、知っている曲は意識して気に入った曲の3曲くらいしか分かる曲がなかったので、雰囲気を感じることを一番にして楽しんで来た。


大学生の頃はジャズ系のミュージシャンにでも、コンサートで声を出して叫んだりしたことがあったが、今はそんな元気もないし、ましては2階席で(さすがに2階席から声を出す人はいなかったが)初めてのデスメタルのライヴで、拍手するのが精一杯


そしてコンサートが終了してから、結構みんながしていた、「あのサインポーズは何?」「どう言う意味があるの?」とマスパペさんに聞いてみた。


マスパペさんから説明もしてもらって、家に帰ってからも調べてみた、コルナと呼ばれるサインらしい(メロイックサイン)


ヘッドバンキングは間違っても出来ないと思うが、このサインなら次回のライヴから自分でも出来ると思う。(多分w)


想像していたよりも、見るから普通の人って感じの人も結構いたが、みんなロック好きなんだなぁって思ったし、逆にそんな普通の人ほど、なりきりのメタルファンよりも、ロックが好き!音楽が好きなんだ!と感じさせられた。


でも、あの一体感は良いね。凄く良いと思った。


1階席のステージ下にいるスタンディングのファンは本当に心から楽しんで、身体で楽しんでいる様子が分かる。


みな声を上げ、あのメロイックサインをして楽しんでいることを表現している。


あの強烈な音圧を感じる機関銃のように叩き込まれるサウンド!!!


やはりそう言う雰囲気を楽しめる人じゃないとメタル系のライブはきついかな?とは思う。


自分は初めての経験だったとは言え、当然興味はあったし自分の音楽好きのベースに当然ハードロックもあったので全然抵抗なく楽しめた。


西洋音楽のポピュラーミュージックの中で中々身体が受け付けないレゲエとパンク以外は聴ける、聴いてみたいということをモットーに幅広く音楽を聴いて感動したい!と、思いながら音楽を聴いてきたので、今日は凄く新鮮で貴重な体験をした日だった。


何も大した感動もなかった、楽しめなかったなら、もう懲りてメタル系のコンサートは行かないことになると思うが、自分はそうではなかった。


と言うか、そんなに構えて聴くような音楽ではない。やっぱり音楽は楽しむものなんだと当たり前のことに気付いて帰って来た。


さすがに残念なことにアーチエネミーのビギナーの自分としては彼らの曲の評価とか演奏面のことは具体的に書けないのだが、


人それぞれの考えはあると思うが、自分なりのロックの真髄とは中途半端なものよりガンガン行く方がロックなんだ!と言う拘りを持っているので、


今日はロックを心底楽しんで来た一日だった。


これからは選びながらでも、ジャズやソウルだけじゃなく、ロックのコンサートも地元に来たのは行くぞー!


でも、やっぱり、ロックコンサートはジャズなどと違って、知り合いと一緒に行って楽しんだ方が楽しいと思うし、知り合いと行った方が心細くないので、マスパペさん今後も宜しく!(笑)


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懐かしさと共に よみがえって来た [Rock]

ブログに記事を書くにあたって、時系列に沿って年代ごとにどんなレコードを買ったのか、思い出しながら、年代を調べてみたりしながら書いている。


最初に買ったポップスアルバムも、ロックアルバムも、ソウルアルバムも、ここに書いてある通りなのだが、次は時系列で言えば何を買ったかなぁ~と言う事で、色々調べながら思い出すようにしている。


ジョエル・ホィットバーンの各週ごとの膨大な記録をまとめたビルボードのシングルチャートをまとめたものは60年代、70年代、80年代と、資料的に揃えて持ってはいるのだが、アルバムの週間チャートを記録した資料本は持っていない。


それで、アルバム年間チャートなるものをネットで調べたら、上位30位くらいまで載っているサイトがあったが、年間で30位までなので全アルバムを網羅しているものではないので難しいところもあるのだが・・・


自分は社会人になってから、経済的に余裕が出来たので、学生の時に欲しかったものをかなり買うようになって、今でもその傾向は続いている(とにかく、学生の頃全然知らなかったマイナーなアーティストを買うにせよ、今買うのは再発ものか中古品ばかり)


そんなことで1970年からのアルバム30位に入っているものは(1970年と1971年は3分の2くらい)現在保有しているものが多いが、72年からリアルで買ったのは、ここで先に述べたLPの次はどんなのを買っていったのかなぁ~と、思い出してみた。


順番は定かでないが、ELPの「展覧会の絵」、ブレッドの「ザ・ベスト・オブ・ブレッド」、カーリー・サイモンの「ノー・シークレッツ」、エドガー・ウィンター・グループ「4」、エルトン・ジョンの「ピアニストを撃つな」、他 色々・・・


この72年には 歴史的名盤も結構出た年で(いや、いつの年代でも歴史的名盤は出ているので72年に限ったことではないが)これから抜粋して自分のこだわりと思い出が強かったアルバムを記事に書いていきたい。


72年後半から73年にかけて とにかくレコードを買う数が増えて行った。それは毎月のこづかいを全部レコードを買う為に使っていたのと、親にねだって買ってもらっていたから(誕生日初め、正月やお盆とかまで)LPを買うのも増えて行った理由だ。


そんな中での 自分にとって思い出のロックアルバム 2枚


ピンク・フロイドの「狂気」とムーディー・ブルースの「セヴンス・ソジャーン」


ピンク・フロイドの「狂気」もツエッペリンの「Ⅳ」と同じく 自分が今更語るのもはばかるくらいの 大!大!大!傑作アルバムだが、当時リアルでこのアルバムを買ったときのエピソードを話したいと思う。


「狂気」はフロイドのアルバムで初めて買ったアルバムだった。このアルバムは当時ミュージックライフでかなり宣伝していた。まぁ~天下の東芝レコードだったから(日本の洋楽では特にCBSソニーと二大メジャーレーベルだった)ページをフルに使って宣伝していたと思う。


フロイドはラジオで「吹けよ風、呼べよ嵐」をラジオで聴いたくらいだった(まぁ~フロイドは「狂気」の前のアルバムはアメリカでは全然思うようなチャートアクションはなかったので、過去の作品でも自分は気にも留めてなかった)


「原子心母」を最初に聴いてなくて良かったw


「狂気」のアメリカのチャートアクションも良かったし、最初から爆発的なチャートアクションではなかったと思うが、1位にも登りつめたし、過去のフロイドの作品とはこのアルバムはやはり違っていたと思う。


まぁ~そんな動きもあって、意外とアルバムが出て直ぐに買った記憶がある。友人も買ったので、お互いの家に遊びに行っても同じアルバムを聴き合っていた。


とにかく強烈なアルバムだった。やっぱり「On the Run」と「Time」は衝撃的だったし、アルバムの備え付けのおまけも凄く豪華だった。


「On the Run」の左右に動き回る駆け足の音と「Time」のベルと鐘の音は何度聴いてもドキッとした!(ヘッドフォンで聴くと効果抜群!)


「Time」はフロイド側に許可を取っていたのかどうか知らないが、ブルース・リーの映画にも使われていたので、正にタイムリーだった。


高校に入ってからステレオコンポを買ったのだが、その時も何度もステレオ効果を試す為に「On the Run」を聴いた。


「Money」はアメリカでシングルカットして13位まで上ったけど、まぁ~アルバムの勢いでシングルカットしたのだけど、シングルカットするような曲はこのアルバムには無かった(当たり前だけど)


自分としてはやはりこのアルバムでは「The Great Gig in the Sky」のクレア・トーリーのスキャットは今でも耳から離れない。クレアはこの曲のスキャットしか知らないが、結構美人だった。


それと「Us and Them」から「Any Colour You Like」に繋がって行くところは今でも聴きどころだと思っている。


この後のフロイドのアルバムも以前のアルバムも買って揃えたけど、やっぱりこのアルバムはここに書いたような思い出もあるし、思い入れが強いアルバムだったから、自分の忘れられないアルバムのひとつだ。


そしてもう1枚のムーディ・ブルースの「セヴンス・ソジャーン」


ムーディ・ブルースはアメリカで「サテンの夜」がデビューアルバムから再度シングルカットして2位まで上るヒットを記録していたので知っていた。


「サテンの夜」は当時はちょっと重苦しい曲だなぁと思っていたし、アルバムを買うほどでもなかったのだが、この「セヴンス・ソジャーン」はアメリカで1位になった。


ムーディ・ブルースはプログレの中でも比較的アメリカで売れているグループだった。最初はフロイドよりも売れていたくらいだし、ELPやクリムゾンよりも、アメリカでプログレと言ったら、「ムーディ・ブルース!」と言うくらい有名だったと思う。


A面1曲目の「Lost in a Lost World」から惹き付けられてしまった!


それこそ重苦しい壮大な曲なんだけど、グレアム・エッジのドラムと ところどころに入ってくるメロトロンの音(何かチェンバリンと言うらしいが同じような楽器みたい)、そして次の「New Horizons」に繋がって行く流れ、


このアルバムはこのA面の1,2曲とB面の1曲目の「You and Me」、4曲目の「ロックン・ロール・シンガー」の4曲しか良く聞いていなかったが、A面の格調高いロックと思わせる2曲と対峙するなB面のロックンロール・ナンバー、このメリハリのある4曲に惹き付けられて良くこのアルバムを聴いていた。


ムーディズもデビューからアルバムを揃えたが、結局このアルバムが自分は一番聴くことが多かった。


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出来たばかりの勢いと言うことで [Rock]

とりあえず、まだまだ続くよ 最初に買ったシリーズ


何れ更新無しの大人しいブログとなって行くだろうと、今から自分としても想定しているが、


勢いがある内に書きたいことを書いて行こうと思ってます。


ポップスなどの流行の聴き易い洋楽から入っていったのだが、何せ70年代初期、自分も当たり前のようにロックの洗礼を受けて行くことになる。


ラジオを聴くことが日常生活の一部となって行った時に、今と違って中々情報など入って来ない時代に、ラジオだけの情報じゃ物足りなくなるし、当時はアーティストの写真さえもレコードジャケット以外では見れない時代だったので、どんなアーティストなのか見た目でも知りたくなって、当時としては貴重な音楽情報雑誌(月刊誌)だったミュージックライフを毎月購読することになって行く。


もう毎月毎月、ミュージックライフが本屋に入るのを楽しみに待ちながらラジオを聴いていた。


ミュージックライフを最初見た時は、そりゃ~衝撃でした。


先に買ったレコードのアーティストはジャケットで姿が分かっていたが、ラジオで聴いていた未だレコードも持っていないアーティストの画像を見た時は、特にロック系のアーティストはやはりカッコイイと素直に思った。


ミュージックライフは時代もそうだったし、やはりビートルズの流れからロック中心の雑誌だった。だからロックの虜に直ぐになって行った。


シカゴやサンタナがシングルレコードのヒットもあり、先ず最初に好きになって行ったロックバンドだったが、シカゴは特にデビューアルバムからして2枚組みのアルバムを出していたグループで、自分がそんなロックに夢中になって行った時には4枚組みのライヴアルバムを出していた時代だった。


廉価版の2枚組みにしたものを、それぞれ1と2で出していたが、それでも買うのは厳しかったし、どうせ手に入れるなら4枚組みの本物が欲しいと思っていた。


しかし結局手に入れたのは30年後のCD時代になってからであったw


まぁ~そんなこともあって、1枚もののシングルアルバムを買うのも大変な時代に2枚組みのアルバムを買うのは大変な事でした。


それでもカーペンターズの次に買ったLPはロックアルバムであった。


ハードロックの王道のレッド・ツエッペリン!「ブラックドッグ」のシングルも、「ロックンロール」のシングルも買わないで我慢して、ツエッペリンのレジェンドアルバムとなる「ツエッペリンⅣ」のアルバムを買った。


「ブラック・ドッグ」は絶対ロバート・プラントしか歌えないと思う(他のアーティストも歌っているのもあると思うが)あのハイトーンの叫びの声と曲にこれほどマッチしたロバート・プラントの歌は「天国への階段」がツエッペリンしか様にならないように、プラントしか歌えない。


それに比べてロックのレジェンド曲となる「ロックン・ロール」は色んなロック系のアーティストが演奏しても、様になるかどうかは別としても、カッコイイ曲としてロックの大名曲になった。


このアルバムの「天国への階段」については、もう今更自分が語るようなこともないのだが、


このアルバムの中で自分が一番好きな曲は「ミスティ・マウンテン・ホップ」だった。


今でもこのアルバムを聴いた時に一番聴く曲だ。ジョンジーの弾くエレピとページの弾くギターがユニゾンとなって繰り返されるリフが耳に残る。


それにやっぱりボンゾのドラムがカッコイイ!ロールも交えたドラムが通常のロックドラムと違って、とってもメリハリがあって今でもカッコイイドラムだと思う。


そして次の曲「フォー・スティックス」のボンゾのドラムがまたまた素晴らしくカッコイイ!!!


自分は楽器は弾けないので詳しいことは良く分からないが、純粋なリスナーの立場として聴いていても、何十年経って今聴いても、ボンゾのフロアタムとタムを多用したこのドラミングは本当にカッコイイと思う。


まぁ~ロックの伝説になったこのアルバムのことをゼップファンを筆頭に多くの音楽ファンが語ってきたと思うので、自分の主観からの思ったことしか書けないが、


やはりこのアルバムは自分が青春時代を過ごした、ロック時代の証となる、自分がロックを語る上で欠かせないアルバムである。


Led Zeppelin IV.jpg



タグ:Rock

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