すっかり春となり、ファッション関連でもTシャツや春夏向けのブルゾンも購入し、スニーカーもコーデを考えて持ってなかったカラーのものを購入したりと、コロナも落ち着き始め外に出かけようかと思っていても、コンサートやライヴでも凄く行きたいのは今のところは達郎さんのコンサートだけ


先行受付と一般受付で二日分のチケットの申し込みはする予定だが、さてどうなることやら・・・


何とか1日だけでも当選して欲しい


まぁ本当に色んな意味で先の読めない世の中で、先に予定していてもその時にコロナに疑わしき症状が出ているとか個人的には母のその時の状態の問題とか、前と違って何が起きてもおかしくない確率も高まっていると思える状況下で確実とは言えない事でも楽しみくらいは持っていたい


最近は友人が売りに出そうとしていたCDをまとめて購入したり、モダンジャズやイギリスもののロックのCDや(難波さんがサンソンでリクエストしたアフィニティのボックスまで買ってしまった)未CD化の中古アナログを購入したりと、まぁ友人から購入したものが多かったせいもあり昨年から今年にかけて一気に1000枚近く増えた感じで何かPCに取り込む作業で日々過ごしている感じです




この調子だと来年あたりにレコードとCDで2万枚に達する勢いで行きそうです(実質的には手放したものも1000枚ちょっとくらいあって、それらはPCに取り込んでいるものも含めての数字だが、最近は手放さずに増えるばかり)


まぁキレの良いところでその辺が潮時と思っているのだが、欲しいものが出て来るとついつい食指が動いてしまう・・・


達郎さんの保有数の3分の1もあれば素人コレクターとしては十分だと思うが、まさに自分の人生に於いて相当な音楽好きだった証として残した結果だと思う


2万枚とした場合ジャンル的には大雑把にザックリ言って、ジャズとソウルが6000枚づつくらいで、ロックとポップスで5000枚で邦楽が3000枚という事になるだろうか


ジャズはモダン、スウィング、ヴォーカル、ムード、イージーリスニング系、クロスオーバー系も含めての数字なので、純粋にソウルの6000枚だと一番多くなるので、数字的には自分はやっぱりソウルが一番好きだったのかなぁと思っている


ジャズはコアなマニアだと軽くジャズだけで1万越えになる人もいると思うけど、ソウルだけで6000枚だと自分としても結構ソウルマニアだったとは言えると思う


音楽マニアの人は大体同じ心境だと思うけど、やっぱり聴きたい!保有していたい!と言う気持ちでこうなってしまうのだと思います(笑)

と言う事で、元々興味があったイギリスのジャズロックバンドのコロシアムのCDをまとめて購入したので聴きながら書いてます








5月8日のサンソンもいつもと変わらずナイスな選曲でした!


自分のリクエストをサンソンで取り上げてもらってから数曲リクエストして来ているけど、メールの受付は暫く休みになるので、自分としてもハガキを書いてまでリクエストしようと思ってないので、今回の番組に向けて、まぁそんなに取り上げてもらう事はないだろうと思いながら、有り得そうなところでモーズ・アリソンの曲をリクエストしてみたがやはりダメでした(笑)


達郎さんは前にモーズ・アリソンに凝っていると言っていたし、自分としてもモーズは20枚以上保有しているのでリクエストしてみた 達郎さんは1度だけモーズをかけているみたいだが、その曲とは違う曲だし頻繁にモーズの曲をリクエストしていたらいつか取り上げられそうな気もするが、モーズはジャズの人で余り番組向けの曲じゃないので難しいところ




今回のサンソンはコンプリで全曲自分の保有していた曲でした


1曲目、トロッグスの「ワイルドシング」、「Hit Single Anthology」と言うベスト盤のCD で持ってました




この曲は66年にアメリカのビルボードで2週1位になった曲なのだけど、アメリカではフォンタナ・レーベルとアトコ・レーベルの二つのレーベルがレコード権を主張して2つのレーベルから同時に出された唯一の全米ナンバー1曲だった


後のニューウェーヴを予見するようなかなりサイケデリックで単調な曲なのによくもまぁ全米ナンバー1まで上り詰めた曲だなぁと思うけど、かなり攻撃的なサウンドでパンキッシュなところが先見的で新鮮だったからヒットしたのだろう


2曲目はタッチ・オブ・クラスの「アイム・イン・ヘヴン」


勿論アルバムで持ってます フィリーものは外せない!(シングルオンリーとかは持ってないものもあるけど)


タッチ・オブ・クラスはオリジナルの3枚のアルバムは全て持っている(3枚目のアルバムは1stアルバムを数曲入れ替えてタイトルを変えて出されたもので、実質的には2枚のオリジナルアルバムになる)3枚とも全曲捨て曲無しの全て良い曲だ






「アイム・イン・ヘヴン」は彼等の76年の同名の1stアルバムからの曲で自分も大好きな曲


アルバムはジョン・デイヴィスがプロデュースとアレンジを全面的にしている ヴィンス・モンタナのヴィブラフォンをフューチャーしたスピナーズの「Could It Be I'm Falling In Love 」で有名なスティールス兄弟が作った曲


スティールス兄弟作の曲は他にもこのアルバムで数曲あって、その中でも「Anything」が良い曲だ


それ以外では「I Love You Pretty Baby」や「You Got to Know Better」、日本でヒットしたフィリー・デヴォーションズの「涙のディスコティック(I Just Can't Say Goodbye)」のカバーもベストテイク




お次のイッツ・ア・ビューティフル・デイはかなり独特なバンドだ


ジャズ、ロック、フォーク、カントリー等とごちゃ混ぜのサイケデリックなサウンドで自分も好き嫌いの曲がハッキリと分かれる


自分は1stと2ndアルバムを持っているが、サンソンでかかった「Let A Woman Flow」は聴き易いポップなナンバーでサンソンでかけるには最も向いている曲だと思う





まぁ自分は持っていた方が良いアルバムと思って購入したが、話題性があったけどアメリカであまり成功しなかったバンドと言うのが分かるようなサウンドのバンドだったと思っている。


自分としてはジャズっぽい曲やロック・ポップと、そのような曲調の曲は受け入れられるが、やはりフォークやカントリータッチの曲は耐えて聴くような感じで彼等のアルバムは自分にとっては何度も聴くようなアルバムではなかった


4曲目のウィリス・アラン・ラムゼイは同名の彼の1stアルバムはCDで持っていたが、このアルバムもやはり「Muskrat Candlelight」以外はフォークやカントリー調の曲ばかりで、「Muskrat Candlelight」と「Wishbone」の2曲以外は殆ど聴く事がない




まぁ「Muskrat Love」のオリジナル曲が入っているって事で購入したが、自分的には「Muskrat Love」はアメリカの曲では「Ventura Highway」「Tin Man」とベスト3(「I Need You」も捨てがたいが)に入るくらいの大好きな曲だったので、こんな良い曲を書いたウィリス・アラン・ラムゼイと有名ミュージシャンも多数参加しているアルバムだったので期待したアルバムだったのだけど「Muskrat Candlelight」だけの為のアルバムでしたね


最後のスパンキー&アワ・ギャングの「スターダスト」


スパンキー&アワ・ギャングは1stから3rdとベストで4枚持っているが、ジェリー・ロスとボブ・ドロウがプロデューサーとして絡んでいるので悪かろうはずがない


スパンキー&アワ・ギャングはジャズコーラスとして聴くにはやはりスキャットやヴォーカリーズを取り入れた本物のジャズコーラスグループの方がテクニックや芸術性も感じながら聴けるので抵抗もあるが、ソフトロックとしてポップスをベースにしたポップな音楽として聴くには良いコーラスグループであった


彼等の68年の2ndアルバムの「Like to Get to Know You」からの「スターダスト」も通常のジャズコーラスヴァージョンと違ってボブ・ドローのセンスが出た独特なアレンジになっていて面白い




同じくソフトロックで5人兄妹のグループでフリー・デザインのボックスセットも購入して70年代までの彼等のアルバムは全部揃えたが、こちらのプロデューサーはレーベルオーナーのイノック・ライトが絡んでいるので、ポップな中でもセンスの良いサウンドが展開された音楽になっていて全アルバムが良く出来てる




そしてあのテッド・テンプルマンがいたハーパーズ・ピザールのアルバムも同じく揃えて購入したが、こちらもやはりかなり出来の良いアルバムばかりで、ハーパーズ・ビザールは結構ティンパン系のスタンダードも取り上げていて、67年の1stアルバム「Anything Goes」からはコール・ポーターの「Anything Goes」、ハリー・ウォーレン作曲の「Chattanooga Choo Choo」等はポップなアレンジでやっている




2ndアルバムの「Feelin' Groovy」ではロジャース&ハマーシュタインの「Happy Talk」もやっているが、スタンダードではないがヴァン・ダイク・パークス作の「Come to the Sunshine」とラリー・マークス作曲の「Come Love」が良い




4枚のアルバムを出した後に解散してから再結成した76年の5枚目のアルバム「As Time Goes By」ではアルバムタイトル曲もスタンダードとしてやっていてとってもポップなアレンジで微妙なところだが、このアルバムでは最高にセンスが良い出来で評価が高いナンバーのドイツ人のクルト・ワイル作曲のスタンダード「Speak Low」がとにかく素晴らしい!




と言う事で今回は全曲自分が保有していたからと言う訳ではないけど、達郎さんがかける曲はやはり自分が好きなところなんです


そんな訳で自分は達郎さんと同じような感性を持って音楽を聴いているんだなぁとつくづく思うし、そうだから達郎さんの音楽に惹かれる事にもなるし、自分はサンソンを音楽番組として人一倍の興味を持って聴いている


自分は達郎さんのファンでもサンソンが達郎さんの曲ばかりや自分が好きなような曲が聴けないような番組だったら、通常の達郎ファンみたくサンソンでかけるような音楽に余り興味を持っていなくともサンソンを聴くなんて事は自分は出来ないと思うので、これからもセンスの良い達郎さん好みの曲をかけて行って欲しいと思う