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サンソンはやっぱり良い曲がかかるねぇ~ [音楽]


すっかり春となり、ファッション関連でもTシャツや春夏向けのブルゾンも購入し、スニーカーもコーデを考えて持ってなかったカラーのものを購入したりと、コロナも落ち着き始め外に出かけようかと思っていても、コンサートやライヴでも凄く行きたいのは今のところは達郎さんのコンサートだけ


先行受付と一般受付で二日分のチケットの申し込みはする予定だが、さてどうなることやら・・・


何とか1日だけでも当選して欲しい


まぁ本当に色んな意味で先の読めない世の中で、先に予定していてもその時にコロナに疑わしき症状が出ているとか個人的には母のその時の状態の問題とか、前と違って何が起きてもおかしくない確率も高まっていると思える状況下で確実とは言えない事でも楽しみくらいは持っていたい


最近は友人が売りに出そうとしていたCDをまとめて購入したり、モダンジャズやイギリスもののロックのCDや(難波さんがサンソンでリクエストしたアフィニティのボックスまで買ってしまった)未CD化の中古アナログを購入したりと、まぁ友人から購入したものが多かったせいもあり昨年から今年にかけて一気に1000枚近く増えた感じで何かPCに取り込む作業で日々過ごしている感じです


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この調子だと来年あたりにレコードとCDで2万枚に達する勢いで行きそうです(実質的には手放したものも1000枚ちょっとくらいあって、それらはPCに取り込んでいるものも含めての数字だが、最近は手放さずに増えるばかり)


まぁキレの良いところでその辺が潮時と思っているのだが、欲しいものが出て来るとついつい食指が動いてしまう・・・


達郎さんの保有数の3分の1もあれば素人コレクターとしては十分だと思うが、まさに自分の人生に於いて相当な音楽好きだった証として残した結果だと思う


2万枚とした場合ジャンル的には大雑把にザックリ言って、ジャズとソウルが6000枚づつくらいで、ロックとポップスで5000枚で邦楽が3000枚という事になるだろうか


ジャズはモダン、スウィング、ヴォーカル、ムード、イージーリスニング系、クロスオーバー系も含めての数字なので、純粋にソウルの6000枚だと一番多くなるので、数字的には自分はやっぱりソウルが一番好きだったのかなぁと思っている


ジャズはコアなマニアだと軽くジャズだけで1万越えになる人もいると思うけど、ソウルだけで6000枚だと自分としても結構ソウルマニアだったとは言えると思う


音楽マニアの人は大体同じ心境だと思うけど、やっぱり聴きたい!保有していたい!と言う気持ちでこうなってしまうのだと思います(笑)

と言う事で、元々興味があったイギリスのジャズロックバンドのコロシアムのCDをまとめて購入したので聴きながら書いてます


Those Who Are About to Die Salute You.jpg

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5月8日のサンソンもいつもと変わらずナイスな選曲でした!


自分のリクエストをサンソンで取り上げてもらってから数曲リクエストして来ているけど、メールの受付は暫く休みになるので、自分としてもハガキを書いてまでリクエストしようと思ってないので、今回の番組に向けて、まぁそんなに取り上げてもらう事はないだろうと思いながら、有り得そうなところでモーズ・アリソンの曲をリクエストしてみたがやはりダメでした(笑)


達郎さんは前にモーズ・アリソンに凝っていると言っていたし、自分としてもモーズは20枚以上保有しているのでリクエストしてみた 達郎さんは1度だけモーズをかけているみたいだが、その曲とは違う曲だし頻繁にモーズの曲をリクエストしていたらいつか取り上げられそうな気もするが、モーズはジャズの人で余り番組向けの曲じゃないので難しいところ


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今回のサンソンはコンプリで全曲自分の保有していた曲でした


1曲目、トロッグスの「ワイルドシング」、「Hit Single Anthology」と言うベスト盤のCD で持ってました


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この曲は66年にアメリカのビルボードで2週1位になった曲なのだけど、アメリカではフォンタナ・レーベルとアトコ・レーベルの二つのレーベルがレコード権を主張して2つのレーベルから同時に出された唯一の全米ナンバー1曲だった


後のニューウェーヴを予見するようなかなりサイケデリックで単調な曲なのによくもまぁ全米ナンバー1まで上り詰めた曲だなぁと思うけど、かなり攻撃的なサウンドでパンキッシュなところが先見的で新鮮だったからヒットしたのだろう


2曲目はタッチ・オブ・クラスの「アイム・イン・ヘヴン」


勿論アルバムで持ってます フィリーものは外せない!(シングルオンリーとかは持ってないものもあるけど)


タッチ・オブ・クラスはオリジナルの3枚のアルバムは全て持っている(3枚目のアルバムは1stアルバムを数曲入れ替えてタイトルを変えて出されたもので、実質的には2枚のオリジナルアルバムになる)3枚とも全曲捨て曲無しの全て良い曲だ


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「アイム・イン・ヘヴン」は彼等の76年の同名の1stアルバムからの曲で自分も大好きな曲


アルバムはジョン・デイヴィスがプロデュースとアレンジを全面的にしている ヴィンス・モンタナのヴィブラフォンをフューチャーしたスピナーズの「Could It Be I'm Falling In Love 」で有名なスティールス兄弟が作った曲


スティールス兄弟作の曲は他にもこのアルバムで数曲あって、その中でも「Anything」が良い曲だ


それ以外では「I Love You Pretty Baby」や「You Got to Know Better」、日本でヒットしたフィリー・デヴォーションズの「涙のディスコティック(I Just Can't Say Goodbye)」のカバーもベストテイク


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お次のイッツ・ア・ビューティフル・デイはかなり独特なバンドだ


ジャズ、ロック、フォーク、カントリー等とごちゃ混ぜのサイケデリックなサウンドで自分も好き嫌いの曲がハッキリと分かれる


自分は1stと2ndアルバムを持っているが、サンソンでかかった「Let A Woman Flow」は聴き易いポップなナンバーでサンソンでかけるには最も向いている曲だと思う


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まぁ自分は持っていた方が良いアルバムと思って購入したが、話題性があったけどアメリカであまり成功しなかったバンドと言うのが分かるようなサウンドのバンドだったと思っている。


自分としてはジャズっぽい曲やロック・ポップと、そのような曲調の曲は受け入れられるが、やはりフォークやカントリータッチの曲は耐えて聴くような感じで彼等のアルバムは自分にとっては何度も聴くようなアルバムではなかった


4曲目のウィリス・アラン・ラムゼイは同名の彼の1stアルバムはCDで持っていたが、このアルバムもやはり「Muskrat Candlelight」以外はフォークやカントリー調の曲ばかりで、「Muskrat Candlelight」と「Wishbone」の2曲以外は殆ど聴く事がない


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まぁ「Muskrat Love」のオリジナル曲が入っているって事で購入したが、自分的には「Muskrat Love」はアメリカの曲では「Ventura Highway」「Tin Man」とベスト3(「I Need You」も捨てがたいが)に入るくらいの大好きな曲だったので、こんな良い曲を書いたウィリス・アラン・ラムゼイと有名ミュージシャンも多数参加しているアルバムだったので期待したアルバムだったのだけど「Muskrat Candlelight」だけの為のアルバムでしたね


最後のスパンキー&アワ・ギャングの「スターダスト」


スパンキー&アワ・ギャングは1stから3rdとベストで4枚持っているが、ジェリー・ロスとボブ・ドロウがプロデューサーとして絡んでいるので悪かろうはずがない


スパンキー&アワ・ギャングはジャズコーラスとして聴くにはやはりスキャットやヴォーカリーズを取り入れた本物のジャズコーラスグループの方がテクニックや芸術性も感じながら聴けるので抵抗もあるが、ソフトロックとしてポップスをベースにしたポップな音楽として聴くには良いコーラスグループであった


彼等の68年の2ndアルバムの「Like to Get to Know You」からの「スターダスト」も通常のジャズコーラスヴァージョンと違ってボブ・ドローのセンスが出た独特なアレンジになっていて面白い


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同じくソフトロックで5人兄妹のグループでフリー・デザインのボックスセットも購入して70年代までの彼等のアルバムは全部揃えたが、こちらのプロデューサーはレーベルオーナーのイノック・ライトが絡んでいるので、ポップな中でもセンスの良いサウンドが展開された音楽になっていて全アルバムが良く出来てる


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そしてあのテッド・テンプルマンがいたハーパーズ・ピザールのアルバムも同じく揃えて購入したが、こちらもやはりかなり出来の良いアルバムばかりで、ハーパーズ・ビザールは結構ティンパン系のスタンダードも取り上げていて、67年の1stアルバム「Anything Goes」からはコール・ポーターの「Anything Goes」、ハリー・ウォーレン作曲の「Chattanooga Choo Choo」等はポップなアレンジでやっている


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2ndアルバムの「Feelin' Groovy」ではロジャース&ハマーシュタインの「Happy Talk」もやっているが、スタンダードではないがヴァン・ダイク・パークス作の「Come to the Sunshine」とラリー・マークス作曲の「Come Love」が良い


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4枚のアルバムを出した後に解散してから再結成した76年の5枚目のアルバム「As Time Goes By」ではアルバムタイトル曲もスタンダードとしてやっていてとってもポップなアレンジで微妙なところだが、このアルバムでは最高にセンスが良い出来で評価が高いナンバーのドイツ人のクルト・ワイル作曲のスタンダード「Speak Low」がとにかく素晴らしい!


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と言う事で今回は全曲自分が保有していたからと言う訳ではないけど、達郎さんがかける曲はやはり自分が好きなところなんです


そんな訳で自分は達郎さんと同じような感性を持って音楽を聴いているんだなぁとつくづく思うし、そうだから達郎さんの音楽に惹かれる事にもなるし、自分はサンソンを音楽番組として人一倍の興味を持って聴いている


自分は達郎さんのファンでもサンソンが達郎さんの曲ばかりや自分が好きなような曲が聴けないような番組だったら、通常の達郎ファンみたくサンソンでかけるような音楽に余り興味を持っていなくともサンソンを聴くなんて事は自分は出来ないと思うので、これからもセンスの良い達郎さん好みの曲をかけて行って欲しいと思う

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今週のサンソンも又書きたくなりました! [音楽]


サンソンのリクエスト特集はサンソンリスナーの傾向が分かって面白いね


確かに達郎さんが幅広い音楽ジャンルを網羅している事を表しているようにリスナーのリクエストも幅広いジャンルからのリクエストが多い(まぁ達郎さんがどんなジャンルのリクエストでも達郎さん好みの曲だったらリクエストに応えているってのが正解だと思うけど)


いつもここで書いて来ているように、やはり自分としてもサンソンでかける曲は60~70年代中心なので、この辺の年代の曲は自分が最も聴いて来た音楽なので、達郎さんが棚つかでかける達郎さんくらいしか持っていない超マニアックな曲は分からないものもあるが、通常のリスナーからのリクエスト曲なら自分が保有していなくてもアーティスト絡みで大体分かると思っている


サンソンでインスト曲をかける事って少ないと思うので、一発目にインストがかかって「おっ!」と思ってしまった


まぁ~ジャズ特集以外でジャズをかける事はヴォーカル以外ならまず無いと思うし、クロスオーバー系も意外と達郎さんはかけて来ないので、インストとなると古いムード系か今回のようにソウルもののインストって事になると思う


ベブ・シルベッティの曲もまぁサルソウルのソウル系絡みになると思うし、あとはフィリーのMFSBかラヴ・アンリミテッド・オーケストラとかの絡みなのかなぁと思う


そう思うとリクエストはラテン系もののソウルかロック系は結構狙い目かもと思うが、モロその手のマニアックなものはかからないと思うので、そこそこ有名でチャートに上がったようなマイナーヒット曲ならリクエストに応えてもらう事はやはり十分あり得る


自分としてはサンソンのリクエストの傾向と対策を十分考えているつもりです(笑)


それで1曲目はBooker T. & the MG'sの「メルティング・ポット」


確かにクロッパーのカッティングは印象的ですね


達郎さんはシングルヴァージョンでなきゃ!と言っていたけど、自分はベスト盤とアルバムで持っていたので両方のヴァージョンが聴ける


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確かにラジオ向けならシングルヴァージョンなんだけど、曲時間がシングルよりも倍以上あるアルバムヴァージョンの方が聴き応えがある


アルバムヴァージョンはクロッパーのリードギターとブッカーTのオルガンプレイがたっぷりと聴く事が出来る


上記の二人にアル・ジャクソンとドナルド・ダック・ダンのメンバー4人の共作によるかなりーファンキーでソウルジャズ風でもあるとってもカッコイイ曲


他のアルバム曲では「Chicken Pox」が、どことなくスライの「Sing a Simple Song」からインスパイアーされたようなところがある曲でブッカーのオルガンもとってもファンキーな曲だ


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2曲目はガラッと変わってリッキーネルソンの「プア・リトル・フール」


達郎さんも言っていたように、1958年8月4日にビルボードはシングルのホット100のチャートを導入して、最も売れた曲、最もラジオで流れた曲として総合方式で順位を付ける方式に変わり、最初に1位になった曲がこの曲だ


それまではエルヴィスが大ヒットを連発して1位を何曲も取っていたエルヴィスの黄金時代だったが、この集計方法により、ちょっとエルビスのチャートアクションが落ちたのは否めない出来事になった


この曲の作者のシャロン・シーリーは当時エディ・コクランと付き合っていて、エディとシーリー、そしてエディと一緒にツアー中だったジーン・ヴィンセントと共にタクシーに乗りロンドン空港に向かう途中に事故でエディ・コクランが亡くなった


リッキー・ネルソンは72年の「ガーデン・パーティ」が久々のトップ10ヒットになった時に自分は毎週ビルボードチャートをノートに付けていてリッキーの事を知った


「ガーデン・パーティ」はカントリーナンバーだったので、そんなに自分は惹かれた曲ではなかった


リッキーは唯一のナンバー1アルバムのインペリアル・レーベルの「リッキー」をオリジナルアナログ盤で持っているのとボックスセットで持っていて、リッキーのヒット曲は聴けるようにしている


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3曲目はブログに是非書きたい曲でもあったラヴ・アンリミテッドの「オー・ラヴ・ウェル・ウィ・ファイナリー・メイド・イット」


前にもちょっと書いたが、バリーもこの曲を自作曲としてカバーしているのだが、断然ラヴ・アンリミテッドのヴァージョンの方が良い


この曲が入っているラヴ・アンリミテッドの20世紀レーベルからのアルバム「Under the Influence of Love Unlimited」はあの「愛のテーマ」が入っているアルバムでもあり当然そちらを聴く為に買ったアルバムだったが、このアルバムの中で1番好きになったのはこの曲だった


もう本当にソウルフルだけど泥臭くなく洗練された洒落たアレンジで、この頃は自分はかなりソウル好きになっていた中学生だったのだが、この曲はその当時からそして今でも自分にとっては最高のソウルナンバーの1曲になっている


バリーサウンドには欠かせないエド・グリーンのドラムとウィルトン・フェルダーのベース、そしてジョー・サンプルのピアノのリズム隊に曲のブレイクで入るアーニー・ワッツのサックスがもう最高だ!!!


エンディングにも入るアーニーの切ないソロはこの曲をより一層魅力的な曲にしている


この曲「Oh Love, Well We Finally Made It」のインストヴァージョンの「Yes, We Finally Made It [Instrumental]」もB面のアルバムの最後にも入っていて、そちらでも演奏の素晴らしさが堪能出来る


このアルバムでは他に「Say It Again」「It May Be Winter Outside (But in My Heart It's Spring)」も素晴らしい曲でアルバム全曲良い曲ばかりでラヴ・アンリミテッドの最高傑作だと思う


バリーが未だ職業作曲家として活動していた頃の曲を再録(カバー)したりしているのだが、LAの一流スタジオミュージシャンを起用してしアレンジも新たにし直しているので凄く洗練された曲になっている


バリーのソロアルバムは前にブログに書いた時は公式アルバムで数枚持っていないものがあったが、今は全部揃ってベスト盤も含めて30枚弱の保有数になっているし、ラブ・アンリミテッド、そしてラブ・アンリミテッド・オーケストラのアルバムも全部揃えて持っているのでバリー関連のアルバムはコンプリートになっている


それくらい自分も達郎さんと同じくバリー・ホワイトの大ファンだった 


達郎さんもこの曲はラヴ・アンリミテッドで一番好きと言っていたが、この曲をリクエストした人も自分と同じ感性を持っている人ではないのかと思っちゃうくらい、この曲をリクエストしてくれて自分もとっても嬉しかったね


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お次はカーラ・ボノフの「The Water Is Wide」


カーラは1stから3rdアルバムまで持っているが、自分的にはカーラはリンダ・ロンシュタッドと被るイメージがある


まぁ~レコーディング・メンバーのミュージシャンもリンダのアルバムとかなり被っているミュージシャンで録音しているのでサウンド的には似通った感じになるのだろう


自分的にはカーラの曲はウェストコースト系のカントリーロック系のサウンドなら未だポップスとして聴けるのだが、未だピアノの弾き語りのバラードは良いのだけど、どうもカントリーチックな曲とかアコースティック色の強い曲だと地味過ぎて好き嫌いの曲がハッキリしている感じ


と言う事はサンソンでかかった「The Water Is Wide」もジェームス・テイラーの声は耳に残るが、地味過ぎてそんなに自分は惹かれる曲ではないと言うのが正直なところ(笑)


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5曲目のラスカルズの「Temptation's 'Bout to Get Me」は本当に良い曲です!


ソウルフルなブルーアイドソウル的な曲でチャック・レイニーのベースとフェリックス・キャバリエの弾くオルガンも良い味を出している


オリジナルのナイト・ブラザーズの方もユーチューブで聴いてみたけど、ラスカルズのカバーヴァージョンの方が断然良いと思う 曲はナイト・ブラザーズのメンバーのジミー・ディグスの作品


ラスカルズはヤング・ラスカルズの頃からも含めてオリジナルアルバムは全部持っている


ヤングが取れてラスカルズになってからのアルバムはジャズ系のミュージシャンも結構起用していて、スティーリー・ダンはジャズミュージシャンやスタジオミュージシャンを起用してジャズよりのサウンドを追及していったバンド(ユニット)だったけど、ラスカルズはスティーリー・ダンよりも先にソウルフルなサウンドを追及した洒落たロックバンドだった


やっぱりフェリックスの求める音楽とプロデューサーのアリフ・マーディンの思考が一致した上でのミュージシャン起用によってそのようなサウンドが出来上がって行ったからだったからだろう
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6曲目のクラシックスⅣの「スプーキー」これまたソウルフルな良い曲です!


クラシックスⅣは1stから4thアルバムまでとベスト盤で持っているが、ラスカルズと同じようなソウルフルなブルーアイドソウル的なバンドだった


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自分はクラシックスⅣは後追いになるが、デニス・ヨーストと並んでバンドの中心的な存在だったジェームス・コブが中心となって結成したアトランタ・リズム・セクションがヒット曲を出していた時期はリアルタイムで聴いていたので、その繋がりでクラシックスⅣも知った


「Spooky」はそのアトランタ・リズム・セクションもカバーしていて、本家には及ばなかったが17位まで上がった(本家は3位)やはり楽曲が良かったのでメンバー(作者)のジェームス・コブ絡みでカバーしてヒットはしたのだと思う


どちらも良いと思うけど、本家の方がソウルフルな仕上がりでやはり自分的には好きだ


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やはり「Spooky」はカバーも多く、自分の持っているものではアンディ・ウィリアムスのヴァージョンとジャズ・ヴィブラフォン・プレイヤーのデイヴ・パイク・セットのヴァージョンを持っているが、どちらもやはりソウルフルでオリジナルの楽曲の雰囲気は出ている曲になっている


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そして他のクラシックスⅣのヒット曲の「Stormy」や「Traces」もカバーが多く、自分の持っているものではジャズ系が圧倒的に多くて


先ず、ガボール・ザボは特徴的なメロのリフはギターとオルガンがユニゾンになっているやはりソウルフルなアレンジの曲になっていて、同じくギタリストのジェイ・バーリナーのヴァージョンも同じようにオルガンも入っているのだが、割とギターが前面に出たシンプルな出来の曲


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デヴィッド・T・ウォーカーはホーンも入ったヴァージョンで軽快な印象、そしてサンタナはグレッグ・ウォーカーのヴォーカルをフューチャーした凄くイカシタ曲


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ここまでどう言う訳かギタリストのカバーばかりだったが、ジャズピアニストのデューク・ピアソンのヴァージョンはデュークの弾くエレピとフローラ・プリムのヴォーカルをフューチャーしたジャズナンバー


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ジャズオルガニストのリューベン・ウィルソンはボサノバテイストのラウンジ風なジャズ


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ミーターズはスローナンバーな地味な感じで、スコット・ウォーカーのヴァージョンは一風変わったアレンジでオーケストラをフューチャーした壮大なアレンジの自分の大好きな曲


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「Traces」の方はビリー・ポールはしんみり歌い上げるヴァージョンで聴かせるナンバー、ジャズトランぺッターのヒュー・マサケラのヴァージョンは映画音楽風なアレンジ


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変わったところでは松崎しげるが日本語で歌う歌謡曲風な曲で、とてもクラシックスⅣのカバーとは思えない


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それにしてもクラシックスⅣのヒット曲は「Spooky」と同じようなリズムアレンジの似た曲調の曲も多かったが、そう言う意味ではソウルフルな曲調の曲になるので、「Spooky」以外の曲もジャズやソウル系のミュージシャンを中心にカバーが多かったのだと思う


そして最後はディキシー・カップスの「Iko Iko」


ここまでコンプリで自分の持っている曲は続いてきましたが、このディキシー・カップスの曲は持っていませんでした(残念!!!)


他のアーティストのカバーでしたら、当然のようにDr.ジョンのヴァージョンとか、久保多摩琴のヴァージョン、やはりニューオーリンズのネイティヴなバンドのワイルド・マグノリアスのヴァージョン、そしてシンディ・ローパーのヴァージョンと、どれもやはりネイティヴなトラディショナルナンバーをベースにした感じの曲ばかり


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ディキシー・カップスの曲では全米ナンバー1になった「Chapel of Love」は勿論持っていたんだけどね


と言う事で今日のサンソンもとっても楽しく聴けました


今週は前倒しと言う事で、先週までのリクエストしか採用しないとの事だったので今回はリクエストしていませんでしたが、ラヴ・アンリミテッドを中心に自分のお気に入りの曲が結構かかったので凄く良かった


偶に達郎さんに通常の洋楽中心の番組は面白くないみたいな事を書いて来るリスナーがいるみたいな事を達郎さんは言っていたが、


スィートソウルはどれも同じに聴こえると言う人や洋楽でもベタな曲をリクエストするような人もいる訳だけど、何度も言うけど、この番組はそもそも達郎さんの好きなオールディーズの洋楽をかける番組として成り立っている訳で、サンソンでしか聴けないようなマニアック曲を期待しているマニアな人達も昔からいるので、そう言う音楽マニア向けのプログラムじゃなきゃこのサンソンは成り立たないと思う


だっていくら達郎さんのファンだからと言って、達郎さんの曲ばかりをかけていたらこのサンソンはこんなに長寿番組で続いていなかったと思うからね


まぁ~マニアの人は最後の記念日の代読も止めて1曲でも多くマニアックな曲をかけて欲しいと思っている人はいると思うし、自分も勿論その一人ですから止めて欲しいと思っているのだけど、まぁまりやさんの助言もあってか、サンソンを聴いている洋楽マニアじゃない達郎さんファンの為にも代読は続けるのだろうな









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当然のようにサンソン記事 [音楽]


何か本当に中学生に戻ったような気分

何となく予感はしていたのだがズバリ来ました!

3月13日のサンソン・リクエスト特集

自分のリクエスト曲が1発目に来なかったのでやっぱり今回もダメだねぇ、と思いながら、モーリス・ウィリアムス&ザ・ゾディアックスの「Stay」

全米ナンバー1ですからねぇ 自分はビルボードチャートの55年からのナンバー1曲は90年代半ばくらいまでオリジナルかオムニバスで殆ど揃えて聴けるようにしているのでオムニバスで当然のように持っていた

まぁ~凄く心トキメクほどの曲ではないと個人的には思っているのだが、フォー・シーズンズとジャクソン・ブラウンのカバーがトップ20ヒットになっているので、やはりエバーグリーンな曲となった名曲だ

モーリスが書いた「リトル・ダーリン」が白人4人組のダイアモンズのカバーで6週間連続2位の大ヒットになり、その印税を使ってモーリスが「ステイ」のレコーディングをしたが、最初は中々売り込みが上手くいかなかった曲でデトロイトのラジオ局で火が付いて大ヒットになった曲

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続いて2曲目、スウェットホッグの「ハレルヤ」!!!

来ましたね~~~!!!


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過去にサンソンで名前だけ呼ばれた事はあったが、文章まで読んでもらったのは初めてだった

この事で達郎さんのかけそうな曲の傾向がなんとなく分かったし、やはり達郎さんにちゃんと目を通してもらっているのが分かった

やはり達郎さんは当然のように達郎さんが好みそうな曲をかけていると思う

その中でもやはりベタじゃない曲で、今回の自分のように結構一発屋でノリの良い曲をかける傾向があると自分の件で分かったような気がする

まぁやはりサンソンだからベタな有名曲はかからない訳で、番組用にやはりシングル盤くらいの曲時間じゃなければかけない(勿論、例外あり)

過去に複数回かけている曲はやはり達郎さんが好きな曲だが、それなりのスパンが開いていないとやはりかからない

達郎さんが最も惹き付けられた60年代~70年代の曲で、比較的アメリカンチャートに上がったようなちょっとマイナーで渋いところが狙い目なんだと、今回の件で思った

ポップ、ロック曲はこのような傾向にあるけど、やはりソウルはかなりマイナーで渋いところで達郎さんの気を惹くような曲じゃないと中々難しい(ソウル通な人にとってはそこそこ有名な曲なら勿論かける)

と、まぁ今までここで書いてきたようにサンソンにリクエストはそこそこしてきていたので、これからも機会を見ながらしていくつもりだが、自分としてはやはり特集の時に「自分が選んだのはこれだ!」みたいな曲で取り上げてもらったらとっても嬉しいなぁと思っている

まぁ~名前を呼ばれるのはやはり嬉しいが、自分は呼ばれるよりもリクエストした曲を達郎さんに取り上げてもらう事が嬉しい

まぁ~名前を呼ばれないと取り上げてもらったのは分からないが、名前を呼ばれなくても自分のリクエストした曲を取り上げられたら嬉しいのだけど、そうなると他にリクエストした人もいる訳で、自分なりの選んだ拘りの曲で、やはり誰も取り上げないようなところを狙っているいるつもりなのでやはりそうなると悔しい(笑)

それでスウェットホッグなのだが、この「ハレルヤ」は当時シングルを買って良く聴いていた曲だった

出だしのイントロからとってもカッコ良くノリの良い曲で、サンソンで読まれたように正にサンソンの一発目に最適の曲だと思ってリクエストした 曲は60年代からグラス・ルーツ等に提供してきた職業作家チームのゲイリー・ゼックリー、ミッチェル・ボトラー、ロバータ・トゥウェインの3人の共作ナンバー、ホーン・アレンジは前にも書いたジミー・ハスケル

何か調べて見たら、この曲はあの「ドリフト・アウェイ」で有名なドビー・グレイがオリジナルみたいで、スウェットホッグよりも1年前の70年にシングルで出している

自分は他にシャイ・コルトレーンのこの曲のカバーも持っているが、シャイの方は軽快なポップナンバーに仕上がっている


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スウェットホッグはメンバーのキーボード・プレイヤーのレニー・リー・ゴールドスミスが結成したカルフォルニア出身のロックバンドでレア・アースやリー・マイケルズ等のセッションにも参加していたドラマーのバリー・フロスティ・スミス、そしてギターのボブ・B.J.・ジョーンズ、ベースのデヴィッド・ジョンソンの4人のメンバーのグループ

自分はこのハレルヤの入った彼等のセカンドアルバムはかなり後に中古で購入していて、アルバムではリック・デリンジャーのナンバーで「ロックン・ロール・フー・チー・クー」やJ.B.の「イン・ザ・ウィー・ウィー・アワーズ(オブ・ザ・ナイト)」なんて渋いところをカバーしている


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3曲目のスティーヴィーの「フォー・ワンス・イン・マイ・ライフ」オーランド・マーデン作曲、ロナルド・ミラー作詞のナンバー

自分が持っていない訳がない持っていて当然の曲ですが、達郎さんはトニー・ベネットがこの曲のオリジナルになると言ってはいたが実際のオリジナルはバーバラ・マクネアのヴァージョンみたい

バーバラはシンガー兼女優でモータウンからもアルバムも出してはいるが、自分は彼女のジャズアルバムを2枚持っているが、とってもスウィンギーな良いアルバムだ


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そしてバーバラの「フォー・ワンス」だが、いかにも60年代のバラード風なナンバーのアレンジで歌われているが、やはりスティーヴィーから見たらインパクトが薄いかもね


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同じようなモータウン関連ではキキ・ディーがタムラ・レーベルから出したアルバム「グレート・エクスペクティションズ」からのナンバーはミディアムなポップナンバーで、同じくモータウンからはブリンキィのヴァージョンはクラシカルなアレンジで歌う


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アンディ・ウィリアムのヴァージョンも軽快なポップナンバー、トニー・ハッチのヴァージョンはラウンジジャズアレンジのインスト


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ジャッキー・ウィルソンは朗々と歌い上げるヴァージョンで、アーマ・フランクリンはダンサブルなナンバー


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ソウルでも意外なところではジェームス・ブラウンはルイ・ベルソン・オーケストラとオリバー・ネルソン・アレンジのビッグバンドをバックにジャージーに歌う


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ジャズではエロール・ガーナーがコンガを入れたスウィンギーなラウンジ風なピアノ演奏でとっても良い


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ロイ・エアーズはヴィブラフォンの音色がムーディだ


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最後にやはりシナトラ御大で、ビッグバンドとストリングスを入れたドン・コスタのアレンジでシナトラは意外と普通に歌っている感じ


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まぁ~この曲は達郎さんも言っていたように通常のジャズのスタンダードナンバーではないのだけど、やはりソウル系を中心にかなりのヴァージョンがあって自分も他にもいっぱいあるのだが、意外なところでは高田みち子のヴァージョンはシンプルなんだけど松木恒秀さんのギターと 野力奏一さんのキーボードの演奏をバックにして凄く良い


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お次はウィリアム・ハートの「フォロー・エヴリィ・ドリーム」はサントラ「Fish That Saved Pittsburgh (Original Motion Picture Soundtrack)」のCDで持っていた

このアルバムは達郎さんも言っていたようにトム・ベルがプロデュース、アレンジ、そして曲作りをしたアルバムでシグマサウンドで録音されたアルバム

演奏はMFSBでフィリス・ハイマン、スピナーズ、フォー・トップス等が参加している

その中でも確かにスピナーズやフィリスやサンソンでかかったウィリアム・ハートのフィリーの息がかかったアーティストの曲はやはり良いと思うが、フィリー系じゃなかったアーティストのシルヴァーズの「Mighty Mighty Pisces」、ロレッタ・リンとフランキー・ブルーがデュエットした「Is It Love, Must Be Love」も良い


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お次のロイ・オービソンの「クライング」
 
サンソンでかかったライヴじゃなく、ロイは当然のようにしてベスト盤のヴァージョンしか持っていませんが、やっぱりドン・マックリーンのカバーヴァージョンは心に沁みるねぇ


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最後のブレンダ・リーの「He's Sure to Remember Me」は当然のように持っていません(笑)

ブレンダ・リーは通常のベスト盤とジャズアルバムしか持ってないのですが、フル・オーケストラとビッグバンドをバックにスタンダードを歌うジャズアルバムの「Reflections in Blue」は自分みたいなジャズヴォーカルファンにとっては最高に良いアルバムです


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と言う訳で、今回のサンソンはあれほどリクエストして中々達郎さんに応じてもらえず愚痴ってきた自分にとっては思い出に残る番組でした

まぁ~ソウルなんてオムニバスにしか入ってないような相当レアな曲やここで自分が取り上げて来たようなムード系のところを奇をてらってリクエストしたとしても、リクエストに応えてもらうのはそう甘くはないだろうな

達郎さんも凄くマニアックなところは、いつも達郎さんが言っているように「こんな曲知ってるか?」なんて思ってリクエストしている一人と思われそうだから、達郎さんも意地になって取り上げてくれないと思うので、メリハリを付けてやはりしつこいようだが達郎さんの感性に響くような所を狙ってリクエストするのが取り上げられやすいと思うのだが、今回取り上げられた事で暫くはリクエストしても取り上げられないだろう(笑)

それに変にマニアックなところばかりリクエストしていたら逆に目を付けられて絶対取り上げられないと思うし(笑)










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渋い選曲がそそられる [音楽]


相変わらずサンソンはいつも聴いていて、今年の宮治さんとの新春放談、追悼シドニー・ポワチエ特集、虎で棚つか、臨時追悼特集と中々面白い選曲で、いつものように新春放談から記事を書こうと思っている内に雪かきで腰を痛めて整骨院に整体治療に行ったりで、何かと慌ただしく過ごしていたせいでブログも書けなかった

シドニー・ポワチエの映画は自分としては昔テレビで観た映画の「いつか見た青い空」が感動的な映画で、自分はそんなに映画は観ている方じゃないけど凄く印象に残っている良い映画だった

先週の臨時追悼特集のムーディー・ブルースから書きたい曲も続いて出て来て、特にエムトゥーメがかかった時にはブログに書きたい気持ちいっぱいでしたが、今週の渋い選曲で書きたくなっちゃいました

シドニーポワチエ特集の時から数曲を除き自分の保有している曲が続いていましたが(木村拓哉は持っているはずはないけどw)、何か虎で棚つかの時は中々良い曲も無く、まぁサバイバーがかかるくらいでしたから達郎さんも苦しい選曲だったのだろうなと思っているのだが、

自分もリクエストはしたのだが、やはり読まれなかったと言うか外れた

まぁ~レス・ポールとメリー・フォードの「Tiger Rag」は持っていなかったけど、ラウンジ系のテッド・ヒースとかエリック・ロジャース・コーラル&オーケストラなんてのはリクエストしても絶対あり得ないと思っていたから、「ライオンは寝ている」の替え歌でロメオスの「The Tiger's Wide Awake (The Lion Sleeps Tonight)」とリンジー・ディ・ポールの「Tigers and Fireflies」をリクエストしたが外れてしまった

The Tiger's Wide Awake (The Lion Sleeps Tonight) (by The Romeos).jpg

The Jack Keller Songbook.png

Into My Music Anthology 1975-1979.jpg

まぁエイプリル・スティーヴンスの「Teach Me Tiger」は一度考えたが、余り定番らしいところも来ないだろうと思って、やっぱり達郎さんだからひねった方が良いと思い、超マニアックじゃなく名前が知れたちょっと渋いところって感じで、達郎さんの感性に引っ掛かりそうなところを狙ったが、結果的に当たり前のようにマイケル・フランクス、シルバー・コンヴェンション、そしてサバイバーだものなぁ 


Teach Me Tiger!.jpg

やっぱり達郎さんは超常連か、達郎さんの感性に触れるところの(偶にスゲーマニアックか、やはりサンソンらしいマニアックなところ)曲じゃないとリクエストを取り上げてもらうのは難しいのだろうな

ムーディ・ブルースはプログレって感じよりも初期のポップな感じの曲だったからかけたのだろう

ムーディーズはオリジナルはほぼコンプリなので勿論この曲も持ってますが、「Ride My See-Saw」はコーラスはムーディーズの基本となるものもありますが、まだストリングスやメロトロンもそんなにフューチャーしていなくて、後の「I'm Just a Singer (In a Rock and Roll Band)」に通じるようなポップなジョン・ロッジ作の曲


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フィフス・アヴェニュー・バンドの「One Way or the Other」、アース(ラムゼイ・ルイス)の「Sun Goddess」は(出来ればラムゼイの方でかけて欲しかったな)文句なく最高の曲ですね!


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Sun Goddess [Box Set].jpg


それでエムトゥーメ(昔はムトゥーメと言われていたけど)はエムトゥーメ名義のアルバムはファーストからサードまでは持っているのだけど、いかにも80年代サウンドって感じのそれ以降のアルバムは持っていない

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In Search of the Rainbow Seekers.jpg

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モダン・ジャズ・カルテット(通称MJQ)のベーシストだったパーシー・ヒースの弟のサックスプレイヤーのジミー・ヒースの息子だったジェームス・ムトゥーメはレジー・ルーカスと一緒にマイルスのバンドに参加して名を上げて、父親の兄弟バンドのヒース・ブラザーズ(アルバム2枚持っているが、全アルバムが欲しい)に参加したりしていたのだけど、


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ジェームス・ムトゥーメとして活動していた初期作品でグループ名義の72年の「Mtume Umoja Ensemble」のアルバムと77年のアルバム「Rebirth Cycle」がとっても欲しいと思っている


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前者のアルバムはアースにも影響を与えたアフリカンサウンドのスピリチュアルアルバムで、マイルス繋がりでカルロス・ガーネット、ゲイリー・バーツのサックス、バスター・ウィリアムスのベース、スタンリー・カウエルのピアノ、ビリー・ハートとレオン”ンドゥグ”チャンクラーのドラム等が参加している

後者のアルバムもマイルスからソウルに移行していくサウンドのスピリチュアルなアルバムで、前者のアルバムと同じくバスター、スタンリー、ビリーの他に、やはりマイルス繋がりでジョン・スタブルフィールド、エイゾー・ローレンスのサックス、アル・フォスターのドラム、マイケル・ヘンダーソンのベース、ピート・コージーのギター、そして盟友のレジー・ルーカスの参加にジーン・カーンやディー・ディー・ブリッジウォーターにエムトゥーメやレジーと一緒に活動を共にしていく事になるタワサ・アジー等がヴォーカルで参加している

共に中々中古市場でも見当たらないアルバムで、万単位までの金額を出さなきゃ手に入りそうもないアルバムなので、手に入れるのも大変だ

2枚とも聴き易いアルバムではないが、マイルスサウンドからからソウルに繋がって行くようなアルバムなので歴史的にも意義があるアルバムなので欲しいと思っている

そんなアルバムを経て、エムトゥーメはスピリチュアルからフュージョンに繋がって行き、そしてソウル、ポップ系のアーティスト達のステファニー・ミルズ、フィリス・ハイマン、レナ・スコット等のプロデュースと繋がって行く

その中でステファニーは80年のアルバムの「Sweet Sensation」のタイトル曲、81年の「ステファニー」からテディ・ペンダーグラスとのデュエット曲「Two Hearts」


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フィリス・ハイマンは後にクラブ系のDJ達に取り上げられ有名になった79年のアルバム「You Know How to Love Me」からタイトル曲がやはり最高だ


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レナ・スコットは79年の彼女のファーストアルバム「Come on Inside」から「We Can Make It Better」


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それ以外ではゲイリー・バーツの80年のアルバム「Bartz」から「After Glow」「(Give It Your Best) Shot!」、マーク・サダーンの81年のファーストアルバム「One Way Love Affair」からはタイトル曲、82年のセカンドアルバム「Exciting」からはベースのマーカス・ミラー、ギターのアル・マッケイ、ピアノでリチャード・ティが参加している「Message from Me to You」が自分が思うベストトラックだ


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エムトゥーメがフィラデルフィアで生まれ、そしてレジー・ルーカスがMFSBに参加していたり、彼等のセッションには殆ど参加していたベースのバジル・フェリントンの兄であるノーマン・フェリントンがMFSBのドラマーであったりと、彼等はフィラデルフィアと縁がありフィラデルフィアだけではなく出張所的にニューヨークにもあったシグマサウンドスタジオで録音も良くしていたりした

80年代に入り次第に打ち込みばかりのサウンドになって行った事をエムトゥーメが危惧していた事を記事にしたものを見た事あるが、確かにその通りで退屈な音楽が増えて行ったと自分も思っているのでエムトゥーメの言う通りだったと思っている

それで今回のサンソンの1曲目はスティプル・シンガーズの71年のアルバム「The Staple Swingers」から「Heavy Makes You Happy (Sha-Na-Boom-Boom)」

マッスル・ショウルズ・サウンドスタジオで録音されてバーケイズのホーンが参加しているボビー・ブルームとジェフ・バリーの共作でノリの良い抜群のナンバー


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スティプル・シンガーズのスタックス・レーベルのアルバムは殆ど持っているが、彼等はアイザック・ヘイズと並んで70年代のスタックス・レーベルのドル箱スターだったと思う

サーフィン・ホットロッドものなんてビーチボーイズ以外ではジャン&ディーンのベスト盤くらいしか持ってないくらいなので、2曲目のザ・シャット・ダウンズの「Four in the Floor」なんて当然のように持っていない

軽快なエレキ・インスト・サウンドで中々良かったでした


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3曲目のジャッキー・トレントの「Where are You Now」は彼女のベスト盤の「Where Are You Now: The Pye Anthology」で持っていた ジャッキー・トレントとトニー・ハッチの共作のとっても良い曲で、前にもここのブログで言って来ている彼女の「This Time」は最高の名曲だと思うが、この曲も自分の大好きな曲


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お次のザ・インペリアル・ワンダーズの「Trying to Get to You」は「Crossover to Modern Soul」と言うオムニバスのCDで持っていた


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何かこのグループは後にトゥルースと言うヴォーカルグループの前身みたいなグループみたいで、このグループのメンバーだったアルフォンソ・ボイド、レオ・グリーン、ラッセル・エヴァンスの3人とS.O.U.L.と言うソウル・インスト・グループでヴォーカルをとっていたラリー・ハンコックの4人のヴォーカルグループだった

自分はこのトゥルースのCD2枚とS.O.U.L.のアルバム2枚は持っていて、トゥルースの方は全曲良い曲ばかりのCDでメンバーのアルフォンソ・ボイドとオージェイズとは親交があるみたいなのでオージェイズのメンバーが曲作りに参加している曲もあってフィリーサウンドとは違うが凄く良い曲が入っている


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Truth 2 A Taste of Philadephia (1979).jpg

一方S.O.U.L.の方はファンキーなグループで全曲良いって事は無いのだけど、その中でも彼等の72年のセカンドアルバム「Can You Feel It」からスティーヴィーのカバーの「My Cherie Amour」が自分のベストトラック

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Can You Feel It by S.O.U.L..jpg


「Trying to Get to You」は凄く良い曲だと思うので、ザ・インペリアル・ワンダーズのベスト盤的なCDは出ているみたいなので購入しようと思っている


5曲目のクワイアット・エレガンスの「I'm Afraid of Losing You」は「The Complete Quiet Elegance on Hi Records」のCDで持っていた

これまたウィリー・ミッチェル、プロデュースのハイ・サウンドのとっても良い曲

このグループのメンバーの一人、ロイス・リーヴスって、マーサ・リーヴスの妹なんですってね

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お次のインクスポッツは古過ぎて持っていませんでした ベスト盤CDも出ているみたいですけど、さすがに音源が古過ぎて聴くのは厳しいかも、でもサンソンでかかった「If I Didn't Care」は曲自体は良い曲だと思う

Ink Spots ‎– If I Didn't Care.jpg


最後のスタンダードの「Blue Moon」は大スタンダードだけあって、自分の持っているヴァージョンでもジャズヴォーカルものを中心としてシャ・ナ・ナまで、かなり幅広く歌われている

リチャード・ロジャース作曲、ローレンツ・ハート作詞のこのスタンダードナンバーは1934年に映画「マンハッタン・メロウドラマ」で使われた曲なのだが、元々はその2年前の映画「メイク・ミー・ア・スター」の為に書かれた曲だったのが、その映画には使われずタイトルを「Blue Moon」に変えてヒットした

カーメン・マックレーのヴァージョンは洒落た粋なナンバー、カテリーナ・ヴァレンテのヴァージョンはスウィンギーなアレンジで歌っている、ビリー・エクスタインのヴァージョンは渋いクルーナーヴォーカル・ナンバー


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Catarina Valente in London (1963-1964) (Orchester Johnny Keating).jpg

Everything I Have Is Yours The Best of the M-G-M Years.jpg

マーセルズのナンバーは61年にナンバー1になっている


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シュプリームスのナンバーはショーミュージックアレンジで洒落ている


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アート・ブレイキーはフレディ・ハバードをフューチャーしたスローアレンジのジャズナンバーでしんみりと聴かせる


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達郎さんが言っていたが、この曲のオリジナルになるのはコニー・ボスウェルのヴァージョンだったんだ 初めて知りましたがとっても良い情報でした

自分はコニー・ボスウェルのアルバムを1枚持ってますが、ディキシー風なアレンジで、やはりかなり古臭い感じなので、歴史を感じる古いジャズヴォーカルって感じ


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そんな訳で久し振りにサンソンでかかった曲について書いてみました

達郎さんは誰々の特集をしてみたいと良く言っているが、達郎さんの仕事がある中で、これからもミュージシャン、アーティストの訃報が今後も続いて行くと思うから、いつになるのだろうって感じ

まぁ~普段のオールディーズの洋楽中心で十分なのだが、特集になると解説も多くしてくれるので、それはそれで大いに勉強になるので出来ればして欲しいと思っている






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サンソンでかかった曲について久し振りに書きたくなった [音楽]


サンソンの通常のプログラムの棚からひとつかみやB.J.トーマス特集、そしてなんと寺内タケシ特集まであったサンソン


相変わらずの達郎さんならではの選曲で、自分の持っている曲などを改めて聴き直すきっかけになったりして、やはり音楽好きにはたまらない番組だ


その間にメールでリクエストを二回してみたがリクエスト曲は採用されなかった


架空の動物特集なんて、まぁ~達郎さん自身の曲も含むマーメイド以外ではそんなにないだろう!と思いながら、自分の持っている曲から検索して曲時間とかベタじゃない曲とかを考えてリクエストしたがダメだった


架空の動物って言っても沢山あるので、自分なりにカプリコーンとかフェニックスとかユニコーン(一角獣)、はたまた狼男まで考えて、そのタイトルが入った曲を考えに考えてリクエストしたけど、何か反則気味の選曲で結局テーマにしてみたけど、達郎さん自身もそんなに思いつくほどの曲もなかったんだろうなって感じの選曲だったなぁ


参考にカプリコーンはかなりマニアック過ぎたけどリチャード・エヴァンスの「Capricorn Rising」、まぁ~中々かけてもらえそうもない曲なのは確かかも


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フェニックスはド定番のグレンのあの曲はさすがにリクエスト出来ないので、これも奇をてらってノーマン・コナーズの「Phoenix」 ディスコっぽい軽快な曲なので達郎さんの選曲もありそう!と思ったが、ノーマン・コナーズはジャズ(スピリチュアルも含む)フュージョン系の人だから、やはり中々取り上げられない人なのか・・・


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ユニコーンは達郎さんの仲間内の村松邦男さんの「一角獣(ユニコーン)」、これは有り得るかも!?と期待していたが、邦楽もかかったけど難波さん関連とター坊だものなぁ


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狼男は自分としてもちょっと反則気味で、ゲス・フーの「Clap for the Wolfman」、まぁこれはDJのウルフマン・ジャックの事を歌った歌なので狼男をテーマにした曲とは違うので、ちょっとひねったリクエストだったのだが、ゲス・フーなら大いに有り得たと思うし同じく拡大解釈で達郎さんがかけるかも!?と、これも思っていたが無理でした(笑)


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まぁ~本当に達郎さんにリクエスト曲を取り上げてもらうのは相当難しいな


達郎さんが言っているように相当な数のはがきとメールだと思うから目を通すだけで精一杯なのだろうけど、マニアックなところのリクエストも達郎さんは偶に取り上げているのだが、すごーくマニアックなところだとひねくれものの達郎さんだから、よっぽど達郎さんの琴線に触れる曲じゃないと難しい感じ


ってな訳で9月26日のサンソンの曲についていっちゃいます


ヴォーグスの「Earth Angel」ベスト盤で持ってました


達郎さんが言っていたペンギンズの1954年のカバーだそうで、オリジナルはやはり古臭い感じの曲なので、ヴォーグスの方もオールディーズナンバーだけど、洗練されたコーラス、アレンジのヴォーグスのカバーの方がやっぱり良いと思う


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アレンジはボビー・ダーリン、ボビー・ヴィー、ジュリー・ロンドン、そしてシナトラなど、シンガー系やラウンジ系のアレンジ、そして「Raunchy」などのインストヒット曲があるアー二ー・フリーマン


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この曲の曲作りに名を連ねているひとりジェシー・ベルヴィンの「Mr. Easy」と言うアルバムを持っているが、アート・ペッパー、メル・ルイス等が参加していてマーティ・ペイチがアレンジしている最高に洒落たジャズヴォーカルのアルバムで、全曲スタンダードナンバーを歌っているジェシーの歌唱はとっても素晴らしい!


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ジェシーは27歳の若さで交通事故で亡くなったのでアルバム枚数も少ないのだけど、他のアルバムも購入しようと思っている


次はフューチャーズの「Stay With Me」最高に良いですねぇ~


自分もやはり達郎さんと同じようにB面だった「Stay With Me」の方が好きだ


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フューチャーズはアルバム3枚の内2枚持っているが、もう1枚は未CDで中古レコードしか現在のところ手に入らないのだが、フィリーものなので是非とも欲しい!


「Stay With Me」の方はオムニバスの「The Spirit of Philadelphia」で持っている


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ブルースギタリストのボビー・ベネットとレオン・ハフが共作したナンバーでアレンジはロニー・ベイカー

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A面の「Love Is Here」は前にギャンブル&ハフ作曲と言う事でドラマティックスのカバーで書いていたようにこれもオムニバスで持っている


やっぱりフィリーものは良いね!


お次はジーン・テレルの78年の唯一のソロアルバム「I Had to Fall in Love」から「How Can You (Live Without Love)」


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達郎さんが言っていたようにジェームス・ギャッドスンのドラム、そしてジェームスと同じくチャールズ・ライト&ザ・ワッツ・103ストリート・リズム・バンドにいたギタリストのバーナード・ブラックマン(ビノース・ブラックモン)、同じくギタリストのワー・ワー・ワトソン、ベースはデニス・コフィーやモータウン系出身のアーティストや、あのトニー・ウィリアムス・ライフタイムでも演奏していたトニー・ニューマン、キーボードはトニーと同じようにモータウン系出身のアーティストを中心にしたセッションやレイ・パーカーのグループのレイディオ、そして吉田美奈子の海外録音のアルバム等に参加していたシルヴェスター・リヴァース、パーカッションはエディ”ボンゴ”ブラウン


そして作者関連でこの曲を取り上げる事になったグレイ&ハンクスのレン・ロン・ハンクスがピアノで参加している


ジーンのアルバムは全曲捨て曲無しの良いアルバムでグレイ&ハンクス作の曲が多く入っている


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グレイ&ハンクスのアルバムは2枚出ていて2枚とも持っているが、78年のアルバム「You Fooled Me」の「Dancin'」が達郎さんも言っていたが自分としても一番好きな曲だ


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この曲にはアースのフェニックス・ホーンも参加しているのでアース関連のオムニバスにも入っている


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後このアルバムでは「Gotta Put Something In」も同じくフェニックス・ホーンのメンバーのラムリー・マイケル・デイヴィスが作曲した曲で良い曲だ


彼等は作曲チームとして色んなアーティストに曲を提供して来ているが、彼らが作った自分の好きな曲を挙げて行くと


先ずテルマ・ヒューストンとジェリー・バトラーの「Let's Get Together」


アーサー・ライトによるストリングスアレンジがゾクゾクするリズミカルなナンバー


この曲はチャールズ・ステップニーも曲作りに参加していて、達郎さんも言っていたダロウ・フレッチャーも取り上げいている曲なのだが、両方のヴァージョン共とっても良いのだが、自分的にはテルマ&ジェリーの方のナンバーの方が好きだ


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あとはエスター・フィリップスの「Unselfish Love」、リチャード・ティのメロディアスなエレピのイントロで始まりリズミカルな展開になって行く曲でリチャードの特徴的なアコースティックピアノのフレーズも聴ける曲


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あとは有名なL.T.D.の「(Every Time I Turn Around) Back in Love Again」とかもあるけど、達郎さんも言っていたようにジーン・テレルもブレークウォーターも取り上げている「No Limit」はブレークウォーターの方が圧倒的に良い


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女性3人組のブランディやデブラ・ロウズの「How Long」とか、レオン・ハフに見い出されたエボニーズやL.T.D.の「If You're in Need」とかの曲も良い曲だ


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次はソウル・チルドレンの「We Got to Get Our Thing Together」これまた凄く良い曲ですね!


彼等のアルバムは6枚持っていて、スタックスレーベルの頃は結構ゴスペルっぽい曲もあって結構渋い曲もあるが、エピックレーベルに移ってからの2枚のアルバムは全曲良い曲ばかりのアルバムだ


「We Got to Get Our Thing Together」はそのエピックに移ってからのアルバム「Finders Keepers」からの曲でアルバムの中でも一番良い曲


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ホーランド兄弟のいとこにあたるジェームス・ディーンとカルヴィン・アーライン、ジャック・エーヴェリーが書いた曲で、アルバムプロデューサーはスタックス系のアーティストを中心にプロデュースしてきたドン・デイヴィス

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彼等はやはりスタックスレーベルの頃から関係でデヴィット・ポーターが書いた曲を多くやっている


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アート・ガーファンクルの「Fingerpaint」はアルバム「Watermark」は持っているのだが、やはり「(What A) Wonderful World」が入っているアルバムなので「Fingerpaint」は持っていなかった


差し替えられた「(What A) Wonderful World」以外の曲は全曲ジミー・ウェッブ作の曲で、アートの透き通ったヴォーカルが堪能出来るアルバムだ


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アートの曲はアートの声を活かす比較的ミディアムナンバーやバラードが多いから、メリハリのある曲調のものは余りないので自分としては聴く時を選ぶって感じが正直なところ、そんな中でもスタンダードのカバーでヒットした「I Only Have Eyes for You」がニッキー・ホプキンスの弾くエレピとアンドリュー・ゴールドの弾くギターで幻想的な雰囲気を醸し出した通常のジャズの歌唱と違って美しくウットリするアートの声で自分が一番好きな曲だ

 

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最後のゾンビーズの「This Will Be Our Year」は名盤と言われている「Odessey and Oracle」のアルバムは持っていなかったので自分は持っていないが、ミディアムなポップナンバーって感じで特に自分が惹かれるような曲ではなかった


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と言う訳でサンソンの選曲を久し振りに取り上げてみたけど、達郎さんが良く言っているプロデューサー、作家、ミュージシャンの特集をして欲しいと思っている









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ムードミュージック [音楽]


先週に引き続き、今回のサンソンも良かったねぇ~


1曲目のフーのマイ・ジェネレーションからソウル3連発


ソウルは当然のごとく、フーまでコンプリで来ている中、ぬわんと!ジャッキー・グリースンがかかりましたね!


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先ず、ジョニー・ブリストルの黄金期のアルバム4枚は全部保有しているが、ジョニーは良いねぇ


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デビューヒットの「Hang on in There Baby」はアレンジがH.B.バーナムだけど、もろバリー・ホワイトサウンドのラヴ・アンリミテッド・オーケストラ!


続く全米ヒットの「You and I」も同じくバリーサウンド ヒドル・ブラウン・バーナムがバリー・ホワイトを意識してアレンジしたとしか思えないところにデヴィッドTやエド・グリーンが参加しているとなると、まんまラブ・アンリミテッド・オーケストラ、サウンドだ


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サンソンでかかった「Do It To My Mind」は3枚目のアルバム「Bristol's Creme」からの曲だが、リズムアレンジがソニー・バークでストリングスアレンジがポール・ライザーになり、ドラムはエドじゃなくジェームス・ギャッドスンだけど、やはりバリーサウンドに欠かせないミュージシャン達が参加しているけど、この曲はLAサウンドに仕上がっている事で、尚更バーナムがバリーサウンドを意識してアレンジした事が分かる


何れにしてもデヴィッドTの音はどんなにサウンドが変わってもデヴィッドの音だと分かるところが凄い。レイ・パーカーもカッティングのフレーズがレイ独自のものがあるので聴いていても分かりやすい


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今日サンソンでかかったフー、アイズレー、ウィスパーズの曲は今更改めてここで語るほどでもなかったので、今回は記事にするつもりはなかったのだが、ジャッキー・グリースンがかかったので記事にしない訳にはいかない!



過去に達郎さんもまりやさんもジャッキーの事を口に出していたことがあるし、ムードミュージックもかけて来た達郎さんだから今更驚く事でもないのだけど、この選曲の落差!!!


自分が今までここで語ってきたようにソウル、ジャズ系が特に好きなのだけど、前にもちょっと書いたようにムードミュージックも大好きなので、自分としても当然のようにジャッキー・グリースンも大好きなところで、昔東京に出張した時は東京のムードミュージックの中古専門店でアナログレコードを結構買って揃えた


ジャッキーのアルバムはアナログの方が多いのだが、ベスト盤やダブりのCDも合わせると30枚弱くらい持っている、サンソンでかかった「Days of Wine and Roses」は達郎さんが言っていたアルバム「Movie Themes - For Lovers Only」は持っていなかったが、ベスト盤の「The Romantic Moods of Jackie Gleason」で持っていた


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ヘンリー・マンシーニの超有名なスタンダード


とろけるようなオーケストラサウンドで深い眠りに陥りやすい


スタンダード好きな自分が、ジャズヴォーカルやモダンジャズだけじゃなく、このようなムードミュージックにも虜になって、ジャッキー以外にも達郎さんも言っていたローレンス・ウェルク、そしてアンドレ・コステラネッツ、デヴィッド・ローズ、フランク・チャックスフィールド、御大マントヴァーニ、そしてベルト・ケンプフェルト


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大御所ではヘンリー・マンシーニ、パーシー・フェイス、ミシェル・ルグラン等々


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その他、有名無名問わずかなりムード系も夢中になって揃えた


達郎さんの言っていたシャンパンミュージックとは、1961年に「夢のカルカッタ(Calcutta)」を全米ナンバー1にしたドイツ人のアコーディオン奏者でバンドリーダーのローレンス・ウェルクが演奏するオーケストラサウンドをローレンスの友人が20年代に「シャンパン・ミュージック」と名付けた事から、ローレンス・ウェルクと言えば「シャンパン・ミュージック」と言う事で有名なった


ローレンス・ウェルクやイノック・ライトのようなシャンパンミュージックと呼ばれる軽音楽はやがて60年代になる頃にはエレベーターミュージックと呼ばれるようなホテルやデパートで流れるような軽音楽と言う意味で音楽性や芸術性もない音楽として軽蔑されるような音楽とまで言われるようになってしまった


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自分的にはジャッキー・グリースンやジャズ系のオーケストラものの重厚なオーケストラサウンドでスタンダードを演奏するものはアレンジも含めてかなり芸術性を感じる音楽だと思っているので、BGM的な軽音楽とは違うと思っている


まぁ~どちらの音楽もエキゾチックサウンドも含めて、60年代頃までのアメリカとイギリスのムード音楽は自分は大好だ ただ前に言ったように70年代に入ってからのフランス等のムードオーケストラはダメなんですけどねw


ジャッキー・グリースンの音楽はボビー・ハケットとピー・ウィー・アーウィンのトランペットをフューチャーした本当に眠くなるような全編オーケストラのムードサウンドだけど、レス・バクスターのエキゾ系やジャズ系のネルソン・リドルやゴードン・ジェンキンス、あるいはヘンリー・マンシーニ等は重厚なストリングスのオーケストラサウンドの中にジャズアレンジのビッグバンド的な演奏もしているのでとっても聴き応えがある(マンシーニは映画音楽だけではないのだ!)


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ジャッキー・グリースンは50年代に大ヒットアルバムを出し続け、達郎さんが言っていた「ミュージック、マティーニ、アンド・メモリーズ」やダリが書いたジャケットで有名な「ロンサム・エコー」等が全米ナンバー1アルバムになっている


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アルバムはジャッキー・グリースンが書いたオリジナルもあるが、スタンダードナンバーを彼のオーケストラで演奏しているものが殆どだ


自分がPCに現在取り込んでいるジャッキーの曲は全曲捨て曲無しなくらい全部聴いていられるが、さすがにこのサウンドでずーっと聴いていたら本当に眠くなるので聴く時を選ぶ音楽だと思うけど、やっぱりお酒を飲む時とか彼女とゴージャスにお洒落な雰囲気を楽しみたい時等は(共に現在の自分には縁がありませんがw)良いムードを演出できる音楽だと思う


まぁ~さすがにこんな音楽をラジオで紹介してかけるのは達郎さんくらいなものだろう


本当にもろドファンクなソウルからギンギンのロック、今日のラジオのフーから始まってジャッキー・グリースンで終わるなんて、こんな幅広いジャンルを網羅している番組は達郎さんだけでしょう


まぁ~自分も同じくらい幅広さには自信あるけどね(笑)だから達郎さんのサンソンをとっても楽しく聴けると思っている


他にも記事にしたいムードものはいっぱいあるのだけど、達郎さんがエキゾチックサウンドなんかかけちゃったりしたら、そりゃぁ~もう嬉しくて、ここで又書いちゃいますわ(笑)


最後にジャッキー・グリースン・オーケストラの演奏の中でも特に自分が好きなスタンダードナンバーを演奏した曲を書いておくと


カール・フィッシャー作曲、ビル・カリー作詞の「You've Changed」、ジョージ・ガーシュイン作曲、アイラ・ガーシュイン作詞の「The Man I Love」、ウォルター・グロス作曲、ジャック・ローレンス作詞の「Tenderly」、デヴィット・ラクシン作曲、ジョニー・マーサー作詞の「Laura」、あとジャッキーのテーマ曲にもなっているジャッキー・グリースン作曲の「Melancholy Serenade」


これらのスタンダードは重厚なオーケストラサウンドで演奏されるととってもゴージャスな音楽になる


他にもいっぱいあり過ぎるくらいあるけど、今日サンソンでかかった「酒とバラの日々」はやっぱり凄く良いと思うし、ボビー・スコット作曲の「A Taste of Honey」は通常の重厚なサウンドと違いビッグバンドアレンジになっている


ムードものの記事もサンソンをきっかけに書ける事になった訳で、中々きっかけがないと書きたくなるような事もない中で、やはりサンソンは自分にとってラジオ番組で唯一聴いている番組になっている







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久し振りのサンソン記事 [音楽]

世の中が益々落ち着かない状況になっている

冬の期間中の少し落ち着いている時期に外出もしたり、コンサートに行く予定も立てたりしたが、又このような状況になり中止の決断もし、結局必要な買い物だけは外出もしたけど、家にいて音楽を聴く生活がメインなのは変わらない

まぁ自分は親の介護をしている立場なので、介護が中心となっている生活の中で音楽を聴く時間が持ててるって感じ

どんな状況であろうと、自分の好きな事が出来ると言うのはやっぱり幸せな事
 
相変わらず聴きたい欲は強く、CD購入は続いているが、そのペースも落ちて来ているし、全然作業していないアナログのデジタル化(mp3化)もしないといけないなぁと思っている

音楽を聴く時間はあるとは言え、やはり日常生活の上で色々とやる事もあるので、本当はあれもしなきゃ!そろそろこうしておこう!と言う事が全然出来ないでいる

そんな訳で毎週聴いているサンソン

やっぱり特集の時とか棚からひとつかみのプログラムで、自分が書きたくなる曲がかかると記事を書きたくなる

達郎さんがかける曲はいつも自分にとって本当に興味深い曲ばかりで、自分の琴線に触れる良い曲だと思った曲で持っていない曲はここでも書いてある通り購入の参考にさせてもらっている

今日の棚つかの1曲目ゲイリー・パケット&ザ・ユニオン・ギャップの「Over You」

いつもサンソンを聴いていて、「お、これ聴いた曲ある!」って曲も、「あれ、初めて聴くかな?」と思った曲も前にも書いているが、自分の保有状況を調べてみないと分からない事が多々ある

最初から聴いた事がない曲や明らかに持ってないと言うのは自分でも分かっているのだけど、まぁ音楽マニアはしっかり管理していないと分からなくなるので、数にもよると思うけど自分の保有状況を全てハッキリ把握している人は中々いないと思うよ(リストの作成は必修)

自分の場合もアナログで2000枚辺りから段々怪しくなって来て、いつも聴いていたのはハッキリ分かっていたけど、聴く回数が減っていたものはその都度確認しないと分からなくなって来た
 
CDも入れて万単位以上となった今はもう本当に全部を把握するのは不可能なので、有名アーティストならば「これ持っているだろう!」と大体分かるのだけど、マイナー系やオムニバス等はその都度ファイルやミュージックプレイヤーを見て確認しないと分からない

CDもレコードも今となってはもう引っ張り出してくるのも難しい状況で、昔からのアナログとCD2000枚くらいまではしっかりラックにアーティストやジャンルで大体把握してしまっていたので、引っ張り出して来るのも可能だったが、

高価なラックを購入するのも止めて(ラックだけでもガラス付きだと何万もするので)部屋の置くスペースも厳しくなってきた中で、2000年代に入ってから購入したものは段ボールに入れて山積み状態になっているので、何処にしまったか分からない状態になっているw

それで少しづつ手放す事もして来たのだが、ここに来てそのような事もしていないので、増えるばかりの益々の山積み状態で、さすがに置くスペースが無くなって来ているので、本気で手放すような事もして行かないとヤバイと分かっているのだが中々出来しないでいる

と、前置きが長くなったが、「Over You」は彼等のベスト盤CDで保有していた。

前から書いて来ているが、ジャズや60年代からのメジャーと言われるアーティストはアルバム単位で保有しているものが多いけど、60年代のチャートヒットもののポップ系アーティストはベスト盤で保有している事が多い

ゲイリー・パケットは自分が洋楽に夢中になる前に「Woman, Woman」だけは聴いた事がある曲だったので、自分にとってもこのグループの一番の有名曲になっているけど、

彼等の曲で一番ヒットしたのは全米2位まで上がった「Young Girl」と「Lady Willpower」だと思うけど、自分は後者の方が好きだし「Over You」も凄く良い曲だと思う


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「Lady Willpower」も「Over You」もジェリー・フラーの作品で、ジェリー・フラーと言えばリッキー・ネルソンを筆頭とした60年代のアーティストへの提供曲が多いと思うけど、


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自分の場合は何と言っても、アル・ウィルソンの「Show & Tell」だ!


Show and Tell.jpg

ショーアンドテル.jpg

素晴らしく良い曲で、当時はヒットチャート上昇中にシングル盤を買って何度も聴いた、今でも最高のソウルナンバーだ

60年代から活動していたアルがジェリーに招かれてこの「Show & Tell」を聴かされ直ぐに気に入りレコーディングし、全米ナンバー1の彼の最大のヒットになった

この「Show & Tell」は名曲だけあって、自分も何曲かカバーバージョンを持っているが、Professor Lett & Studyのヴァージョンは結構渋い仕上がりのナンバーだけど原曲に結構忠実な感じ


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Don Julian & the Larksのバージョンは軽快なソウルナンバー、Elusionのバージョンはアーバンな雰囲気、Maceo & the Macksのバージョンはメイシオのサックスがフューチャーされたインストナンバーで、どの曲も楽曲が良いだけあって中々の出来だが、やはりアルのバージョンが断然良い


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Show and Tell featuring Limon Wilson.jpg
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他にジョニー・マティス(何かこれがオリジナルになるみたいだが)、クレオ・レーンも歌っているのでそれも是非聴いてみたい

全然、ゲイリー・パケットの話からズレて来ているが、サンソンでかかった「Over You」はThe Main Ingredientのカバーが秀悦だ


Shame on the World.jpg

達郎さんがサンソンでかける曲はこのように色んな繋がりで記事にしていけるので、やはり自分としてもサンソンをきっかけにして幅広く色んなジャンルの音楽の事を書ける事になるのでブログに書く事が多くなる

次はティーナ・マリーですか!良いですねぇ~~~

白人なのにとってもソウルフルな「白きソウルの女王」と呼ばれたティーナ リック・ジェームスのバックアップでデビューする

自分は彼女のアルバムは4枚持っていますが、黄金期の3枚が凄く良い

1stは持っていないので凄く欲しいと思っているが、2ndアルバムの「Lady T」からは「Behind the Groove」「Lonely Desire」そしてクールなミディアムナンバーの「Why Did I Fall in Love With You」、


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3rdアルバム「Irons in the Fire」からは「I Need Your Lovin'」がティーナの曲で自分の1番好きなダンスナンバーで今でもよく聴いている曲だ

あとこのアルバムでは「You Make Love Like Springtime」も最高に良い曲で、このアルバムは全曲捨て曲無しのダンスナンバーとミディアムポップな曲が入ったアルバムだが、この二曲が突出している


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4thアルバム「It Must Be Magic」からは番組でもかかった「Square Biz」もファンキーナンバーで良いが、このアルバムでは何と言っても「365」だ ポール・ライザーのストリングス・アレンジとダニエル・ルメルのホーン・アレンジが冴えわたる、ファンキーな中でも洒落たミディアムナンバーで凄くいかしてる


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紹介しているこれらのティーナのアルバムはLAのモータウンスタジオを筆頭にLAで録音されているのでLA系のスタジオミュージシャンとモータウン系のミュージシャンが参加している ティーナはほぼアルバムの全曲の曲作りにも参加しているくらい非常に作曲能力も高かった

彼女は2000年代に入ってもアルバムを出していたのだけど、やはり自分としては80年代初期までのアナログの演奏を主体とした作品じゃなきゃ自分の感性に合わないって感じです

お次はフィリーものでも本当に渋いところのエグゼクティヴ・スイートの「When the Fuel Runs Out」

まぁ~本当に達郎さんじゃなきゃかけないフィリーもの 

自分としても最初アーティスト名を聞いて「あれ?これ持っていたかな?」と思ったら、やっぱり持ってました 未CDなので当然アナログでね

フィリー関連の作家達 アラン・フェルダー、ノーマン・ハリス、バニー・シグラーの3人の共作ナンバーで、アレンジはB-H-Y(ロニー・ベイカー、ノーマン・ハリス、アール・ヤングのMFSBの主要メンバー)で、アルバムでは他にボビー・マーティンとパトリック・アダムスは1曲だけアレンジしている

74年の彼等の唯一のアルバム「Executive Suite 1」からの曲

アルバムの出来としてはフィリーものの中ではそんなに目立つ程の出来でもないので、フィリーマニアくらいしか持ってないアルバムだろうな


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達郎さんはアール・ヤング特集もしたいと言っていたが、もししてくれたら自分としては最高に嬉しい特集になると思うので張り切ってリクエストしちゃうけどなぁ

そして次、ゾンビーズのリードヴォーカリストでギタリストでもあったコリン・ブランストーンの変名と言う事でニール・マッカーサーの「Without Her」


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ニルソンはベスト盤で当然のように持ってますが、このシングルオンリー・ナンバーは「Into the Afterlife」と言うCDに入っているみたいなので購入リストにいれました


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「Without Her」シンプルな曲のようで非常にクォリティの高い曲でカバーも素晴らしいものが多い

達郎さんも言っていた、BS&Tのアル・クーパーのヴォーカルバージョンやハーブ・アルパートのバージョン(途中からストリングスが派手に鳴るアレンジでメリハリのある印象的な曲)も勿論素晴らしいのですが、他にちょっと地味なグレン・キャンベルのバージョン、意外なところではジョージ・ベンソンのバージョン

ジュリー・ロンドンのバージョンはストリングスにチェンバロも入るちょっと変わったアレンジのナンバーでこれも良い


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Gentle on My Mind.jpg

I Got a Woman and Some Blues (1969).jpg

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コリン・ブランストーンのソロアルバムは結構CD 化になっているが自分は1枚も持っていなかった

その「Without Her」の繋がりで次はニルソンの「Open Your Window」


凄く良い曲で、自分はこの曲が入っている「Harry: ハリー ニルソンの肖像」は持っていなかった


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5thディメンションのバージョンはアルバム「Living Together, Growing Together」で持っていて、これも素晴らしい曲で、スキャットコーラスが入るジャズ風な曲で凄く洒落た曲だ


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他にエラやルイ・ベルソンのバージョンもあるみたいなのだが、これだけ良い曲だからジャズアーティストのものは持っていて当然のはずなのだが、不覚にも持っていなかったw


達郎さんも言っていたようにジョージ・ティプトンのストリングスアレンジは素晴らしい


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ジョージはニルソンを筆頭にジャッキー・デシャノンとかホセ・フェリシアーノ、そしてジャズコーラスのハイ・ローズからマーティン・デニーまで色んな人のアレンジしていたんですねぇ


ニルソンは自らの作品だけではなく他人の作品を歌って大ヒットした曲(勿論、あの曲で)もあってシンガーとして有名だったが、ソングライターとしても優れた曲を作って来た人でもあった

ニルソンは73年のスタンダードナンバー集のアルバム「A Little Touch Of Schmilsson In The Night(夜のシュミルソン)」が地味なスタンダードが多いのだが、ゴードン・ジェンキンスのアレンジでとっても素晴らしいアルバムだ


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最後のドゥワップナンバーのチェロキーズの「Rainbow of Love」は当然持っていないが、今後ドゥワップのオムニバスとして出るのを楽しみにしている


The Cherokees.jpg


と言う訳で、久しぶりのサンソン記事


やっぱり達郎さんはジャンルを問わず良い曲かけるねぇ


先に言ったように、サンソンを聴いていると改めて調べたりして、そして持っているものはじっくり聴いたりして、良い音楽を改めて聴く機会になるので、音楽マニアにはたまらない番組だ

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宮治さんとの新春放談 第二弾 [音楽]


また今週も楽しいプログラムだった サンソンの新春放談 第二弾


先のブログでは我国の今後も踏まえた厳しい事も書いたが、まぁ~大好きな音楽を落ち着いて聴いてられる時代がいつまで続いていられるのか分からないが、自分の人生に於いて最大の趣味でもあり一番の喜びでもあった音楽を楽しんでいられる内に残りの人生も相まって可能な限りそうして行きたいと思っている


達郎さんと宮治さんのマニアックな音楽特集は今後も続けていけるならマニアとしても是非そうして欲しいと思っているけど、まぁ~宮治さんが定期的な出演となるとスケジュールが難しいと思うので、新春と夏の年二回の放談をして欲しいと思っている


達郎さんとまりやさんの邦楽メインファンは達郎さん&まりやさん関連のプログラムを毎週でもして欲しいのだろうけど、まぁ~非公式なライヴ音源とか貴重な音源が聴ける場合もあるけど、通常の音源なら保有しているソースで何度も聴けるのだから、達郎さんが日本でも稀にみる洋楽中心の音楽マニアである以上 本来のサンソンの姿の洋楽特集のプログラムの方がサンソンを聴く圧倒的に価値が大ありと洋楽のサンソンファンの一人として思っている


それでは1曲目から


ボビー・フリーマンの「Shadow of Your Love」


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プロデュースは古くはタートルズ、ジャッキー・デシャノン、ゴードン・ライトフット、ヘレン・レディ、有名どころではボズ・スギャッグスやあのアースのプロデュースまでしていたことがあるジョー・ウィザート


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作詞作曲は職業作曲家で自ら歌って後の多数のアーティストにカバーされた「She Cried」の作者のテッド・ダリル


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アレンジは前回のブログでもちょっと書いている(その時は作曲者として)ハンク・レヴィン


「Shadow of Your Love」はワーナーのナゲッツシリーズの「Together」で持っていた


ミディアムバラードの良い曲だと思う


宮治さん、このようにナゲッツシリーズに取り上げられたのに又申請するとか言っていたのだろうか?


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2曲目はディック・ジェンセン・アンド・ザ・インポーツの「シンス・アイ・フェル・フォー・ユー」これは当然のように持っていない


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バディ・ジョンソン作の自分も大好きなブルース・ジャズ系のスタンダード


この曲は余りにも多くのカバーがあり過ぎて自分の好きなヴァージョンを選ぶのも大変だが、渋いジャズヴォーカルでは55年の日本人の血を引くティール・ジョイのヴァージョン


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ビッグバンドをバックに歌ういかにも50年代風なアレンジのジャズヴァージョン


ちょっと奇をてらったところでは81年のサルソウル・レーベルから出されたトミー・スチュワートのプロジェクトのハムボーンのミディアムなリズムのインストヴァージョン


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ディック・ジェンセンのヴァージョンはまぁ~耳に残るほどの曲ではなかったが、やはり次にかけた「New York City's a Lonely Town」の方が断然良いし、自分としてもこちらの方はフィリーものですから当然持っている

 

73年のアルバム「Dick Jensen」からで、殆どの曲をギャンブル&ハフが書いている


その中でもチャック・ジャクソンとルーサー・ディクソンの書いたチャックのカバーの「I Don't Want to Cry」「Fat Mama」「Peace of Mind」なんかはもろフィリーサウンドでとっても良い!


バックはアール・ヤング、ロニー・ベイカー、ローランド・チェンバース等を中心としたMFSBの黄金期のメンバー


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4曲目のウェイン・フォンタナの「マインド・エクスカーション」トレード・ウィンズやイノセンス等のコンビだったアンダーソン&ポインシア(ピーター・アンドレオリ&ヴィニ・ポインシア)のナンバーで、トレード・ウィンズのカバー


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オリジナルはトレード・ウィンズのベストとソフトロック・ナゲッツのオムニバスで持っているが、ウェインの方は「Wayne One」というCDで手に入りそうなので購入予定に入れた


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曲の方はトレード・ウィンズとそう変わらない良い曲です


お次のドン・マーレイの「バイシクル・ライド」全然知りません!


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調べたら達郎さんの言っていたように、クリッターズや70年代のフォー・シーズンズに参加していたドン・チコーネがアレンジで、プロデュースはヴィニー・テスタと言う調べてもフリジット・ピンクくらいしか知っている関連はなかったが、それともう一人も良く知らないドン・カサールと言う人がしているみたいで、作曲もブライアン・ギャリと言うこれまた良く知らない人


達郎さんが言っていたけど、このドン・マーレイって言う人、ドン・チコーネの変名なんですね


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曲はミディアムポップな凄く良い曲だと思うが、まぁ~本当に達郎さんは凄いところのレコードを見付けて来るのも凄いし、財力があるからとは言えよくもまぁこんなレコード持っているわ!こんなシングルオンリーのマイナーレコード持っている人は日本中でも一桁もいないと思う


洋楽ファンでも殆どの人が知らない曲を聴かせてくれるのはまさにサンソンだけだろう!!!


さすがにこの曲はオムニバスで探しても手に入れるのは無理だろうな


6曲目のコニー・フランシスの「ラウンドアバウト」は彼女のボックスセットで持ってますが、さすがに日本語ヴァージョンなんて持ってません


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曲はとっても良い曲で言うことないです!


前にサンソンでもかかっているジャッキー・トレントの「ジス・タイム」と双璧をなす、トニー・ハッチ作の(ジス・タイムはジャッキー・トレントと共作)両曲とも達郎さんが大好きな哀愁のあるメロディで最高に良い曲だと自分も思う


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コニーはジャズ関連のアルバムは数枚とベスト盤の先に挙げたボックスセットを持っているが、この「ラウンドアバウト」の日本語ヴァージョンは「GREATEST HITS IN JAPANESE」と言うCDで手に入りそうだが、中古になるので何とかして手に入れたい。楽曲事態本当に良い曲だと思うから日本語ヴァージョンも是非欲しい!


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7曲目のジ・アストロ・ジェッツの「Boom-A-Lay」




65年にポップチャートで3位まで上がった「The Birds and the Bees」のジェウェル・エイキンスがこのグループにいて作曲した曲らしいが、これも全然知りませんでした!


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マーティン・デニーかレス・バクスターのエキゾチックサウンドのような(バックに入る声だけ)いかにもジャングルの雰囲気の曲


これも本当に達郎さんならではの保有している貴重な曲


最後はウッドン・ニッケルズの「モア・ザン・ア・フレンド」


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モータウン専属の作曲家だったジェリー・ロングのアレンジで、そう言う点でもブレンダ・ハロウェイとの繋がりがあった関連の曲なんだろう


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ブレンダの妹のパトリース・ハロウェイ(前に書いたジョー・コッカーの「フィーリン・オールライト」等で姉妹でバックヴォーカルをしていた)そしてこの曲の作者の一人であるゼルファ・クロフォード、そしてハロウェイ姉妹のいとこのパット・ハントの4人組のグループらしい


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ブレンダ・ハロウェイは達郎さんも言っていたけど、あの「You've Made Me So Very Happy」のパトリースやベリー・ゴーディJr.、フランク・ウィルソン等の作者の中の一人で、


確かにこの曲はBS&Tがオリジナルを超す有名曲になっているけど、ルー・ロウルズのヴァージョンもソウルフルで渋くて良いし、モータウン系レーベルのV.I.P.レーベルから出したソウルグループのハーツ・オブ・ストーンのヴァージョンも凄く良い


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そしてウッドン・ニッケルズの曲だが、宮治さんはA面の「Nobody But You」の方が有名だと言っていたが、個人的には自分も「More Than a Friend」よりも良いと思うが、「More Than a Friend」は「Where the Girls Are Vol.9」と言うオムニバスCDで手に入りそうなので購入予定に入れておこう


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と言う訳で、本当に音楽マニアにはたまらない二週続けての新春放談でした


まぁ~本当によっぽどの古い洋楽マニアじゃないと楽しめないサンソンでしたけど、何度も言うようにそもそもこれが達郎さんの音楽の原点なのだから、そして達郎さんとしてはやっぱり喜んでくれる音楽マニアや興味を持ってくれる音楽好きな人に向けて達郎さんの好きな音楽を発信する事が達郎さんが一番楽しくて目的としている番組だと思うから、これからもマニアックに音楽マニアに知識を教える為にもこう言う番組を多くやって行って欲しいと願う

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今年もやってくれました!宮治さんとの新春放談 [音楽]


まぁ本当に濃~い濃~い中身の新春放談


これぞ聴き応えあのあるサンソン!って感じ


やはり60年代以前の音楽となると、達郎さん世代の洋楽ファンか自分も含めた後追いの洋楽ファンって感じじゃないと一般の洋楽ファンでも何が何だかさっぱり分からないレベルの話だろう


達郎さんの声のトーンからしていつものサンソンと違うくらいだから、やっぱり達郎さんは真の洋楽ファンで、同じレベルの知識のある人の会話は何よりも楽しいって感じだ


自分としてもその気持ちは十分過ぎるくらい分かるけどね


今でこそ大物になった達郎さんとしてはそんなことは公然と言わないけど、これだけの音楽マニアでもある達郎さんはシュガーベイブ結成前からもそうだと思うし、ソロになってからも売れない頃の達郎さんは「俺はお前らの知らない音楽を聴いて知っているんだ!そんな俺が創る音楽はセンスが良い音楽なんだ!」と言う思いの中で、売れる売れないに関わらず音楽に対して絶対的な自信は持っていたはずだ


今でこそ全然洋楽も分からない達郎ファンがサンソンを聴いているけど、これだけマニアックな選曲で番組を熱心に昔から聴いて来たのは相当な洋楽ファンじゃなかったら聴いてなかったと思う


当時達郎さんが売れ出して達郎ファンになった人でも邦楽がメインで達郎ファンになった人は当時からマニアックな洋楽をかけていた達郎さんの番組は余り聴いていなかったと思うな


自分も70年代に入ってからだと結構付いて行けると思っているが、それでもかなりディープなものは知らないので、60年代以前のものでも70年代のディープなものでも勉強になるので、こう言うプログラムはやはり相当為になる


と言う訳で1曲目のジョージア・ギブスの「You Can Never Get Away from Me」


これは前年の新春放談の時にかけた「Let Me Dream」を聴くために、デジタル配信でアルバム「Call Me Georgia Gibbs」を購入していたので、「You Can Never Get Away from Me」も持っていた


ハワード・グリーンフィールドとジャック・ケラー作の曲になるけど、いかにも60年代のポップスって感じで、自分的には「Let Me Dream」の方が圧倒的に良いと思う


レスリー・ゴーアと聴き比べてもジョージア・ギブスのヴァージョンの方が良いと思う


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自分はジョージア・ギブスと言えばやはりジャズを歌っている方がピンと来る


Swinging With Her Nibs」と言うアルバムを中古で持っている、昔ジャズ批評のヴォーカル特集で取り上げられていたので購入した


60年前後、以前のシンガーは当たり前のようにしてスタンダードを歌っていたアルバムを結構出していたので、自分は当時のポップスの余りヒットしなかったシンガーでもジャズを歌っていたシンガーなら知っている場合もある


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ギブスのアルバムは自分の持っているアルバム以前のものはさすがに古過ぎて録音状態も悪いと思うので保有する気にはならないが、CD化になったものは購入したいものもある

お次のペリー・コモの「Beats There a Heart So True」は「The Jack Keller Songbook」のCDで持っていた


The Jack Keller Songbook.png


達郎さんが言っていたようにジャック・ケラーはノエル・シャーマンとのコンビで曲を書く事も多かったのだが、他にハワード・グリーンフィールド、ジェリー・ゴフィンやラリー・コルバーとも組んで曲を書いていた


自分的にはジャック・ケラーと言えば達郎さんには余り評判は良くなかったと思われるが、自分は子供時代に思い入れのある「奥様は魔女」の「Bewitched」が一番に思い出す


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ペリー・コモに関してはミッチェル・エアーズ楽団と共演したビッグバンドサウンドをバックに歌う59年のジャズアルバム「Como Swings」とか、50年代以前のヒット曲集のアルバム「Como's Golden Records」、73年のヒット曲「And I Love You So」が入った同タイトルアルバム、そしてボックスセット等を持っているが、


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Como's Golden Records 2.jpgAnd I Love You So.jpg

Yesterday & Today A Celebration in Song.jpg


コモもシナトラと同じようにイタリー系シンガーは生まれ持った天性の声を持ったシンガーが多いとつくづく思わせる。


ヴォーカル好きには絶対外せない伝説の大物シンガーだ。


3曲目のジャッキー・吉川とブルー・コメッツ!!!


まさか、こんなのがかかるとは!


当然、番組でかかった曲は持ってないが、彼等の黄金時代を知っている世代としては嬉しい選曲でした


GSの中では一番演奏力の高いグループと言われていたブルー・コメッツ。ビートルズの日本公演での前座の演奏もドリフターズの演奏の被せも、内田裕也や尾藤イサオのバックの演奏もしていた


ユーチューブで演奏を聴いても演奏力の高さが分かる


アメリカに進出しようとして失敗に終わったけど、当時の人気と実力を考えたら、やはりブルー・コメッツが一番海外に出て行くに相応しいバンドだったと思う


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4曲目のフィフス・ディメンションの「Flashback」


フィフスのアルバムはかなり持っていて10枚以上あるが、この曲はシングルオンリー曲だったのね


この曲はベスト盤の「Up Up and Away: The Definitive Collection」で持っているけど、この曲は色んな人が歌っている


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ポール・アンカ、シェール、トム・ジョーンズ等、そしてこの曲を書いたアラン・オディは勿論、達郎さん関連以前にヘレン・レディの「アンジー・ベイビー」やライチャス・ブラザーズの「ロックン・ロール天国」の頃から知っていたけど、それ以前のサラ・ヴォーンやマリーナ・ショウ、ザ・ニュー・バース、ザ・フレンズ・オブ・ディスティンクション、スリードッグ・ナイトからゲイリー・グリッター、そして弘田三枝子まで歌っている(その他大勢)「Easy Evil」の作者でもあったのですね


オディはこんなソウルフルな曲も書いていたんだ!って感じの曲だ


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From the Depths of My Soul.jpg

Birth Day.jpgLove Can Make It Easier.jpg

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G. G..jpg

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それと「Flashback」のもう一人の作者のアーティ・ウェインはプロデューサーでもありシンガーでもあり作曲者でもある人で60年代からかなり長い間作曲者としても曲を色んなアーティストに提供していたのですね


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有名無名問わず、ブライアン・ハイランドからキース、ジェイ&ザ・テクニクス、トロッグス!、意外なところではシャ・ナ・ナ・からコールド・ブラッドまで!実に幅広く曲を提供して来ている


まぁ提供していると言うかプロデューサーの判断でウェインの書いた曲を色んなアーティストが取り上げていると言うのが正解だと思うけど、それだけ取り上げられるほど職業作曲家としても良い曲を書いて来たと言う表れだと思う


まぁフィフスの「Flashback」に関しては、自分的にはそんなに良い曲とは思ってはいないのが正直なところ(笑)


それで5曲目のサーシャ・ディステルの「It Can Happen to You」と、6曲目のトゥルリー・スミスの「The Boy from Chelsea」全然知りませんでした!


サーシャ・ディステルってフランスのシンガー兼ジャズ・ギタリストみたい


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曲はジョー・レンゼッティ作曲、ジミー・ワイズナーがプロデュース、アレンジのまぁまぁの曲でした なんかマイク・アンド・ジュディ・カラハーンってグループのカバーみたいですね


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トゥルリー・スミスはイギリスで60年代にシングルしか出していないシンガーだったんですね


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曲はキャロル・キング&ジェリー・ゴフィンの曲であのモンキーズのデイヴィ・ジョーンズが歌っていたんだとか、全然知らない曲でしたし、まぁ自分からしたら取り留めのない曲に聞こえましたw


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7曲目のリヴァプール・ファイヴも当然知りませんでした


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この辺を知っている人は60年代のマイナーなUKものとか追っかけている人なんかは知っているんだろうなぁ

それで曲はカーティス・メイフィールド作曲の「Sister Love」ですか!


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やっぱり60年代のUKってアメリカの黒人音楽を追いかけてグループって多かったのですね


まぁエンジニアとしてのアル・シュミットは後のクラウス・オガーマン関連で知った名前でしたから知ってましたけど、昔から色んなジャンルのプロデュースもしていたのですね


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もろ60年代のGSに通じるサウンドでした

最後のタットルテイルズ もう本当に分かりません!って感じで、さすが達郎さんだわ!よくこんな曲見つけて来ますねっ!


バリー・デ・ヴォルゾン関連と言う事らしいですが、曲はシェルビー・フリントの「Magic Wand」はワーナー・ナゲッツ・シリーズで持ってました


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作曲者のハンク・レヴィンって60年代にフリートウッズとかヴェンチャーズ、ヴィック・ダナ、70年代にはドナ・ファーゴとかに曲を書いていた人なんですね


後半はとにかく分からないアーティストばかりで調べ甲斐がありましたが、宮治さん、そして改めて達郎さんの凄さが分かりました


まぁ~レーベルの話とかコンポーザー、プロデューサー、アレンジャーの話まで興味を持って音楽聴いている人は音楽マニアくらいでしょう


いつものことだが、こんな聴き方をしているサンソンを聴いている達郎ファンなんてごく僅かだろうな


自分的には70年代やソウル系、ジャズ系関連だと知らなくても調べたら関連とかで分かるものも結構あると自負しているが、60年代もののディープなポップ系やシングルオンリーとかのものは調べても分からないものがあるので、大いに勉強になるから又次週も楽しみにしている






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引き続き サンソン 棚つか+リクエスト [音楽]


達郎さんが言っているように、最近の達郎さんファンはやはり洋楽を知らないでサンソンを聴いている達郎ファンが多いみたいだね


達郎さんのサンソンでかかるような洋楽をリクエストをする人は殆ど古い世代の人が多いだろう


中には達郎さんが言うように若い人でも古い洋楽に興味を持って、古い世代の人でも音楽通じゃなきゃ分からないような渋いところをリクエストしてくる若い人もいると思うが、


それはやはりサンソンを聴いて古い洋楽に興味を持ち、それもかなり古い洋楽に惹かれて詳しく調べたりしている若い人じゃないと上記のようなリクエストは出来ないと思う


達郎さんはとにかくあのように音楽のジャンルが幅広いから、オールジャンルで達郎さんにリクエストをするような人はそうはいないだろう


自分はここのブログで書いているように達郎さんのかける曲にほぼ全部と言って良いほど対応出来ると思っているし、かかっている曲の半分以上保有しているくらい達郎さんのサンソンに着いて行けると自負している


ただ、前にここのブログで言っているように、まぁ~達郎さんもサンソンで殆どかけないと思うけど、パンクとレゲエは自分は全然着いて行けないですw


それと達郎さんは大得意と言うか、日本でもそのジャンルのスペシャリストでもあるドゥワップに関しては自分もソウル好きとは言え、達郎さん編集のドゥワップオムニバスぐらいしか持ってないので全然詳しくない


あとは、それこそサンソンでかかる珍盤奇盤と言うものの曲は自分は知っているものがあったとしても先ず保有なんてしてないし知らない曲ばかりです。


という事で、今回も又サンソン関連の記事でいっちゃいます


サンソンでかかる曲の事をいつもブログに書いてはいけないと思うが、まぁ~こうやって洋楽中心で自分が琴線に触れた、どうしても書きたくなる曲がサンソンでかかれば今後も記事にする事は多くなると思っている


だって前から言っているように、サンソンでかかる曲は自分の書きたい記事のきっかけになるからね


1曲目のヤング・ホルト・アンリミテッド


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勿論、ラムゼイ・ルイス繋がりがありますから、ヤング・ホルト・トリオのアルバムを含めてオリジナルアルバムは全部持ってるくらい当然のように自分の好きなところ


「ソウルフル・ストラット」 この曲がヒットする前にモダンジャズ系の曲がポピュラーヒットチャートに上った曲は何曲かある



ゲッツ&ジルベルトの「イパネマの娘」はゲッツ絡みとは言え純粋なモダンジャズのヒット曲にはならないはず。そして凄いヒットではなかったがリー・モーガンの「サイドワインダー」、ジミー・スミスは結構いっぱいあるけど、「ザ・キャット」は最高位67位、デイヴ・ブルーベックの「テイク・ファイヴ」は中々のヒットの25位、キャノンボール・アダレーの「マーシー・マーシー・マーシー」は間違いなく大ヒットの11位、ウェス・モンゴメリーの「ウィンディ」は44位、バド・シャンクの「ミッシェル」は65位、ハービー・マンの「メンフィス・アンダーグラウンド」44位(ハービーの70年代のヒット曲「ハイジャック」は完全なるディスコなので対象外)、そしてヤング・ホルト・アンリミテッドの先輩ヒットにあたるラムゼイ・ルイスの「ジ・インクラウド」が大大ヒットの5位! そんなところか


カル・ジェイダーの「ソウル・ソース」88位、モンゴ・サンタマリアの「ウォーター・メロンマン」10位などはラテンナンバーだから純粋なモダンジャズヒットとはならないだろう


70年代に入り、先に述べたハービーの「ハイジャック」のようなヒットやハービー・ハンコック、そしてそれこそモダンジャズのくくりに入らなくなってしまったクインシー・ジョーンズとかいるけど、60年代までが所謂モダンジャズのミュージシャンとしてポップチャートにあがった曲として捉えるべきで、70年代以降はジャズやソウル、ロックの境界線が曖昧になってしまったのでモダンジャズとしてのジャンル扱いのヒット曲はなくなってしまった。


そんな訳でヤング・ホルト・アンリミテッドの「ソウルフル・ストラット」は、もうソウルジャズと言うものに分類されるような曲なのでモダンジャズの扱いにはならないギリギリのジャズのヒットになるだろうか


まぁ~チャイライツのヴォーカリストのユージン・レコードがシカゴ・ソウルの重鎮、ソニー・サンダースと作った曲だからソウルのヒット曲と言ってもおかしくない


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彼等の前身にあたるヤング・ホルト・トリオとしての先のヒット曲「ワック・ワック」40位、こちらのヒット曲の方が純粋なモダンジャズのヒット曲としてカウントされて然るべき曲


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歌詞の付いた「Am I the Same Girl」を抜かせば、自分の持っている「ソウルフル・ストラット」のカバーでは


先ずジョージ・ベンソンのヴァージョン、79年のアルバム「Livin' Inside Your Love」から


スティーヴ・ガッドとウィル・リーのリズム隊にクラウス・オガーマンアレンジの流麗なストリングスが絡む軽快な曲


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一方ボサノバテイストのワルター・ワンダレーのヴァージョンはオルガンをメインにした演奏にウォルターの弾くハープシコード(チェンバロ)がメロディを刻みフルート、トランペット、フリューゲルホーンが被さる


とっても軽やかでBGM風な楽曲


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後は同じくラテンものブラジリアン・パーカッショニストのウィルソン・ダス・ネヴィスの69年のアルバム「Som Quente E O Das Neves」からのヴァージョンで、ラテンって感じよりもソウルフルな演奏


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そして次はソウル・カウンツと言うグループになる前のバンドでザ・ファビュラウス・カウンツの69年のアルバム「Jan, Jan」からのヴァージョン モーゼ・デイヴィスが弾くオルガンにソウルフルなカッティングギターとパーカッションが絡みサックスがメインでフューチャーされる曲


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最後はイギリスのバカラックと言われたトニーハッチの「ソウルフル・ストラット」


ビッグバンドアレンジでホーンがメインに出た演奏で洒落た感じでオリジナルよりもジャズっぽい


トニー・ハッチは非常に才能豊かな人だったのでポップス、ジャズ、スタンダードなど幅広い音楽をしていて洒落たものが多かったからアメリカでも受け入られた


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フランキー・ヴァリの「September Rain (Here Comes the Rain)」は自分はオリジナルしか持ってない。今年の宮治さんとの新春放談で達郎さんがチャーリー・カレロ・シンガーズのこの曲のカバーをかけていたが、自分もとっても欲しい


この「September Rain (Here Comes the Rain)」の入ったヴァリの68年の「Timeless」のアルバムでは何と言っても「Watch Where You Walk」が最高だ!!!


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当時、ヴァリの74年の全米ナンバー1曲「瞳の面影(My Eyes Adored You)」のシングルを買って、この曲のB面だった「Watch Where You Walk」を聴く方が圧倒的に多かった


ボブ・ゴーディオとボブ・クルー作のこの曲はラスベガスのショーでウェイン・ニュートンが歌ったら最高に似合うだろう!ってくらいのポップスのスタンダードにもなり得る曲だと思っている 勿論自分がヴァリの曲で一番好きな曲だ


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ジョン・メイオール&ザ・ブルースブレイカーズの「The Stumble」


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ジョン・メイオールはクラプトン繋がりでアルバムを持っていて近年は次第に増えて行っているので初期の頃からのものは結構揃って来てるが、ピーター・グリーンと言えばフリートウッド・マックは初期から黄金期までのアルバムは揃えて持っているので、ピーター関連のものではデビューからの3部作と特徴的なジャケットのアメリカ編集盤の「English Rose」とイギリス編集盤の「The Pious Bird of Good Omen」を持っている


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この頃のフリートウッド・マックは黄金期のマックのファンから見たら全然違うバンドと思われるくらいのブルースロックバンドであった


イギリスのブルースロックはアメリカのものよりも重苦しく暗いものが多いので、ブルースロック好きでも特にイギリスのブルースロックが好きな人は拘りがあると思う


自分はブルースロックと言えば先ずオールマンなので、アメリカンブルースのポールバターフィールドとかマイクブルームフィールド、スティーヴ・ミラーとかになるので、イギリスの本格的なブルースバンドは持ってないものも多いのでサヴォイ・ブラウンもチッキン・シャックも持ってない


それでフリートウッド・マックの1stアルバム「Peter Green's Fleetwood Mac」はピーター関連では「Merry-Go-Round」が、どっぷりのブルースで、そして「ブラック・マジック・ウーマン」に通じる「I Loved Another Woman」が良いねぇ


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2ndアルバムの「Mr. Wonderful」はピーターのナンバーでは1stと違い軽快なブルースナンバーもやっていて、「Stop Messin' Round」と「Lazy Poker Blues」がノリが良くて良い


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3rdの「Then Play On」は全体的に地味なアルバムだと思うが、シングルのみの発売だったヒット曲の「アルバトロス」的な「Underway」、ヘビーな「Rattlesnake Shake」のピーター作品とジョン・マクヴィー作の途中で曲調が変化しちゃう長尺な曲の「Searching for Madge」が自分の好きな曲だ


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敢えて「ブラック・マジック・ウーマン」は外したのだけど、ピーター・グリーンは知らなくともこの曲を知っている人は多数いるだろう


テンプテーションズ、70年代以前を中心に結構アルバムは揃えて持っている


71年のアルバム「Sky's the Limit」は全曲バレット・ストロングとノーマン・ホィットフィールドの共作で、この二人のコンビで「Just My Imagination (Running Away With Me)(はかない想い)」よりも前に「I Can't Get Next to You(悲しいへだたり)」のナンバー1ヒットを出している


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この二人のコンビで社会性の強いメッセージ曲を何曲も作っていたが、ヒットから遠ざかって行った時期に60年代のモータウンサウンドへの原点回帰と言う事でこの美しいバラードを作った


エディ・ケンドリックスがリードをとるこの曲のヒット後にエディはテンプテーションズを離れソロでも全米ナンバー1曲を出してテンプスのメンバーではソロになって一番成功した


エディのソロは1枚を除いてほぼ全部揃えてるけど、モータウンで育ったエディだったけど、やはり自分としては2枚のシグマサウンド録音のフィリーサウンドのアルバムが気に入っている


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共に76年作のアルバムなのだが、「Goin' Up in Smoke」の方ではフィリーダンサーの軽快なナンバーの「To You from Me」と「Don't Put off Till Tomorrow」が良いし、


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「He's a Friend」のアルバムでは「It's Not What You Got」はいかにもフィリーサウンドって感じで大好きなナンバーだ


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テンプスは曲がいっぱいあり過ぎて書きたい曲もいっぱいあるので、又改めて書く事があるだろう


そして今回サンソンでかかった曲で唯一持っていなかった曲 ジャッキー&ザ・スターライツの「VALERIE」


先に言っているようにさすがにドゥワップ系は持ってないですわ しかしこんなレコードを持っている達郎さんは日本有数のドゥワップコレクターだと思う


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最後のダイナ・ワシントン 当然のように自分も好きなので20枚近いアルバムを保有している


ジャズ&ブルース系のシンガーなので白人みたいなスッキリとした歌唱ではないので非常にクセのある歌い方だ


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ダイナは今回サンソンで取り上げたデルズと同じようにソウル系のシンガーのブルック・ベントンとも共演したアルバムもある


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サンソンでかかった「Am I Blue」は1929年の映画「オン・ウィズ・ザ・ショー」の為にハリー・アクスト作曲、グラント・クリークが作詞をしたブルースナンバーのスタンダードなので、ダイナにはピッタリの曲だ


似たような歌唱では前回の記事でも書いたグロリア・リンのヴァージョン


62年のアルバム「After Hours」から ビッグバンドとストリングスをバックに歌い上げるジャージーなナンバー


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アーネスティン・アンダースンの78年のライヴアルバム「Live from Concord to London」ではハンク・ジョーンズのピアノ、レイ・ブラウンのベース、ジェイク・ハナのドラムのトリオをバックに粋に歌う


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レイ・チャールズの76年のアルバム「Live in Japan」ではレイの弾き語りの熱唱が聴ける


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白人の渋いところではエイリーン・ロジャースのかなり古い57年のアルバム「Blue Swing」ではシンプルな演奏をバックにヴァースから伸びのある声で歌う


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バーバラ・ラッセルの61年のアルバム「Golden Blues」ではバッキー・ピザレリの指揮でフルートの音が目立つサウンドで間奏でコンガとギターが入ってリズムが変わる粋なヴァージョン


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最後に有名なところでリンダ・ロンシュタッドがネルソン・リドル・オーケストラをバックにスタンダードを歌う

ストリングスが被さりゴージャスな雰囲気でリンダは可憐に歌っている


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と言う事で、ダイナ・ワシントンはアルバム単位で良い曲がいっぱいあるので、今後はアルバム単位で紹介出来ればと思っている

次回のサンソンで又ブログに書きたくなるような曲がかかったら、又続けて書くかも?w

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