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宮治さんとの新春放談 第二弾 [音楽]


また今週も楽しいプログラムだった サンソンの新春放談 第二弾


先のブログでは我国の今後も踏まえた厳しい事も書いたが、まぁ~大好きな音楽を落ち着いて聴いてられる時代がいつまで続いていられるのか分からないが、自分の人生に於いて最大の趣味でもあり一番の喜びでもあった音楽を楽しんでいられる内に残りの人生も相まって可能な限りそうして行きたいと思っている


達郎さんと宮治さんのマニアックな音楽特集は今後も続けていけるならマニアとしても是非そうして欲しいと思っているけど、まぁ~宮治さんが定期的な出演となるとスケジュールが難しいと思うので、新春と夏の年二回の放談をして欲しいと思っている


達郎さんとまりやさんの邦楽メインファンは達郎さん&まりやさん関連のプログラムを毎週でもして欲しいのだろうけど、まぁ~非公式なライヴ音源とか貴重な音源が聴ける場合もあるけど、通常の音源なら保有しているソースで何度も聴けるのだから、達郎さんが日本でも稀にみる洋楽中心の音楽マニアである以上 本来のサンソンの姿の洋楽特集のプログラムの方がサンソンを聴く圧倒的に価値が大ありと洋楽のサンソンファンの一人として思っている


それでは1曲目から


ボビー・フリーマンの「Shadow of Your Love」


Bobby Freeman.jpg


プロデュースは古くはタートルズ、ジャッキー・デシャノン、ゴードン・ライトフット、ヘレン・レディ、有名どころではボズ・スギャッグスやあのアースのプロデュースまでしていたことがあるジョー・ウィザート


Joe Wissert.jpg


作詞作曲は職業作曲家で自ら歌って後の多数のアーティストにカバーされた「She Cried」の作者のテッド・ダリル


Ted Daryll.jpg


アレンジは前回のブログでもちょっと書いている(その時は作曲者として)ハンク・レヴィン


「Shadow of Your Love」はワーナーのナゲッツシリーズの「Together」で持っていた


ミディアムバラードの良い曲だと思う


宮治さん、このようにナゲッツシリーズに取り上げられたのに又申請するとか言っていたのだろうか?


Together  Warner Pop Rock Nuggets Vol. 13.jpg


2曲目はディック・ジェンセン・アンド・ザ・インポーツの「シンス・アイ・フェル・フォー・ユー」これは当然のように持っていない


Dick Jensen and the Imports.jpg


バディ・ジョンソン作の自分も大好きなブルース・ジャズ系のスタンダード


この曲は余りにも多くのカバーがあり過ぎて自分の好きなヴァージョンを選ぶのも大変だが、渋いジャズヴォーカルでは55年の日本人の血を引くティール・ジョイのヴァージョン


Ted Steel presents Miss Teal Joy.jpg

 

ビッグバンドをバックに歌ういかにも50年代風なアレンジのジャズヴァージョン


ちょっと奇をてらったところでは81年のサルソウル・レーベルから出されたトミー・スチュワートのプロジェクトのハムボーンのミディアムなリズムのインストヴァージョン


hambone.jpg


ディック・ジェンセンのヴァージョンはまぁ~耳に残るほどの曲ではなかったが、やはり次にかけた「New York City's a Lonely Town」の方が断然良いし、自分としてもこちらの方はフィリーものですから当然持っている

 

73年のアルバム「Dick Jensen」からで、殆どの曲をギャンブル&ハフが書いている


その中でもチャック・ジャクソンとルーサー・ディクソンの書いたチャックのカバーの「I Don't Want to Cry」「Fat Mama」「Peace of Mind」なんかはもろフィリーサウンドでとっても良い!


バックはアール・ヤング、ロニー・ベイカー、ローランド・チェンバース等を中心としたMFSBの黄金期のメンバー


Dick Jensen.jpg


4曲目のウェイン・フォンタナの「マインド・エクスカーション」トレード・ウィンズやイノセンス等のコンビだったアンダーソン&ポインシア(ピーター・アンドレオリ&ヴィニ・ポインシア)のナンバーで、トレード・ウィンズのカバー


Wayne Fontana.jpg

Pete Andreoli.jpg

Vini Poncia.jpg


オリジナルはトレード・ウィンズのベストとソフトロック・ナゲッツのオムニバスで持っているが、ウェインの方は「Wayne One」というCDで手に入りそうなので購入予定に入れた


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曲の方はトレード・ウィンズとそう変わらない良い曲です


お次のドン・マーレイの「バイシクル・ライド」全然知りません!


Bicycle Ride.jpg


調べたら達郎さんの言っていたように、クリッターズや70年代のフォー・シーズンズに参加していたドン・チコーネがアレンジで、プロデュースはヴィニー・テスタと言う調べてもフリジット・ピンクくらいしか知っている関連はなかったが、それともう一人も良く知らないドン・カサールと言う人がしているみたいで、作曲もブライアン・ギャリと言うこれまた良く知らない人


達郎さんが言っていたけど、このドン・マーレイって言う人、ドン・チコーネの変名なんですね


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曲はミディアムポップな凄く良い曲だと思うが、まぁ~本当に達郎さんは凄いところのレコードを見付けて来るのも凄いし、財力があるからとは言えよくもまぁこんなレコード持っているわ!こんなシングルオンリーのマイナーレコード持っている人は日本中でも一桁もいないと思う


洋楽ファンでも殆どの人が知らない曲を聴かせてくれるのはまさにサンソンだけだろう!!!


さすがにこの曲はオムニバスで探しても手に入れるのは無理だろうな


6曲目のコニー・フランシスの「ラウンドアバウト」は彼女のボックスセットで持ってますが、さすがに日本語ヴァージョンなんて持ってません


Souvenirs.jpg


曲はとっても良い曲で言うことないです!


前にサンソンでもかかっているジャッキー・トレントの「ジス・タイム」と双璧をなす、トニー・ハッチ作の(ジス・タイムはジャッキー・トレントと共作)両曲とも達郎さんが大好きな哀愁のあるメロディで最高に良い曲だと自分も思う


The Magic of Jackie Trent.jpg


コニーはジャズ関連のアルバムは数枚とベスト盤の先に挙げたボックスセットを持っているが、この「ラウンドアバウト」の日本語ヴァージョンは「GREATEST HITS IN JAPANESE」と言うCDで手に入りそうだが、中古になるので何とかして手に入れたい。楽曲事態本当に良い曲だと思うから日本語ヴァージョンも是非欲しい!


GREATEST HITS IN JAPANESE.jpg


7曲目のジ・アストロ・ジェッツの「Boom-A-Lay」




65年にポップチャートで3位まで上がった「The Birds and the Bees」のジェウェル・エイキンスがこのグループにいて作曲した曲らしいが、これも全然知りませんでした!


Jewel Akens.jpg


マーティン・デニーかレス・バクスターのエキゾチックサウンドのような(バックに入る声だけ)いかにもジャングルの雰囲気の曲


これも本当に達郎さんならではの保有している貴重な曲


最後はウッドン・ニッケルズの「モア・ザン・ア・フレンド」


More Than a Friend.jpg


モータウン専属の作曲家だったジェリー・ロングのアレンジで、そう言う点でもブレンダ・ハロウェイとの繋がりがあった関連の曲なんだろう


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ブレンダの妹のパトリース・ハロウェイ(前に書いたジョー・コッカーの「フィーリン・オールライト」等で姉妹でバックヴォーカルをしていた)そしてこの曲の作者の一人であるゼルファ・クロフォード、そしてハロウェイ姉妹のいとこのパット・ハントの4人組のグループらしい


Brenda Holloway.jpg

Patrice Holloway.jpg


ブレンダ・ハロウェイは達郎さんも言っていたけど、あの「You've Made Me So Very Happy」のパトリースやベリー・ゴーディJr.、フランク・ウィルソン等の作者の中の一人で、


確かにこの曲はBS&Tがオリジナルを超す有名曲になっているけど、ルー・ロウルズのヴァージョンもソウルフルで渋くて良いし、モータウン系レーベルのV.I.P.レーベルから出したソウルグループのハーツ・オブ・ストーンのヴァージョンも凄く良い


You've Made Me So Very Happy.jpg

Stop the World We Wanna Get On.jpg


そしてウッドン・ニッケルズの曲だが、宮治さんはA面の「Nobody But You」の方が有名だと言っていたが、個人的には自分も「More Than a Friend」よりも良いと思うが、「More Than a Friend」は「Where the Girls Are Vol.9」と言うオムニバスCDで手に入りそうなので購入予定に入れておこう


Where the Girls Are Vol.9.jpg


と言う訳で、本当に音楽マニアにはたまらない二週続けての新春放談でした


まぁ~本当によっぽどの古い洋楽マニアじゃないと楽しめないサンソンでしたけど、何度も言うようにそもそもこれが達郎さんの音楽の原点なのだから、そして達郎さんとしてはやっぱり喜んでくれる音楽マニアや興味を持ってくれる音楽好きな人に向けて達郎さんの好きな音楽を発信する事が達郎さんが一番楽しくて目的としている番組だと思うから、これからもマニアックに音楽マニアに知識を教える為にもこう言う番組を多くやって行って欲しいと願う

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