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久し振りのサンソン記事 [音楽]

世の中が益々落ち着かない状況になっている

冬の期間中の少し落ち着いている時期に外出もしたり、コンサートに行く予定も立てたりしたが、又このような状況になり中止の決断もし、結局必要な買い物だけは外出もしたけど、家にいて音楽を聴く生活がメインなのは変わらない

まぁ自分は親の介護をしている立場なので、介護が中心となっている生活の中で音楽を聴く時間が持ててるって感じ

どんな状況であろうと、自分の好きな事が出来ると言うのはやっぱり幸せな事
 
相変わらず聴きたい欲は強く、CD購入は続いているが、そのペースも落ちて来ているし、全然作業していないアナログのデジタル化(mp3化)もしないといけないなぁと思っている

音楽を聴く時間はあるとは言え、やはり日常生活の上で色々とやる事もあるので、本当はあれもしなきゃ!そろそろこうしておこう!と言う事が全然出来ないでいる

そんな訳で毎週聴いているサンソン

やっぱり特集の時とか棚からひとつかみのプログラムで、自分が書きたくなる曲がかかると記事を書きたくなる

達郎さんがかける曲はいつも自分にとって本当に興味深い曲ばかりで、自分の琴線に触れる良い曲だと思った曲で持っていない曲はここでも書いてある通り購入の参考にさせてもらっている

今日の棚つかの1曲目ゲイリー・パケット&ザ・ユニオン・ギャップの「Over You」

いつもサンソンを聴いていて、「お、これ聴いた曲ある!」って曲も、「あれ、初めて聴くかな?」と思った曲も前にも書いているが、自分の保有状況を調べてみないと分からない事が多々ある

最初から聴いた事がない曲や明らかに持ってないと言うのは自分でも分かっているのだけど、まぁ音楽マニアはしっかり管理していないと分からなくなるので、数にもよると思うけど自分の保有状況を全てハッキリ把握している人は中々いないと思うよ(リストの作成は必修)

自分の場合もアナログで2000枚辺りから段々怪しくなって来て、いつも聴いていたのはハッキリ分かっていたけど、聴く回数が減っていたものはその都度確認しないと分からなくなって来た
 
CDも入れて万単位以上となった今はもう本当に全部を把握するのは不可能なので、有名アーティストならば「これ持っているだろう!」と大体分かるのだけど、マイナー系やオムニバス等はその都度ファイルやミュージックプレイヤーを見て確認しないと分からない

CDもレコードも今となってはもう引っ張り出してくるのも難しい状況で、昔からのアナログとCD2000枚くらいまではしっかりラックにアーティストやジャンルで大体把握してしまっていたので、引っ張り出して来るのも可能だったが、

高価なラックを購入するのも止めて(ラックだけでもガラス付きだと何万もするので)部屋の置くスペースも厳しくなってきた中で、2000年代に入ってから購入したものは段ボールに入れて山積み状態になっているので、何処にしまったか分からない状態になっているw

それで少しづつ手放す事もして来たのだが、ここに来てそのような事もしていないので、増えるばかりの益々の山積み状態で、さすがに置くスペースが無くなって来ているので、本気で手放すような事もして行かないとヤバイと分かっているのだが中々出来しないでいる

と、前置きが長くなったが、「Over You」は彼等のベスト盤CDで保有していた。

前から書いて来ているが、ジャズや60年代からのメジャーと言われるアーティストはアルバム単位で保有しているものが多いけど、60年代のチャートヒットもののポップ系アーティストはベスト盤で保有している事が多い

ゲイリー・パケットは自分が洋楽に夢中になる前に「Woman, Woman」だけは聴いた事がある曲だったので、自分にとってもこのグループの一番の有名曲になっているけど、

彼等の曲で一番ヒットしたのは全米2位まで上がった「Young Girl」と「Lady Willpower」だと思うけど、自分は後者の方が好きだし「Over You」も凄く良い曲だと思う


Looking Glass A Collection.jpg

「Lady Willpower」も「Over You」もジェリー・フラーの作品で、ジェリー・フラーと言えばリッキー・ネルソンを筆頭とした60年代のアーティストへの提供曲が多いと思うけど、


Jerry Fuller.jpg

自分の場合は何と言っても、アル・ウィルソンの「Show & Tell」だ!


Show and Tell.jpg

ショーアンドテル.jpg

素晴らしく良い曲で、当時はヒットチャート上昇中にシングル盤を買って何度も聴いた、今でも最高のソウルナンバーだ

60年代から活動していたアルがジェリーに招かれてこの「Show & Tell」を聴かされ直ぐに気に入りレコーディングし、全米ナンバー1の彼の最大のヒットになった

この「Show & Tell」は名曲だけあって、自分も何曲かカバーバージョンを持っているが、Professor Lett & Studyのヴァージョンは結構渋い仕上がりのナンバーだけど原曲に結構忠実な感じ


Love Serenade.jpg


Don Julian & the Larksのバージョンは軽快なソウルナンバー、Elusionのバージョンはアーバンな雰囲気、Maceo & the Macksのバージョンはメイシオのサックスがフューチャーされたインストナンバーで、どの曲も楽曲が良いだけあって中々の出来だが、やはりアルのバージョンが断然良い


Shorty the Pimp.jpg

Show and Tell featuring Limon Wilson.jpg
Us.jpg


他にジョニー・マティス(何かこれがオリジナルになるみたいだが)、クレオ・レーンも歌っているのでそれも是非聴いてみたい

全然、ゲイリー・パケットの話からズレて来ているが、サンソンでかかった「Over You」はThe Main Ingredientのカバーが秀悦だ


Shame on the World.jpg

達郎さんがサンソンでかける曲はこのように色んな繋がりで記事にしていけるので、やはり自分としてもサンソンをきっかけにして幅広く色んなジャンルの音楽の事を書ける事になるのでブログに書く事が多くなる

次はティーナ・マリーですか!良いですねぇ~~~

白人なのにとってもソウルフルな「白きソウルの女王」と呼ばれたティーナ リック・ジェームスのバックアップでデビューする

自分は彼女のアルバムは4枚持っていますが、黄金期の3枚が凄く良い

1stは持っていないので凄く欲しいと思っているが、2ndアルバムの「Lady T」からは「Behind the Groove」「Lonely Desire」そしてクールなミディアムナンバーの「Why Did I Fall in Love With You」、


Lady T.jpg 


3rdアルバム「Irons in the Fire」からは「I Need Your Lovin'」がティーナの曲で自分の1番好きなダンスナンバーで今でもよく聴いている曲だ

あとこのアルバムでは「You Make Love Like Springtime」も最高に良い曲で、このアルバムは全曲捨て曲無しのダンスナンバーとミディアムポップな曲が入ったアルバムだが、この二曲が突出している


Irons in the Fire.jpg

4thアルバム「It Must Be Magic」からは番組でもかかった「Square Biz」もファンキーナンバーで良いが、このアルバムでは何と言っても「365」だ ポール・ライザーのストリングス・アレンジとダニエル・ルメルのホーン・アレンジが冴えわたる、ファンキーな中でも洒落たミディアムナンバーで凄くいかしてる


It Must Be Magic.jpg

紹介しているこれらのティーナのアルバムはLAのモータウンスタジオを筆頭にLAで録音されているのでLA系のスタジオミュージシャンとモータウン系のミュージシャンが参加している ティーナはほぼアルバムの全曲の曲作りにも参加しているくらい非常に作曲能力も高かった

彼女は2000年代に入ってもアルバムを出していたのだけど、やはり自分としては80年代初期までのアナログの演奏を主体とした作品じゃなきゃ自分の感性に合わないって感じです

お次はフィリーものでも本当に渋いところのエグゼクティヴ・スイートの「When the Fuel Runs Out」

まぁ~本当に達郎さんじゃなきゃかけないフィリーもの 

自分としても最初アーティスト名を聞いて「あれ?これ持っていたかな?」と思ったら、やっぱり持ってました 未CDなので当然アナログでね

フィリー関連の作家達 アラン・フェルダー、ノーマン・ハリス、バニー・シグラーの3人の共作ナンバーで、アレンジはB-H-Y(ロニー・ベイカー、ノーマン・ハリス、アール・ヤングのMFSBの主要メンバー)で、アルバムでは他にボビー・マーティンとパトリック・アダムスは1曲だけアレンジしている

74年の彼等の唯一のアルバム「Executive Suite 1」からの曲

アルバムの出来としてはフィリーものの中ではそんなに目立つ程の出来でもないので、フィリーマニアくらいしか持ってないアルバムだろうな


Executive Suite.jpg

達郎さんはアール・ヤング特集もしたいと言っていたが、もししてくれたら自分としては最高に嬉しい特集になると思うので張り切ってリクエストしちゃうけどなぁ

そして次、ゾンビーズのリードヴォーカリストでギタリストでもあったコリン・ブランストーンの変名と言う事でニール・マッカーサーの「Without Her」


Neil MacArthur.jpg

ニルソンはベスト盤で当然のように持ってますが、このシングルオンリー・ナンバーは「Into the Afterlife」と言うCDに入っているみたいなので購入リストにいれました


Into the Afterlife.jpg

「Without Her」シンプルな曲のようで非常にクォリティの高い曲でカバーも素晴らしいものが多い

達郎さんも言っていた、BS&Tのアル・クーパーのヴォーカルバージョンやハーブ・アルパートのバージョン(途中からストリングスが派手に鳴るアレンジでメリハリのある印象的な曲)も勿論素晴らしいのですが、他にちょっと地味なグレン・キャンベルのバージョン、意外なところではジョージ・ベンソンのバージョン

ジュリー・ロンドンのバージョンはストリングスにチェンバロも入るちょっと変わったアレンジのナンバーでこれも良い


Child Is Father to the Man.jpg

Without Her.jpg

Very Best of Herb Alpert.jpg

Gentle on My Mind.jpg

I Got a Woman and Some Blues (1969).jpg

Yummy, Yummy, Yummy.jpg


コリン・ブランストーンのソロアルバムは結構CD 化になっているが自分は1枚も持っていなかった

その「Without Her」の繋がりで次はニルソンの「Open Your Window」


凄く良い曲で、自分はこの曲が入っている「Harry: ハリー ニルソンの肖像」は持っていなかった


Harry.jpg

 

5thディメンションのバージョンはアルバム「Living Together, Growing Together」で持っていて、これも素晴らしい曲で、スキャットコーラスが入るジャズ風な曲で凄く洒落た曲だ


Living Together, Growing Together.jpg


他にエラやルイ・ベルソンのバージョンもあるみたいなのだが、これだけ良い曲だからジャズアーティストのものは持っていて当然のはずなのだが、不覚にも持っていなかったw


達郎さんも言っていたようにジョージ・ティプトンのストリングスアレンジは素晴らしい


George Tipton.jpg


ジョージはニルソンを筆頭にジャッキー・デシャノンとかホセ・フェリシアーノ、そしてジャズコーラスのハイ・ローズからマーティン・デニーまで色んな人のアレンジしていたんですねぇ


ニルソンは自らの作品だけではなく他人の作品を歌って大ヒットした曲(勿論、あの曲で)もあってシンガーとして有名だったが、ソングライターとしても優れた曲を作って来た人でもあった

ニルソンは73年のスタンダードナンバー集のアルバム「A Little Touch Of Schmilsson In The Night(夜のシュミルソン)」が地味なスタンダードが多いのだが、ゴードン・ジェンキンスのアレンジでとっても素晴らしいアルバムだ


A Little Touch of Schmilsson in the Night.jpg


最後のドゥワップナンバーのチェロキーズの「Rainbow of Love」は当然持っていないが、今後ドゥワップのオムニバスとして出るのを楽しみにしている


The Cherokees.jpg


と言う訳で、久しぶりのサンソン記事


やっぱり達郎さんはジャンルを問わず良い曲かけるねぇ


先に言ったように、サンソンを聴いていると改めて調べたりして、そして持っているものはじっくり聴いたりして、良い音楽を改めて聴く機会になるので、音楽マニアにはたまらない番組だ

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