SSブログ

宮治さんとの新春放談 第二弾 [音楽]


また今週も楽しいプログラムだった サンソンの新春放談 第二弾


先のブログでは我国の今後も踏まえた厳しい事も書いたが、まぁ~大好きな音楽を落ち着いて聴いてられる時代がいつまで続いていられるのか分からないが、自分の人生に於いて最大の趣味でもあり一番の喜びでもあった音楽を楽しんでいられる内に残りの人生も相まって可能な限りそうして行きたいと思っている


達郎さんと宮治さんのマニアックな音楽特集は今後も続けていけるならマニアとしても是非そうして欲しいと思っているけど、まぁ~宮治さんが定期的な出演となるとスケジュールが難しいと思うので、新春と夏の年二回の放談をして欲しいと思っている


達郎さんとまりやさんの邦楽メインファンは達郎さん&まりやさん関連のプログラムを毎週でもして欲しいのだろうけど、まぁ~非公式なライヴ音源とか貴重な音源が聴ける場合もあるけど、通常の音源なら保有しているソースで何度も聴けるのだから、達郎さんが日本でも稀にみる洋楽中心の音楽マニアである以上 本来のサンソンの姿の洋楽特集のプログラムの方がサンソンを聴く圧倒的に価値が大ありと洋楽のサンソンファンの一人として思っている


それでは1曲目から


ボビー・フリーマンの「Shadow of Your Love」


Bobby Freeman.jpg


プロデュースは古くはタートルズ、ジャッキー・デシャノン、ゴードン・ライトフット、ヘレン・レディ、有名どころではボズ・スギャッグスやあのアースのプロデュースまでしていたことがあるジョー・ウィザート


Joe Wissert.jpg


作詞作曲は職業作曲家で自ら歌って後の多数のアーティストにカバーされた「She Cried」の作者のテッド・ダリル


Ted Daryll.jpg


アレンジは前回のブログでもちょっと書いている(その時は作曲者として)ハンク・レヴィン


「Shadow of Your Love」はワーナーのナゲッツシリーズの「Together」で持っていた


ミディアムバラードの良い曲だと思う


宮治さん、このようにナゲッツシリーズに取り上げられたのに又申請するとか言っていたのだろうか?


Together  Warner Pop Rock Nuggets Vol. 13.jpg


2曲目はディック・ジェンセン・アンド・ザ・インポーツの「シンス・アイ・フェル・フォー・ユー」これは当然のように持っていない


Dick Jensen and the Imports.jpg


バディ・ジョンソン作の自分も大好きなブルース・ジャズ系のスタンダード


この曲は余りにも多くのカバーがあり過ぎて自分の好きなヴァージョンを選ぶのも大変だが、渋いジャズヴォーカルでは55年の日本人の血を引くティール・ジョイのヴァージョン


Ted Steel presents Miss Teal Joy.jpg

 

ビッグバンドをバックに歌ういかにも50年代風なアレンジのジャズヴァージョン


ちょっと奇をてらったところでは81年のサルソウル・レーベルから出されたトミー・スチュワートのプロジェクトのハムボーンのミディアムなリズムのインストヴァージョン


hambone.jpg


ディック・ジェンセンのヴァージョンはまぁ~耳に残るほどの曲ではなかったが、やはり次にかけた「New York City's a Lonely Town」の方が断然良いし、自分としてもこちらの方はフィリーものですから当然持っている

 

73年のアルバム「Dick Jensen」からで、殆どの曲をギャンブル&ハフが書いている


その中でもチャック・ジャクソンとルーサー・ディクソンの書いたチャックのカバーの「I Don't Want to Cry」「Fat Mama」「Peace of Mind」なんかはもろフィリーサウンドでとっても良い!


バックはアール・ヤング、ロニー・ベイカー、ローランド・チェンバース等を中心としたMFSBの黄金期のメンバー


Dick Jensen.jpg


4曲目のウェイン・フォンタナの「マインド・エクスカーション」トレード・ウィンズやイノセンス等のコンビだったアンダーソン&ポインシア(ピーター・アンドレオリ&ヴィニ・ポインシア)のナンバーで、トレード・ウィンズのカバー


Wayne Fontana.jpg

Pete Andreoli.jpg

Vini Poncia.jpg


オリジナルはトレード・ウィンズのベストとソフトロック・ナゲッツのオムニバスで持っているが、ウェインの方は「Wayne One」というCDで手に入りそうなので購入予定に入れた


Wayne One.jpg


曲の方はトレード・ウィンズとそう変わらない良い曲です


お次のドン・マーレイの「バイシクル・ライド」全然知りません!


Bicycle Ride.jpg


調べたら達郎さんの言っていたように、クリッターズや70年代のフォー・シーズンズに参加していたドン・チコーネがアレンジで、プロデュースはヴィニー・テスタと言う調べてもフリジット・ピンクくらいしか知っている関連はなかったが、それともう一人も良く知らないドン・カサールと言う人がしているみたいで、作曲もブライアン・ギャリと言うこれまた良く知らない人


達郎さんが言っていたけど、このドン・マーレイって言う人、ドン・チコーネの変名なんですね


Don Ciccone.jpg


曲はミディアムポップな凄く良い曲だと思うが、まぁ~本当に達郎さんは凄いところのレコードを見付けて来るのも凄いし、財力があるからとは言えよくもまぁこんなレコード持っているわ!こんなシングルオンリーのマイナーレコード持っている人は日本中でも一桁もいないと思う


洋楽ファンでも殆どの人が知らない曲を聴かせてくれるのはまさにサンソンだけだろう!!!


さすがにこの曲はオムニバスで探しても手に入れるのは無理だろうな


6曲目のコニー・フランシスの「ラウンドアバウト」は彼女のボックスセットで持ってますが、さすがに日本語ヴァージョンなんて持ってません


Souvenirs.jpg


曲はとっても良い曲で言うことないです!


前にサンソンでもかかっているジャッキー・トレントの「ジス・タイム」と双璧をなす、トニー・ハッチ作の(ジス・タイムはジャッキー・トレントと共作)両曲とも達郎さんが大好きな哀愁のあるメロディで最高に良い曲だと自分も思う


The Magic of Jackie Trent.jpg


コニーはジャズ関連のアルバムは数枚とベスト盤の先に挙げたボックスセットを持っているが、この「ラウンドアバウト」の日本語ヴァージョンは「GREATEST HITS IN JAPANESE」と言うCDで手に入りそうだが、中古になるので何とかして手に入れたい。楽曲事態本当に良い曲だと思うから日本語ヴァージョンも是非欲しい!


GREATEST HITS IN JAPANESE.jpg


7曲目のジ・アストロ・ジェッツの「Boom-A-Lay」




65年にポップチャートで3位まで上がった「The Birds and the Bees」のジェウェル・エイキンスがこのグループにいて作曲した曲らしいが、これも全然知りませんでした!


Jewel Akens.jpg


マーティン・デニーかレス・バクスターのエキゾチックサウンドのような(バックに入る声だけ)いかにもジャングルの雰囲気の曲


これも本当に達郎さんならではの保有している貴重な曲


最後はウッドン・ニッケルズの「モア・ザン・ア・フレンド」


More Than a Friend.jpg


モータウン専属の作曲家だったジェリー・ロングのアレンジで、そう言う点でもブレンダ・ハロウェイとの繋がりがあった関連の曲なんだろう


Jerry Long.jpg


ブレンダの妹のパトリース・ハロウェイ(前に書いたジョー・コッカーの「フィーリン・オールライト」等で姉妹でバックヴォーカルをしていた)そしてこの曲の作者の一人であるゼルファ・クロフォード、そしてハロウェイ姉妹のいとこのパット・ハントの4人組のグループらしい


Brenda Holloway.jpg

Patrice Holloway.jpg


ブレンダ・ハロウェイは達郎さんも言っていたけど、あの「You've Made Me So Very Happy」のパトリースやベリー・ゴーディJr.、フランク・ウィルソン等の作者の中の一人で、


確かにこの曲はBS&Tがオリジナルを超す有名曲になっているけど、ルー・ロウルズのヴァージョンもソウルフルで渋くて良いし、モータウン系レーベルのV.I.P.レーベルから出したソウルグループのハーツ・オブ・ストーンのヴァージョンも凄く良い


You've Made Me So Very Happy.jpg

Stop the World We Wanna Get On.jpg


そしてウッドン・ニッケルズの曲だが、宮治さんはA面の「Nobody But You」の方が有名だと言っていたが、個人的には自分も「More Than a Friend」よりも良いと思うが、「More Than a Friend」は「Where the Girls Are Vol.9」と言うオムニバスCDで手に入りそうなので購入予定に入れておこう


Where the Girls Are Vol.9.jpg


と言う訳で、本当に音楽マニアにはたまらない二週続けての新春放談でした


まぁ~本当によっぽどの古い洋楽マニアじゃないと楽しめないサンソンでしたけど、何度も言うようにそもそもこれが達郎さんの音楽の原点なのだから、そして達郎さんとしてはやっぱり喜んでくれる音楽マニアや興味を持ってくれる音楽好きな人に向けて達郎さんの好きな音楽を発信する事が達郎さんが一番楽しくて目的としている番組だと思うから、これからもマニアックに音楽マニアに知識を教える為にもこう言う番組を多くやって行って欲しいと願う

nice!(0)  コメント(0) 

歴史の変わり目にいる [一般]


菅義偉首相.jpg


今年になっても引き続き、いやそれ以上にコロナの影響大の世の中になっている


もう本当にワクチン頼みの安定した世の中になるまで何とか繋いで行くしかない


まぁ~相変わらず突き詰めた考えを持って発言している奴など誰一人もいない


先ず、最初はこんなのただの風邪だとか、年寄りだけが心配する病気だと言っていた奴等(未だにいるけど)


とりあえず病院がちゃんと機能しているのなら、どんな病気であろうとも病院に行ってちゃんと診てもらえて処置してもらえるのなら、コロナが感染が広がっていても世の中がこんなに大騒ぎする必要が無いのだ


それで仮にお年寄りを中心に亡くなる人が増えても、ある意味未知の感染症である以上それも仕方がないと思う


しかし今は医療業界がそうなってなく医療崩壊が懸念されているから、緊急事態宣言とか行動自粛の世の中になっている


そしてそうなると当然経済の悪影響も半端ではない


人命か?経済か?と、よく言われている事であるけれども


今は良く有事だと言われている事もあるが、本当に戦争が始まって医療崩壊になったら、当然、若者を優先して救う事になるだろうから、お年寄りや中高年以上が見捨てられる事になっても当たり前だ


じゃ~今は有事と例えられても高齢者が亡くなるのを黙って見ていられるのか?病院にも行けないで診察もしてもらえないで亡くなるのを本人も家族も納得出来る世の中なのか?と言う事だ


それは大変だからとなって感染拡大を止めろと言う事で緊急事態宣言だとか行動自粛だと言う事になっているのだけど


まぁ~本当に無責任な奴らが勝手に都合の良いように発言しているのが多いけど、政治家が悪いと言っていれば済むものではない


政治家は全ての上で責任を取らなければいけない立場だから、国や世の中が混乱している時は確かに責任の矢面に立って追及されても仕方がないし、政治家はそう言う事まで覚悟した上で政治家を務めていなければいけない


じゃ~政治家を責めていたからと言ってそれで済む訳ではない


ゴー・トゥ・トラベルをやったから、続けていたからと政治家は責められるが、逆に冷静になって現状を理屈で考えれば、そう言うキャンペンーンをしないと、キャンペーンを続けないとそれに関連する業界が経済がこの先大変な事になるだろうと言う表れにもなると言う事だ


ハッキリ言って、この国に財政の余裕などない。我が国はコロナ対策でも世界で一番金を使っている国だ。


医師の立場、医療業界の立場の者が発言している事は現状を表している最もな事なので、そこに偽りも問題もない


それじゃ そうならない為に緊急事態宣言を!移動自粛を!と、ほぼ収入にさほど影響もない、あっても生活に困らない立場の者がそう叫んでも、方や経済で倒産や失業で今日も明日も食えない人も出て来ている中で、どこまで説得力があるのか?


それじゃ保証を!国が補償を!と簡単に言う


政治家の姿をもっと見て、この国の状況を判断しろ!


コロナ騒動が無くても、この国はいつか財政でつまづくと思っていた自分としては、コロナ対策で200兆も使ってしまったこの国にいくらの金があるんだ?


緊急事態宣言を出せ!自粛しろ!と言うのは、医療の状況を考えても自分も仕方がない政策だと思うけど、じゃ~保証は?と言ったら、コメンテーターを筆頭とした無責任な奴らは国がもっと金を出せ!もっと手厚くしろ!と言うのだが

当然のように我国の財政に余裕が無い以上、又赤字国債を発行して対応するしかない


自分が知る限り、ミヤネ屋の宮根誠司だけが「赤字国債を発行して、将来にハイパーインフレが起きても仕方がないけど、今そうするしかないのじゃないのか」と言っていた


結局突き詰めた発言とはこう言う事だ


経済を重んじている奴等は、今の現状を「騒ぎ過ぎだ」「大したことない」と何も責任も知識も無い者が現状の厳しさを避けて無責任に発言する。世界中の多くの国家も感染症の専門家も、そして我国の医療業界も現状の厳しさを必死に訴えているのによくもまぁそんな適当な事を言ってられるわな。結局こいつらも責任が無い上で何とでも言えるのだ


そして反対にコロナ感染症を重大な事だと思っている奴等は、この現状を見て「大変だ!」と言って、「緊急事態宣言をもっと早くからするべきだった!」「ゴー・トゥ・トラベルが悪い!」「企業、個人にもっと保証せよ」と叫ぶ


まぁ~本当にどっちもどっちと言うか、何も責任も感じなく、先の事も考えず、無責任に発言している愚か者だらけ


まぁ~政治家を始め、多くの者達の気持ちは「早く効果が確実にあるワクチンが出回って、少しでも短い期間でコロナが終息してくれ」と思っているのが本音だろうし


政治家もこれ以上お金を使い続けると後々本当にコロナ騒動以上に経済を筆頭に我々の生活も大きなダメージを受けると思っているのだろう


確かに前にも書いたが、コロナが終息しても経済的なダメージと我国の財政を考えたら、自分は間違いなく大きな変動の世の中が必ず来ると思っている(先に書いたように元々そうなる時が来ると思っていた上で、コロナ騒動になったから早まる事になったとも思っている)


まぁ~財政面でも前に言ったように、無責任な評論家が大丈夫だとか、まぁ自分の本を売る為に適当な事を言っている奴等もいるのだけど、じゃ~政府は政治家はどうしてる?って事だろ?


我国の状況を知るには政治家の政策で行っている事を見れば、そこに真実が見えるんだよ


まぁ~結局、政治家は当然だが、国民に不安を与える事なんて、堂々とコメンテーターも無責任な評論家も誰も言えないんだよ


だから、コロナ騒動に対しても、政治家もコメンテーターも評論家も誰も突き詰めた意見何て宮根誠司以外は誰も言ってない


そんな突き詰めた意見も言えないで、政治家や誰かのせいにした意見しか言えない奴等なんて、覚悟もないし、先の事も考えられないで現状を見た安易な解決策の意見しか言ってないんだよ


とにかく、この国は今出来る事を騙し騙しして行くしかない


だからと言ってワクチンが出回って落ち着こうが、我国だけではないが世界中の国家が背負った主に財政的なダメージは後々大きく国家や国民に圧し掛かって来るのは間違いない


希望だけで世の中が進んでいけるような甘いものじゃない事を、今回のコロナ騒動で国民も知るべきだ




nice!(0)  コメント(0) 

今年もやってくれました!宮治さんとの新春放談 [音楽]


まぁ本当に濃~い濃~い中身の新春放談


これぞ聴き応えあのあるサンソン!って感じ


やはり60年代以前の音楽となると、達郎さん世代の洋楽ファンか自分も含めた後追いの洋楽ファンって感じじゃないと一般の洋楽ファンでも何が何だかさっぱり分からないレベルの話だろう


達郎さんの声のトーンからしていつものサンソンと違うくらいだから、やっぱり達郎さんは真の洋楽ファンで、同じレベルの知識のある人の会話は何よりも楽しいって感じだ


自分としてもその気持ちは十分過ぎるくらい分かるけどね


今でこそ大物になった達郎さんとしてはそんなことは公然と言わないけど、これだけの音楽マニアでもある達郎さんはシュガーベイブ結成前からもそうだと思うし、ソロになってからも売れない頃の達郎さんは「俺はお前らの知らない音楽を聴いて知っているんだ!そんな俺が創る音楽はセンスが良い音楽なんだ!」と言う思いの中で、売れる売れないに関わらず音楽に対して絶対的な自信は持っていたはずだ


今でこそ全然洋楽も分からない達郎ファンがサンソンを聴いているけど、これだけマニアックな選曲で番組を熱心に昔から聴いて来たのは相当な洋楽ファンじゃなかったら聴いてなかったと思う


当時達郎さんが売れ出して達郎ファンになった人でも邦楽がメインで達郎ファンになった人は当時からマニアックな洋楽をかけていた達郎さんの番組は余り聴いていなかったと思うな


自分も70年代に入ってからだと結構付いて行けると思っているが、それでもかなりディープなものは知らないので、60年代以前のものでも70年代のディープなものでも勉強になるので、こう言うプログラムはやはり相当為になる


と言う訳で1曲目のジョージア・ギブスの「You Can Never Get Away from Me」


これは前年の新春放談の時にかけた「Let Me Dream」を聴くために、デジタル配信でアルバム「Call Me Georgia Gibbs」を購入していたので、「You Can Never Get Away from Me」も持っていた


ハワード・グリーンフィールドとジャック・ケラー作の曲になるけど、いかにも60年代のポップスって感じで、自分的には「Let Me Dream」の方が圧倒的に良いと思う


レスリー・ゴーアと聴き比べてもジョージア・ギブスのヴァージョンの方が良いと思う


Call Me Georgia Gibbs.jpg


自分はジョージア・ギブスと言えばやはりジャズを歌っている方がピンと来る


Swinging With Her Nibs」と言うアルバムを中古で持っている、昔ジャズ批評のヴォーカル特集で取り上げられていたので購入した


60年前後、以前のシンガーは当たり前のようにしてスタンダードを歌っていたアルバムを結構出していたので、自分は当時のポップスの余りヒットしなかったシンガーでもジャズを歌っていたシンガーなら知っている場合もある


Swinging With Her Nibs.jpg


ギブスのアルバムは自分の持っているアルバム以前のものはさすがに古過ぎて録音状態も悪いと思うので保有する気にはならないが、CD化になったものは購入したいものもある

お次のペリー・コモの「Beats There a Heart So True」は「The Jack Keller Songbook」のCDで持っていた


The Jack Keller Songbook.png


達郎さんが言っていたようにジャック・ケラーはノエル・シャーマンとのコンビで曲を書く事も多かったのだが、他にハワード・グリーンフィールド、ジェリー・ゴフィンやラリー・コルバーとも組んで曲を書いていた


自分的にはジャック・ケラーと言えば達郎さんには余り評判は良くなかったと思われるが、自分は子供時代に思い入れのある「奥様は魔女」の「Bewitched」が一番に思い出す


Bewitched.jpg


ペリー・コモに関してはミッチェル・エアーズ楽団と共演したビッグバンドサウンドをバックに歌う59年のジャズアルバム「Como Swings」とか、50年代以前のヒット曲集のアルバム「Como's Golden Records」、73年のヒット曲「And I Love You So」が入った同タイトルアルバム、そしてボックスセット等を持っているが、


Como Swings.jpg

Como's Golden Records 2.jpgAnd I Love You So.jpg

Yesterday & Today A Celebration in Song.jpg


コモもシナトラと同じようにイタリー系シンガーは生まれ持った天性の声を持ったシンガーが多いとつくづく思わせる。


ヴォーカル好きには絶対外せない伝説の大物シンガーだ。


3曲目のジャッキー・吉川とブルー・コメッツ!!!


まさか、こんなのがかかるとは!


当然、番組でかかった曲は持ってないが、彼等の黄金時代を知っている世代としては嬉しい選曲でした


GSの中では一番演奏力の高いグループと言われていたブルー・コメッツ。ビートルズの日本公演での前座の演奏もドリフターズの演奏の被せも、内田裕也や尾藤イサオのバックの演奏もしていた


ユーチューブで演奏を聴いても演奏力の高さが分かる


アメリカに進出しようとして失敗に終わったけど、当時の人気と実力を考えたら、やはりブルー・コメッツが一番海外に出て行くに相応しいバンドだったと思う


ジャッキー吉川とブルー・コメッツ.jpg


4曲目のフィフス・ディメンションの「Flashback」


フィフスのアルバムはかなり持っていて10枚以上あるが、この曲はシングルオンリー曲だったのね


この曲はベスト盤の「Up Up and Away: The Definitive Collection」で持っているけど、この曲は色んな人が歌っている


Up Up and Away The Definitive Collection.jpg


ポール・アンカ、シェール、トム・ジョーンズ等、そしてこの曲を書いたアラン・オディは勿論、達郎さん関連以前にヘレン・レディの「アンジー・ベイビー」やライチャス・ブラザーズの「ロックン・ロール天国」の頃から知っていたけど、それ以前のサラ・ヴォーンやマリーナ・ショウ、ザ・ニュー・バース、ザ・フレンズ・オブ・ディスティンクション、スリードッグ・ナイトからゲイリー・グリッター、そして弘田三枝子まで歌っている(その他大勢)「Easy Evil」の作者でもあったのですね


オディはこんなソウルフルな曲も書いていたんだ!って感じの曲だ


Feelin' Good.jpg

From the Depths of My Soul.jpg

Birth Day.jpgLove Can Make It Easier.jpg

American Pastime.jpg

G. G..jpg

My Funny Valentine.jpg


それと「Flashback」のもう一人の作者のアーティ・ウェインはプロデューサーでもありシンガーでもあり作曲者でもある人で60年代からかなり長い間作曲者としても曲を色んなアーティストに提供していたのですね


Artie Wayne.jpg


有名無名問わず、ブライアン・ハイランドからキース、ジェイ&ザ・テクニクス、トロッグス!、意外なところではシャ・ナ・ナ・からコールド・ブラッドまで!実に幅広く曲を提供して来ている


まぁ提供していると言うかプロデューサーの判断でウェインの書いた曲を色んなアーティストが取り上げていると言うのが正解だと思うけど、それだけ取り上げられるほど職業作曲家としても良い曲を書いて来たと言う表れだと思う


まぁフィフスの「Flashback」に関しては、自分的にはそんなに良い曲とは思ってはいないのが正直なところ(笑)


それで5曲目のサーシャ・ディステルの「It Can Happen to You」と、6曲目のトゥルリー・スミスの「The Boy from Chelsea」全然知りませんでした!


サーシャ・ディステルってフランスのシンガー兼ジャズ・ギタリストみたい


Sacha Distel.jpg


曲はジョー・レンゼッティ作曲、ジミー・ワイズナーがプロデュース、アレンジのまぁまぁの曲でした なんかマイク・アンド・ジュディ・カラハーンってグループのカバーみたいですね


It Can Happen to You.jpg


トゥルリー・スミスはイギリスで60年代にシングルしか出していないシンガーだったんですね


Truly Smith.jpg


曲はキャロル・キング&ジェリー・ゴフィンの曲であのモンキーズのデイヴィ・ジョーンズが歌っていたんだとか、全然知らない曲でしたし、まぁ自分からしたら取り留めのない曲に聞こえましたw


The Boy from Chelsea.jpg


7曲目のリヴァプール・ファイヴも当然知りませんでした


LIVERPOOL FIVE.jpg


この辺を知っている人は60年代のマイナーなUKものとか追っかけている人なんかは知っているんだろうなぁ

それで曲はカーティス・メイフィールド作曲の「Sister Love」ですか!


Sister Love.jpg


やっぱり60年代のUKってアメリカの黒人音楽を追いかけてグループって多かったのですね


まぁエンジニアとしてのアル・シュミットは後のクラウス・オガーマン関連で知った名前でしたから知ってましたけど、昔から色んなジャンルのプロデュースもしていたのですね


Al Schmitt.jpg


もろ60年代のGSに通じるサウンドでした

最後のタットルテイルズ もう本当に分かりません!って感じで、さすが達郎さんだわ!よくこんな曲見つけて来ますねっ!


バリー・デ・ヴォルゾン関連と言う事らしいですが、曲はシェルビー・フリントの「Magic Wand」はワーナー・ナゲッツ・シリーズで持ってました


Attack Warner Girl Group Nuggets Vol. 8.jpg


作曲者のハンク・レヴィンって60年代にフリートウッズとかヴェンチャーズ、ヴィック・ダナ、70年代にはドナ・ファーゴとかに曲を書いていた人なんですね


後半はとにかく分からないアーティストばかりで調べ甲斐がありましたが、宮治さん、そして改めて達郎さんの凄さが分かりました


まぁ~レーベルの話とかコンポーザー、プロデューサー、アレンジャーの話まで興味を持って音楽聴いている人は音楽マニアくらいでしょう


いつものことだが、こんな聴き方をしているサンソンを聴いている達郎ファンなんてごく僅かだろうな


自分的には70年代やソウル系、ジャズ系関連だと知らなくても調べたら関連とかで分かるものも結構あると自負しているが、60年代もののディープなポップ系やシングルオンリーとかのものは調べても分からないものがあるので、大いに勉強になるから又次週も楽しみにしている






nice!(0)  コメント(0) 

この広告は前回の更新から一定期間経過したブログに表示されています。更新すると自動で解除されます。