大野雄二 コンサート [邦楽]
行って来ました!大野雄二さんのコンサート!
人生に於いて中一日あけてだが、こんな短い期間で連荘で行ったコンサートは初めてだ!(ジャズクラブの連荘はあるが)
5月の角松さんの時と同じ札幌市民ホールでのコンサート
ぬわんと!満席でソールドアウトだった!
大野さんってそんなに人気があったのか!?と思っちゃうほどの入りで、それも女性が多い!と言うくらいで、所謂マダム風な40代以上の女性が多かったと思われる
それで、注文入れたくなるような事も結構ありまして・・・・・
先ず、公演時間が短い!!!
1時間ちょっと過ぎた辺りから、ギタリストのMC担当の和泉聡志さんが(←自分は良く知らない人でした)「ラスト1曲!」なんて言い出していたので、「冗談でしょ?」と、思っていたのだが、
まぁ~その曲は長めの曲だったから直ぐには終わらなかったが、アンコールで大野さんのソロピアノ1曲と全員の演奏曲で、トータルで1時間半くらいだったのかな(お年寄りのハードロックバンドなら1時間でも仕方がないと諦めも付くが・・・)
あの!ベニーでさえ、1時間45分もしたんだぞ~~~~~!
ソロならいざ知らず、7人編成のバンドで短過ぎだろう!
まぁ~長ければ良いってもんじゃないがw
そう思うと、達郎さんは神様みたいな人だね。あの中身の濃さで3時間は脅威だ!(チケット代の十分元は取ってお釣りがくる)
確かに大野さんのチケット代は達郎さんの料金よりも安かったがw
曲は案の定、ルパンの曲ばかりでテーマ曲以外はやはり知りませんでしたw
まぁ~ユーチューブで見たビッグバンド編成のルパンのテーマの演奏はとっても素敵だったが、個人的には1曲くらい4ビートアレンジの曲を演奏して欲しかったし、パンフとかでも一応ジャズをうたっていたのだから、有名曲でも良いからスタンダードを取り上げて演奏したら、もっと良かったと思うな
今回は前から二列目でもなく前から八列目の右寄りの席だったので、いつものように双眼鏡で演奏を観ていた。
お目当ては当然、長岡道夫さん(ミッチー長岡)と、市原康さんなので、二人を中心に観ていたのだが、長岡さんはサックスの陰にいて観難かったが、市原さんは良く観えた
長岡さんは楽器を変えず、ずーっと5弦エレキベースを弾いていた、先に言ったように市原さんのドラムも8ビートが中心だったから本当は市原さんの4ビートの演奏が聴きたかった
大野さんは殆どフェンダーローズを弾いていて、アンコールを含めた2曲くらいがアコースティックピアノを弾いていた
サックスの鈴木央紹さん、トランペットの松島啓之さん(←熱帯ジャズ楽団に参加している有名な人なんですね)、オルガンの宮川純さん(←TOKUさんとかと演奏している人なんですね)3人共良く知らない人でしたが、松島さんのハイノートは素晴らしかった!そう言う意味ではやはり有名バンドに参加しているだけはある!と納得させられた
それと和泉さんと大野さん、市原さんがマイクで話す時があったが、自分の聴力のせいなのか、どうも聞こえ難い。大野さんの時なんてゴモゴモ話すので、聞きづらく日本語でも分からないくらいだから、英語なら本当に分からんわ!と、妙に納得してしまったw
という事で無難にコンサートも終わり、正直言って自分としては凄くハイテンションになるほどのコンサート体験ではなかった・・・
そんな中で家に帰って来て直ぐに聴いた曲が、ぬわんと!あの「少女A」だ!そう!あの中森明菜の少女Aだ!
それは何故かと言うと・・・
長岡道夫さんに会って話をしてサインをもらったからだ!!!
コンサート会場でCDとDVDを6000円以上購入したら、大野さんからサインがもらえる!とグッズ販売のところでも書いてあったしアナウンスも流れていたのだが、正直言ってCDもDVDも購入する気も無かったし、「サインもいらないや」と思っていたのだが、
大野さん以外のメンバーがグッズ会場に出て来ていて「おっ!長岡さんと市原さんがいる!」ってことで、長岡さんや市原さんからもサインをもらっている人達がいて、タオルにサインしてもらおうとした人もいたので、自分もタオルを買ってサインをもらおう!と思い、グッズ購入予定もないところでケチったせいもありタオルだけ購入してw長岡さんのところへ行った
長岡さんに「ハッキリ言って、自分は長岡さんに会いたくて、長岡さんの演奏を聴きたくて、ここに来たんです!」と言って、「ショーグンの演奏も、少女Aの演奏も、大瀧さんの演奏でも素晴らしいと思ってます!」と伝え、「長岡さんは日本一のベーシストです!」と言って、タオルにサインを頂き、長岡さんから喜んで握手も求められました!
それで市原さんのところでもサインをもらおうとしたら「ちょうどインキも薄くなり始めてタオルにはサイン出来ないよ(残念ながら)」と言われちゃったのだけど、「弘田三枝子さんのバックの演奏でも素晴らしかったですね!」って言ったら、古い話のせいか、ニコッと笑ってちょっとこけてましたわ(笑)
そんなこともあって「少女A」を何度も聴いてますw
この曲は本当に素晴らしいと思う
伝説のギタリストで、野口五郎のギターの師匠、矢島賢さんの歴史に残る名演奏!!!
疾走感のある素晴らしいリズム隊、長岡さんのベースと島村英二さんのドラム!!!
もう自分としては歌謡曲の名曲という感じじゃなく、演奏を聴いているだけでも感動の曲だ!!!
ただ、長岡さんに「日本一のベーシストです!」と言ってはみたけれど・・・・・
岡沢章さんと高水健司さんに会っても、自分はそう言っていると思うw
だから自分は長岡さんと岡沢さんと高水さんが、自分の好きなベスト3の日本のベーシストなんです
伊藤広規さんや後藤次利さん他、まだいっぱい次点はいますが・・・・細野晴臣さんは別格ですね!
日本のレコーディングセッション数が一番多かったのはギタリストは恐らく松原正樹さんだと思うけど、ベーシストなら、上記に挙げたやはり3人と三久月千春さんとか富倉安生さん、岡沢章さんの弟の茂さんが結構多い(これらの人達は歌謡曲のセッションも圧倒的に多い)
そういう事もあり、ショーグンや大瀧さん等の名演奏も含めた伝説のベーシストの長岡さんは凄い人なのだ!
長岡さんと会えて、自分の思いを長岡さんに伝えられて、そう言う意味では今日は大満足の日だったのは間違いない
2019-07-04 00:37
nice!(0)
コメント(2)
楽しかったようですね♪
ルパン三世。YouTubeではコピー動画が結構上がっていて、老若男女 人気のあるネタですね。笑
自分には長岡さんというベーシストは知らないミュージシャンですが、文面から察するに、いぶし銀の玄人好みのプレーヤーっぽい感じがしますよ。
とりあえず 少女Aでも聴いてみるかな(^^;
by マスパペ (2019-07-04 13:10)
マスパぺさん、いつもコメントありがとうございます!(笑)
今回のコンサートは正にブログに書いてある通りの印象でして、コンサートを観て聴いて楽しむと言うよりも、長岡さんに会えた感激が一番大きかったんですよ(笑)
スタジオミュージシャン好きとかショーグン好きな方なら長岡さんをご存知の方もいると思いますが、正に知る人ぞ知る、マスパぺさんが言うように長岡さんは玄人好みのミュージシャンだと思います
まぁ~自分みたく楽器が弾けない者で、これだけ裏方のスタジオミュージシャン好きな者も余りいないと思うのですが、
音だけを聴いて誰々の演奏だ!なんてブラインドテストをして分かる人は本当にその現場にいるスタジオ業界の人達とかエンジニアぐらいしか分からないと思いますが、
例えば名前を知らないで聴いていて演奏が素晴らしいと思っているところに後からプレイヤーの名前を知って、その人が知っているプレイヤーなら余計に又、曲や演奏に惹き付けられることになると思うし、最初からプレイヤーの名前を知っていて聴いても興味深く聴けるので、自分にとっては裏方のプレイヤーに興味が強かったんですよね
そもそも「男達のメロディ」でショーグンは結構有名になったバンドなんですが、我が同郷の北海道函館出身のギタリストの吉野藤丸さんがショーグンの前からのスタジオミュージシャン仲間同士でバンドもしながら長岡さんとも繋がりがあったのですが、吉野さんは西城秀樹さんとかのバックでも演奏していたくらいの歌謡曲の名演も多い人だったので(例えば、石川さゆりの「天城越え」太田裕美の「木綿のハンカチーフ」他いっぱい!)
そういう事でショーグンのメンバーはそれぞれ歌謡曲の多くのヒット曲のレコーディングでかなり演奏しているのですよ
それで長岡さんは他に有名な曲の演奏では、藤丸さんと一緒にレコーディングに参加しているのは西城秀樹「YMCA」、中森明菜「飾りじゃないのよ涙は」田原俊彦「ハッとして!グッド」等々
長岡さんだけに限って言えば、あの坂本冬美の「夜桜お七」、松田聖子「風立ちぬ」、小泉今日子「ヤマトナデシコ七変化」、山口百恵「ロックンロール・ウィドウ」等々・・・
元々洋楽志向だった自分が歌謡曲に耳を傾けるようになったのもスタジオミュージシャン絡みだったんです
それにしても「少女A」相変わらず何度も聴いていますが(笑)長岡さんのベースのピッチが上がって行くフレーズのところと、うねるようなベースのアクセントを付けるところが最高にカッコいいと思っていますし、島村さんのフィルインもとっても惹き付けられるくらい素晴らしいドラムだと思います!
歌謡曲、侮るなかれ!
でわ、来週の宴 楽しみにしております(笑)
by スナップバックス (2019-07-04 14:56)