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サンソンでかかった曲について久し振りに書きたくなった [音楽]


サンソンの通常のプログラムの棚からひとつかみやB.J.トーマス特集、そしてなんと寺内タケシ特集まであったサンソン


相変わらずの達郎さんならではの選曲で、自分の持っている曲などを改めて聴き直すきっかけになったりして、やはり音楽好きにはたまらない番組だ


その間にメールでリクエストを二回してみたがリクエスト曲は採用されなかった


架空の動物特集なんて、まぁ~達郎さん自身の曲も含むマーメイド以外ではそんなにないだろう!と思いながら、自分の持っている曲から検索して曲時間とかベタじゃない曲とかを考えてリクエストしたがダメだった


架空の動物って言っても沢山あるので、自分なりにカプリコーンとかフェニックスとかユニコーン(一角獣)、はたまた狼男まで考えて、そのタイトルが入った曲を考えに考えてリクエストしたけど、何か反則気味の選曲で結局テーマにしてみたけど、達郎さん自身もそんなに思いつくほどの曲もなかったんだろうなって感じの選曲だったなぁ


参考にカプリコーンはかなりマニアック過ぎたけどリチャード・エヴァンスの「Capricorn Rising」、まぁ~中々かけてもらえそうもない曲なのは確かかも


Richard Evans Album.jpg


フェニックスはド定番のグレンのあの曲はさすがにリクエスト出来ないので、これも奇をてらってノーマン・コナーズの「Phoenix」 ディスコっぽい軽快な曲なので達郎さんの選曲もありそう!と思ったが、ノーマン・コナーズはジャズ(スピリチュアルも含む)フュージョン系の人だから、やはり中々取り上げられない人なのか・・・


Aquarian Dream.jpg


ユニコーンは達郎さんの仲間内の村松邦男さんの「一角獣(ユニコーン)」、これは有り得るかも!?と期待していたが、邦楽もかかったけど難波さん関連とター坊だものなぁ


ROMAN.JPG


狼男は自分としてもちょっと反則気味で、ゲス・フーの「Clap for the Wolfman」、まぁこれはDJのウルフマン・ジャックの事を歌った歌なので狼男をテーマにした曲とは違うので、ちょっとひねったリクエストだったのだが、ゲス・フーなら大いに有り得たと思うし同じく拡大解釈で達郎さんがかけるかも!?と、これも思っていたが無理でした(笑)


The Greatest of the Guess Who.jpg


まぁ~本当に達郎さんにリクエスト曲を取り上げてもらうのは相当難しいな


達郎さんが言っているように相当な数のはがきとメールだと思うから目を通すだけで精一杯なのだろうけど、マニアックなところのリクエストも達郎さんは偶に取り上げているのだが、すごーくマニアックなところだとひねくれものの達郎さんだから、よっぽど達郎さんの琴線に触れる曲じゃないと難しい感じ


ってな訳で9月26日のサンソンの曲についていっちゃいます


ヴォーグスの「Earth Angel」ベスト盤で持ってました


達郎さんが言っていたペンギンズの1954年のカバーだそうで、オリジナルはやはり古臭い感じの曲なので、ヴォーグスの方もオールディーズナンバーだけど、洗練されたコーラス、アレンジのヴォーグスのカバーの方がやっぱり良いと思う


The Vogues Greatest Hits.jpg


アレンジはボビー・ダーリン、ボビー・ヴィー、ジュリー・ロンドン、そしてシナトラなど、シンガー系やラウンジ系のアレンジ、そして「Raunchy」などのインストヒット曲があるアー二ー・フリーマン


Ernie Freeman.jpg


この曲の曲作りに名を連ねているひとりジェシー・ベルヴィンの「Mr. Easy」と言うアルバムを持っているが、アート・ペッパー、メル・ルイス等が参加していてマーティ・ペイチがアレンジしている最高に洒落たジャズヴォーカルのアルバムで、全曲スタンダードナンバーを歌っているジェシーの歌唱はとっても素晴らしい!


Mr. Easy.jpg


ジェシーは27歳の若さで交通事故で亡くなったのでアルバム枚数も少ないのだけど、他のアルバムも購入しようと思っている


次はフューチャーズの「Stay With Me」最高に良いですねぇ~


自分もやはり達郎さんと同じようにB面だった「Stay With Me」の方が好きだ


Stay With Me by The Futures.jpg


フューチャーズはアルバム3枚の内2枚持っているが、もう1枚は未CDで中古レコードしか現在のところ手に入らないのだが、フィリーものなので是非とも欲しい!


「Stay With Me」の方はオムニバスの「The Spirit of Philadelphia」で持っている


The Spirit of Philadelphia.jpg


ブルースギタリストのボビー・ベネットとレオン・ハフが共作したナンバーでアレンジはロニー・ベイカー

Bobby (Guitar) Bennett.jpg

Leon Huff.jpg

Ron Baker.jpg


A面の「Love Is Here」は前にギャンブル&ハフ作曲と言う事でドラマティックスのカバーで書いていたようにこれもオムニバスで持っている


やっぱりフィリーものは良いね!


お次はジーン・テレルの78年の唯一のソロアルバム「I Had to Fall in Love」から「How Can You (Live Without Love)」


I Had to Fall in Love.jpg


達郎さんが言っていたようにジェームス・ギャッドスンのドラム、そしてジェームスと同じくチャールズ・ライト&ザ・ワッツ・103ストリート・リズム・バンドにいたギタリストのバーナード・ブラックマン(ビノース・ブラックモン)、同じくギタリストのワー・ワー・ワトソン、ベースはデニス・コフィーやモータウン系出身のアーティストや、あのトニー・ウィリアムス・ライフタイムでも演奏していたトニー・ニューマン、キーボードはトニーと同じようにモータウン系出身のアーティストを中心にしたセッションやレイ・パーカーのグループのレイディオ、そして吉田美奈子の海外録音のアルバム等に参加していたシルヴェスター・リヴァース、パーカッションはエディ”ボンゴ”ブラウン


そして作者関連でこの曲を取り上げる事になったグレイ&ハンクスのレン・ロン・ハンクスがピアノで参加している


ジーンのアルバムは全曲捨て曲無しの良いアルバムでグレイ&ハンクス作の曲が多く入っている


Grey & Hanks.jpg


グレイ&ハンクスのアルバムは2枚出ていて2枚とも持っているが、78年のアルバム「You Fooled Me」の「Dancin'」が達郎さんも言っていたが自分としても一番好きな曲だ


You Fooled Me.jpg


この曲にはアースのフェニックス・ホーンも参加しているのでアース関連のオムニバスにも入っている


The Phenix Horns.jpg


後このアルバムでは「Gotta Put Something In」も同じくフェニックス・ホーンのメンバーのラムリー・マイケル・デイヴィスが作曲した曲で良い曲だ


彼等は作曲チームとして色んなアーティストに曲を提供して来ているが、彼らが作った自分の好きな曲を挙げて行くと


先ずテルマ・ヒューストンとジェリー・バトラーの「Let's Get Together」


アーサー・ライトによるストリングスアレンジがゾクゾクするリズミカルなナンバー


この曲はチャールズ・ステップニーも曲作りに参加していて、達郎さんも言っていたダロウ・フレッチャーも取り上げいている曲なのだが、両方のヴァージョン共とっても良いのだが、自分的にはテルマ&ジェリーの方のナンバーの方が好きだ


Thelma & Jerry.jpg


あとはエスター・フィリップスの「Unselfish Love」、リチャード・ティのメロディアスなエレピのイントロで始まりリズミカルな展開になって行く曲でリチャードの特徴的なアコースティックピアノのフレーズも聴ける曲


You've Come a Long Way, Baby.jpg


あとは有名なL.T.D.の「(Every Time I Turn Around) Back in Love Again」とかもあるけど、達郎さんも言っていたようにジーン・テレルもブレークウォーターも取り上げている「No Limit」はブレークウォーターの方が圧倒的に良い


Breakwater.jpg


女性3人組のブランディやデブラ・ロウズの「How Long」とか、レオン・ハフに見い出されたエボニーズやL.T.D.の「If You're in Need」とかの曲も良い曲だ


Crossover to Brandye.jpg

Very Special.jpg

Sing About Life.jpg

Something to Love.jpg


次はソウル・チルドレンの「We Got to Get Our Thing Together」これまた凄く良い曲ですね!


彼等のアルバムは6枚持っていて、スタックスレーベルの頃は結構ゴスペルっぽい曲もあって結構渋い曲もあるが、エピックレーベルに移ってからの2枚のアルバムは全曲良い曲ばかりのアルバムだ


「We Got to Get Our Thing Together」はそのエピックに移ってからのアルバム「Finders Keepers」からの曲でアルバムの中でも一番良い曲


Finders Keepers by The Soul Children.jpg


ホーランド兄弟のいとこにあたるジェームス・ディーンとカルヴィン・アーライン、ジャック・エーヴェリーが書いた曲で、アルバムプロデューサーはスタックス系のアーティストを中心にプロデュースしてきたドン・デイヴィス

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彼等はやはりスタックスレーベルの頃から関係でデヴィット・ポーターが書いた曲を多くやっている


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アート・ガーファンクルの「Fingerpaint」はアルバム「Watermark」は持っているのだが、やはり「(What A) Wonderful World」が入っているアルバムなので「Fingerpaint」は持っていなかった


差し替えられた「(What A) Wonderful World」以外の曲は全曲ジミー・ウェッブ作の曲で、アートの透き通ったヴォーカルが堪能出来るアルバムだ


Watermark.jpg


アートの曲はアートの声を活かす比較的ミディアムナンバーやバラードが多いから、メリハリのある曲調のものは余りないので自分としては聴く時を選ぶって感じが正直なところ、そんな中でもスタンダードのカバーでヒットした「I Only Have Eyes for You」がニッキー・ホプキンスの弾くエレピとアンドリュー・ゴールドの弾くギターで幻想的な雰囲気を醸し出した通常のジャズの歌唱と違って美しくウットリするアートの声で自分が一番好きな曲だ

 

Breakaway.jpg


最後のゾンビーズの「This Will Be Our Year」は名盤と言われている「Odessey and Oracle」のアルバムは持っていなかったので自分は持っていないが、ミディアムなポップナンバーって感じで特に自分が惹かれるような曲ではなかった


Odessey and Oracle.jpg


と言う訳でサンソンの選曲を久し振りに取り上げてみたけど、達郎さんが良く言っているプロデューサー、作家、ミュージシャンの特集をして欲しいと思っている









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