達郎さん 小樽ゴールドストーン ライヴ [邦楽]
行って来ました!達郎さんのライヴ〓
まず、一言
とにかく疲れた
さすがに三時間立ちっぱなしは辛いわ
前に話したようにパープルの時も立ちっぱなしだったけど、三時間も立ちっぱなしじゃなかったからね。
まぁそれでも達郎さんも言っていたように、40倍の確率で当たってチケットが取れたのだから、良かったとしか言いようがないけど、本音としてはやっぱり座って観たかったな
次回のライヴの申し込みは通常のコンサートと余り変わらない内容のステージ(セットリスト)だったら行くかどうか考えるけど、やっぱり今回のライヴでやった曲(ライヴしか聴けなかった曲)が半端なく良かったので、選曲の為に三時間我慢するか、やっぱり体力の事で諦めるかで非常に考える
今回のライヴは二百人ちょっとの入場者だったみたいで、やはり通常のコンサートの時ほど人は並んでなかったし、自分も含めて、みなどこか得意げな顔をしていた感じに見えた(そりゃ~40倍の難関を乗り越えて入場出来たのだからね。自分達は特別だ!みたいにね(笑))
開場二時間前にライヴハウスに着いたので、同じところにある小樽ゴールドストーンのレストランでソフトドリンクを飲んで時間をつぶしたのだが、お店にいた客や後からお店に入って来た客もほぼ全員、達郎さんのライヴを観に来た客だった。
今回のライヴでは立ち見でも、一応エリアと整理番号が決まっていて、自分は立ち見の前から2~3列目だったのだが、恒例の本人確認チェックをして入場して、直ぐにライヴ限定のTシャツを購入してライヴ会場の中に入ったのだが、その時は立ち見の4~5列目になっていた
でも壁側だったので、もたれて観る事が出来て本当に良かった!(ある意味、どうせ前が観にくかったのだから、壁際で良かったよ)
立ち見の後ろの人や壁にもよしかかれない人は本当に辛かったと思うよ(中高年の人は)
まず最初のシュガーベイブ時代のライヴ演奏のフィルムは貴重だった 特に上原ゆかり裕さんのドラムを叩いているシーンは自分としては感動ものだった
セットリストを書いてももう問題ないと思うが、前に書いたように自分はメモを取っている訳でもないし、よく覚えてないのでセットリストは書けないが、先に言ったように今回のライブならではの洋楽3曲はもう言う事なし!って言うくらい感激した。
自分は東京と大阪のライブのセットリストを事前に見ていたので(自分は出来れば事前にセットリストを見てコンサートに行く派なので)
この辺の曲はやるだろうと思っていたのだが、やっぱり「What's Going On」は凄く良かったね
思わず周りに聞こえないように口ずさんでしまった。
やっぱり達郎さんのソウルのカバーはとっても良いね曲が始まった時、ダニー・ハザウェイの「ライヴ」のように「What's Going On」と叫びたかったし、前の方の指定席にいたら伊藤広規さんに向かって「よっ!ジェームス・ジェマーソン」って叫びたいくらいだったよ(笑)
名曲中の名曲、ある意味、今回のライヴで自分は一番聴きたかった、達郎さんが歌う事を一番期待していた曲だったかも知れない
あとは「Smoke Gets in Your Eyes(煙が目にしみる)」の時も「ジェローム・カーン 最高!」って叫びたかったな(きっと達郎さんなら、そう聞いたら喜んでくれると思うけど、とてもそんな勇気は自分はないので出来ませんw)
この曲は最初ジェローム・カーンの未亡人が、プラターズが歌う時に大反対したいわく付きの曲なのだが、やはりポップスのヒット曲としてよりも大スタンダードナンバーの名曲中の名曲
達郎さんもスタンダードを歌えなくなったら(声が出なくなったら)、もう引退すると言っていたが、やはり年を取るとシンガーはスタンダードを歌いたくなるのが自然だと思う
それともう1曲 「Since I Fell for You」 これも素晴らしかったね
ラスカルズからジャズメンまで取り上げる大スタンダード これも「バディ・ジョンソン 素晴らしい!」と叫びたくなる大名曲
結局、自分は達郎さんのライヴでは洋楽のカバーが一番良かったのだなぁ と思った。
普段聴けない達郎さんの洋楽カバーは格別だ
それも有名曲じゃない(スタンダード好きなら誰でも知っている曲だが)渋いところのカバーが自分の感性を揺さぶる
自分は何も他の人と違った嗜好を意識してしている訳ではない、やはり自分は本当に洋楽が好きだし、達郎さん自身も何度も自らの事を言っているように達郎さん自体が洋楽オタクだから、その達郎さんが洋楽のカバーをするのはとっても意味がある事だと自分は思っている
だから、自分は「硝子の少年」の時、観客は盛り上がっていたけど、自分は形式的に拍手をしただけだったw
でも勿論、達郎さん自身の素晴らしい曲に感動した
「夏への扉」と「いつか(Someday)」は凄く良かった!!!
「夏への扉」の難波さんの歌は決して上手くは無いのだけど、とっても味があって凄く良かったし、「いつか」を聴いた時は、達郎さんの「Ride on Time」のアルバムを最初に視聴して購入した時に、一発目のこの曲に凄く感動したことが蘇って来て目頭が熱くなった やっぱり美奈子さんのコーラスが本当に素晴らしいと思う
出来る事なら 本当にいつかこの曲を美奈子さんのコーラスをバックにして達郎さんが歌うのを聴いてみたい(もう絶対涙涙の状態になると思う)
あとは通常のコンサートの時の形式のアカペラ曲とかやったが、流石にクラッカー「パーン」曲はやらなかったけど、最後にクラッカー鳴らしていた奴がいたなw
コンサートツアーは又、今年もやるみたいだし、札幌は例のhitaruでやると達郎さんは言っていた。
勿論、絶対行くつもりだ!40倍の確率のチケットを手に入れられて、通常のコンサートチケットが手に入らないなんて事になったらシャレにならん!w
ライブは・・・自分もまた歳を取る中で立ち見3時間はきついが、達郎さんには有名曲でも良いからフィリー系のカバーをしてもらいたいなぁ~ そうしたら立ち見3時間でも我慢出来るw
「ミー・アンド・ミセス・ジョーンズ」は鈴木雅之に怒られそうだから、しないかなw
スタイリスティックスかスピナーズの曲のカバーなんてして欲しいね(「You Make Me Feel Brand New」以外で)
さすがに達郎さんがコレクターして来たフィリーソウルのレアな曲なんて絶対取り上げないと思うけどw
そしてライヴが終わって帰る時に、自分が預かったデジカメの番号札が無くなり待たされちゃって、帰りが遅くなり結果的には終電に乗る羽目になってしまった。
恐らく達郎さんのライヴを見て最終電車で帰ったのは自分だけだったはず(駅の待合室に誰もいなかったものw)
しかし!しかしだ!良い事があったのだ!
ライヴ中に難波さんのセンスオブワンダーの時のアルバムを差し出した観客がいて、その人に達郎さんが「後からサインもらいなさいよ」と言っていたので、難波さんがホールに出て来ていたのだった。
サインをしてもらっていた人は難波さんにプレゼントを渡したりしていて、難波さんと記念写真も撮っていたのだが、その時、自分は難波さんに「難波さん、ラムゼイ・ルイスの影響受けてませんか?」って聞いたら、「そうだ!」と、しっかり答えてくれて、コンサートツアーのソロの時に「スティーヴィーが書いた曲のラムゼイの曲のフレーズ、ちょっと演奏してましたよね?」って言ったら、「そうそう、Spring High ねっ!」って言ってくれた
嬉しかったねぇ~、自分はそのソロの事をしっかり覚えていたので、まさか難波さん本人に確認出来るとは思わなかった!
それで自分も 難波さんと記念写真を撮ってもらって!「そうる透さんは元気ですか?」って聞いたら、「元気だよ」と言って、「何か病気だとか聞いた?」って逆に聞かれちゃったw
そしてライブの時、難波さんが今度ギタリストに土屋昌巳さんが参加すると言っていたので、「土屋さんはりりィのバイバイセッション・バンドにいましたよね」って自分が言ったら、「そうそう、よく知っているねぇ~」って言われたので、「自分はスタジオミュージシャン大好きなんですよ」って言って、難波さんに褒められました(笑)
自分は自慢じゃないが、プロのミュージシャンに「良く知っているねぇ~」って褒められた事が3度ある
ひとりは前田憲男さんからジャズクラブで、やたらスタンダードをリクエストして、渋いところばかり前田さんの演奏で取り上げてもらって、あとから記念写真を前田さんと一緒に撮った時に「自分のリクエストした曲を沢山取り上げてもらい、ありがとうございました」って前田さんに言ったら、「あれは君だったのか!よく知ってるねぇ~」と言われたこと
あとはトランぺッターの数原晋さんに会った時にスタジオミュージシャンの話をしたら、その時も「君は良く知っているね~」と言われたのと 今回の難波さんで3度目でしたw
そう言えばベーシストの伊藤広規さんが札幌のライヴで演奏するのと、音楽講座を開くのとで近日中に札幌に来るみたいなので、行けたら行って見ようかと思っている
その時、広規さんと今度はベーシストの話をしたいなぁ~と思っているw
しかし、二週間後のチック・コリアもあるし、ライヴが続きそうだな・・・十分検討しないと金が・・・
2019-03-17 23:39
nice!(0)
コメント(2)
小樽観戦 お疲れさまで御座いました。笑
アンプラグドの楽しいひととき、特に洋楽3曲の堪能振りは、文面からでもひしひしと伝わりましたよ(^^)
こうなったら、達郎さんの洋楽カバーツアーを切に願いたいところ。
スタンダードはもちろん、マニア垂涎のセットリストを炸裂させてもらいたい!
そんなライヴがあったら楽しみでしょうね(^o^)
by マスパペ (2019-03-20 19:15)
いやぁ~マスパぺさん!いつもコメントありがとうございます!
まぁ~達郎さんの特定の個人だけの為の選曲なんてあり得ない訳なんですが(笑)
達郎さんの評価は音楽業界からも評論家からも、音楽に対してはやはり頑固なくらいの拘りを人一倍持った音楽家と誰もが認めて来た事ですから、今の達郎さんの地位も築かれて来たと思います。
そのような音楽家は他にも中にはいるとは思うのですが、そんな中での際立っている達郎さんの特徴はやはり洋楽が誰よりも詳しい事だと多くの達郎ファンも思っている事だと思いますし、達郎さんファンだけじゃなく達郎さんを知る多くの音楽ファン、音楽マニアからもそのように認知されていると自分も思ってますよ。
ですからやはり自分みたいな洋楽ファンとしても達郎さんの取り上げる洋楽のカバーは例え有名曲のカバーだとしても達郎さんの解釈でどう仕上がるのかなとか思うし、
マイナーな曲を取り上げた場合は、やはり達郎さんならではの選曲で楽しめると言う思いでいるので、達郎さんのライヴで聴ける洋楽のカバーは自分としても興味津々なんです(笑)
達郎さんはコンサートでも今まで言って来ている通り「お客さんは通な人から、初めて来る人までいるので、色んなお客さんを満足させる選曲にならざるを得ない」と言っていたので、それは音楽家としての宿命でしょうね。
ボブ・ディランみたく、お客さんの期待する事なんて一切考えないで自分のペースでコンサートを淡々とするアーティストもいるけど、それはディランだから出来る事であって、殆どのアーティストはそんな事していたら集客に多大なる影響が出て今後の音楽活動にも悪影響が出ますからね。
あのビリー・ジョエルは観客が「Just the Way You Are (素顔のままで)]を歌う事をいつも期待していて、いつも同じ曲ばかりを歌うのはもう嫌だ!と言って、一時この曲を歌うのを止めましたが、結局また歌うようになっちゃいましたから
まぁ~その点、ポール・マッカートニーは自分の立場をよく理解しているエンターティナーでもありますから、「イエスタディ」なんて、もう死ぬほど観客の前で歌って来ていると思いますよ(笑)
大好きなアーティストでもファンはやはり好き嫌いの曲があって当たり前だと思いますが、(もうそのアーティスト命!みたいな人は曲じゃなくて、そのアーティストのファンだから曲なんて関係ないって人もいると思いますが)アーティストの立場も考えてあげないとね(笑)
でもやっぱり洋楽オタクの達郎さんですから、自分としては達郎さんの洋楽カバーを期待しちゃうんですよね。他の邦楽のアーティストに初めから洋楽カバーを期待してコンサートに行くなんてことはないですからね(笑)
また今年の達郎さんの札幌コンサート参戦も頑張ります!って、今まで必ずチケットが当たっているので、外れは想定していないのですが、外れたらショック大きいです(笑)
by スナップバックス (2019-03-21 06:43)