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サンソン リクエスト [音楽]


サンソンの洋楽中心の残暑リクエスト大会


やっぱりこう言うプログラムは心ときめいて楽しいね


自分は過去にサンソンにはがきを出して名前だけだが読まれた事は3度あったが


自分なりの拘りで、シュガーベイブ時代のラジオ番組について質問した時やジェリー・ロス特集の時には自信を持ってリクエストはがきを出したが読まれなかった・・・


まぁ~達郎さんは頑固で、ある意味偏屈者だから、下手にマニアックな事を書いてはがきを出しても取り上げてもらうのはかなり難しそうだ


まぁ目を通してもらっていると思うけど、やはり何度もはがきを出して常連以上の超常連にならないと読んでもらえないのだろうな


そんなこともあり、もう拘って意識してリクエストしても、そんな中でも達郎さんが取り上げそうな曲の事まで(達郎さんが好みそうな曲など)考えてリクエストしないと採用されるのは難しいだろう


だから最近はもっぱら聴く事だけでリクエストはがきを出そうなんて事も思ったりはしないでサンソンを聴いている


まぁ~自分は世間話なんて書いて読んでもらおうとは思わないし、実際、世間話を書くような内容の日々を自分は送ってないのも確かなのでw 自分としては音楽の話題以外ではがきを出すなんてことは考えられないです


今回の番組のリクエスト曲も全曲自分が保有していた、正にドンピシャ!って感じで聴き応えがあった


先ず1曲目のTHE ROGUESの「Come On, Let's Go!」


自分は曲を聴いても実際にWMPなどで確認をしないと、持っているのかどうか分からない場合が結構ある


そりゃ~アルバムの中の曲や有名曲じゃない場合は(有名じゃないアーティストも含めて)保有している全曲を把握しているなんて事は有り得ないので、管理しているプレイヤーやフォルダで確認しないと分からない事が良くある


だから達郎さんも言っていたことがあるが、持っているアルバムやCDを意識しないで又購入してしまって重複してしまったCDが結構ある


そんなこともあって、購入する時に「あれ、このアルバム持っていたのじゃないのか?」って確認しながら購入する事が多くなってきている


まぁ~自分の欲しいアルバムは当然自分の欲しい傾向としてだいたい決まっているから、一度買ったアルバムでも欲しくなる場合が多々あるw(特にレア物は保有の確認前に食指が動く傾向になる事が多いw)


このThe Roguesの曲の場合も確認したのだが、ブルース・ジョンストンとテリー・メルチャーのベスト盤で持っていた


達郎さんの「Only With You」の関連で「Don't Run Away」を持っていないと!と言う事で購入していたベスト盤を改めて聴いているが、バリー・デヴォルゾンとボディー・チャンドラー作の「Halfway」とラリー・マークス作曲と未だ結婚前のマリリンとアラン・バーグマンが作詞した「Come Love」は良いと思う


シングルオンリーのベスト盤なので貴重な音源集になると思うが、「Don't Run Away」の出来が余りにも良過ぎて自分としては上記に挙げた曲以外はそんなに印象が残ってないと言うのが正直なところ


The Best of Bruce & Terry.jpg


アルゾ・フロンテのアルバムは言う事ないだろう!


達郎さんが取り上げていた1stアルバムの「Looking for You」(後に「Alzo」とタイトルが変更された)と2ndアルバムの「Takin' So Long」を持っているが、1stの方が断然良い


レコーディングメンバーはこのアルバムをプロデュースしたボブ・ドロウとジャズ系のミュージシャン


全曲アルゾ作のアコースティックギターをメインにしたサウンドだけど、ストリングスも入ったりして凄く洒落たアルバムだ


サンソンで取り上げていた「Don't Ask Me Why」を始め、このアルバム曲の中で一番の名曲として取り上げられる「Looks Like Rain」は確かに素晴らしい


あとはアコースティック・ギターがメインのサウンドの中でもエレピがワンポイントになったシンプルだけど洒落たナンバーの「You Know Me, I Know You」 とにかく全曲が粒ぞろいの名アルバム


Alzo (Looking for You).jpg


スパンキー&アワー・ギャング関連でも良い仕事をしていたボブ・ドロウ


自分はボブのソロアルバムは2枚持っているが、56年の名盤「デヴィル・メイ・ケア」はやはりパーカーの「ヤードバード組曲」で決まりだろう!


ボブの弾き語りのピアノにベースとドラムのトリオにトランペットとヴィブラフォンが入ったクインテットの演奏


ボブ自身のオリジナル曲も入っているが、あとはパーカーとギレスピーのバップナンバー以外はティンパン系スタンダード その中でもライオネル・ハンプトンとジョニー・バーク作曲、ジョニー・マーサー作詞の「Midnight Sun」のバラードとロジャース&ハート作の「Johnny One Note」の高速スウィングナンバーが素敵だ


Devil May Care.jpg


ボブは弘田三枝子さんのところでも書いた、名曲「Comin' Home Baby」の作詞もした人だし、ジャズだけじゃなく先に述べたようにポップ系のアーティストのプロデュースもしたりしていたし、勿論自身のヴォーカル&ピアノも披露している多才な人だった


ルーサー・イングラムは大ヒット曲のアルバムタイトル曲の「(If Loving You Is Wrong) I Don't Want to Be Right」の1stと2ndの「I've Been Here All the Time」の2枚持っているが、ルーサーは渋いね


ルーサーはリズミカルでハードなシャウト系のヴォーカルじゃないので、バラードかミディアムナンバーが多いのだが、1stではサンソンでかけていた「Love Ain't Gonna Run Me Away」と比較的リズミカルなソウルナンバーの「I Can't Stop」が良い


いかにもサザンソウルって感じのサウンドでNYやLA、CHICAGOなどの都会的なソウルじゃないけど、ソウル好きな人にはググッと来る沁みるソウルです


If Loving You Is Wrong I Don't Want to Be Right.jpg


そしてバリー・ホワイト 


確かに達郎さんはバリー・ホワイト好きなんだろうね サンソンで良くかかるって感じするもの


バリーに関しては自分はソロでは3枚だけ持っていないアルバムはあるが、ベスト盤も入れると20枚以上持っている


何せバリーのデビューシングルの「I'm Gonna Love You Just a Little More, Baby」をビルボードでチャートに上がっていた時にラジオで聴いて一発で好きになった曲で、ラヴ・アンリミテッドとバリーが20th Century Recordsから本国でレコードを出していた時に日本発売は未だ決まっていなかったので、バリーのデビューシングル曲は日本発売の予定が無かった


だからラジオから録音した曲を何度も聴いていて、日本のキングレコードからバリーのデビューアルバムの「I've Got so Much to Give」が発売されるまではこの曲をレコードで聴く事は出来なかった


でもバリーのレコードが日本で最初に発売されたのは確か2ndアルバムの「Stone Gon'」だったはず


だから最初に買ったアルバムは「Stone Gon'」で、その次に1stアルバムを買った


とにかく「I'm Gonna Love You Just a Little More, Baby」は長尺な曲でバリーのバリトンヴォイスが目立った、アイザック・ヘイズの「黒いジャガー(Shaft)」に通じるような全然ポップなソウルじゃないサウンド重視の曲だった


だから中学生の自分には前にここでも書いていたように「黒いジャガー」にも惹かれていたので、この曲がとっても新鮮に聴こえて好きになったのだと思う


アルバムタイトル曲の「I've Got so Much to Give」も好きだったし、とにかくアルバム全曲が長い曲ばかりで曲数も少ないアルバムだったのだが、普通これだけ長い曲ばかりだとプログレじゃないのでソウルだと飽きそうだったが、アルバム単位で全曲聴けた


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同じ頃にバリーと20th Century Recordsからレコードを出したラヴ・アンリミテッドと後に大ヒットするラヴ・アンリミテッド・オーケストラ等のジーン・ペイジを始めとしたやはりオーケストラアレンジとLAのファーストコールのミュージシャン達が作り上げたサウンドが素晴らしかったからだと思う


2ndアルバムではアルバムから二番目にシングルカットした「Honey Please, Can't Ya See」が大好きで、特にシングルヴァージョンの方がコンガがフューチャーされていて好きだった


バリーの好きな曲はアルバムの数くらい多くあるけど、この「Honey Please, Can't Ya See」はその中でも上位に来る曲だ


2ndアルバムでは最初にシングルカットした「Never, Never Gonna Give Ya Up」も勿論好きだった イントロから盛り上がって行く弦の音にゾクゾクしたなぁ


Stone Gon'.jpg


全部のアルバムから書いて行ったらキリがないけど、3rdアルバムの「Can't Get Enough」では、ラヴ・アンリミテッドのアルバムで先に取り上げられていた「Oh Love, Well We Finally Made It」


自分としてはラヴ・アンリミテッドのヴァージョンの方が死ぬほど好きなんだけど(コーラスグループのラヴ・アンリミテッドでは一番好きな曲になる)バリーのヴァージョンも凄く良いし、「I Love You More Than Anything (In This World Girl)」も心トキメクほど大好きな曲


Can't Get Enough.jpeg


あと77年のアルバム「Barry White Sings for Someone You Love」からは「You're So Good, You're Bad」と「I Never Thought I'd Fall in Love With You」もとっても良いし


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サンソンでも取り上げていた78年のアルバム「The Man」からの「September When I First Met You」確かに良い曲で自分も好きなんだけど、「Sha La La Means I Love You」もラテンタッチのアレンジにホーンとオーケストラが被さる迫力ある曲でとっても惹かれる


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79年のアルバム「I Love to Sing the Songs I Sing」からのアルバムラストナンバーの「How Did You Know It Was Me?」も何度も聴いてきた曲で、自分のベスト3に入れてもおかしくないくらいの曲だ(ハッキリ言って、これだけバリーの好きな曲を挙げると順位も付けにくいが・・・)


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最後にバリーの後期のアルバムとして89年の「Barry White: The Man Is Back!」から「Follow That and See (Where It Leads Y'all)」も大好きな曲で、全盛期の頃から見たらかなりサウンドが変わってしまったが、バリーの後期の曲の中ではよく聴いて来た曲だった


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最後のブロッサム・ディアリー 


当然自分も大好きなジャズシンガーで、70年代以前のアルバムを10枚ほど保有している


いわゆる俗に言うカマトトシンガーと言われたディアリー、見た目も声も非常にチャーミングで男性ファンが多かった


ディアリーをリクエストした人はとっても良い趣味してる!


サンソンでかけていた「I Wish You Love」が入っているアルバム「May I Come In?」はジャック・マーシャルのアレンジで、キャピトルのレーベルカラーを出したとっても洒落たアルバムだ


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I Wish You Love」は達郎さんが言っていたように、フランス人の詩人のシャルル・トレネが書いた曲で、アルバート・ビーチが英語̪詞を付けグロリア・リンのヒットによってスタンダードになった


シャルル・トレネはボビー・ダーリンのヒット曲でも有名な「Beyond the Sea」の原曲である「ラ・メール(La mer)」を作った人でも有名な人


「I Wish You Love」は本当に良い曲で、スタンダードナンバーになっているだけあって、自分が持っている曲で30曲以上のヴァージョンがある


その中でも自分のお気に入りは、先ず定番のグロリア・リンの63年のアルバム「Gloria, Marty & Strings」からのストリングスに南国風なコンガが入ったゴージャスなサウンドのヴァージョン 言う事ナシだ!


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そしてポップスターでもビッグバンドアレンジで歌う、最近ここのブログで自分が良く書いているバーブラ・ストレイサンドのヴァージョン


ミシェル・ルグランがアレンジした66年のアルバム「Je M'appelle Barbra」の中に入っている曲で、アルバムの中でこの曲だけ唯一ジャズアレンジで歌っている迫力あるバーブラの歌唱が聴けるナンバーだ


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あと同じくポップ系のアーティストではホセ・フェリシアーノのヴァージョン


66年のアルバム「Fantastic Feliciano (The Voice And Guitar Of José Feliciano) 」からのヴァージョンで、ホセの歌唱にチャーリー・カレロのストリングスアレンジが被さってくるホセの熱唱が心にしみる曲だ


Fantastic Feliciano (The Voice And Guitar Of José Feliciano).jpg


この「I Wish You Love」はスタンダードとして当然ジャズ系ヴァージョンが多いのだけど、敢えてポップ系のアーティストのヴァージョンを2曲取り上げてみた。


お次はソウル系から、ウィリー・ハッチのヴァージョン


76年のアルバム「Concert in Blues」からのヴァージョン。ギャッドソンとスコット・エドワーズのリズム隊にアーサー・アダムス、ジェミィ・テイラーのファンキーギターが絡む


スタンダードナンバーをソウルフルにアレンジしたとってもカッコいいナンバー。


スタンダードをソウルフルにアレンジした曲で他にもカッコイイ曲はあるけど、この曲もその中の一つだ


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それでは最後にやはりジャズヴァージョンとしての自分の好きな曲を1曲挙げると、渋いところでアン・ウィリアムスのヴァージョン、61年のアルバム「First Time Out」からで、アルバムとしては1枚だけしか出してないジャズ・シンガーで、ベーシストのジョージ・デュヴィヴィエ、ミルトン・ヒントン、トランペッターのクラーク・テリー、フルートでシェルダン・パウエルが参加しているアルバム


ジャズヴァージョンではあるけど、アンの軽やかな歌が聴けるヴァージョンだ


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と言う訳で、やはりサンソンのプログラムから今回も記事を書いてみた


まぁ~何度もここで言って来ているけど、やはり達郎さんがサンソンでかける曲はほぼ100%で自分の琴線に触れる曲ばかりかけるので記事にしたくなっちゃいます!


ブロッサム・ディアリーの事は今回は曲の記事の方で書いたので、又改めてアルバム単位で書いてみたい

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ちょっとだけ予想外だったな [音楽]


いつも以上に非常に楽しみにしていたサンソン

一発目はバリーだったか まぁ予想通りと言うか当然だったと思うけど

ぬわんと!この曲のストリングス・アレンジはドン・ピークだったのか!!!
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達郎さんと同じくバリーもラヴ・アンリミテッドもストリングスアレンジと言えば自分もジーン・ページだと思っていたけど「Let the Music Play」のストリングスアレンジはドン・ピークだったんだ

まぁ~そう言われてみれば確かにラヴ・アンリミテッド・オーケストラの75年のアルバム「Music Maestro Please」のオーケストレーションでもドン・ピークの名があったな
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達郎さんも言っていたドン・ピークと言えばレッキング・クルーのメンバー

エディ・コクランやエヴァリー・ブラザーズとの仕事、特に63年のエヴァリー・ブラザーズとのイギリスツアーではキース・リチャーズ、エリック・クラプトン、そしてビートルズまで、彼等はドンのギターテクニックに感銘を受けた

白人のドンはレイ・チャールズ等との仕事で白人、黒人問わず、色んなジャンルの音楽に関わってきたミュージシャン

それではいつも恒例の自分のお気に入りを書いて行こう

ドンの初期の頃のアレンジした曲として、ボビー・ダーリンのティム・ハーディン作の「If I Were a Carpenter」とか。ジョン・セバスチャン作の「Lovin' You」とか持っているが、フォークっぽい地味な曲なので自分のお気に入りとはならない

そして60年代はモンキーズ等のポップ系の仕事も勿論レッキングクルーとして多かった

そんな訳で最初に紹介するのはパリス・シスターズにいてソロになってからのプリシラ・パリスの69年のセカンドアルバム「Priscilla Loves Billy」
このアルバムはスタンダードを歌うプリシラのジャズアルバムで、シド・フェラーと共同でドンがアレンジしている

スタンダード集のアルバムなので全曲自分が好きなのだが、ジョン・クレナー作曲、サミュエル・M・ルイス作詞の「Just Friends」、リチャード・A・ホワイティングとチャールズ・N・ダニエルズの共作の「He's Funny That Way」、ウォルター・グロス作曲、ジャック・ローレンス作詞の自分の大好きなスタンダード「Tenderly」この3曲のストリングスが特に美しい
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次はソウル系で達郎さんも言っていたタヴァレスで76年のアルバム「Sky High!」から、ミディアムバラードの「Wonderful」とフィリーダンサーっぽい「Don't Take Away the Music」共にドンのストリングス&ホーンアレンジによる楽曲だ

ジェームス・ギャッドソンのドラムとスコット・エドワーズのベースも抜群のコンビ
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達郎さんが取り上げたバリーのアルバム「Let the Music Play」のアルバムではアルバムタイトル曲よりもアルバム1曲目の「Don't Know Where Love Has Gone」がこのアルバムで一番好きな曲だ

この曲のアレンジももろラヴ・アンリミテッド・オーケストラサウンドだけど、そういう意味では達郎さんが言っていたように確かにジーン・ページと同じようなアレンジをドンがしていたって感じ
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まぁ~スコアはバリーが殆ど書いていると思うから、コンダクトによって若干オーケストラサウンドが変わったとしても、オーケストレーションはジーンもドンも余り変わらなかったのだろうと思う

他にはイヴォンヌ・エリマンのヒット曲「Hello Stranger」のストリングス&ホーン・アレンジもドンだったのねぇ 自分的にはウェイド・マーカスのアレンジの「Love Me」の方が圧倒的に良いと思うけど
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あとミニー・リパートンの77年のアルバム「Stay in Love」から「Young, Willing and Able」と「Could It Be I'm in Love」両方ともドンのストリングス&ホーン・アレンジ

前者はマーロ・ヘンダーソンのカッティングが聴けるファンキーナンバー、後者はミニーの5オクターヴ・ヴォイスが聴けるミディアムナンバー 面白い事にドンはギタリストなのに両曲にはギタリストとして参加してなく、マーロとボブ・ボウルズがギターだ
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ドンはソウル系サウンドのアレンジも多数手がけていたけど、やはりソウル系のファンキーサウンドのギタリストでは勿論なかったからだろう(ソウル系でもミディアムやバラードならありだったと思うけど)

5thディメンションの78年のアルバム「High On Sunshine」から「Sway」とか、グロリア・ゲイナーの大ヒット曲の「I Will Survive」が入っている79年のアルバム「Love Tracks」の1曲「You Can Exit」、あとアル・ウィルソンの79年のアルバム「Count the Days」の中の「Save a Dance」
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ドンは70年代後半は特にソウル系のアレンジが多くて、アルバムの中の数曲をアレンジする単発的ないかにもセッション的な仕事が多かったのだけど、面白い事にジーン・ぺージやウェイド・マーカスとアレンジを分け合う事が多かった。それだけ当時のウェスト・コーストのソウル系セッションでは彼等がアレンジャーとして欠かせなかったと言う事の表れだった

で、せっかくだから先にあげたドンのアレンジしたラヴ・アンリミテッド・オーケストラの「Music Maestro Please」の自分のお気に入り曲は「Makin' Believe That It's You」と「It's Only What I Feel」の2曲が特に良い

詳しいミュージシャン・クレジットが無いので分からないが、75年なのでいつものセッションメンバーでレコーディングしていると思われるが(ドンがギターで参加しているのは間違いないと思うが)、前者ではレイ・パーカーのいかにもと言うリズムギターの音が右チャンネルから聴こえるので参加しているのは間違いないと思われる。両曲のドラムも恐らくいつものエド・グリーンと思われるけど、四つ打ちのリズムに流れるようなストリングスが心地良い
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それでジーン・ページの事も書いておきたいのだが、前回予想したジーンのアレンジした曲の予想は深読みし過ぎたせいか見事に外れた(だってバリー・ホワイト関連でもドン・ピークのアレンジだものなぁ~まぁ~達郎さんも勘違いしていたのでジーンはかからずじまい)

ジーンは先ずラヴ・アンリミテッド・オーケストラでは達郎さんも言っていた「Satin Soul」だけど、これは正真正銘のジーンのアレンジだ。イントロのピアノのグリッサンドとドラムで始まる軽快な曲でリズムもホーンもモロファンキーなアレンジだが、やはりストリングスが美しい
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ジーンのソロアルバムは全部保有しているが、ラヴ・アンリミテッド・オーケストラの同じ流れでは74年の「Hot City」の中の「She's My Main Squeeze」と「Gene's Theme」が特に良くて、ラヴ・アンリミテッド・オーケストラと全く変わらないサウンドだ。前者はジーンの兄のラムゼイ・ルイスの「ジ・イン・クラウド」の作者としても有名なビリー・ページとジーンの共作で後者はバリー・ホワイトの作品

このアルバムでは「Satin Soul」も取り上げていて、ラヴ・アンリミテッド・オーケストラのヴァージョンとほぼ一緒だが若干違う まぁ~レコーディングメンバーもラヴ・アンリミテッド・オーケストラと一緒だし、スコアもそのまんま使っていると思うので逆に違う方が変だと思うけど、やっぱりコンダクトが違うとかで違いが出て来るのだろうか
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ジーンも先週達郎さんがかけていた白人系のアレンジャーと同じく経歴がとても長いので、ジーンは黒人だけどソウルだけに関わらずポップ系の仕事もしていたし、前回自分が書いていたあのバーブラにもアレンジで参加している(そう言う意味では有名な色んなアレンジャーを起用して来ているバーブラは凄い!さすが大御所!!!)
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ジーンのアレンジでは他にソウル・トレイン・ギャングの75年のテレビ番組のソウル・トレインのテーマに使われた、ズバリ!「Soul Train "75" (Vocal)」も良い!!!ソウルトレインのテーマ曲の中では78年のThe Hollywood Disco Jazz Bandの「Soul Train Theme '79」(←こちらはボビー・マーティン絡み)と並んで好きな曲、本家本元のMFSBの「TSOP」がかすんでしまうくらいだ
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ジーンは超有名なジャクソン5関連からマニアックなインディアンバンドのレッドボーンやコメディアンのチーチ&チョンまでやはり幅広過ぎて取り上げるにしても半端ないので、今後関連性がある記事で書いて行きたいと思う

そして次はトム・ベルですが

何度もここでも自分が出して来た名前ですが、ギャンブル&ハフとトムの3人でマイティ・スリー・ミュージックと言うプロダクションを造りフィラデルフィアサウンドを支えて来た一人

トム・ベルではスピナーズが来るのは当然の選曲
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まぁ~定番の選曲ならスタイリスティックスかスピナーズだろうと思うけど、あとはトム・ベルと言えばデルフォニックスだったんだろな
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自分的には敢えて定番曲を外せば、70年の彼等の3枚目のアルバム「The Delfonics」から「Trying to Make a Fool of Me」と「Over and Over」共にトムとデルフォニックスのウィリアム・ハートとの共作で自分のお気に入り
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あとトム・ベルのプロデュース&アレンジ曲じゃないけど、デルフォニックスの曲で自分が一番好きな曲は彼等の74年のアルバム「Alive & Kicking」からの1曲で「I Told You So」。

プロデュースはウィリアムとウィルバートのハート兄弟とトム・ベルとスタン&ベルとして共同プロデューサーとして仕事をして来たスタン・ワトソン。アレンジはデルフォニックスを始めフィリーのアーティストのアレンジをして来たコールドウェル・マクミラン

バックは当然MFSBで軽快なフィリーダンサーの曲 デビューからこのアルバムまで黄金期のフィリーサウンドとして聴けるアルバム
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トム・ベルはダスティ・スプリングフィールド、ローラ・ニーロ等のポップ系シンガーのフィリー録音、そしてそれ以外でも仕事もしていて、スタイリスティックスの「Betcha by Golly, Wow」のオリジナルのコニー・スティーヴンスの「Keep Growing Strong」や、前にここで書いたナンシー・ウィルソンとかの仕事もして来ているのだけど、その中でもベット・ミドラーの72年のアルバム「The Divine Miss M」の中のボビー・フリーマンのカバー「Do You Want to Dance?」はこのアルバムの中で飛びぬけて秀逸な作品だ
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当時アメリカでヒットしていた頃オリジナルも知らないまま凄く良い曲だと思って聴いてはいたが、あとからトムのストリングス&ホーンアレンジだと知って興奮した。バリー・マニロウやその他複数がプロデューサーとなっているアルバムではあるが、この「Do You Want to Dance?」をプロデュースしたジョエル・ドーンはジャズ系のミュージシャンを多くプロデュースして来た人なのだが、どういう繋がりでこの曲のアレンジをトム・ベルに任せたのか興味ある
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あとはトムはやはりフィリーではあまり有名じゃないところでもロニー・ダイソンやエボニーズ、ニューヨーク・シティ、それ以外に前にここのブログで書いたエルトン・ジョンとのアルバムやデニース・ウィリアムスと仕事をして優れた作品を残している
次はジミー・ハスケルですか
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前回のストリングス特集でも出て来なかったのに、ソウル系のアレンジャーのところで取り上げられるとは思っていなかった
ジミーは確かに経歴も長く主にポップ系のアーティストのアレンジをして来た人だが、ジミーのアレンジと言うと自分的にはマック・デイヴィスの72年のナンバー1ヒット「Baby Don't Get Hooked on Me (愛は心に深く)」と自分の大好きなストーンズのサティスファクションのフレーズを取り入れた「One Hell of a Woman」、フォー・トップスの「Keeper of the Castle」のストリングス・アレンジを思い出すが、調べていて分かったのは、今回サンソンでもかかっていたPAN(←自分は知らなかったので購入リストに早速加えた)と同じくらい当時のヒット曲を知る人くらいしか知らないスウェッドホッグの72年のヒット曲「Hallelujah」のホーン・アレンジもしていたんですねぇ
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あと同じく知る人ぞ知るマデュラとか有名なラズベリーズ等のポップロック系、有名どころではスティーリー・ダン、ビリー・ジョエル、エルトン・ジョン、他書ききれないほど多数
70年代になってからソウル系のアレンジも増えてソウルやあのドクター・バザーズ・オリジナル・サヴァンナ・バンド(←長いわ!w)自分としても書きたいアーティストアルバムがいっぱいある
次は又フィリーに戻ってボビー・マーティン、先週達郎さんも言っていたので、ボビーのアレンジした曲は当然かかると思っていたが、ド定番の「ミー・アンド・ミセス・ジョーンズ」ですか!
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自分もここで何度か書いて来ているけど本当に名曲ですね フィリーを語る上で絶対外せない名曲
まぁ~ボビーのアレンジだとやはりこの曲が出て来るのは至極当然
自分的にはボビーの初期のアレンジだとシンガーのクリフ・ノーブルズの歌は出て来ないバックの演奏でMFSBの初期の演奏のインスト盤がヒットしてしまった悲劇の68年のクリフ・ノーブルズ&カンパニーのヒット曲「The Horse」が来るが、まぁ~とりとめのない曲と言えば曲なんですが、先に話したエピソードと全米2位まで行った大ヒット曲なので取り上げてみました
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あとはハニー&ザ・ビーズの70年のアルバム「Love」から「Help Me (Get Over My Used to Be Lover)」、黄金期のフィリーサウンドほど垢抜けて洗練されたフィリーサウンドではないが、余り有名でないフィリーサウンドと言う事で取り上げたけど、このアルバムではロニー・ベイカーのアレンジの「Now That I Know」とノーマン・ハリスのアレンジの「I'll Spend My Life Loving You」はMFSBの華麗なストリングスが聴ける良い曲だ
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フィリーのヒット曲で知られた曲としてはハロルド・メルヴィン&ザ・ブルー・ノーツの73年のヒット曲「The Love I Lost」、アール・ヤングの四つ打ちサウンドが聴けるフィリーダンサーだ
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あとは当然のように出て来るMFSBでは
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上記と同じくフィリーダンサーの名曲MFSBの2ndアルバムタイトル曲の「Love Is the Message」、3rdアルバムの同じくアルバムタイトル曲の「Brothers and Sisters」、名曲ぞろいの4thアルバム「Universal Love」では1発目の「Sexy」、ラジオのBGMによく使われることが多かった「T.L.C. (Tender Loving Care)」、4拍子のリズムでグイグイ来る「Let's Go Disco」、サタディ・ナイト・フィーバーのサントラにも使われたナイト・ライナーズのカバー曲「K-Jee」、ラストの浮揚感漂うエレピが流れるまさにタイトル通りの「My Mood」ボビーのアレンジした優れた楽曲がいっぱい入っていたMFSBの4thアルバム、5枚目の「Summertime」では「Summertime and I'm Feelin' Mellow」が軽快なナンバーでアルバムの中で一番好きな曲
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あとはウェス・モンゴメリーの兄でエレクトリック・ジャズベーシストのパイオニアとしても知られるモンク・モンゴメリーの74年のシグマ・サウンド録音のアルバムタイトル曲「Reality」と「Me & Mrs. Jones」のカバーの2曲。後者の方はオリジナルとカバーの共にボビーがストリングスアレンジした違いを聴き比べられる曲
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そしてイントゥルーダーズの73年のヒット曲「 I'll Always Love My Mama」と74年のアルバム「Energy of Love」からは文句なく「A Nice Girl Like You」の2曲で決まり!洒落たフィーリーサウンドに流れるようなストリングス、まさにフィリーサウンドとはこれだ!みたいな共に自分の大好きな曲
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エクスタシー・パッション&ペインの74年の同名のアルバム「Ecstasy Passion & Pain」の中のフィリー好きには言わずと知れた「Ask Me」そして「Good Things Don't Last Forever」フィリーサウンドの名曲をいっぱい排出した70年代初期から中期までの光り輝く時代の曲
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最後はジーン・ページのところでも取り上げたソウル・トレイン・ギャングの「Soul Train Gang [TV Version]」ジーンの所で書いたようにソウル・トレインのテーマでは2曲の自分の好きな曲を書いていたけど、この曲も好きなので、何だかんだ言っても自分は70年代のソウルトレインのテーマ曲はみんな好きだったと言う事になる
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という事でボビーのアレンジしたアーティストやアルバムを書こうと思ってもまだまだ書き足りなくて漏れたアーティスト、アルバムががかなりあるので又改めて書きたい
最後はドン・セベスキー
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アレンジャーとしては大御所でジャズ系が中心の人だったので達郎さんが取り上げるとは思っていなかった
とにかくジャズのアーティストが多いので、自分としてもドンが関連したアルバムもかなり持っているので取り上げるのも迷うが、
ドンのストリングスアレンジではなくビッグバンドアレンジが多かった先ずメイナード・ファーガソンから、61年のアルバム「Maynard '61 (Maynard Ferguson & His Orchestra)」から「The Pharaoh」、スライド・ハンプトンが書いたビッグバンドナンバー。前半はタイトル通りのどこか中東の雰囲気を漂わせるアレンジで、後半はもろビッグバンド・アレンジの曲(当然後半の方がカッコイイ!)
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同じく61年の「Straightaway Jazz Themes」では全曲迫力あるビッグバンド・サウンドがやはり聴ける
曲によってはファーガソンのハイノートがふんだんにフューチャーされ、ファーガソンのトランペットが堪能出来る、このアルバムではドンとウィリー・メイデンの共同で全曲アレンジを担当している
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63年の「The New Sounds of Maynard Ferguson」も全曲ビッグバンド・サウンドでカウント・ベイシーのテーマ曲の「One O'Clock Jump」でドンがアレンジをしている。そしてイギリス人バンド・リーダーでスタンダードとなる優れた楽曲も作曲して来たレイ・ノーブルの作品「Cherokee (Indian Love Song)」で高速スウィングのビッグバンドの演奏が聴けるが、この曲のアレンジはピアニストのマイケル・エーベンだ
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他、多数メイナード・ファーガソンのアルバムでドンはアレンジしている
渋いところでは女性黒人シンガーのエミリー・ヤンシーの65年のアルバム「Yancy」でドンは全曲アレンジしている。イギリス人で俳優でもあり映画監督や作曲家でもあったノエリ・カワードの作品「Poor Little Rich Girl」では軽快でスィンギーなアレンジでエミリーが歌っている
あとはボサノバのスタンダードでロベルト・メネスカル作曲、ロナルド・ボスコリ作詞の「O Barquinho (Little Boat)」ではスキャットとハミングを入れて歌っているし、ハワード・グリーンフィールドとジャック・ケラー共作の「Bewitched (奥様は魔女の主題曲)」、そしてビートルズの「I'll Be Back」まで歌っている
エミリーは女優でも活動していたが、このアルバムは彼女が1枚しか出していないレアなアルバムだ
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そしてレアなアルバムとしてもう1枚、ジャズシンガーのジミー・リックスの65年のアルバム「Vibrations」でも全曲ドンがアレンジ&コンダクトしている
バリトンヴォイスのジミーがビッグバンドをバックに高速スウィングして歌う、デイヴ・バーバーとペギー・リー夫妻が作った「It's a Good Day」、ジジー・エルマン作曲、ジョニー・マーサー作詞の「And the Angels Sing」では軽快にスウィングして歌う
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ドンはヴァーヴ・レーベル、A&M/CTIレーベルと移行して行くにつれ、次第にイージー・リスニング的なフュージョンでアレンジも手掛ける事が多くなる
達郎さんはサンソンでチェット・ベーカーの渋い歌唱のスタンダードを選曲していたが、自分はCTIレーベルではジャッキー&ロイの72年のアルバム「Time & Love」から72年のミュージカル「ゴッドスペル」から挿入歌の
ステファン・シュウォーツとジョン・マイケル・タベラックが作った「Day By Day」を取り上げたい
ドンの曲調がかなり変わって行く展開のアレンジが特徴の曲でやはりミュージカルの曲の為かストーリー性を感じるアレンジだ
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そして最後にドンの73年のソロ名義のアルバム「Giant Box」から、ドン・セベスキーと言えば自分はこの曲!ってくらい自分の大好きな曲の「Free as a Bird(ビートルズとは同名異曲)」
ドン自身の作品で長尺なモダンジャズナンバー
オーケストラをバックにジャック・ディジョネットの高速ドラムにロン・カーターのベースのリズムにドンが弾くエレピが絡みフレディ・ハバードのフリューゲルホーンのソロとグローヴァー・ワシントンJr.のソプラノサックスがフューチャーされる最高にカッコいい曲
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ドン・セベスキーが関わった自分のお気に入りのアルバムも多数あるので、ここでは挙げきれないので機会があったら又にしよう
と言う訳で、サンソンのストリングスアレンジャー特集ではジャズ、ソウル、ポップスの選曲と最高に楽しい特集でした。
又、自分のハートにグッ!と来る、ブログを書きたくなる特集を期待してます!


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やっぱりこうでなくちゃ! [音楽]

久々の洋楽中心のサンソン!それもストリングス特集

ジャニーズのアメリカ進出計画特集も聴きごたえがあった

やはり洋楽中心や達郎さんならではの中々聴けない選曲の時の番組じゃないと面白くない。

まぁ達郎さんがミュージシャンである以上、自身の曲もかけるけど、自分自身の曲以外でかける曲の選曲こそ達郎さんらしさと達郎さんの拘りがあるからサンソンを聴く価値があると自分は思っている

それでストリングス特集の一発目は意外や意外、まさかのチャカ・カーンの「 I'm Every Woman」

確かにアリフ・マーディンはプロデューサーでもあるしアレンジャーでもあるけど、アリフのストリングスアレンジと言ったら、やはりアレサや達郎さんも言っていたヤングラスカルズが来ると思うが、チャカで来るあたりが、とんでもなくマニアックじゃないところで、有名だけど奇をてらったところだろう(まぁストリングスアレンジャーでアリフを最初に持ってくるところが達郎さんらしくて面白い)
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自分としては「I'm Every Woman」だと、とにかくウィル・リーのベースだろう!って感じですがw
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それでアリフのストリングスアレンジで自分なりの拘りの曲はエディ・ハリスの68年のアルバム「The Electrifying Eddie Harris」からアルバム1曲目の「Theme in Search of a Movie」

チャールズ・ステップニーが作曲したストリングスとエディのサックスが前面に出て来るミディアムナンバーで、イージーリスニング風な曲
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あとレス・マッキャンと一緒にやった71年のアルバム「Second Movement」から「Universal Prisoner」も凄く良いねぇ~ レス・マッキャンのエレピとヴォーカルがメインの曲にシシー・ヒューストンを始めとしたコーラスが被さり、さり気なくエディのサックスが絡む ストリングスが目立つと言うよりも曲自体が良い曲で取り上げてみた

この二人の競演アルバムとなると、あの大ヒット曲「Compared to What」が入っているライヴアルバム「Swiss Movement: Montreux」が何と言っても有名だが、この「Second Movement」のアルバムは捨て曲無しのとっても良いアルバムだ
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エディのアルバムは結構持っているのだけど、アリフのストリングスアレンジとなると意識してクレジットを見ないと分からないので、改めてエディの曲で印象に残った曲を聴き直している

それと次の自分の拘り曲はジミー・スコットの70年のアルバム「The Source」から、ハリー・ウォーレン作曲、マーク・ゴードン作詞のスタンダード「I Wish I Knew」

中性的な声のジミーの歌にデヴィッド・ニューマンのテナーサックスとジュニア・マンスのピアノが絡みストリングスがバックに流れる美しいバラード
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あとソウル系だとマージー・ジョセフの74年のアルバム「Sweet Surrender」から「Ridin' High」、自分としてはマージーのアトランティック時代で一番好きな曲でアリフが作曲しマージーが作詞したミディアムナンバー

リチャード・ティーのエレピとオルガン、バーナード・パーディーのドラム、チャック・レイニーのベース、コーネル・デュプリーとヒュー・マクラッケンのギターと、アレサと同じ黄金メンバーでの録音した曲にさり気ない味付けのストリングスがバックで鳴る
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あとアリフのストリングスアレンジの曲ではないけど、意外なところではレア・グルーヴ系としても取り上げられている女性詩人家ニッキ・ジョヴァニの75年のアルバム「The Way I Feel」から「Just a NY Poem」

1曲を除いてアルバム曲はアリフの作曲とニッキの作詞でアレンジはアリフ バックのメンバーはアリフがお気に入りのNY系のいつものメンバーで、語りに近いニッキの声に洒落たソウルフルな演奏が被るアルバムとしても優れた作品
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アリフはストリングス・アレンジだけに関わらずアトランティックレーベルのソウル系やジャズ系以外のアーティストの他、カーリー・サイモン、AWB、ビージーズ、ホール&オーツ、等、ポップ系の有名なアーティストのアルバムもいっぱいプロデュースして来ているので取り上げたいアルバムや曲がいっぱいあり過ぎだ

そして次はニック・デカロ 
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ニックも又アリフと同じように60年代から活躍しているアレンジャー兼ミュージシャン・プロデューサーなので、ニック関連のアルバムだけでも相当な数になる

先ず、達郎さんのサンソンでも取り上げられていたベン・シドラン

ベンのアルバムはかなり持っている自分としては、サンソンでかかっていた「Chances Are」もとっても良いけど、ベンの71年の1stソロアルバム「Feel Your Groove」からアルバムタイトル曲が気に入っている
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スティーヴ・ミラー・バンドの繋がりであのボズもギターで参加している曲で、そのボズやスティーヴ・ミラー繋がりのミュージシャンが参加しているが、有名ミュージシャンはボズ以外にはいない中でニックがストリングスアレンジをしている

この曲はベンの5枚目のアルバム「Free in America」でもリメイクで取り上げているが、前者の方が深みがあって断然良い!
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ニックのストリングスアレンジした曲として先ず最初に思い浮かぶのは、余りにも有名なマリア・マルダーの「真夜中のオアシス」を思い出すけど、さすがに達郎さんはこの曲を取り上げなかったなw

その「真夜中のオアシス」が入ったアルバム「マリア・マルダー」ではヘレン・レディも歌っていた「Long Hard Climb」のストリングスアレンジもニックがしているんだけど、これもとっても素晴らしい!
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補足だが、この「Long Hard Climb」を作曲したロン・デイヴィスの73年のアルバム「U.F.O.」もとっても良いアルバムで、「Long Hard Climb」やスリー・ドッグ・ナイト、デヴィッド・ボウイにも取り上げられた「It Ain't Easy」も入っている
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そして自分としては大ファンであるバーブラ・ストレイサンドの77年のアルバムタイトル曲の「Superman」のストリングスアレンジも素晴らしいと思っている エンディングにかなり全面的に出て来るストリングスの音色が美しい
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あとマイケル・マクドナルドの奥さんでもあったエイミー・ホーランドの80年のデビューアルバム「Amy Holland」から「Here in the Light (朝の陽ざしに)」マクドナルドとソウル系ミュージシャンのパトリック・ヘンダーソンの共作曲で、いかにもマクドナルド風なソウルフルなポップ・ナンバー

さり気なくバックでストリングス鳴ってる曲でストリングス余り前面に出て来る曲ではないが、良い曲なので取り上げてみた
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でもニックのアレンジと言えば古くからの曲で一番有名なのは日本でも大ヒットしたアンディ・ウィリアムスの「Music to Watch Girls By (恋はリズムに乗せて)」だろう ニックはこの曲のプロデュースもしている
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それともう1曲!ルビー&ザ・ロマンティックスのカーペンターズもカバーして大ヒットした「Hurting Each Other」のストリングスアレンジもニックがしているが、この曲もニック関連で取り上げない訳にはいかない曲だ
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自分はこの「Hurting Each Other」のオリジナルのジミー・クラントンの音源は持ってないが、自分の持っているルビー&ザ・ロマンティックスもカーペンターズも、そしてウォーカー・ブラザーズのヴァージョンも全て良い!それだけ楽曲が良かったんだろう

3人目は自分の大好きなアレンジャーのクラウス・オガーマン
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70年代にジョージ・ベンソンの「ブリージン」やマイケル・フランクスの「スリーピング・ジプシー」で名を轟かしたクラウスだが、クラウスと言えば先ずアントニオ・カルロス・ジョビンだろう
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クラウスがジャズを中心にアレンジした曲は莫大な数になる

その中でもクラウスは初期の頃はレスリー・ゴーアの大ヒット曲「It's My Party (涙のバースデイ・パーティ)」等のポップスやソウルのアレンジもしていたが、ボサノバのストリングス・アレンジと言えばオガーマン!と言うくらいクラウスは60年代にボサノバで有名になる
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という事で数あるジョビンの自分の一番好きな曲の中でも80年のジョビンのアルバム「Terra Brasilis」に入っているヴァージョンが気に入っている「Dreamer (Vivo Sonhando)」
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63年に発表された「The Composer of Desafinado, Plays」のインストヴァージョンのストリングスも勿論良いが、上記のジョビンのヘタウマな歌のヴァージョンも自分はとっても好きでバックのストリングスがとても美しい!
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とにかくクラウスのアレンジした自分の好きな曲はいっぱいあるので順にあげて行こう

スタン・ゲッツの64年のアルバム「Reflections」から、カール・スースドーフ作曲、ジョン・ブラックバーン作詞のスタンダードの「Moonlight in Vermont」

ゲッツの甘いテナーの音色にストリングスが被さるとってもムードのある曲
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お次はサミー・デイヴィスJrの65年のアルバム「Sammy's Back on Broadway」から「Look at That Face」
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007の映画「ゴールドフィンガー」のテーマ曲を書いたイギリス人の俳優でもありシンガーソングライターのアンソニー・ニューリーとレスリー・ビスカッスのコンビが書いた曲でとても粋なジャズナンバーになっている

ジョビンと同じくボサノバではジョアン・ドナートの65年のアルバム「The New Sound of Brazil: Piano of Joao Donato」からドナート自身が書いた「Jungle Flower (Flor Do Mato)」はイージー・リスニング的なストリングスを堪能できるステキな曲
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ウェス・モンゴメリーの66年のアルバム「Tequila」から、スコット・ウォーカーのヴァージョンも良いウェイン・シャンクリンのナンバーのカバー曲で「The Big Hurt」 ウェスの粋な演奏に流れるようなストリングスが印象的な曲
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オスカー・ピーターソンのイージー・リスニング的な69年のアルバム「Motions & Emotions」からジョビンの曲で「Wave」 オスカーの華麗なピアノにクラウスのアレンジした壮大なストリングスが被る名曲
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60年代のジャズでは他にもビル・エヴァンスやシナトラ、ジミー・スミス等のクラウスがアレンジした良い曲がいっぱいある

70年代に入ってからはあのジェリー・ロスのオーケストラ・プロジェクトのThe Jerry Ross Symposiumで72年のアルバム「The Jerry Ross Symposium Vol. II」から、トッド・ラングレンのカバーの「I Saw the Light」と、あのジョージ・クリントンが書いた「Life & Breath」をメドレーにしたイージーリスニング風なナンバー

それとこのアルバムではフィリー関連のゲイリー・ナイトとジーン・アランが書いたフィリーのソウル・ヴォーカル・グループのコートシップのカバー曲で「It's the Same Old Love」も凄く良い!
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あとは先に書いたジョージ・ベンソンやマイケル・フランクスでクラウスが絶好調の時代にジョアン・ジルベルトの77年のアルバム「Amoroso」や同じく77年のスタンレー・タレンタインのアルバム「Nightwings」、ドクター・ジョンの78年のアルバム「City Lights」、そしてサンソンでもかかったマーク・アーモンドのアルバム「Other People Rooms」等、クラウスがアレンジした名盤がいっぱい排出された時期に出された自分のお気に入りのアルバムで79年のフレディ・ハバードの「The Love Connection」
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これだけクラウスがアレンジしたアルバムを挙げた中でアルバムとして自分の1番のフェイバリットアルバムである
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アルバムの曲ではハバードが書いたナンバーの「Brigitte」が一番好きな曲で、この曲はハバードの奥様に捧げた曲なんだけど、ハバードの吹くフリューゲルホーンの柔らかい音に壮大なストリングスが絡み、中間のパートではコンガが入った小粋なジャズの演奏を聴かせる洒落た曲

このアルバムではクラウス作曲のクラシック風なストリングスで始まる「This Dream」、アル・ジャロウのヴォーカルが入ったハバード作の名曲「Little Sunflower」も素晴らしい!

このアルバムはクラウスのアレンジしたストリングスが堪能出来る名アルバムだと自分は思っている。

あとはクラウスの自己のオーケストラとマイケル・ブレッカーが共演したアルバムやフォーカスのギタリストだったヤン・アッカーマンのアルバム、そしてダイアナ・クラールのアルバム等、未だ挙げたいアルバムは沢山ある
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そして4人目のエンニオ・モリコーネに関しては自分はエンニオ名義の曲は「「荒野の用心棒」~さすらいの口笛 (Theme from a Fistful of Dollars)」1曲しか持っていないw
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エンニオが作曲した他のミュージシャンが演奏している曲はあるのですけどね

そして最後のジョニー・マンデルはクラウスと同じくらい自分が大好きなアレンジャーだ
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ジョニーはジョニー名義のアルバムとして「The Sandpiper (いそしぎ)」と「M*A*S*H」のサントラ盤は持ってはいるが、なんせサントラなのでここで特に挙げる曲も無いのだけど
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まぁ~ジョニー・マンデルと言えば、「いそしぎ」の作者としても有名ではあるけど、やっぱり本職のアレンジャーとして関わった名曲はいっぱいある

編曲家や映画音楽家として名を残している名アレンジャーのデイヴ・グルーシンが最も尊敬するアレンジャーとしてジョニーの名を挙げていた
 
ジョニーはこの4人のアレンジャーの中で一番音楽活動が長い人なので、ジョニーの関わったアルバムは半端じゃない

ウディ・ハーマン、エラ・フィッツジェラルド、カウント・ベイシー、バディ・リッチ、等40年代からジャズを中心に活動して来た人なので、自分も何から取り上げて行って良いのか迷ってしまうが、

古いものでは女性ジャズシンガーのゴギ・グラントの60年のアルバム「Granted... It's Gogi」、自分としては1曲目の「By Myself」が一番好きな曲なのだが、スウィンギーなアレンジ曲なのでジョニーのストリングスアレンジが聴ける曲ではないので、ストリングスが入った曲となると、ベニー・グッドマンのナンバー「Don't Be That Way」と、トミー・ドーシーのテーマ曲としても知られる「I'm Gettin' Sentimental Over You」が良い

この時代からジョニーが美しいストリングスのアレンジをしていたことが分かる曲だ

このアルバム「Granted... It's Gogi」は全曲ジョニーのアレンジなのだけど、ストリングスアレンジの名手として名を馳せたジョニーがスィングアレンジもした名盤のアルバム
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そしてジョー・スタッフォードの名盤「Jo+Jazz」もゴギのアルバムと同じくジョニーがスウィングアレンジした名盤だ
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自分としては取り上げない訳にはいかない、シナトラの61年の記念すべきリプリーズレベールでの第一弾アルバムの「Ring-A-Ding Ding! 」 このアルバムもジョニーが全曲アレンジを担当したアルバムでスウィンギーなアレンジの曲が多いが、「A Foggy Day」、「You'd Be So Easy to Love」では曲の味付けの一部としてストリングスが聴ける
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ジョニーが作曲した「いそしぎ」ほど有名ではないが同じくスタンダードになった「エミリー」

1964年のジュリー・アンドリュース主演の映画「The Americanisation of Emily (卑怯者の勲章)」のテーマ曲としてジョニーが作曲し、ジョニー・マーサーが作詞したスタンダードナンバー

この曲の自分の持っている数あるヴァージョンの中でも、ジョニー・マンデル自身もストリングスアレンジをしてマンデルの美しいストリングスが最も堪能出来るトニー・ベネットのヴァージョン

トニーの66年のアルバム「The Movie Song Album」に入っている曲で、このアルバムでは同じくジョニーがストリングスアレンジした「いそしぎ」も入っている
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70年代以降に入ってからのジョニーがストリングスアレンジをしたポップ系のアーティストを挙げて行くと

先ずマイケル・ジャクソンの大ヒットアルバムの「Off the Wall」の中の1曲、スティーヴィーとスーゼイヤ・・グリーンが書いた「I Can't Help It」

当時このアルバムを購入して一番聴いていた曲
アルバムではこの曲の前に入っていた「She's Out of My Life」と続き、ジョニー・マンデルの美しいストリングスアレンジの曲を聴くことが出来る
「I Can't Help It」は透き通るような響きのストリングスがとっても美しいと思い、ジョニー・マンデルのストリングスアレンジは最高だ!と最初に気付かされた曲だった
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マイケルのアルバムと同じくリッキー・リー・ジョーンズの79年のデビューアルバム「Rickie Lee Jones」から「Company」リッキーがしんみりと歌うバラードのストリングスもジョニーのアレンジだ
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クインシーがプロデュースしたドナ・サマーの82年のアルバム「Donna Summer」からビリー・ストレイホーン作曲でデューク・エリントンナンバーのスタンダード「Lush Life」でもジョニーがストリングスアレンジをしていて80年代風なアレンジのお洒落な雰囲気のバラードになっている
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あとビル・ラバウンティの82年の「Bill LaBounty」の中の「Dream On」でもジョニーのストリングスアレンジが聴ける。このアルバムのストリングスが入った曲のアレンジはこの曲以外はニック・デカロがしているので、ジョニーとの違いが分かる
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それとロック系では同名映画のサントラ用にフェイゲンとベッカー、コンビが書いたスティーリー・ダンの「FM」
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いかにもスティーリーダンってサウンドにジョニーがアレンジした流れるようなストリングスが入った、ピート・クリストリーブのテナーサックスソロも印象的なナンバー
そしてここで挙げたエンニオ以外の3人のアレンジャー全て絡んでいるアーティストが自分の大ファンのバーブラ・ストレイサンド(アリフがストリングスアレンジをしたのは99年のアルバム「A Love Like Ours」の中の1曲で「Just One Lifetime」)
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ジョニーがストリングスアレンジをしたバーブラの93年のアルバム「Back to Broadway」の中の1曲でクルト・ワイル作曲、オグデン・ナッシュ作詞のスタンダード「Speak Low (from One Touch of Venus)」のストリングスもとっても美しい!
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最後にジョニーがストリングスアレンジをしたアルバムで自分が最高傑作と思っているマンハッタン・トランスファーの92年のクリスマスアルバム「The Christmas Album」
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特に1曲目のクロード・ソーンヒルのナンバーの「Snowfall」と、2曲目のジュール・スタイン作曲、サミー・カーン作詞のクリスマススタンダードの「Let It Snow, Let It Snow, Let It Snow」のストリングスは余りにも美しすぎてマントラのコーラスと相まってウットリとしてしまう
自分としてはクリスマスシーズンに限らず、ジョニーのストリングスアレンジを聴きたくなった時は何度も聴いて来たアルバムだ
来週はソウル系のストリングスアレンジャーの特集みたい
達郎さんも言っていたフィリー系のトム・ベルとボビー・マーティンのアレンジした曲は当然選曲されて来ると思うけど、ジーン・ぺージが取り上げられるのは100%間違いないだろう
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そこで曲だがラヴ・アンリミテッド・オーケストラの「愛のテーマ」だと余りにもベタ過ぎるのでかからないと思うけど、まぁ~バリー・ホワイト関連で先ず来るのは間違いないと思っているが、奇をてらってエルトン・ジョンの「フィラデルフィア・フリーダム」とか、もっと奇をてらって達郎さん絡みで吉田美奈子さんの「雲のゆくえに (CLOUDS)」か、まりやさんの「さよならの夜明け」(←自分的にはまりやさんの曲ならこれがかかって欲しい)辺りがかかりそう!
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あとソウル系のアレンジャーだとこれまたかなり高い確率でトムトム84(トム・ワシントン)がかかりそうだが、それ以外ではウェイド・マーカスとかバート・デコトー辺りはマニアック過ぎるか?そんな訳でもっとメジャーな人が来るかも?
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何れにしても番組で取り上げられるのは4~5人だと思うので、先に述べたようにもう3人は決定していると思うので、あと、チャールズ・ステップニーとかリチャード・エヴァンス辺りもかかるか!?
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とにかく楽しみだな
やっぱり自分としては達郎さんのサンソンでかかる曲で思いついたように記事にしたくなる
何を書こうかと思っている時にサンソンはきっかけになるからね

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やっぱりスタンダードナンバーは良いね~ [音楽]


久し振りの記事になるが、世間の喧騒と共に身内の事でも色々あり、落ち着かなくも過去を振り返り、昔を懐かしむ日々を送っている


ファッション関連の買い物でも、音楽を聴きに行く事でも、世の中の動きだけではなく個人的な事情にもより外出を控えている。


昨年から行くようになった地元のジャズクラブのマスターは自分にとってはもう自分が心の底から嬉しくなるような音楽談義が出来る最高のマスター


当時のあの伝説的なグランド・ファンクの後楽園でのコンサート、そしてシカゴ、レッドツエッペリンの初来日コンサートもリアルで観ている、自分より大先輩の音楽通なマスターだ!


奥様も80年代に井上鑑さんや今剛さん、センチメンタル・シティ・ロマンス、久保田真琴、そしてあの!細野晴臣さんとレコーディングをして、そしてマイク・ダンや、あの!上原ユカリ裕さんともライヴで共演している凄い人で、このジャズクラブでも歌を披露しているシンガーでもある


マスターは本当に自分の趣味にピッタリとハマる当時のロックもポップスもジャズも邦楽の話も出来る、60年代からの洋楽や当時の日本の音楽状況も教えてもらえる、自分の尊敬するマスターだ


自分はこんな人と知り合いたかったのだ!と思えるほどの素晴らしい人です


そのマスターのブログを見ていて書いてあった、映画「ジョアンナ」の記事


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マスターの書くブログは情景が思い浮かぶようなとても文才を感じるブログだ


自分は「ジョアンナ」の映画を観た事が無いのだが、記事の中でスコット・ウォーカーの歌う挿入歌の事も書いてある


サンソンで達郎さんも特集していたスコット・ウォーカー


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彼の歌う「When Joanna Loved Me」を改めて聴いている、スコットのクルーナーヴォイスとウォーリー・スコットのアレンジが唸るほど素晴らしい!!!


もう流れるような美しいストリングス、もう歌と情景がリンクするようなアレンジで心から感動する


この「When Joanna Loved Me」は作曲はジャック・シーガルで凄く有名な曲ではないけどスタンダードナンバーとしては「When Sunny Gets Blue」とかを書いた作曲家で、ティンパン・アレー世代よりも後に出て来たポピュラー作曲家(彼の書いた曲で「What Are You Afraid Of」も素晴らしい曲だ)


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「When Joanna Loved Me」もオリジナルで歌っていたトニー・ベネットが彼の曲を良く取り上げて歌っている


作詞はロバート・ウェルズ、あの!「ザ・クリスマス・ソング」をメル・トーメと共作して書いた人


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スコットの「When Joanna Loved Me」をアレンジしたウォーリー・スコットは達郎さんもスコット・ウォーカー特集で言っていたが、後に性転換手術で女性になった人だが、そう言う事柄もうなずける程の繊細なアレンジをする人だ


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自分は彼のアレンジした作品はスコットウォーカー以外ではイギリスのマリリン・モンローと言われたダイアナ・ドースのアルバム「Swingin' Dors」くらいしか持ってないが、イギリスのムードオーケストラものやポップ系シンガーもの、そしてスタンダードジャズ系のイギリスのアレンジャーはアメリカほど有名なアレンジャーはいないが、達郎さんも言っていたように優れたアレンジャーはいたと思うし、自分も改めてその当時の(60年代以降の)イギリスのミュージシャン及びスタジオ関連の人に最近は凄く興味が惹かれている


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それにしても当時のスタンダードナンバーを聴いていると本当に心が休まるし、自分が子供時代だった時の思い出が蘇って来る


60年代にテレビでBGMやドラマ等で流れていた、ビートルズ等の洋楽のヒット曲以外のスタンダードナンバーは自然と子供時代から自分の音楽感に植え付けられていたのだと思う


古い曲が全部はそうだとは限らないが、ポップスでも単純にヒット曲を創る為の音楽の中でも優れた曲や、今聴いても名曲と言われる曲は心から感動させられるし色あせない


そしてスコット・ウォーカーはロックンロールの時代やウォーカー・ブラザーズの時よりも自分としてはやはりスタンダード歌っている頃が最高の時代だと思う


彼のソロアルバムでは1stのウェイン・シャンクリン作曲の「The Big Hurt」、プレヴィン夫妻の書いた「You're Gonna Hear from Me」、2ndアルバムのマンシーニの書いた「Wait Until Dark」、マックス・スタイナーの書いた「Come Next Spring」、これらのスタンダード以外にも


スコット自身が書いた3rdの「It's Raining Today」「Copenhagen」、5thアルバムの「Joe」「The War Is Over (Sleepers - Epilogue)」は素晴らしい


特に「It's Raining Today」はクロード・ソーンヒルの名曲「Snowfall」を思わせる不協和音のアレンジはウォーリー・スコットのアレンジャーとしての才能を感じさせる名曲だと思う

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やはり書かずにはいられない サンソンの新春放談 [音楽]

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サンソンの宮治さんとの新春放談


こう言う番組が正に達郎さんの神髄だろう


達郎さんは聴きたいレコード(音楽)を聴く(購入する)為に音楽活動をしていると公言して来ているけど、洋楽を語っている時、音楽を語っている時の達郎さんはもう半端ない音楽マニアだ!


達郎さんは本当に音楽のジャンルの広さの知識は日本一だと思う


宮治さんは達郎さんよりもコレクターの数は凄いとは言え、60年代の深いところやソウル系は達郎さんの方が圧倒的に知っているだろうね、それにジャズやムードとかまで広げるとピーター・バラカンはジャズは達郎さんよりも詳しいかもしれないけど、やっぱり各ジャンルを網羅する達郎さんの幅広さはやはり日本一だと思う


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そりゃ~今は亡き大瀧さんの得意分野とか、ちょっと外れた全然ポピュラーミュージックじゃない各国のネイティヴな音楽を追いかけていた細野さんとかは達郎さんよりも凄いところはあると思うけど、各ジャンルのマイナーからメジャー、そして当然邦楽まで、殆どトータルでディープなところまで知っているのは達郎さんが一番だと思う


次点はやはりピーターかな、そりゃ~各ジャンルの専門評論家は特にジャズ等の評論家は達郎さんどころではない凄い人はいると思うけど、ソウルは達郎さんもかなり日本でも有数な凄い人だと思うし、各ジャンルの専門家の評論家達は達郎さんみたく幅広く深く音楽を語れないだろう


だから達郎さんは音楽マニアから見ても凄い人なのだ


まぁ~一般のアマチュアの音楽マニアは自分も含めて競争心も持っている者が多いと思うので「俺の方が知ってるぜ!」と妙な張り合い的な気持ちになるけど、ある程度のレベルになるとお互いに認め合って音楽仲間になれる


それはやっぱり接し方なんだよね 過去に自分もチャット等で張り合った事があるけど、中途半端な奴は話をしていて分かるし、「知らないものは知らない」とハッキリ言って、それで「おっ!こいつは凄いところを知っているな!」と思うようなところがあれば、やっぱり素直に認めれるし、例えそんなに詳しくなくても、遠慮気味に通なところの話とか、この人が好きなんだと素直に会話してくるような人とは音楽好きな仲間として自分も仲良くなれるしなりたいと思う


まぁ達郎さんの周りの人達はそんなレベルじゃないのでみんなプロとして認め合って音楽仲間の共同体を作って繋がっていると思うし、情報交換、音源の貸し借りもしていると思う。


だから自分も知らないものは素直に知らないと言うようにしているし、そういう風に素直に話していれば、より知っている事の信憑性が増すと思うから、お互いに凄いと思うところは褒め合って、そう言う素直な会話をして認め合える音楽仲間の人とは繋がっていたいと自分は思う(要は音楽愛の度合いだよ)


前に公共性の強い掲示板で喧嘩になったことがあるけど、達郎さんのファンの中にはやはり音楽マニアもかなりいるはずなので、音楽好きな者同士でマニアックな話をしていたら絡んできた愚か者がいて、そう言うこともあり自分としては音楽マニアじゃない達郎さんファンの見方が変わった


達郎さんがあれだけ音楽マニアなのだから、音楽マニア同士で達郎さんが関連した音楽の話題を話しても良いと思うのだが、その当の達郎さんの音楽の話だと一般の達郎さんファンはあれだけマニアックな全然知らない洋楽や音楽の話でも盲目的に達郎さんを崇拝する


だから何も音楽が詳しくなくても良いのだけど、公の掲示板で音楽が詳しくない者を軽蔑したような言葉をこちら側が発した会話なら、文句や反論を言って来て然るべしだと思うし、そうされて自分も当然だと思うけど、マニア同士の音楽の話をしていたら黙って絡まないで見ていれば良いのだよ 


それも達郎さんのサンソンの中での音楽の話題を話していたのだから、決して広がって行って場違いな独占状態の会話でもなかったのにそう言う愚か者がいたから達郎さんファンでもこんな愚か者がいるんだと自分は強く思うようになった訳


だから自分はもう掲示板で音楽の話もする気はないし、自分の思ったことを素直に話せるブログにした


達郎さんはかなりの頑固者だと思うよ 音楽の話、話し方、そして何気に発する本音。達郎さんは一人っ子で自分もそうだから分かるところもあるのだけど、かなり自信のあるものは絶対的な自信を持って語っていると思うし、自分と考えが違うものはかなり強い口調で非難する人でもあると思う


自分は何も達郎さんを非難する気はないし、何度もここで言っているように達郎さんの音楽的知識、センス、才能は素晴らしいものだと純粋な音楽ファンとしても認めている


良いか悪いか別としても自分としても達郎さんの性格もファンとしても分かるところはあるし思うところもある。


最近、若い人でも昔の洋楽に興味を持って調べたりサンソンにリクエストしたりして来ている人も多くなっていると達郎さんも言っているが、それはそれで自分も頼もしいと思うし嬉しくなるけど、本当に音楽好きな達郎さんの神髄のところまで達郎さんを理解して、ただもう盲目的に達郎さんの全部を肯定して全てを崇拝するようなファンは自分から見たら「なんかねぇ、そうじゃないだろう!」と、分かってないような人にしか思えないね


だから自分はあれだけかかっても「クリスマス・イヴ」は良く出来た名曲だっと思うけど、「硝子の少年」は全然良い曲だとは思わない。これはあくまでも自分の主観だから何が良いとか悪いとか個人差があって当然だと思うけど、決して本人を目の前にして言う事はあり得ない事だけど(そもそも達郎さんと話すこと事態あり得ない事だけど)やっぱり自分なりの好きな曲、そうではない曲の主観は持っていたい。それが達郎さんのファンだけじゃなく

音楽ファンからとしても純粋に達郎さんの色んな音楽的才能を認めた上での達郎さんファンだと自分は思っているから


と言う訳で、さすがに今回のサンソンはもう自分みたいな者にとって、唸ると言うか「やっぱりこれが達郎さんの真の姿なんだろうな」と感心したよ


本当にマニアとして理解出来る、音楽を語り出したら止まらなくなる達郎さん。そして本当に分かる者同士での周りがが見えなくなるような嬉しそうな達郎さんの宮治さんとの会話


それが音楽マニアなのです


ワーナーのポップ・ロック・ナゲッツ、ヴォリューム11と12が出ていたのですね


前にここで言っていたようにヴォリューム10までは揃えて持っていたので早速購入しなくちゃ!


ざーっと選曲を見てみたけど、Vol.11は7曲持ってない曲があったけど、ダブり必然でも勿論7曲の為に買うし、Vol.12は半分以上の13曲も持ってない曲が入っているので買う価値大いにあり!ってところです。


今日番組でかかった曲では、スプートニクス、ジョディ・ミラー(デヴィッド・ゲイツの方は勿論あり)、ベティ・ラヴェット(エディ・ラビットの方はあり)、ブリンズリー・シュウォーツは持っていなかった。


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でもさすが達郎さんだね、宮治さんが今回選曲していた曲でも敢えて中々入手困難の方のヴァージョンの方を持って来て番組でかけるあたりが達郎さんの宮治さんよりはレコード(CD)の保有数は少ないとは言え中身の濃さだと思う。


二人の話を聞いていて改めて思ったのはやはり基本はアメリカのビルボードのチャートなんだよね


やはり自分もそうだったのだが、音楽の幅を広げたのも音楽に、より興味を持つようになったのも、きっかけは基本はチャートなんだよね 自分はFENは短波で雑音の中でTOP40だけ聴いていたけど、このご両人は関東のアメリカ基地があるバリバリのところで昔からFEN等を聴いていたから、周りが聴いていたような音楽、日本でしか聴けなかった洋楽以外の本場の洋楽を沢山聞いていたから知識も身に付いてマニアになったのだと思う


また来週も楽しみだな こうなったらもっとマニアックにどんどん行ってもらいたいよ(笑)


最後に自分のことの話になるが、今までサンソンを録音していたラジカセがテープもろともダメになり、ソニーのmp3ファイル録音が出来て、予約録音が出来るラジオを購入したので、これでファイル化永久保存が出来るようになった(勿論内蔵データ数は限度ありなので、SDカードにデータを入れたりPCにデータ移動して使わないと全部のデータ保存はしていけないけど)


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後は家庭内でも色んなことがあって、あれもこれもCDやレコードも買えない状況になってしまったので、本当に欲しいものだけ買うようにして行かなければなくなってしまった(コンサートに行くのもあれもこれも行けなくなるだろう)だから抜粋して買っていかなければと思っているのだが、やはり欲しいものがいっぱいあり過ぎて迷いながら厳しい選択で購入していく事になるのだろうな




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今度はラテンのライヴ [音楽]


メタルのライヴからナベサダのコンサートの前にススキノのラテンバーでラテンの演奏を聴いて来ました


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高橋ゲタ夫さんのベース、赤木りえさんのフルートを聴きたくて観に行ったようなものだったけど、一番絶好のテーブル席に早い者順で座れたので、真正面の赤木さんの演奏も、そして赤木さんのバックで演奏するゲタ夫さんもバッチリ見えた


そもそも先週自宅そばの喫茶店でライヴを観たドラマーの佐藤祐一さんが、お店で今回のライブのパンフを配っていたので、それでゲタ夫さんと赤木さんが来るなら是非とも観に行かなければ!って、事で急遽行く事に決めて行って来た


松岡直哉さんのアルバムは40枚近く、まぁ~ほぼコンプリートで持っているし、松岡直哉さんの全アルバムに参加している訳ではないけど、松岡直哉さんのベーシストと言えばゲタ夫さん!と言うくらい、松岡さんには欠かせないベーシストだった


5弦ベースを弾き、相変わらずの派手な出で立ちで、髪をグリーンに染めサングラスをかけた雰囲気がもろファンキー!って印象で殆どMCもこなし、知名度も演奏も一番目立っていたので拍手も多かった


サインも勿論してもらい、高水健司さんや岡沢さんも当然よく知っている仲で同業のベーシスト仲間同士で顔も合わせる事が結構あるようなことも言っていた。


やっぱり70年代、80年代のフュージョン系を筆頭として日本の音楽シーンを支えてきたファーストコールのスタジオミュージシャン達は今でも知名度もあって活動の場が多くて色んなシンガーやライヴでも引っ張りだこで活動の場があるのだろう


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赤木りえさんは87年のアルバム「おもいでの夏」を持っている事もあって知っていたし、同じく87年のヴァイオリニストの中西俊博のアルバム「太陽がいっぱい」も持っている事もあり当時から知っているミュージシャンだったし、やはり松岡直哉さん絡みで「ハートカクテル」のアルバムにも参加していたりしていたので是非とも観たいミュージシャンだった


女性なので調べても中々年齢が分からなかったが、赤木さんは自分と同じ年齢みたいで、とてもスリムでスタイルが良くダンスも披露していたので若々しく美しかった。

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ドラマーの佐藤さんは前回ライブで会ってお話もさせて頂いていたので分かっていたし、今回は結構お話もさせて頂き、話を聞くと「札幌出身で札幌や北海道の仕事もあるが、東京での仕事が多い」との事


前回見させて頂いた喫茶店でのライヴも年に2~3回あると言っていたので、「又お会いいたしましょう!」と言って、CDも購入させて頂いた。


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予算もあったので余りCD購入の予定はなかったのが、お店の女性マスターの今美子さんの勧めもあり、キーボード担当の仲田美穂さんのCDも購入してしまった。それでCDにサインもして頂き、パンフに出ていたメンバー全員にはサインをして頂いたのだが、コンガ奏者の方と赤木さんと同じく女性フルート奏者の方も曲によっては参加していたのだが、全然知らない人でもあったのでサインはもらわなかった


佐藤祐一さんと前回話した時に自分は良く知らない人でしたがセッションドラマー村石雅行氏に教わったそうでフェイバリットドラマーの一人だと佐藤さんは仰ってましたし、キーボードの仲田美穂さんはラテン系のピアニストでラテン系の外人との方のレコーディングもしているみたいです


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自分は有名なラテン系プレイヤーじゃないと知らないので、赤木さんには「デイヴ・ヴァレンティンのプレイは大昔観たことあります」と話しましたし、仲田さんには「自分はラテン系の有名なピアニストはやはりエディ・パルミエリくらいしか良く知りません(あと、ジョージ・ベンソンのバックで演奏していたホルヘ・ダルトくらいかな)」と、会話させて頂きました。


自分はラテン系は当然のように打楽器系はラテンジャズからフュージョン系まで結構有名な人のアルバムは結構持ってますが、ディープなラテン系の人や最近の人は知らない人ばかりです


曲は「タブー」、チャンプスの「テキーラ」、グローヴァー・ワシントンの「ミスター・マジック」、マヌ・ディバンゴの「ソウル・マコッサ」、ショッキング・ブルーの「ヴィーナス」まで演奏してましたし、高橋さんのオリジナルナンバーやクリスマスソングの「ジングル・ベル」を日本語とラテン語でみんなで合唱したり、女性マスターの今美子さんのダンスを披露して、恐らく今さんの生徒さんや常連の客さんも一緒に踊ってましたが、自分も美子さんに誘われましたが、やはりさすがに踊れませんでしたw


やはりいつものことで自分は聴く派なんです(笑)


まぁ~プレイヤーの話や曲の話なら得意になってプレイヤーと話せるのですけどね(笑)


それにしてもここのお店のマスターの今美子さんは大変美しくセクシーな女性でした


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また観たいようなライヴがあったら行ってみたいです


まぁ~本当に最近は細野さんのドキュメンタリー映画から、ブルーノートの映画、そしてライヴ、ジャズクラブに行ったりと、従来のCD・レコード購入の音楽鑑賞だけに留まらず、外出行動も伴った正に音楽三昧!


ナベサダのコンサート後はジャズクラブのクリスマスパーティにも参加する予定だし、凄いペースで行動してますわw


でも、何処のライヴに行っても当たり前のようにCDやグッズ等が売られているし、ミュージシャンも関連の人も結構売り込んだりして、特に超有名な以外のミュージシャンの人達は大変なんだなぁ~って改めて思ってます


自分としても購入して上げたいけど、こちらとしても予算もあるし、これだけ頻繁に音楽関連で出かけて行くとお金が続きません!


本当に生活費以外で音楽関連にかける費用の比率は相当なもんになってますw








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今回のコンサートは厳しい [音楽]


自分の今年の達郎さんのコンサート参加はとっても厳しいね


先行予約も一般販売も二日分の申し込みもことごとく外れた


まぁ最後の砦のキャンセル待ちも恐らくダメだろうな さすがに当日券目当てに会場に並びに行くまではしないので、今年の達郎さんのステージは観れないと思う(もう諦め状態)


近年、一日分のチケットは必ず当たっていたので、やはり今年の小樽のアコースティックライヴですっかり運を使ってしまったのだろう


まぁ~来年は達郎さんはライヴハウス廻りで又札幌近郊には来てくれると思うので、それに賭けるか!


今年はあとメタル系のバンドのライブと渡辺貞夫のコンサートに行く事はもう決まっている


渡辺貞夫さんのコンサートは最前列のど真ん中!の、人生に於いて過去最高の座席位置を確保したので、達郎さんのコンサートでは絶対味わえない札幌文化劇場hitaruの最前列の雰囲気を味わって来ようと思う


まぁ~最前列が鑑賞上一番良いのかどうかは微妙だと思うが、やはり心理的には観客として最前列で観たいと言うのは当たり前の心境だと思う


とにかくまぁ~本当に達郎さんのチケットは取り難いわな


3月の小樽のライヴの時は九州からも来ていた人がいたが(その他本州から参加の人多数いたみたいだが)まぁ~通常のコンサートとは違うライヴを達郎さんを身近で感じたいので、一度も観てない人がお金と労力を使い、わざわざ北海道まで観に来るのはファンの一人として自分も理解も出来るが、


中には小樽のライヴ会場のカフェで横に座った男性が「東京でもライヴを観たんだ」と店の店員と話していたのだが、自分としてはそれを聞いていて「しかしなぁ~こんな人がいるから益々チケットが取り難くなるのだろうなぁ」と思ったし(別にこの人だけのせいでチケットが取れない訳じゃないが)「本当にただでさえチケット枚数が少ない中で、一度見ただけで十分だろう!」って、中々チケットが取れなかった人の分も考えて自分も思った


まぁ~こう言うことは同じようなファンの前では自慢しないで心の中にしまって置くべきだと思うけどね


達郎さんの同じファンがいっぱいる中で、中々チケットが取れない状況でこう言う人の話は自慢話として素直に聞けない人もいると思うよ


まぁ~自分は達郎さんのファンクラブに入っていなかったし、未だファンクラブ会員を募集していた頃から、その気も自分は無かったのでチケットが取り難い事はある程度納得しないといけないと自分としても思っているが、今となってはファンクラブ会員募集が無くなってしまって、チケットが中々取れない達郎さんファンも結構いるだろう、だから本当に達郎さんのコンサートを観たくても観れない人が多数いると思う


中にはファンクラブ会員も含めて、半ば追っかけみたく複数回多数のコンサート参加をしている人も結構いるみたいだが、これからはやはり制限していくべきだと思うけどね


まぁ~抽選もしないでチケットが取れるようなアーティストは、そのファンはいくらでも追っかけでも何でも金が続く限り自由だと思うけど(どこまでも勝手にやってくれw)


達郎さんみたく抽選でチケットを入手するような場合、ましては最近はチケットの転売が厳しくなり、本人確認がしっかりと出来ないと入場も出来なくなっているようなシステムなら、


達郎さんの場合はこの際イープラスでチケット販売を管理しているのなら、本人確認も含めて情報管理も出来るので、まぁ~今回の根室みたく超田舎(根室の方すいません!)みたいなところの会場なら適応外みたいな例外会場を設けても良いと思うけど


通常なら、シーズン公演中(ファンクラブ枠も含めて)2回までの制限とか設けるべきだと思っている


まぁ遠方から参加するのは自由だと思うので、それこそ一度も観てない人が遠くまで行っても観たい人は遠征もありだと思うけど、何度も観ている人がそれぞれの地元まで遠征してくると、理屈としてはやはり地元の人の枠が減るだけ。


だから少しでもそれぞれの各地で地元の人がコンサートに参加し易くすべきだろう


まぁ~自分はここでも言っているように、札幌近郊以外の会場へは出向いて行く気もないので諦めも付くし、今までも、そして小樽のライヴまで観れてるので、今回のコンサートが観れなくても諦めれるが、シーズンに一度も達郎さんのコンサートを観れない人はやはり同情するね


あの矢沢永吉さんも熱烈な昔からのコアなファンの一部をファンクラブから脱退させたと言う話みたいだが、それもやはり事務所側がコンサート会場で際立って異様さを醸し出していた、その熱烈なコアなファンがいるが為に一般の多くの矢沢ファンの人達が来にくくなり、これからはやはり多くの一般のファンの方達にも観に来て欲しいという配慮でそうしたらしいが


同じように達郎さんのコンサートは固定したファンだけじゃなく、多くのファンにも観てもらえるようにすべきだと思う


まぁ~個人的には達郎さんのコアなファンが達郎さんのベースになっている洋楽を中心とした音楽を含めて、どこまで達郎さんの音楽感まで共感している人がいるのか自分としても甚だ疑問だけどねw



そんな中で今日もサンソンを聴いたけど


今日も凄く良かったね


1曲目のイコールズの「ベイビー・カム・バック」は全然知りませんでした。何か作曲はレゲエアーティストで82年にヒットした「エレクトリック・アヴェニュー」のエディ・グラントだそうで、このイコールズのメンバーだったらしい(自分としてはこの辺のニッチなところはレゲエも絡み時期的にも苦手な部分かもw)


まぁ~曲自体は60年代後半のポップスで耳に馴染みやすい曲でした


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2曲目 ビーチボーイズの「アイ・キャン・ヒア・ミュージック」自分としてはベスト盤とボックスで持っていましたが、エリー・グリーンウィッチ、ジェフ・バリー、フィル・スペクターが作った、コーラスはいかにもビーチらしいが、ブライアンの凝った曲作りとは違うポップな曲


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3曲目、4曲目 もう自分にとっては大好きなところ


リトル・デューリィ「(イッツ・ガット・トゥ・ビー)ナウ・オア・ネヴァー」当然のフィリーサウンド!自分はオムニバスでこの曲持ってます


ボビー・マーティンのプロデュースとアレンジで、作曲のトミー・キースは70年代前半のリムショッツと言うグループのメンバーだったらしい、このグループのアルバムは出ているので未CD化だと思うが、アナログで見付けたらなんか良さそうなので欲しいな


もう本当に良い曲です!


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続いて、パーフェクト・タッチの「メリー・ゴー・ラウンド」これまたとっても良い曲!!!(やっぱり自分は根っからのソウル好きなのだ)


この曲が入っている80年に出たアルバム「タッチング・ユー」は手に入りそうなので、早速購入リストに!


クレジット関係では自分としては誰一人知っている者がいなかったが、80年と言う事で未だアナログ演奏のスィートなソウルでとっても気に入った(自分としてはこの辺の時期の境目って意外とマイナーなところを見逃しているところもある)


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5曲目、シナトラ!


勿論持ってます。サントラでもボックスでも(サントラはアナログ)


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「アイ・クド・ライト・ア・ブック」ロージャス&ハートの1940年作のスタンダード


名曲ですね~ しかしこんな曲をリクエストする人も粋だなぁ~、そしてそれに応えてかける達郎さんもやはり超音楽通な人 どう考えてもこんなマイナーなソウルから、スタンダードのシナトラ迄かける人はそうはいないだろう!


シナトラは本当に素晴らしい!シナトラが大好きな自分がやはり自分の大ファンの達郎さんに曲をかけてもらうと、もう本当に嬉しくなるね


自分の持っている、このスタンダードのヴァージョンだけでも20人近くいるが、


先ず、ヴォーカルでは有名なところから、アニタ・オディ、アルバム「Swing Rodgers And Hart」から。ビリー・メイがアレンジした彼のビッグバンドをバックに歌う


アレンジはいかにも時代を感じる古臭さもやはり感じるが、やっぱり華やかなこの時代のサウンドの方が洒落てる!


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他にヴォーカルではローズマリー・クルーニーのヴァージョンは比較的新しい90年に出たアルバム「Sings Rodgers, Hart & Hammerstein」からボサノバタッチのアレンジで、LAジャズ・クワイアーのコーラスをバックに歌う。ハッキリ言って、このアルバムはLAジャズ・クワイアーのコーラスがローズマリーよりも素晴らしい!と自分は感じているが、ローズマリーの声も又若い時と違って円熟した声を聴かせる


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渋いヴォーカルどころでは、ジョイ・ブライアン「Joy Bryan Sings」から、マーティ・ペイチのピアノ、メル・ルイスのドラム、レッド・ミッチェルのベース、のトリオにホーンが絡む


1957年録音のかなり古い音源だが、ビッグバンドをバックに華やかに歌うのも良いが、マイナーなシンガーが(この当時はこのような歌の上手いジャズシンガーが星の数ほどいた)コンボをバックに歌うのもクラブ風な感じで聴けてとっても良い


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もう1枚 かなり自分の拘りの渋いところを!マーレン・コードの同名アルバムから、バックの軽快な演奏のトリオにフルートが入るちょっと変わった演奏でプレイヤーは全然聞いた事もない人だが、これまた録音が1957年と古いのだが、こういう変わった雰囲気のヴォーカルヴァージョンを聴けるのもジャズを聴く醍醐味だ


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上記2名のヴォーカリストはジャズヴォーカル専門本等で知った



マイルスやロリンズなどの大物も勿論この曲をやっているが、ラウンジ風な演奏ではジーン・ハリスのピアノを中心とした3サウンズの演奏ヴァージョン


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クラシカルなイントロから洒落た演奏になって行くアンドレ・プレヴィンのヴァージョン、シェリー・マンのドラムとレッド・ミッチェルのベースのトリオでの演奏 アンドレのピアノはやはりジャズの中でも品がある


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ジョージ・シアリングの演奏もヴィヴラフォンが絡みビッグバンドが被さってくる本当に粋な演奏だ 上記3つのアーティストのヴァージョンが本当に粋で洒落たジャズを感じさせる演奏だと思う


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6曲目のジョージ・ウィンストンは自分としてはまぁ~知っているってくらいで正直言ってあまり興味があるミュージシャンではないw


7曲目、ウィンフィールド・パーカーの「S.O.S. (Stop Her On Sight)」は初めて聞いたシンガーだったけど、この曲はレアアースのヴァージョンで持っていた。あのエドウィン・スターが曲作りに絡んでいる曲なのだが、レアアースのヴァージョンもとっても良い!


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ウィンフィールドの方はシングルオンリーなので、やはりオムニバス等じゃないと手に入れられないだろうな・・・まぁ~手に入れられそうなら意識しておこう(だけどシングル曲のオムニバスって情報が無いと調べるのも大変なんだよね泣、だからオムニバス等が発売している事も結構見落とす可能性大)


最後のデュアン・エディの「フォーティ・マイルズ・オブ・バッド・ロード」はデュアンのベスト盤で持っていた


この曲はデュアンと同じギタリストのアル・ケーシーとの共作なんですね


いかにも50年代から60年代ののんびりとした時代のインストルメンタルポップスでした


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今年の達郎さん  [音楽]


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今回、公になっている、達郎さんの気管支炎による「中野サンプラザホール」の公演中止


多くのファンは達郎さんの体調を思って、ゆっくり休養して欲しいとコメントしています。


とりあえず自分も今回の札幌公演のチケット申し込みはするつもりだが、最悪の場合ツアーがキャンセルになったとしても仕方がないと思う


シンガー&ミュージシャンの達郎さんが自身の納得いくような声が出ないような状態なら、コンサートはしないと思うし、場合によっては今後はステージも控えると言う事も十分考えられる(自分の納得いくような声が出なくなったら)


達郎さんはそれだけのプライドとプロ志向の強いの持ち主だと思うし、観客からも納得してもらえないような姿でステージには立たないと思う(まぁ~達郎さんを観ているだけでも良いと思うようなファンもいると思うけど・・・)


まぁ~まりやさんのバックでの演奏なら今後もステージに立つという事は十分あり得ると思うけどね


自分は過去にも今後も北海道内の、それも札幌近郊の公演しか申し込みをして来なかったので、あっちこっちまで出向いて行って何が何でも達郎さんを観たいとは思って行動はするつもりはないので、もし、今後コンサートツアーの公演数が減って益々チケットが取り難くなって、達郎さんのコンサートを観れなくなったとしても諦めるしかないと思っている(まぁ~ツアーをした場合、札幌公演がコンサートツアーから外れる事は無いと思うが・・・)


とにかく達郎さんの体調が良くなって復活してくれるのを願っている


それで、今日のサンソンでは達郎さんのピンチヒッターで宮治さんがパーソナリティを務めていた。


宮治さんって8万枚のコレクションの持ち主なんですね(達郎さんよりも上か!って、世の中は広いから10万枚保有しているコレクターもいると思うけど)


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それにしても類は友を呼ぶと言うか、やはり達郎さんの周りの人達は大瀧さんや細野さんを筆頭にして、この時代のミュージシャンは皆洋楽に造詣が深い人達ばかりだし(特に60年代、70年代の洋楽に詳しい)、その流れで音楽評論家の結び付きがあって、皆さんそれぞれ繋がっていると思う。


だからこの人達の音楽知識は半端ではないので、それこそベタな曲じゃない隠れた名曲をいっぱい教えてくれる。


やっぱり70年代から出て来て活躍して来たミュージシャン(年齢的に60歳(前後も含む)以上の世代の人達)は色んなジャンルの洋楽に特に影響を受けて来た世代だと思うし洋楽が詳しい人達も多いと思う。


だから、この人達と同じように青春を過ごして来て同じように洋楽も聴いて来た世代が、彼等がミュージシャンとして出て来た時代にファンになった人達も多い。


前にここでも書いたように、伊藤広規さんと話した時も音楽の話をしたら、昔のあの当時のミュージシャンの話ばかりになるし曲の話になる


やっぱり自分の好きなミュージシャン達とはあの時代の音楽を共有することが出来る事でも、彼らにより共感出来る気持ちになり自分としてもいつまでもファンでいられる事にもなる。


そんな訳で、今日のサンソンも凄く良かった


宮治さん編集のナゲッツシリーズから曲をかけてましたね


自分はヴォリューム1~7までしか持っていなかったので、残りのヴォリューム8~10を購入しないと!と、思ってます


1曲目のナゲッツシリーズのVol.5、そしてオリジナルアルバム「フィフス・アヴェニュー・バンド」からの「Nice Folks」は良い曲です!


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アルバムもCDで持っているのですが、彼等の中では達郎さんのデビューアルバム「サーカス・タウン」のB面のLAサイドの録音に参加していたケニー・アルトマン、そしてジョン・リンドとピーター・ゴールウェイの3人が有名なのではないでしょうか


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ケニーは自分にとってはやはりアース、ウィンド&ファイアーのアルバム「オープン・アワー・アイズ」の中の曲で、とってもメロウなアースのコーラスが素晴らしい「フィーリン・ブルー」の作曲者と言う印象が一番です。


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まぁ~他にとは言っても自分はあとジョン・セバスチャンのアルバム「Tarzana Kid」の「Harpoon」の曲作りにケニーが参加している曲しか持っていませんがw


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その点、ジョン・リンドはもっと有名曲を書いている


一番有名なのは何と言っても、やはりアースの「ブギー・ワンダーランド」の作曲者という事だろう!(作詞は女性作詞家の名曲を多数書いているアリー・ウィリス)


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そして同じくアース繋がりでもある、上記の「ブギー・ワンダーランド」よりも先に書いた(モーリス・ホワイトと共作)ラムゼイ・ルイスの「サン・ゴッデス」これも 本当に名曲中の名曲でアースが参加してやはりコーラスが素晴らしい楽曲だ(自分はこの曲でアースの素晴らしさを知った)


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他にジョンはやはりアース繋がりでエモーションズとかレン・ウッズとかにも曲を書いているのだけど、ジョンはハウディ・ムーンとかでヴァレリー・カーターとか、アースのモーリスやヴァーデンの弟のフレッド・ホワイトがハウディのアルバムでドラマーで参加している事もあって、そういう繋がりでアースとの繋がりが深かったのだろう(アースが参加しているヴァレリーのアルバムも素晴らしい!」


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それ以外にも多数、曲を書いているジョンは作曲家として実績を残した人だ(追加で書き忘れてたが、マドンナの「クレイジー・フォーユー」が1番有名かもしれない(何せ全米ナンバー1だから))


そしてピーターは自分はデビューアルバムしか持っていないのだが、このアルバムがまた素晴らしい!やはり達郎さんの「サーカス・タウン」のLAサイドをプロデュースして、ケニーや弟のジミーと共に録音に参加していたジョン・サイターがドラムで参加し、ケニーがベース、そしてダニー・コーチマーがパーカッションで参加している


フォークっぽいアコースティックな曲もある72年発表のアルバムなのだが、エレピも入っているAOR風な洒落た曲も入っている


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2曲目のラモナ・キングの「ヘイ・エヴィリバディ」はナゲッツのオムニバスで持っていたのだが、彼女の他の曲も自分が持っている彼女の曲は全部ナゲッツシリーズに入っている曲だけですが、この曲は60年代の曲と言う感じでキャロルとゴーフィンの作だが、モータウンっぽいって感じもする曲だ




3曲目のモッキンバーズの「ザッツ・ハウ(イッツ・ゴナ・ステイ)」もナゲッツのオムニバスで持っていたのだが、これもいかにも60年代のブリティッシュサウンドって感じ。番組で宮治さんが言っていたように、やはりあの!10CCのグレアム・グールドマンがいたと言う事で気になるバンドだった


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4曲目、ブリンズリー・シュウォーツの「ホワッツ・ソー・ファニー・バウト)ピース、ラヴ&アンダースタンディング」このグループは自分はアルバムを1枚も持っていないので詳しくは知らなかったのですが、ニック・ロウとイアン・ゴムがメンバーにいて、あのデイヴ・エドモンズがプロデュースしていたのですね


改めて聴いてみたけど、良い曲ですわ


5曲目のソウル・サヴァイヴァーズの「(ホワイ・ドンチュー)ゴー・アウト・ウォーキング」勿論!良い曲です!


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自分は彼等のオリジナルアルバム3枚とも持ってますが、当然フィリー関連ですからね~自分としては持ってないとダメなんですわ(笑)


それで上記の曲はイングイ兄弟が書いたとっても良い曲なんですが、シグマ・サウンドで録音されたMFSBがバックで演奏している74年のアルバム「The Soul Survivors」が素晴らしいと思うし、70年代に入ってからの洗練された、いかにもフィリーって感じで全曲素晴らしく、捨て曲無し!って感じのアルバムです


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やっぱりギャンブル&ハフは偉大だ!!!


それで4シーズンズの「ラッキー・レディバッグ」は彼等のオリジナル・アルバムで持ってはいるのだが、残りの曲は先に言ったように、ナゲッツシリーズの残りを購入してから改めて聴き込んでみたいと思っている(ルーターズはオリジナルアルバムの「レッツ・ゴー」を買うつもり)

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最後のジョー・ジョーンズの「ユー・トーク・トゥ・マッチ」は確かに大瀧さんの「楽しい夜更し」の元ネタでしたね(笑)


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サンデーソングブック [音楽]


連続投稿 続いてますが


気分が乗っている内に書いておこう


達郎さんのサンデーソングブックは2010年以降くらいから毎週聴くようになったのかな


達郎さんのラジオ放送は昔、車に乗ってFMをかけた時に丁度タイミング良く流れているって感覚でしか聴いていなかった。


だから毎週聴くようになったのはここ10年くらいからなんです


達郎さんの事は前にもここで書いてあるように、高校の時に「ダウンタウン」のシングルを購入して、そしてアルバム「ライドオンタイム」を購入してから、リアルで達郎さんのアルバムもシングルも買い続けていたのだけど


結局自分は音楽を聴く比重はやはり洋楽の方が多かった。


達郎さんのお陰で邦楽のシティポップ系の方に向いて行った事もあり、洋楽一辺倒だった自分が邦楽を聴くようになったのも(日本人のクロスオーバー系のミュージシャンを除けば)達郎さんがきっかけだった。


達郎さんは音楽本やラジオで、もの凄く洋楽に詳しい事は知っていたので、偶には達郎さんのラジオも聴いていた記憶もあるが、自分は未だその当時は洋楽も邦楽もリアルタイムで追いかけていた時代だったので、今のように自分の青春時代の音楽や、その前の時代の音楽ばかり振り返って追いかけているような感じでもなかったので、達郎さんが意識したオールディーズと言う音楽をその当時は自分があまり意識して聴くという事も無かったから、そんなに達郎さんのラジオを聴いていなかったのだと思う


達郎さんのコンサートに関しては、自分はとにかく洋楽のコンサートがやはり中心だったし、エポのコンサートは観たことあったけど、邦楽の人のコンサートは観に行く事も無かった中で、観るならやはり達郎さんだったはずなんだけど、90年以降の時点で自分は達郎さんのコンサートチケットは取り難いと言う認識も持っていたので、達郎さんのコンサートに行くのはずーっと諦めていた


それで2002年の「RCA/AIR YEARS SPECIAL」の達郎さんのコンサートを東京の知り合いが急遽当日券売り場でチケットを手に入れて観に行ったのを聞いて、「THE RCA/AIR YEARS LP BOX 1976-1982」も購入していた事もあって、自分も行きたくなりその後も達郎さんのコンサートチケットを取ろうとしたことがあるが


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前に通常販売日のコンビニオンラインで購入しようとしたが、定時と共に即ソールドアウトだったので、通常販売じゃもう絶対チケットを取るのは無理と分かり、ファンクラブにも入会する気も無かったので、もう本当に達郎さんのコンサート行く事は諦めていた。


ただサンソンのHPで先行予約販売がある事を知り、それでやっと2010年にコンサートチケットを手に入れる事が出来て、初めて達郎さんのコンサートに行った。


当然のようにニトリ文化ホールの二階席だったが、クラッカーも双眼鏡も持参して行った


やはりとっても感動したね


自分の場合はいつものように、レコードを聴いて来た時代を思い出して感激に浸る と言う事がコンサートに行った時も良くある事なんだけど、「やっと達郎さんを観れた!」と言う感激でいっぱいだった。


自分で言うのも何なのだが、シュガーベイブの時からレコードを買って達郎さんの事を知っていて、そして初期のアルバムは後追いになったところもあったが、ほぼリアルタイムで全部のアルバム(シングルも)買い続けていて、それだけファンだったのに2000年以降になって、やっと達郎さんのコンサートを観た人は少ないのではないのか?と思っている


それはどうしてそうだったのかと言うと、自分はやはり相変わらず色んな音楽を聴いていた事もあるし、90年代はナタリー・コール以外はコンサートに全く行っていなかった時期もあるので、レコードやCDを購入していてもコンサートの空白期間もあったから、「達郎さんのコンサートに行こう!」と言う強い気持ちが生まれなかったのかもしれない。


まぁ~そう言う事で達郎さんのコンサートに行くようになってから、サンソンをカセットテープに録音しながら(←やはり古い世代だw)毎週欠かさず聴いているのだが


やはり自分の趣味にピッタリの番組だと思って楽しく聴いている


自分は2000年以降の新しいアーティストは殆ど聴いていないので(っていうか、聴く気になれないと言うのが正解)ここでも言って来ているように、今でもレコード、CDを買っているのは、ほぼ旧譜のイリシューものか、(←これだけで90%以上になると思う)古くからのアーティストで特に大ファンの人だけの新譜くらい


そう言う感じなので、達郎さんのオールディーズの番組は今の自分にも最適だ!


ソウルでもポップスでもロックでも、偶のジャズでも全部楽しく聴ける曲ばかり


達郎さんの言っている通りのオールディーズの60年代、70年代が中心のところはまさに自分が好きなところと一緒で(ジャズやムードのもっと古いところも当然自分もOK)達郎さんはかける曲のチャートの順位の話もするし、ミュージシャン、作曲家、そしてプロデューサー、アレンジャー、まで話をしてくれる


本当に自分の聞きたいところまで説明をしてくれるので、とっても嬉しいし勉強にもなる


達郎さんの特集のプログラムの時にかける珍盤ものやレアシングルはさすがに自分は持ってないのが殆どなのだが、通常の番組でかける洋楽中心の時は洋楽5~7曲くらいかける内の半分くらいの曲は自分は持っている事が多くある


そう言う意味でも、やっぱり自分は達郎さんと同じような趣味で洋楽を聴いて来たのだなぁ~とつくづく思う(まぁ~60年代物は自分は後追いになるので、ベスト盤とかで揃えたりしたり持ってないものもそれなりにあるのですが)


今週番組でかけた曲は久しぶりにコンプリだった。


ヴォーグズ、マンフレッド・マン、マーヴェレッツはベスト盤でだったけど、スライ&ザ・ファミリー・ストーン、ハミルトン・ジョーフランク&レイノルズ、ラヴ・アンリミテッド・オーケストラ、ドリス・デイはアルバムで持っていた


スライの「If You Want Me to Stay」は当時聴いた時に最初は余りメリハリのない曲で渋い曲だなぁ~と思っていたけど、スルメのように聴く度に段々好きになって大好きな曲だし、


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ハミルトンの方は当時ナンバー1になった「Fallin' in Love」を当時シングルで買って、今回番組でかけた「Winners and Losers」もベスト盤を買って持っていた


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そんな中で、ラヴ・アンリミテッド・オーケストラの「Baby Blues」は最高だったね!(この曲をリクエストした人は良いセンスしてる!)


自分がラヴ・アンリミテッド・オーケストラの中で一番好きな曲と言っても過言でない曲。この曲の入っているアルバム「Rhapsody in White」のA面1曲目の「Barry's Theme」と共に1位2位を争うくらいの大好きな曲


こんなゆったりしたリズムでグルーヴする曲はない!と思うほど、とってもソウルフルな曲だ


恐らくウィルトン・フェルダーであろうと思われるベースのリズム、間を取りながらリズムをキープするのが凄く難しそうなベース(ノリノリのリズミカルなベースよりも、逆にこんなスローなリズムでソウルフルに演奏する方が難しいと思う)


エド・グリーンのドラム、デヴィッド・Tとメルヴィン・レギンのギター、ゲイリー・コールマンのヴィブラフォンも良い味を出している。


カウント・ベイシーの「リル・ダーリン」と同じように、スローなリズムでもスウィングしている!みたいなソウル版のような曲。リズミカルでノリノリの曲だけがソウルじゃないのだ!と教えてくれる名曲だと思う


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ドリス・デイの「My One and Only Love」も勿論良かった!


フランク・シナトラで有名になった、ガイ・ウッド作曲、ロバート・メリン作詞のスタンダード・ナンバー


余りにも沢山のシンガー、ミュージシャンに取り上げられた大名曲!自分の持っているヴァージョンだけでも40名近くある。自分の好きなスタンダードの順位を付けるのも難しいけど、確実にトップ10に入りそうな曲


アンドレ・プレヴィンも大好きなピアニスト兼アレンジャーだったので(ジャズからクラシックに行っちゃった人だけど)ジャズ時代のアルバムはかなり持っている


ドリス共々、アンドレも亡くなって本当に自分としてもとても悲しい


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キャロル・ケイ [音楽]


久しぶりの投稿になるが、相変わらず音楽で感動しっぱなしだし、自分が好きだった音楽家、ミュージシャンの訃報が相変わらず続いている。

ジョー・オズボーン、ミシェル・ルグラン、クラディ・キング、ハル・ブレイン、

有名な音楽家でネットのニュースにでも載らなければ見落としてしまうくらい、有名無名問わず多くの音楽家、有名人が亡くなっている。

ジョーとハルが亡くなったのはスタジオミュージシャン好きな自分としてもとても悲しい

勿論、ルグランも自分はかなりのアルバムを持っているくらいの自分の大好きな、そして偉大な音楽家だと思っている。


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ジョーやハルと同じようにレッキング・クルーのメンバーとして名を馳せたキャロル・ケイ

彼女は本当に凄いミュージシャンだと思う。

色んな意味でアメリカのポピュラー音楽業界に歴史、伝説を作った人だと思う。

「彼女は女性だった」と、意識して彼女が関わった音楽を聴くと、もの凄い感動が湧いて来る。

殆どが男性陣ばかりのスタジオ業界で、それもベーシストとして活躍した彼女の事を思うと、そして彼女が黒人ミュージシャンよりもソウルフルにベースを弾いて来た事を思うと、彼女が録音に参加して来た曲に気持ちが深く入り込んで感動して涙まで出て来てしまう。

彼女が録音に関わった数ある曲の中でも、ダイアナ・ロスの「エインノー・マウンテン・ハイ・イナフ」のベースは自分が楽器が弾けなくても彼女のベースの凄さが分かる。

この曲はダイアナのコンサートでは必ずエンディングに歌われるほどの大盛り上がりの構成になっている大名曲だが、レコーディングでの後半の盛り上がりからエンディングまでのベースは、もうベースラインを聴いているだけでも感動する、本当に大袈裟なくらいの派手なアレンジでエンディングに向かっていくこの曲にはこのベースしかない!と言うくらい彼女のベースは素晴らしい

ジェームス・ジェマーソンと同じように弾いて欲しいと言うモータウン側からの要請でキャロルが録音に立ち会ったそうだが、後半はほぼ彼女のアドリブだったそうだ。


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ウェストコーストでのポピュラー・ミュージック、ジャズ、映画音楽、CM、殆どの録音に参加して来たキャロル。あのクインシーから最高のベーシストと言われたキャロル。

あのチャック・レイニーも、あのレイ・ブラウンも差し置いてクインシーにそう言わせたと言う事は(ロック、ポップ系だけじゃなくジャズの録音にも関わって来た事が彼女がジョー・オズボーンと違うところ)

彼女が当時の音楽界で如何に凄く、彼女が最も活躍した60年代のポピュラーミュージックで彼女が沢山の名曲の録音に関わり歴史に残る名曲を生み出して来たと言う事だと思う。

ベーシストを中心に楽器をする人達からも彼女が凄かった事を詳しく解説している記事もよく目にするが、やはり彼女が女性なのに黒子としてモータウンの録音に関わって来た事がミュージシャンや音楽のバックグラウンドに興味を持つ人達に真実を知った驚きと彼女の偉大さを知らしめた一番の要因なのだろう(ビーチ・ボーイズ関連でも凄いのですが)


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本当に60年代のヒット曲を中心に彼女が関わった曲はいっぱいあるのだけど、自分はその中でも先に挙げたダイアナの「エインノー」よりもよく聴いて、何度聴いても感動する、ジョー・コッカーの「フィーリン・オールライト」

イギリス出身の白人のジョーが黒人よりもソウルフルに歌った、デイヴ・メイスン作のロックもソウルも隔たりなく多くのミュージシャン、アーティスト達もカバーしてきた後世に残る大名曲

この曲のバックの演奏でもキャロルがしている。

キャロルのベースは本当にカッコいいし、ポール・ハンフリーのドラムも感動ものだ

ブレンダ・ホロウェイ姉妹とメリー・クレイトンのバックコーラスと、後にシカゴに参加するブラジル出身のローディ・デ・オリヴェイラのコンガがよりソウルフルな演奏にしていると思うし、間奏のアーティ・バトラーのピアノソロも黒っぽくて、ジョーはもとより、キャロルにしてもアーティにしても白人でもこんなにソウルフルな演奏が出来るんだなぁ~と、つくづく思わせる曲だ


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オリジナルのトラフィックよりもジョーのヴァージョンがベースになったソウルフルな曲のカバーとして白人黒人問わず多くのアーティストにカバーされているが、

ソウルものではオハイオ・プレイヤーズ、アイザック・ヘイズ、バーケイズのヴァージョン等はやはりモロ泥臭いソウルに仕上がっているし(ホーンが入っているので尚更か)

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チェアメン・オブ・ザ・ボードのものはブルースっぽい

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グラディス・ナイト・&ザ・ピップスのヴァージョンはグラディスの熱唱が素晴らしい!


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ジャズ系ではヒューバート・ロウズのものは結構ミディアムな単調な演奏でこれと言って印象に残る曲でもないが、モンゴ・サンタマリアのヴァージョンはラテン風味の軽快な迫力あるサウンドでノリが良い!


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ロック系ではレア・アースのヴァージョンは割とシンプルな出来だと思うし、グランド・ファンクの方はソウルフルと言うよりも70年代初期のサイケロック風だ


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そう言う意味では本家本元のデイヴ・メイスンのライヴ・ヴァージョンの方は共にライヴ・ヴァージョンだがアルバム「ヘッドキーパー」の方と「サーティファイド・ライヴ」の方があるが、どちらも味があって良いと思う。


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明日は達郎さんの小樽ライヴにまさかのチケット当選で行く事になった!

かなりの競争率だったと思うけど、よく当たったものだなぁ~と未だに信じられない思いでいるが、大いに楽しんで来ようと思う



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