とりあえず、まだまだ続くよ 最初に買ったシリーズ


何れ更新無しの大人しいブログとなって行くだろうと、今から自分としても想定しているが、


勢いがある内に書きたいことを書いて行こうと思ってます。


ポップスなどの流行の聴き易い洋楽から入っていったのだが、何せ70年代初期、自分も当たり前のようにロックの洗礼を受けて行くことになる。


ラジオを聴くことが日常生活の一部となって行った時に、今と違って中々情報など入って来ない時代に、ラジオだけの情報じゃ物足りなくなるし、当時はアーティストの写真さえもレコードジャケット以外では見れない時代だったので、どんなアーティストなのか見た目でも知りたくなって、当時としては貴重な音楽情報雑誌(月刊誌)だったミュージックライフを毎月購読することになって行く。


もう毎月毎月、ミュージックライフが本屋に入るのを楽しみに待ちながらラジオを聴いていた。


ミュージックライフを最初見た時は、そりゃ~衝撃でした。


先に買ったレコードのアーティストはジャケットで姿が分かっていたが、ラジオで聴いていた未だレコードも持っていないアーティストの画像を見た時は、特にロック系のアーティストはやはりカッコイイと素直に思った。


ミュージックライフは時代もそうだったし、やはりビートルズの流れからロック中心の雑誌だった。だからロックの虜に直ぐになって行った。


シカゴやサンタナがシングルレコードのヒットもあり、先ず最初に好きになって行ったロックバンドだったが、シカゴは特にデビューアルバムからして2枚組みのアルバムを出していたグループで、自分がそんなロックに夢中になって行った時には4枚組みのライヴアルバムを出していた時代だった。


廉価版の2枚組みにしたものを、それぞれ1と2で出していたが、それでも買うのは厳しかったし、どうせ手に入れるなら4枚組みの本物が欲しいと思っていた。


しかし結局手に入れたのは30年後のCD時代になってからであったw


まぁ~そんなこともあって、1枚もののシングルアルバムを買うのも大変な時代に2枚組みのアルバムを買うのは大変な事でした。


それでもカーペンターズの次に買ったLPはロックアルバムであった。


ハードロックの王道のレッド・ツエッペリン!「ブラックドッグ」のシングルも、「ロックンロール」のシングルも買わないで我慢して、ツエッペリンのレジェンドアルバムとなる「ツエッペリンⅣ」のアルバムを買った。


「ブラック・ドッグ」は絶対ロバート・プラントしか歌えないと思う(他のアーティストも歌っているのもあると思うが)あのハイトーンの叫びの声と曲にこれほどマッチしたロバート・プラントの歌は「天国への階段」がツエッペリンしか様にならないように、プラントしか歌えない。


それに比べてロックのレジェンド曲となる「ロックン・ロール」は色んなロック系のアーティストが演奏しても、様になるかどうかは別としても、カッコイイ曲としてロックの大名曲になった。


このアルバムの「天国への階段」については、もう今更自分が語るようなこともないのだが、


このアルバムの中で自分が一番好きな曲は「ミスティ・マウンテン・ホップ」だった。


今でもこのアルバムを聴いた時に一番聴く曲だ。ジョンジーの弾くエレピとページの弾くギターがユニゾンとなって繰り返されるリフが耳に残る。


それにやっぱりボンゾのドラムがカッコイイ!ロールも交えたドラムが通常のロックドラムと違って、とってもメリハリがあって今でもカッコイイドラムだと思う。


そして次の曲「フォー・スティックス」のボンゾのドラムがまたまた素晴らしくカッコイイ!!!


自分は楽器は弾けないので詳しいことは良く分からないが、純粋なリスナーの立場として聴いていても、何十年経って今聴いても、ボンゾのフロアタムとタムを多用したこのドラミングは本当にカッコイイと思う。


まぁ~ロックの伝説になったこのアルバムのことをゼップファンを筆頭に多くの音楽ファンが語ってきたと思うので、自分の主観からの思ったことしか書けないが、


やはりこのアルバムは自分が青春時代を過ごした、ロック時代の証となる、自分がロックを語る上で欠かせないアルバムである。