引き続きドラマー その2 [Jazz]
この際だから、自分の他の好きなドラマーを書いておこう
先にも書いたが、自分はドラマーとベーシストが特に好きなミュージシャンが多いのだが、
楽器が出来ない自分だけど、色んなジャンルの演奏が出来るスタジオミュージシャンが元々好きだったので、セッションドラマーが好きなドラマーの中でも多い
順位を付けるのは中々難しいけど、自分の好きなドラマーを書いてみたい
ジャズドラマーはスウィング系なら、最初に来るのはバディ・リッチだ。
自分は最初に彼のドラムを聴いたのはサミー・デイヴィスJr.のラスヴェガスでのライヴ盤「The Sounds of '66」で、その中の「Come Back to Me」のドラムに強く惹かれた
スウィング系ドラムなのにかなり高速なドラミング、リムショットもスネアもハイハットもかなり高速なビートなのに乱れない!こんな高速なスウィングするドラミングが出来る人は彼くらいだろう(ジーン・クルーパーもそうかもしれないけど、バディはその上を行く)
バディは元々アーティ・ショウやトミー・ドーシー楽団のビッグバンド出身のドラマーなので、自己のビッグバンドも結成してビッグバンド形態での演奏が多かったが、目立ちすぎるくらいの派手なドラムで、ラスヴェガスのショーの演奏やテレビでの演奏でも華やかな魅せるドラマーとして引っ張りだこだった。
モダン系のドラマーは本当にいっぱいいてお気に入りとなると選ぶのが難しいのだけど、自分としてはやっぱりアート・ブレイキーになるかなぁ
高校生の時に先輩から「危険な関係」のサントラアルバムを修学旅行のお土産に貰ったのがジャズとの接点の最初だった(今考えると凄い粋な先輩だ)
まぁ~最初は何が良いのか全然分からなかったが、「危険な関係のブルース」は聴いたことがある曲だったし、アルバムの中の1曲「プレリュード・イン・ブルー」を聴いて、ジャズってムードがあるなぁ~とは思っていた(後にジャズ好きになる要因になる)
自分はその後ジャズ好きになって、アートのアルバムもかなりの数を保有することになったのだが、モダンジャズ系のドラマーと言うと、先ず彼の名前が出てくる。
アートはマイルスやクインシーと同じく、自己のバンドから優れた有名なジャズメンを沢山輩出している。
そう言う意味でもジャズ史に名を残す伝説となるジャズメンであったし、ジャズドラマーであった。
モダンジャズ系で言うと、自分はビッグバンドやハリウッド系ムードミュージック(ヘンリー・マンシーニ等)も好きだったので、シェリー・マンも好きなドラマーだった。
後はマイルスのところでロックドラマーもビックリの脅威のドラミングを披露していて、キース・ジャレットのスタンダーズ・トリオでも活躍しているジャック・ディジョネット
まぁ~ジャズのドラマーはもう本当に歴史の分だけいるのだけど(従ってソウルやロック系よりも多い)コンサートで観たことがある、フィリー・ジョー・ジョーンズ、他にはモダンジャズ、ビバップ創成期のパイオニアのドラマー、マックス・ローチ、マイルスやジャズロック系で活躍したトニー・ウィリアムス、コルトレーンのところで強烈な印象を残したエルヴィン・ジョーンズ等が他に名前が浮かぶけど
モダンジャズ系のドラマーはレコーディングの数も半端じゃなので、相当聴き込んでいないと特色や音が分かり難いので、上記以外のドラマーで自分が意識して名前を出すのも大変だ(まぁ~後から思い出したように出てくる名前の人もいると思うが・・・)
2018-03-02 11:20
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