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札幌 旧厚生年金会館 [Soul]


8月14日は山下達郎さんのコンサートだった。


達郎さんも今回のコンサートで今秋に取り壊しで今回が最後になるニトリ文化ホール(旧厚生年金会館)の思い出を語っていたが、(達郎さんはホクト文化ホールと間違えて言っていたな)達郎さんのコンサートについては後ほど追って書いていきたいと思っているが、自分も厚生年金会館には色々と思い出があるので語っていきたい


先ず、自分が最初に厚生年金会館でコンサートを観たのは(と言うか、自分にとって初めてのコンサート、それも洋楽の)女性ソウルシンガーのロバータ・フラックのコンサートだった。

Roberta Flack.jpg


ネットで調べたら1975年の4月5日だったみたいだ。自分が高校2年生の時に友人と一緒に観に行ったコンサートだった。


パンフは確か購入していたので、探せばバックのツアーメンバーが正式に分かると思うのだが、ネットで調べてもメンバーが分かるものが出てこなかった


だけど、ギター以外ははっきりと覚えている。


ドラムはアイドリス・ムハマッド、ベースはアンソニー・ジャクソン、キーボードはレオン・ペンダーヴィスとハリー・ウィッテカー、パーカッションはラルフ・マクドナルドだった ここまでは間違いないと思う。


Idris Muhammad.jpg

Anthony Jackson.jpg

Leon Pendarvis.jpg

Harry Whitaker.jpg

Ralph MacDonald.jpg


ギターはエリック・ゲイルではなかったはず。で、このツアーに合わせた時期に出たアルバム「愛のためいき」のアルバムが録音されたレコーディングメンバーがほぼ来日メンバーだったので、レコーディングの時のギターで言えば、ヒュー・マクラッケンかリッチー・レスニコフだったように気がする


デヴィッド・スピノザだったら凄かったが、そうではなかったはずだ


いずれにしても凄いメンバーだったのだ!


後にスタジオミュージシャンに興味を持ってから、その時のそれぞれのメンバーのことが分かり、「自分は一番最初の洋楽のコンサートでこんな凄いミュージシャンを観ていたんだ!」と思って、ビックリした思いがあるくらいだった。


アンソニー・ジャクソンのことはしっかり覚えている。後に自分の好きなベーシストのベスト3に入るくらい好きになったアンソニーのことを、その時のコンサートで(当時は日本語で紹介する司会者がいたので)、当時アメリカで流行っていたオージェイズの「For the Love of Money(緑色の神様)」(しかし、凄い邦題だ!アメリカの札は緑色だからだそうだw)の作者だとアンソニーのことを紹介していたので、自分はその曲は知っていたので、あの独特なフランジャーのかかったアンソニーのベースのイントロ


もうアンソニーと言えば、この音!と言うくらいだったので、アンソニー・ジャクソンのことはその時はよく知らなかったが、しっかり覚えていた。


アイドリスも後にNYで30cm以内のすぐそばで観た!詳しくは機会があったら詳しく説明するが、NYのロフトでバスドラのすぐ目の前で観て演奏を聴いてサインももらった。


レオンもハリーも日野テルやナベサダのバックだったかな、それで来た時にサインをもらっている。


残念ながら、ラルフとアンソニーのサインはもらっていない!


他のアーティストの時のコンサートの話は又改めて書くことにするが、このロバータの時こそサインはもらえなかったが(もらうようなことはしなかった)、その後は今では考えられないような方法で厚生年金会館の楽屋まで行きサインをもらっていた


で、ロバータのコンサートの話だが、「やさしく歌って」がオープニングだった。


「愛は面影の中に」に次いでのアメリカでナンバー1で、同じくグラミー最優秀レコード賞も2年続けて受賞した大ヒット曲だったので正にオープニングにふさわしい曲だった。


この曲のいきなりの歌詞からの曲を聴いて感激で涙が出たのを今でもしっかり覚えている。


「恋人は何処に(Where Is the Love)」はダニーがいなかったから歌ったんだったかどうか覚えてないが、歌ってなかったような気がする(ダニーの代わりに誰がデュエットしたのか思いつかない・・・)


「愛は面影の中に」はヒット曲なので当然歌っているし知っている曲だったのだが余り印象になかったし、1stから3rdアルバムまでは当時はまだ持っていなかったし、ジャズっぽい曲や渋い曲はヒット曲以外は知らなかったので全然印象にないw


やはりアルバム「愛のためいき」からの曲を多くやっていたし、コンサートの後に直ぐアルバムを買ったので、そのアルバム曲は結構印象に残っていた。


そんな中で、やっぱり「愛のためいき」は最高に良い曲だった!今でも彼女の曲の中で自分はベスト3に入る名曲だ!


ユージン・マクダニエルズは後にこの曲をセルフカバーしているが、それにしても後世に残る大名曲を書いたものだ(「Compared to What」も彼が書いた大名曲だ)


マリーナ・ショウのカバー他、名カバーが多数あるが、レオンの弾くエレピと恐らくスピノザであろうのギター、そしてムハマッドのフロアタムの印象的なリズムが余りにも素晴らしいアレンジだ


Feel Like Makin' Love.jpg

Eugene McDaniels.jpg




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