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チック・コリア [Jazz]


なんか 結構達郎さん関連で引っ張っちゃっているけど、


昔話に限定したら、まぁまぁ音楽の思い出話は結構あるんです。


今回の達郎さんのコンサートでは、アンコールの時以外は一度もスタンディングしなかった。


まぁ~過去にも前が見えなくなるし周りに釣られて、まぁ~立とうかって感じでスタンディングはしてきた。


以前の達郎さんのコンサートの時の二階席だった時に、女性が中盤以降のお決まり曲じゃない時にスタンディングして、後ろの人から見えないと注意されているやり取りを見た事があった。


自分も正直言って殆ど双眼鏡で観ている派なので立たれるとやっぱり嫌だな と思うけど、こればかりは座ってくれと強制出来るものじゃないし、雰囲気を考えれば立ちたい人の気持ちも分からないではない。


まぁ~だから達郎さんの場合は暗黙の了解で立っても良い場面(曲)が決まっているような感じなんだけど、


そんなこと言ってたら、ロックコンサートはどうすんの?って感じで、二年前の初めてのロックコンサートの、やっと観たパープルのコンサートではいきなりオープニングからみんな周りはスタンディングだったので、自分も立ってしまったし


周りはオヤジばかり、そしてメンバーも年上で「意地でも絶対座っちゃいかん!」って雰囲気だったので、自分もなんか座っちゃうと同世代の中で負け組になってしまうと言う妙な感覚になりそうだったので、最後まで立っていたことがある(勿論、初めての経験だったが)お陰で腰が痛くなってしまったw


それを思うと達郎さんのコンサートは座りっぱなしでかなり楽だった印象だw


まぁ過去のコンサートでも周りの様子を見ながらスタンディングすると言う感じだったし、先に書いたようにミュージシャンのメンバーに叫んだとしても余り目立つようなことも出来ないタイプだったので、率先してスタンディングするという事はなかったのだが、一度だけ誰よりも先にスタンディングして「ブラヴォー」と叫んだことがある。


それはLAでの有名なクラブ「ロキシー・シアター」での、チック・コリアのステージを観た時だった。

Chick Corea.jpg



フランク・ザッパとかジョージ・ベンソンとかのライヴ盤でも有名なクラブ「ロキシー」、LAのサンセット・ストリップだったかな(すぐ近くにあの伝説の「ウィスキー・ア・ゴーゴー」もあった)、自分が泊まったホテルから結構あったのだが下見の時は歩いて見に行っていたし、タワーレコードの横辺りだったので分かりやすい場所だったから、コリアのステージがあると下見をした時に店で告知をしていたので観に行こうと決めていた。


自分が行った旅行はフリーツアーだったのだが、NYの時からツアー客同士で知り合いになっていた大学生とLAのモーテルでも偶々一緒のホテルに泊まっていたので(全部それぞれ個人で自由にホテルの宿泊先も決めて、NYからの移動も個人でそれぞれで決めて好きな時に移動するシステムのツアーだった)彼らは自分みたく音楽目的でアメリカ旅行に来た訳ではなかったのだがコンサートを一緒に観に行った。


何か改めて「ロキシー・シアター」をネットで調べたら、ロック系で有名なクラブとなっているみたいだが、当時はジャズ系のステージも多かったと思うし、(ニューブルーノートのオールスターのライヴ盤も出ているくらいだ)まぁ~色んなアーティストが当時はすでにメジャーなアーティストや有名になりかけのアーティストが出ていたと思う。

Roxy Theatre.jpg


そんな訳で、チック・コリアのステージを観た。当時は丁度アルバム「タップ・ステップ」が出た時で、そのアルバムナンバー中心の構成のステージだった。

Tap Step.jpg


メンバーはコリア、奥様のキーボードプレイヤーとヴォーカルのゲイル・モラーン、ドラムのトム・ブレックライン、ベースのバニー・ブルネル、トランペットのアル・ヴィズッティ、パーカッションがドン・アライアスだったと思ったし、サックスにジョー・ファレルがいたかなぁ なんかこの二人だけ記憶が曖昧だ。

Gayle Moran.jpg

Tom Brechtlein.jpg

Bunny Brunel.jpg

Allen Vizzutti.jpg

Don Alias.jpg



コリアを観たのは勿論この時が初めてだったのだが、とにかくベースのバニーのプレイが凄くて強く印象に残っている。


ジャコ・パストリアスの二番煎じとも言われた、フレットレスベースを駆使して弾くバニーのプレイスタイルはジャコと一緒なのだが、ジャコよりもウッドベースのように縦にベースを構えて弾くスタイルは全然ジャコとは似てなかった。


コリアをリーダーとしたメンバーの一体感、そしてこのバニーのプレイ、クラブでの演奏だけあって、もう間近で音を聴いて演奏が観られて、もう迫力満点で本当に心から感動して、エンディングの方で真っ先に立ってスタンディングオベーションをしてしまった!


今までで一番感動したコンサートのステージはこの時だったかもしれない。


フランス人のバニーはそのコリアとの活動の後どうなっていたのか全然分からなかったが、調べてみたら渡辺香津美とやっていたみたいだし、自分が2001年以降にPCを保有した時にネットで、同郷のよしみか、あのミッシェル・ポルナレフのバックでベースを弾いている記事を見た事があった。


いずれにしても凄いプレイで印象に残っているベーシストだった。


勿論、コリアのプレイもモラーンの歌声も、トムのドラムも印象に残っていて素晴らしかったのだが、とにかくバニーの事が1番記憶に残っている。


この時の旅行でアメリカには1か月居たのだが、結局LAでは音楽ステージを観たのはNYの時と全然違ってこれだけだったのだが、NYはとにかく目的が音楽だったので音楽三昧の日々だった。NYでの出来事は又追って書こう





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コメント 2

マスパペ

凄い!
純粋に音楽を聴きたい!という想いからの渡米!しかも1ヶ月… まさに本物です\(^^)/
そして当時観たバンドメンバーまで しっかり記憶されてるとは感服ですよ(^^)
フレットレスベースの音色って良いですね、メタル系ではなかなかプレイしてる方は居ないですが(思い付くのはトニーフランクリンくらいかなぁ)自分は好きですよ。
by マスパペ (2018-09-01 10:45) 

スナップバックス

ほほう!

チック・コリアでマスパぺさんから コメント頂いちゃいました!

いつも励みになるコメント 心からありがとうございます

何せ もう自己満足の世界でたまに記事書いてますから、何らかのコメントを頂けることは 気持ちの張り合いにもなりますよ(笑)

まぁ~フレットレスベースと言うのはそもそも クラシックのコントラバスをジャズでウッドベースとして使用して その流れで来たものだと思いますが、

クラシック系の弦楽器で(ギター以外で)フレットが付いている楽器ってあるのでしょうかね?まぁ~ネットで詳しく調べてないので、そういう楽器も存在するのかも知れませんが・・・

まぁ~独特の音色ですよね

フレットレスベースでは自分はジャコと今回ここに書いたバニー以外では 確かジャズギタリストのパット・メセニーと一緒にやっていたベーシストのマーク・イーガンとかしか直ぐに思いつきませんが、

確かにジャコは一世を風靡しましたから、フレットレスであの独特の音色で弾いていたベーシストって結構いたと思います

まぁ~アップライトベースとして使用するなら フレットレスベース奏者という事にもなるのでしょうかね

まぁ~基本は電気ベースのフレットなしの事を言うと思うので、そうい事で限定したら有名な奏者はそんなにいないのかもしれないですよね
 
という事で、マスパぺさんのおっしゃっていたトニー・フランクリン、早速調べましたよ

いやぁ~勉強不足でしたが、80年代にジミー・ペイジとファームとして活動していたベーシストだったんですね!

ロック系のセッションミュージシャンだったんですね

何か他にフレットレスベース奏者で見ていたら、ジャズ系の自分のよく知っているベーシストは、改めて調べてみたら、「そうだったな」って人は数名出てきましたが、

ジャパンのミック・カーンとか(名前だけしか知りませんが(笑))スティングもフレットレスベース使いってことで名前が出てきましたよ

なんかそのトニーの流れでマルコ・メンドーサって人も出て来ましたけど、マスパぺさんは恐らくこの人もご存知なんでしょうね

先に話したマーク・イーガンはメセニーのコンサートで観ているので思いつきましたが、やはりジャコとバニーの印象が強く残ってますね

なんか気のせいかフレットレスになると、通常のベースと同じはずなのにネックが長く見えるので、ただでさえベーシストは長身じゃなきゃ似合わないと思っているところに、余計に背が高くて手の長い人じゃないと見栄えは良くないかもしれませんね(笑)

ロック系でも勿論凄い人はいっぱいいて、フーのベーシスト、ジョン・エントウィッスルとかレッチリのフリーとかいますよね

彼等はやはりテクニシャンだから、ジャズ系の人ともセッションしたり、やはりロックの演奏の中でも独特なテクニックを披露してますよね

話が変わりますが、渡米なんて言葉を使われると、自分は何かの才能でアメリカに渡ったか!?と言う感覚の表現になりますが(笑)

純粋に音楽を聴きに中学生で洋楽に目覚めた時から「いつか本場のアメリカで(自分はやはりロックからソウルに比重も移ったせいもあってイギリスよりもアメリカだったんです)音楽を聴きたい願望を持っていたんですよ

まぁ~さすがにロック系のコンサートをアメリカで観るっていうのは事前に調べておかないとチケットも取れませんから、その自分が行った時はジャズ系のクラブ周りだったから、現地で情報誌を(NYならヴィレッジヴォイスと言う情報誌)見て音楽巡りをしていましたから割とNYでしたから、毎日何かかにか観に行けたんですよ

ロック系でもCBGBと言う 当時のパンク系のクラブの前をそういう系統が好きなツアーで知り合った奴(自分と同世代)と 日中に店の前まで行きましたけどそれだけでも怖かったですよ

とにかく自分が行った1980年はまだ地下鉄も落書きだらけだたし、やはり夜歩くのも、日中でも人が少ないところを歩くのも「何か怖い!気を付けよう!」って気持ちで、歩いていましたよ

詳しい事は又 改めて書いてみたいので 楽しみにしていて下さい(笑)
by スナップバックス (2018-09-02 07:26) 

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