ブリックの「Dazz」 [Soul]
こじ付けのような話だが、先に話したエルトンの映画の中で、どう言う訳か、ソウルインストグループのブリックの「Dazz (メンバーでDisco Jazzの造語として付けられた曲名)」がエルトン以外の曲で唯一流れていた。
自分としては「ほほぅ!何で?」って感じで思っていたのだが、エンドロールにも正式にクレジットされていた(まぁ~自分はこの映画のサントラは買う気はないが、さすがにサントラには挿入歌として入ってない)
まさか「グッバイ・イエロー・ブリック・ロード」のブリックにかけた訳ではないと思うが・・・
まぁ絶頂期のエルトンと被る76年のヒット曲だから、取り上げたのは分からなくもないが、何故、ダズなんだろう?って感じ
総合シングルチャート3位まで上がったブリックの最大のヒットなので、ソウルディスコ系が好きな人には知られた曲だけど、何でエルトンの映画でこの曲なの?他にもその当時のソウル系の大ヒット有名曲はあったろう!って思う。映画関係者にこの曲が好きな人がいたのか?
で、ブリックはその数年前にジャズトランぺッターのドナルド・バードに見い出されて出て来たブラックバーズに似たようなソウルファンクだけじゃなくジャズの影響も受けたアトランタ出身のバンドだった
自分はブリックはデビューアルバムとセカンドアルバム(共にアナログで)、そしてベストと3枚持っているが、偶然にしても何か嘘みたいなタイミングだが、エルトンの映画を観る前に最近ブリックを聴くことも結構あって、その中でも「この曲は最高!」って感じで何度も聴いていた曲があった
その曲は「Dusic (これもDisco Musicの造語)」
ベースのリフレインのパターンが又ファンキーな曲で、「Dazz」ほどはヒットしなくてシングルチャートの18位までしか上がらなかった曲だけど、彼等の曲では二番目にヒットした曲なのだが、ソウルファンク系が好きな人にはこちらの方が人気がある曲だと思う。
彼等は7枚のオリジナルアルバムを発表しているが、その中で自分の持っていない4枚は手に入りそうなので購入しようと思っている。
先ほど言った「ドゥージック(Dusic)」はセカンドアルバムに入っているのだけど、ファーストアルバムの方が断然良い!
1976年に出た「グッド・ハイ」と言うアルバムなんだけど、1曲目から、強烈なベースラインとコーラス、サックス、そしてバックにシンセが響く、とってもファンキーなナンバー!「Here We Come」
シンセが入っている分とスッキリしたサックスなので泥臭いファンキーナンバーと言うほどでもない洒落たファンキーナンバーなのだが、とってもカッコいい!
アルバム2曲目の「Music Matic」も、これまたカッコいい曲なんだけど、1曲目のナンバーよりも若干泥臭い雰囲気もあるが間奏のシンセの部分はもろブラックバーズって感じの曲
1~2曲目が良過ぎて、3曲目の「ダズ」がかすむ感じ
ブラックバーズはソウル&クロスオーバーって感じで洗練されているサウンドのバンドだったのだが、ブリックは70年代後半にいっぱい出て来たソウルインストグループの中ではモロ、ド!ファンキーなバンドではなかった分、特色も分からなくなったグループが多くなった中で未だ色分けが出来たソウルインストバンドだった。
そう言えば、エルトンの映画の帰りに独りで地元のソウルバーにちょっと寄ってみたが、なんかソウルバーのマスターって癖がありそうって感じで余り雰囲気が良くなかったかな
客は地元のDJが多かった感じで、みんなキャップを被りタトゥも掘っている、いかにも!って感じの人達だったが、最後に握手を求めて来た人もいて感じは良かったな
まぁ~バリー・ホワイトの話もしていたりしたのも聞こえて来たので、その辺の当時のソウルなら中に入って張り切って自分も話の輪に入りたかったけど、初対面で何せそんな感じの人達ですから、いきなり積極的な行動は取れませんでしたw
まぁ~最近の曲だ、リミックスだ、サンプリングだと言う話になると付いて行けませんが、昔の70年代ソウルの話ならDJ達の中に入っても一緒になって話が出来ると思うよ(笑)
また次回は違うソウルバーでも行って見ようかな
2019-09-03 17:29
nice!(1)
コメント(0)
コメント 0