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しかし達郎さんのかけるジャズって渋いよなぁ [Jazz]


前回のサンソンの終わりの時、確かジャズロック関連と言っていたような気がして、自分としてはもろジャズロックで予測していたが、全然違ってモダンジャズかかってるんじゃないの!


まぁ~ハッキリ言って、達郎さんのサンソンを聴いていてモダンジャズを聴く人はかなり少ないと思うよ


達郎さんも誰に聴かせているんだろう?と思っちゃうよ


本当にこのサンソンは達郎さんの独自の音楽感を皆に聴かせている番組だろうね


とにかく達郎さん自体が音楽マニアなので、あの達郎さんの音楽感に着いて行ける人はやっぱり音楽マニアじゃないと着いていけないと思う


これじゃよっぽどの幅広い音楽ファン以外の達郎さんのファンクラブに入っているような人達は先ず達郎さんのサンソンの番組に着いていけないのは間違いないね


自分は達郎さんのジャンルの幅広さと知識の深さに尊敬を抱いているので、正に改めて達郎さんの音楽ジャンルの広さ深さに敬服している


今回はとりあえず一日だけ先ずチケットが当たったが、二次募集でもう一日再申し込み予約をした。


今日のサンソンは最初の方はちょっと聴き逃したのだが、途中から録音していて聴いたし、サンソンのHPでも見たのでかかった曲を確認出来たが、


ジョージ・ベンソンのアルバム「グッディーズ」からアイ・リメンバー・ウェスがかかったのか、アルバム1曲目から非常に鈍い曲だ。ベンソン作のソロギターとストリングス、ヴィブラフォンが絡むとってもロマンティックな曲だ


一発目から達郎さん凄く良い選曲をしたと思う

Goodies.jpg


次はチャーリー・パーカーか!


まぁ~定番だな、パーカーとキャノンボール・アダレイ、フィル・ウッズが好きな自分としてはアルト吹きとしては当然出てくるモダンジャズ、ビバップのパイオニア!パーカーは外せないだろう


ウィズ・ストリングスも当然素晴らしいアルバムだが、自分としてはやはりバリバリの高速系「コンファーメーション」「ココ」そして当然「ヤードバード組曲」をかけて欲しかった


The Charlie Parker Story on Dial, Vol. 1 West Coast Days.jpg


そしてスティーヴ・マーカスがかかるのか!これはおったまげた!凄いところかけてくるねぇ達郎さんは

 

確かに達郎さんが番組で言っていたように、彼はラスカルズのアルバム「ワンス・アポナ・ドリーム」にセッションで参加しているけど、他はビッグバンド系のスタン・ケントンとかウディ・ハーマン、バディ・リッチのビッグバンドの参加が殆どだろう(コリエルとのセッションも多いが)


達郎さんの番組でかけたアルバムは自分は持っていなかったが、ハービー・マンがプロデュース。そしてコリエルとか、あのクリス・ヒルズ!が参加している、かなりサイケデリックロック風なアルバムなんだな


自分が持っているアルバムは「サムタイム・アザー・ザン・ナウ」と言う、フュージョンっぽいアルバム。ガッドやウィル・リー、スティーヴ・カーン、ドン・グロルニックが参加している、ブレッカーブラザーズのメンバーに近いサウンドのアルバムだった。


まぁ~達郎さんがかけるジャズロック風を意識したアルバムなら、当然番組でかけたアルバムだったのだろう


Sometime Other Than Now.jpg


キース・ジャレットはある意味定番だな。でもかける曲が渋過ぎる・・・


ボブ・ディランの曲だからかけたのだと思うけど、自分としてはこのアルバムでは特に気を惹くような曲でもなかったのが正直なところ。


このアルバムなら自分だったら、バラードなら「プリティ・バラード」、スウィング系なら「オールド・ラグ」じゃないのかな?と思う。ポール・モチアンのドラムとチャーリー・ヘイデンのベースは言う事無し!


Somewhere Before.jpg


ラサーン・ローランド・カーク!達郎さんだからかけたんだろうと何となく納得出来る!


「サテン・ドール」の選曲は言う事無し!しかし、まともなスタンダードをかけないところが達郎さんらしい


カークのアルバムは自分もかなり持っているが、達郎さんがかけたアルバムは持っていなかった


自分としては当時のクロスオーバー繋がりから、かなり不気味な印象を持っていたカークに対して最初に聴いたアルバム「天才ローランド・カークの復活(The Return of the 5000 lb. Man)」からかけて欲しかった。


このアルバムでの「ジャイアント・ステップス」のカーク独自の解釈の演奏は最高だと思う


達郎さん的にはソウルのスタンダードをカーク独特の解釈でカバーしている名盤「ブラックナス」をかけるのが筋だったと思うのだが・・・


The Return of the 5000 Lb. Man.jpg

Blacknuss.jpg


最後のポンタさんのアルバム参加曲「アイヴ・ガッチュー・アンダー・マイ・スキン」は正直言って全然良くなかったw


やっぱり達郎さんはジャズを歌うのは厳しいと思うよ。それにポンタさんのドラムもなんかねぇ・・・


まぁ~達郎さんの言うシャレですよ!シャレ!って言うのなら良いけどw


ジャズヴォーカルとかも聴き込んできている人が「これ良いね!」とは絶対言わないと思うよ(笑)


自分は達郎さんがジャズを歌うんなら、ソウルのカバーを歌うほうが断然良いと思う その方が自然だし、やっぱり達郎さんらしい解釈で素晴らしい楽曲に仕上げれると思う


達郎さんはフリージャズも好きだと言っていたが、アルバート・アイラーもオーネット・コールマンもエリック・ドルフィーも、そして後期のジョン・コルトレーンも大いにかけて欲しかった!


殆どの達郎さんファンのリスナーはぶっ飛んだだろうな


達郎さんはAC/DCもファンだし、ソウルもロックもオールディーズも、そしてフリージャズまで聴く音楽マニアなのだ!


だから自分は達郎さんの幅広い音楽に対する想いと知識に尊敬の念を抱いている


正に自分の求めている音楽感と一緒だからだ


ジャズ特集をしてくれるのなら又して欲しいが、自分が一度予測したジャズロック系も今度特集して欲しい








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