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やっぱり良いよ 昔のシカゴは [Rock]

ちょうど今は取り込み休止期間なんで、ブログを書きたい気分


アーチ・エネミーのコンサートに行ってから、書きたい気持ちが高ぶったんですが、今週はまとめてCD入荷予定なんで、CD取り込みとアナログ音源取り込み作業が又始まる。


アナログのPCへ取り込む作業がこれまた面倒で時間もかかる。しかし、しっかり整理をしておかないと手放す事も出来ないし、悔いが残るようなことだけはしたくない。


恐らくアナログ取り込みはあと5年くらいかかるかもしれない・・・


ちょっとくらいのノイズなら、そのままでも良さそうなものだが、妙に神経質になってせっかくだから納得の行く形で整理して取り込みたいと言う気持ちが働いて余計に時間もかかる。


60年代の中古盤はもうノイズ覚悟で取り込まないと半端ないくらい時間がかかるので覚悟を決めて行くしかない


問題はビートルズだ、モノ録音のアナログはやはりモノラル用カートリッジで取り込んだほうが良いとは思うが、結局ミックス違いはあるものの、同じレコードを何回も聴いて取り込むようなもの


サージェントなんてアナログだけで、仕様違いのアルバムが6枚以上ある。ビートルズ以外のアルバムは多少のミックス違いがあってもCDで一度取り込めば別にアナログ盤を取り込む必要はないと思うが、


ビートルズは意識してイギリス盤、アメリカ盤のオリジナルをそれぞれステレオとモノラルで揃えたので、それぞれ取り込んだ方が良いのかなぁ~とは思っている


なんかマニアしか分かってもらえない話ですが・・・


と、そんな中、ドラマーの続きでロック系は・・・等と思っていて、シカゴに在籍していたダニエル・セラフィンの演奏をユーチューブで見ていたら、急にシカゴが聴きたくなってアルバム曲から抜粋して聴いている。


初期のシカゴは良いね(デビューから10枚目くらいまで)一応シカゴはベストも含めると16枚くらい持っているし、ダブりのアナログも入れたら25枚くらいになる。ってことはビートルズに次ぐロックバンドのアルバム枚数になる(AC/DCも結構多くて20枚以上になるな)。


改めて自分はシカゴが好きだったんだなぁ~とは思う。


当時はアメリカで一番売れていたロックグループだったと思うし、ロックバンドではレッド・ツェッペリンやイーグルスよりもチャートの記録は凄かった。


まぁ~ポップなヒット曲も結構あったので、硬派なロックファンからは嫌われていたと思うけど、(そう言う自分もデヴィッド・フォスターがプロデュースしたものは軟弱過ぎてダメw、でもデヴィッドが嫌いな訳ではない)そのポップな曲もロバート・ラム作曲の曲が多いと思う。


ロバート・ラムは素晴らしいメロディメーカーだと思っている。


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前にも話題にしたシカゴのデビューアルバム「シカゴ・トランジット・オーソリティ」A面は全曲素晴らしいじゃないか!


1曲目の「イントロダクション」はテリー・キャス作曲だけど、2曲目の「一体現実を把握している者はいるだろうか?(しかし、凄いタイトルだな)」次の「ビギニングス」、そしてB面1曲目の「クエスチョン67&68」はロバート作曲の名曲揃い!(まぁ~アルバムの中でもロバートが作曲している曲が圧倒的に多いのだが)


「一体現実を」は本当に良い曲だと思う。ラムのヴォーカルにコーラスが被さるところなんて最高だ!(勿論ホーンも良いんですが)


こんな良いメロディはない!と思うほど耳に残るメロディだ。


時代も時代なんで、ある意味政治色も出したデビューアルバムだったけど、こんなポップな曲も含まれていた。


ラム作曲のこの3曲はシングルカットもしてヒットもしたし、デビューアルバムで2枚組みながらアルバムも売れた。


まぁ~他のアルバム曲はいかにも当時のロックと言う感じの難解なロック色を出した曲もあったので、ヒット曲がなかったらこんなにも売れていなかったかも知れない(アルバムチャート最高位17位)


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2ndアルバムも3rdアルバムも2枚組みで「僕らに微笑を」とか「長い夜」(2nd)「フリー」「ロウダウン」(3rd)のヒットもあってデビューアルバム以上に売れた。


Chicago II.jpgChicago III.jpg


しかし、自分としてはやはりラム作曲の耳に残るキャッチーなメロディの曲が入っているアルバムの5枚目から8枚目までが好きだ。


アルバム「シカゴⅤ」の2曲目の「All Is Well/今は自由さ」これも本当に良い曲だと思う。改めて自分の好きなラム作曲の曲を聴いていると、コーラスが良い曲が多いと気付いた。


このアルバムには大ヒット曲の「サタディー・イン・ザ・パーク」も入っているけど、この曲もラム作曲だし、ジャズっぽい「グッバイ」も良いねぇ~


その傾向は6枚目、7枚目と続く。


アルバム「シカゴⅥ」は1曲目の「Critics' Choice/お気に召すまま」ラムのピアノの弾き語り曲から素晴らしい!同じような傾向のラムの弾くピアノをフューチャーした「Something in This City Changes People/誰かが僕を」とホーン・アレンジが素晴らしい「Hollywood」、本当にラムの作曲能力はマッカートニーの次に来るくらいのロックミュージシャンの中で優れた作曲家だった。


「シカゴⅦ」でのラム作曲の「Life Saver/愛の女神」もファンキーな味付けで良いと思うが、このアルバムではジェイムス・パンコウの作曲した良い曲が結構入っていた。


ダニエル・セラフィンとパンコウが共作したかなりジャズっぽい「Aire」、同じくダニエル・セラフィンとウォルター・パラゼイダーが共作した「Devil's Sweet/悪魔の甘い囁き」はジャズロックと言っても良いナンバー、


パンコウ作曲のラテン風味の「Mongonucleosis」、セテラ作曲の甘いラヴソングの「Happy Man」、ログネイン作曲の優れたポップナンバーの「Call on Me」 2枚組でヒット狙いのポップな曲とジャズを意識した曲とが一緒に入っていて統一性も余り無かったアルバムだが、個々の楽曲としては良い曲が沢山入っていたアルバムだったと思う。


シカゴは5枚目から9枚目のグレーテストヒッツのベストアルバムまで5作続けてアルバムチャート1位になった。ベストアルバムも1位になっていることから、ジャズロック(ブラスロック)バンドとしてデビューした彼等だけど、彼等の曲には優れたポップな曲もいっぱいあったと言う証明になる。


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