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ギャンブル&ハフ [Soul]


志村けんさんが亡くなってしまった・・・


ドリフの絶頂期に自分の住んでいたド田舎にテレビロケの為に来た事があったのだが、相当な混雑が予想されたので、秘かにロケをして本当に一部の者達しか本物のドリフのメンバーを見れなかったので、自分も当然ドリフを見れなかったのだが、実際地元にロケに来たテレビを見て本当に自分の住んでいた地元に来たんだ!と感激したくらい、ドリフターズは大スターだった


自分は洋楽も聴くようになった中学生になっていた時期だったけど、それでも自分は彼等の番組をバカにしないでドリフの「全員集合」を見ていたと言う事はそれだけ多くの者が見ていた確かに影響力があった番組だったのだと思う


で、やはり達郎さんのサンソンで志村さんの事を取り上げていて、ヒゲダンスの流れでテディ・ぺンダーグラスの「Do Me」をかけていた 志村さんは音楽好きで、特にソウルが好きな人だったので、この「Do Me」を取り上げて(今で言うサンプリングみたいなもの)ヒゲダンスの曲で取り上げたエピソードは前から知っていたけど


まぁ~ドリフの前に一世を風靡したクレイジーキャッツにせよ、ビートルズの前座までもしたドリフも、コメディグループと言うよりも元々ジャズやポップスに根ざした実力のあるミュージックバンドだった


谷啓のトロンボーンはジャズミュージシャンとしても相当な実力の持ち主と評価されていたし、実際彼等の真面目なジャズの演奏も様になっていた(ユーチューブで彼等の昔の演奏シーンを見て、自分が子供時代しか知らなかったふざけたコミックバンドと言う姿だけではなかったと改めて分かる)


クレージー・キャッツのベスト盤は持っているのだけど、改めてドリフターズのベスト盤も買ってみようかなと思っている。


と言う事で志村けんさんがソウル好きで取り上げたテディの「Do Me」は改めて聴いている人も結構いると思うが、この曲の作曲者のフィリーサウンドの創始者のギャンブル&ハフ作の自分の持っている曲を調べたら、とんでもない数になっていて、彼等の偉大さを改めて感じている

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Gamble & Huff 3.jpg


その二人を結び付けたのは、あの!ジェリー・ロスだそうで、そういう意味でも、そもそもはジェリーのお陰でフィリーサウンドが出来上がったのか!と思って、ジェリー・ロスの偉大さも感じる


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フィリー好きの自分としても、好きな曲はいっぱいあり過ぎて、それこそトム・ベルやマクファーデン&ホワイトヘッド、そしてジェリー・ロス絡みの曲まで入れて行ったら、どれにして良いのか、とんでもない事になるので


ギャンブル&ハフ作の限定で自分の拘りの好きな曲をあげて行きたい(当然「Do Me」はギャンブル&ハフ作)


最初にギャンブル&ハフ名義で大ヒット曲した曲はアーチー・ベル&ザ・ドレルズの「I Can't Stop Dancing」かもしれないけど、60年代ではソウル・サヴァイヴァーズの「Expressway to Your Heart」もヒットした。


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そして有名な曲なら「TSOP」「When Will I See You Again (天使のささやき)」「Love Train」等のヒットした有名曲は敢えて外して、それ以外の曲で自分の好きな曲をあげて行くと


先ず、デトロイト出身のドラマティックスの2曲だけフィリー録音の1980年のアルバム「10 1/2」から「Love Is Here」、オリジナルは誰になるのか分からないが、恐らくフューチャーズがオリジナルだと思うが


シグマ・サウンドの後期に入ってからの録音でMFSBの録音メンバーも新制になってからのメンバーだけど、音は間違いなくフィリーだ。恐らくロン・バンクスのファルセットヴォイスだと思うヴォーカルがリードをとるミディアムナンバーだ


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フューチャーズの方もフィリーものだけど何かチャイ・ライツっぽい哀愁のあるシカゴサウンドみたいだが、ドラマティックスの方がフィリーらしい


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次はジャズ系ソウルシンガーのアーサー・プリソックの76年のアルバム「All My Life」から、ルー・ロウルズの「You'll Never Find Another Love Like Mine」とそっくりな「I Wantcha Baby」、と言うか、ルーの録音と同じ時期に似たようなポジションにいた二人のシンガーの録音をシグマサウンドでしていた曲で、共にギャンブル&ハフが書いた曲


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アレンジは前者はボビー・マーティンで後者はジョン・デイヴィス、作者が一緒だとアレンジャーが違っても似たような曲になるのか!?って思える、この二曲 だけどルーの方はルーの最大のヒットでポップチャートで2位まで上がり、アーサーの方はチャートインもしなかった


自分としてはルーの方はシングルも買ったくらいの思い入れのある曲で、どっちも好きな曲だけど、全然ヒットしなかったアーサーの方を取り上げたのだが、ルーの曲でギャンブル&ハフ作の曲なら


自分としてはルー・ロウルズの77年のアルバム「Unmistakably Lou」から「See You When I Git There」で決まり!


ルー・ロウルズのギャンブル&ハフ作の良い曲は結構あるのだけど、この「See You When I Git There」か「Groovy People」と迷うが、ノリの良さで前者に決定


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変わったところではテディ・ペンダーグラスのカバーでディジー・ギレスピーの1984年のアルバム「Closer to the Source」から「It's Time for Love」。テディの方も良いと思うが、ディジーの方は何かいかにも角松がパクったようなアレンジのインスト曲だけど、こちらの方もお洒落なシティ風なアレンジで良い


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もう1曲、フィリーのカバーとして、ラヴ・アンリミテッドの「Together」。彼女達の72年のデビューアルバムに入っている曲でプロデュースは勿論バリー・ホワイト


70年代半ばに時代をリードしたフィリーとLAのバリーサウンド。ラヴ・アンリミテッド・オーケストラの「愛のテーマ」とMFSBの「TSOP」バリー・ホワイトとギャンブル&ハフが書いた曲で共にインスト曲として全米ナンバー1になった曲だけど、そうなる前にバリーはギャンブル&ハフの曲をラヴ・アンリミテッドにカバーさせていた!


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「Together」は元々はイントルーダーズの67年のヒット曲でそれをラヴ・アンリミテッドがカバーしたのだが、自分的には断然ラヴ・アンリミテッドの方が良いと思っている。オリジナルのフィリーよりもバリーサウンドの方が勝った正に良い例 それだけバリーのアレンジが良かったと言う事(ジーン・ペイジもアレンジに関わっているけど)



そしてフィリーの本家本元のグループではハロルド・メルヴィン&ザ・ブルー・ノーツの75年のアルバム「To Be True」から「Hope That We Can Be Together Soon」、テディと女性シンガーのシャロン・ペイジのデュエットでミディアムな粋なナンバー 


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イントロのギターとヴィヴラフォンのユニゾンの印象的な出だしとコンガがリズムを刻んでシャロンの女性の美しいヴォーカルにテディのバリトンヴォイスが絡む。AメロBメロのバックで地味に鳴っているストリングスからサビの部分でバックのストリングスが盛り上がってくるところがとっても良い!


ドラムはこの頃はアール・ヤングがもうサルソウル・オーケストラに移った頃だと思うけど、未だこの曲のドラムはアールだと思うような音でミディアムな曲だけどドラムも結構目立っている


同じくフィリーオリジナルではジーン・カーンの76年の同名アルバムから「You Got a Problem」、それ以前までは旦那のダグ・カーンとスピリチュアルなジャズをやっていたのに、フィラデルフィア・インターナショナル・レコードに移籍してギャンブル&ハフのプロデュースで出したアルバムでポップでソウルフルなフィリー路線に変わってしまったジーン・カーン


「You Got a Problem」はイントロからモロフィリーと分かるサウンドで、アレンジはボビー・マーティンでコーラスも粋なミディアムナンバー


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年代が前後するが、フィリーの初期から活躍している有名アーティストのオージェイズの80年代に入ってからの曲で1982年のアルバム「My Favorite Person」から同名曲


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もうこの頃はドラムはアールではないけど、ドラムが良い味を出している。アレンジはジョン・チェイスと言う自分は全然知らない人、82年となるとフィリーのアレンジャー、バックのMFSBのメンバーもかなり変わっているのだが、やはりフィリーの音になっている


オージェイズはギャンブル&ハフ作の曲以外でも良い曲がいっぱいあるが、ギャンブル&ハフ作の有名曲じゃない曲でという事で選んでいるので、この曲をあげたが、確かに「Use Ta Be My Girl」は良く出来た良い曲だと思うし、やはり有名曲じゃないけど「The Big Gangster」もホーンがジャズっぽいサウンドにディスコビートの四つ打ちが絡む凄く良い曲だ


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そして同じくフィリーの中心的なアーティストだったビリー・ポールで73年のアルバム「War of the Gods」から「The Whole Town's Talking」


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ビリーと言えば「Me and Mrs. Jones」なんだけど、ギャンブル&ハフの曲作りに作詞でケリー・ギルバートが絡んでいるので、純粋にギャンブル&ハフ作の曲として取り上げられないんだけど、この曲は余りにも有名過ぎるからいくら良い曲でも今回は除外せざるを得なかった


で、「The Whole Town's Talking」はダンサンブルな曲で比較的バラードやミディアムな曲が多いビリーの曲の中でもノリノリな曲 フィリーサウンドにビリーらしいジャージーなヴォーカルの雰囲気が出てるビリーの「ミー&ミセス」の対極に位置する自分の好きな曲だ


最後はフィリー好きな人には良く知られているジョーンズ・ガールズで彼女達の曲でもよく知られた曲で彼女達の79年のデビューアルバム「The Jones Girls」から「Life Goes On」

スローなバラード風な曲で始まり、サビの部分から盛り上がりいかにもフィリーサウンドな展開になって行く良い曲だ


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ジョーンズ・ガールズは勿論、ギャンブル&ハフ作以外の曲でも良い曲がいっぱいあるが、このグループからシャーリー・ジョーンズもソロになり、フィラデルフィア・インターナショナル・レコーズからアルバムも出していて自分も持っているが、さすがに80年代半ば以降のサウンドなので、もうフィリーサウンドの面影はない


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79年はやはりフィリーも黄金期から見たらかなりMFSBのメンバーも変わっていて、ドラマーはシカゴサウンドでチャイ・ライツやカーティスのレコーディングのバックを務めていた事もある名ドラマーのクイントン・ジョセフ等がフィラデルフィアに移って来て、このジョーンズ・ガールズ、テディ・ペンダーグラスのソロ時代やフィリス・ハイマンの後期のフィリー録音に関わっている

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今回はあくまでもギャンブル&ハフ作の曲で有名曲じゃない曲という事であげて来たけど、勿論、フィリーの母体のMFSBを始めとしてギャンブル&ハフの曲から、違う作者の曲まで良い曲だ~~~って曲はいっぱいある


又 フィリー絡みの記事になった時にこれからもちょくちょく記事に取り上げていく事はあると思う














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60年代のイーストコースト・ドラマー [Pop]


自分が音楽の記事を書くのは、今までのここのブログの傾向を見れば、やはり達郎さんの影響が強い


やはり達郎さんのサンソンでかかった曲がきっかけで書きたくなる記事になる事が多い


達郎さんが前回のガールズ特集でかかっていたダイアン・キャッスルの「All for the Love of Mike」は「チャーリー・カレロがアレンジしていて、ハル・ブレインそっくりに叩いているドラムは誰でしょう?」と達郎さんが言っていたので、自分としても非常に気になっていた。


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確かに前にここのブログで書いたように、自分としても60年代のセッションドラマーと言ったら、レッキング・クルーのハル・ブレインとアール・パーマーのウェストコーストのドラマーか、ジャズ系のドラマーしか思い浮かばない


で、イーストコーストと言えばパーディだと思うのだけど、そう思うと60年代のNY界隈のセッションドラマーって誰がいたのだろう?と思うようになった


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70年代のNY界隈のセッションドラマーと言えば、やはりガッドが最初に来てその後シュワルツバーグとかがやはりカレロのセッションとかに起用されていた訳で、まぁ~その前となるとリック・マロッタなのかなぁ~と思ってはいた。


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確かに60年代の4シーズンズのレコーディングミュージシャンって誰だったのだろうと思うと、レッキング・クルーみたくウェストコーストを仕切っていたミュージシャンしか名前が出て来ない・・・


60年代はやはり東西に関わらずレコーディングクレジットなんてアルバムに殆ど書かれていなかったので、特にイーストコーストのミュージシャンってどんな人だったのだろうと思うようになり調べてみた


先ず、ソウル系とポップ系のセッションが多かったのはゲーリー・チェスターで、60年代前後からレイバー&ストーラーのプロデュースしたヒット作品を中心にドラムを叩いていた


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主なところではコースターズ、ベン・E・キング、ドリフターズ等で、70年代前後以降の自分がアルバムを持っているようなアーティストではローラ・ニーロ、ジム・クロウチ、ジョン・デンバー辺りの知っているアーティストのレコーディングでドラムを叩いている


次は達郎さんが「サーカスタウン」のレコーディングの時に最初にやはりカレロに要望したドラマーのバディーサルツマン。


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彼も60年代前半辺りからレコーディング・セッションをしていて、60年代は有名なところではジャニス・イアンの初期のレコーディングとか、ピーター・ポール&マリー、あとアルゾ・フロンテのアルゾ&ユーディーン、70年代に入ると有名なアーティストではメラニーとかハリー・チェイピン、そしてトレード・マーティンとかニール・セダカ等


と言う事で、この上記に挙げた2人が達郎さんの言っていたハル・ブレインにそっくりなドラマーの可能性があるのかな?と自分なりに思っているのだが(さすがに音で聞き分けが出来るほど自分は彼等のレコーディング数を聴いていないので分からないが・・・)


でも当時のブリル・ビルディングを中心としたヒット曲作りのセッションは余りにも膨大だったので、クレジットされない表に出て来ないミュージシャンもいっぱいいたと思うので断定は難しいのかな


あとナッシュヴィル系になってしまうが、ケニー・バトリーが60年代のボブ・ディランとかゴードン・ライトフット、そしてやはりカントリー系のウェイロン・ジェニングス等


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ジャズ系ではロニー・ジトー、ボビー・トーマス、


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そしてソウル系はチャビー・チェッカーやディー・ディー・シャープ等の60年代のカメオ・パークウェイのフィリー系ミュージシャンはボビー・グレッグ、MFSBの主要メンバーだったギタリストのローランド・チェンバースの兄のカール・チェンバース辺りがドラマーとしてセッションに参加していたと思うし、デイヴ・アぺル繋がりでイーストコーストのソウル系ポップ系のセッションにも参加していたかも知れない


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それにフィラデルフィアは東海岸ではニューヨークの次にクラシックもジャズも盛んなところだったので、ジャズのミュージシャンもアルバイト感覚でポップソウル系のセッションに参加していた可能性は高い


以上に挙げたドラマー達が60年代の東海岸を中心としたセッションドラマーだったとは思うのだが、先にも言ったようにこの時代はレコーディングクレジットがされてないので少しのデータで予測していくしかない


まぁ~パーディは間違いなく60年代から東海岸でセッション活動はしていたと思うけど、70年代になってクレジットされて表に出て来たドラマーはやはりガッド、マロッタ、シュワルツバーグがポピュラー系セッション数が多かった3大ドラマーだと思う




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やっぱりスタンダードナンバーは良いね~ [音楽]


久し振りの記事になるが、世間の喧騒と共に身内の事でも色々あり、落ち着かなくも過去を振り返り、昔を懐かしむ日々を送っている


ファッション関連の買い物でも、音楽を聴きに行く事でも、世の中の動きだけではなく個人的な事情にもより外出を控えている。


昨年から行くようになった地元のジャズクラブのマスターは自分にとってはもう自分が心の底から嬉しくなるような音楽談義が出来る最高のマスター


当時のあの伝説的なグランド・ファンクの後楽園でのコンサート、そしてシカゴ、レッドツエッペリンの初来日コンサートもリアルで観ている、自分より大先輩の音楽通なマスターだ!


奥様も80年代に井上鑑さんや今剛さん、センチメンタル・シティ・ロマンス、久保田真琴、そしてあの!細野晴臣さんとレコーディングをして、そしてマイク・ダンや、あの!上原ユカリ裕さんともライヴで共演している凄い人で、このジャズクラブでも歌を披露しているシンガーでもある


マスターは本当に自分の趣味にピッタリとハマる当時のロックもポップスもジャズも邦楽の話も出来る、60年代からの洋楽や当時の日本の音楽状況も教えてもらえる、自分の尊敬するマスターだ


自分はこんな人と知り合いたかったのだ!と思えるほどの素晴らしい人です


そのマスターのブログを見ていて書いてあった、映画「ジョアンナ」の記事


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マスターの書くブログは情景が思い浮かぶようなとても文才を感じるブログだ


自分は「ジョアンナ」の映画を観た事が無いのだが、記事の中でスコット・ウォーカーの歌う挿入歌の事も書いてある


サンソンで達郎さんも特集していたスコット・ウォーカー


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彼の歌う「When Joanna Loved Me」を改めて聴いている、スコットのクルーナーヴォイスとウォーリー・スコットのアレンジが唸るほど素晴らしい!!!


もう流れるような美しいストリングス、もう歌と情景がリンクするようなアレンジで心から感動する


この「When Joanna Loved Me」は作曲はジャック・シーガルで凄く有名な曲ではないけどスタンダードナンバーとしては「When Sunny Gets Blue」とかを書いた作曲家で、ティンパン・アレー世代よりも後に出て来たポピュラー作曲家(彼の書いた曲で「What Are You Afraid Of」も素晴らしい曲だ)


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「When Joanna Loved Me」もオリジナルで歌っていたトニー・ベネットが彼の曲を良く取り上げて歌っている


作詞はロバート・ウェルズ、あの!「ザ・クリスマス・ソング」をメル・トーメと共作して書いた人


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スコットの「When Joanna Loved Me」をアレンジしたウォーリー・スコットは達郎さんもスコット・ウォーカー特集で言っていたが、後に性転換手術で女性になった人だが、そう言う事柄もうなずける程の繊細なアレンジをする人だ


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自分は彼のアレンジした作品はスコットウォーカー以外ではイギリスのマリリン・モンローと言われたダイアナ・ドースのアルバム「Swingin' Dors」くらいしか持ってないが、イギリスのムードオーケストラものやポップ系シンガーもの、そしてスタンダードジャズ系のイギリスのアレンジャーはアメリカほど有名なアレンジャーはいないが、達郎さんも言っていたように優れたアレンジャーはいたと思うし、自分も改めてその当時の(60年代以降の)イギリスのミュージシャン及びスタジオ関連の人に最近は凄く興味が惹かれている


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それにしても当時のスタンダードナンバーを聴いていると本当に心が休まるし、自分が子供時代だった時の思い出が蘇って来る


60年代にテレビでBGMやドラマ等で流れていた、ビートルズ等の洋楽のヒット曲以外のスタンダードナンバーは自然と子供時代から自分の音楽感に植え付けられていたのだと思う


古い曲が全部はそうだとは限らないが、ポップスでも単純にヒット曲を創る為の音楽の中でも優れた曲や、今聴いても名曲と言われる曲は心から感動させられるし色あせない


そしてスコット・ウォーカーはロックンロールの時代やウォーカー・ブラザーズの時よりも自分としてはやはりスタンダード歌っている頃が最高の時代だと思う


彼のソロアルバムでは1stのウェイン・シャンクリン作曲の「The Big Hurt」、プレヴィン夫妻の書いた「You're Gonna Hear from Me」、2ndアルバムのマンシーニの書いた「Wait Until Dark」、マックス・スタイナーの書いた「Come Next Spring」、これらのスタンダード以外にも


スコット自身が書いた3rdの「It's Raining Today」「Copenhagen」、5thアルバムの「Joe」「The War Is Over (Sleepers - Epilogue)」は素晴らしい


特に「It's Raining Today」はクロード・ソーンヒルの名曲「Snowfall」を思わせる不協和音のアレンジはウォーリー・スコットのアレンジャーとしての才能を感じさせる名曲だと思う

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やはり書かずにはいられない サンソンの新春放談 [音楽]

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サンソンの宮治さんとの新春放談


こう言う番組が正に達郎さんの神髄だろう


達郎さんは聴きたいレコード(音楽)を聴く(購入する)為に音楽活動をしていると公言して来ているけど、洋楽を語っている時、音楽を語っている時の達郎さんはもう半端ない音楽マニアだ!


達郎さんは本当に音楽のジャンルの広さの知識は日本一だと思う


宮治さんは達郎さんよりもコレクターの数は凄いとは言え、60年代の深いところやソウル系は達郎さんの方が圧倒的に知っているだろうね、それにジャズやムードとかまで広げるとピーター・バラカンはジャズは達郎さんよりも詳しいかもしれないけど、やっぱり各ジャンルを網羅する達郎さんの幅広さはやはり日本一だと思う


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そりゃ~今は亡き大瀧さんの得意分野とか、ちょっと外れた全然ポピュラーミュージックじゃない各国のネイティヴな音楽を追いかけていた細野さんとかは達郎さんよりも凄いところはあると思うけど、各ジャンルのマイナーからメジャー、そして当然邦楽まで、殆どトータルでディープなところまで知っているのは達郎さんが一番だと思う


次点はやはりピーターかな、そりゃ~各ジャンルの専門評論家は特にジャズ等の評論家は達郎さんどころではない凄い人はいると思うけど、ソウルは達郎さんもかなり日本でも有数な凄い人だと思うし、各ジャンルの専門家の評論家達は達郎さんみたく幅広く深く音楽を語れないだろう


だから達郎さんは音楽マニアから見ても凄い人なのだ


まぁ~一般のアマチュアの音楽マニアは自分も含めて競争心も持っている者が多いと思うので「俺の方が知ってるぜ!」と妙な張り合い的な気持ちになるけど、ある程度のレベルになるとお互いに認め合って音楽仲間になれる


それはやっぱり接し方なんだよね 過去に自分もチャット等で張り合った事があるけど、中途半端な奴は話をしていて分かるし、「知らないものは知らない」とハッキリ言って、それで「おっ!こいつは凄いところを知っているな!」と思うようなところがあれば、やっぱり素直に認めれるし、例えそんなに詳しくなくても、遠慮気味に通なところの話とか、この人が好きなんだと素直に会話してくるような人とは音楽好きな仲間として自分も仲良くなれるしなりたいと思う


まぁ達郎さんの周りの人達はそんなレベルじゃないのでみんなプロとして認め合って音楽仲間の共同体を作って繋がっていると思うし、情報交換、音源の貸し借りもしていると思う。


だから自分も知らないものは素直に知らないと言うようにしているし、そういう風に素直に話していれば、より知っている事の信憑性が増すと思うから、お互いに凄いと思うところは褒め合って、そう言う素直な会話をして認め合える音楽仲間の人とは繋がっていたいと自分は思う(要は音楽愛の度合いだよ)


前に公共性の強い掲示板で喧嘩になったことがあるけど、達郎さんのファンの中にはやはり音楽マニアもかなりいるはずなので、音楽好きな者同士でマニアックな話をしていたら絡んできた愚か者がいて、そう言うこともあり自分としては音楽マニアじゃない達郎さんファンの見方が変わった


達郎さんがあれだけ音楽マニアなのだから、音楽マニア同士で達郎さんが関連した音楽の話題を話しても良いと思うのだが、その当の達郎さんの音楽の話だと一般の達郎さんファンはあれだけマニアックな全然知らない洋楽や音楽の話でも盲目的に達郎さんを崇拝する


だから何も音楽が詳しくなくても良いのだけど、公の掲示板で音楽が詳しくない者を軽蔑したような言葉をこちら側が発した会話なら、文句や反論を言って来て然るべしだと思うし、そうされて自分も当然だと思うけど、マニア同士の音楽の話をしていたら黙って絡まないで見ていれば良いのだよ 


それも達郎さんのサンソンの中での音楽の話題を話していたのだから、決して広がって行って場違いな独占状態の会話でもなかったのにそう言う愚か者がいたから達郎さんファンでもこんな愚か者がいるんだと自分は強く思うようになった訳


だから自分はもう掲示板で音楽の話もする気はないし、自分の思ったことを素直に話せるブログにした


達郎さんはかなりの頑固者だと思うよ 音楽の話、話し方、そして何気に発する本音。達郎さんは一人っ子で自分もそうだから分かるところもあるのだけど、かなり自信のあるものは絶対的な自信を持って語っていると思うし、自分と考えが違うものはかなり強い口調で非難する人でもあると思う


自分は何も達郎さんを非難する気はないし、何度もここで言っているように達郎さんの音楽的知識、センス、才能は素晴らしいものだと純粋な音楽ファンとしても認めている


良いか悪いか別としても自分としても達郎さんの性格もファンとしても分かるところはあるし思うところもある。


最近、若い人でも昔の洋楽に興味を持って調べたりサンソンにリクエストしたりして来ている人も多くなっていると達郎さんも言っているが、それはそれで自分も頼もしいと思うし嬉しくなるけど、本当に音楽好きな達郎さんの神髄のところまで達郎さんを理解して、ただもう盲目的に達郎さんの全部を肯定して全てを崇拝するようなファンは自分から見たら「なんかねぇ、そうじゃないだろう!」と、分かってないような人にしか思えないね


だから自分はあれだけかかっても「クリスマス・イヴ」は良く出来た名曲だっと思うけど、「硝子の少年」は全然良い曲だとは思わない。これはあくまでも自分の主観だから何が良いとか悪いとか個人差があって当然だと思うけど、決して本人を目の前にして言う事はあり得ない事だけど(そもそも達郎さんと話すこと事態あり得ない事だけど)やっぱり自分なりの好きな曲、そうではない曲の主観は持っていたい。それが達郎さんのファンだけじゃなく

音楽ファンからとしても純粋に達郎さんの色んな音楽的才能を認めた上での達郎さんファンだと自分は思っているから


と言う訳で、さすがに今回のサンソンはもう自分みたいな者にとって、唸ると言うか「やっぱりこれが達郎さんの真の姿なんだろうな」と感心したよ


本当にマニアとして理解出来る、音楽を語り出したら止まらなくなる達郎さん。そして本当に分かる者同士での周りがが見えなくなるような嬉しそうな達郎さんの宮治さんとの会話


それが音楽マニアなのです


ワーナーのポップ・ロック・ナゲッツ、ヴォリューム11と12が出ていたのですね


前にここで言っていたようにヴォリューム10までは揃えて持っていたので早速購入しなくちゃ!


ざーっと選曲を見てみたけど、Vol.11は7曲持ってない曲があったけど、ダブり必然でも勿論7曲の為に買うし、Vol.12は半分以上の13曲も持ってない曲が入っているので買う価値大いにあり!ってところです。


今日番組でかかった曲では、スプートニクス、ジョディ・ミラー(デヴィッド・ゲイツの方は勿論あり)、ベティ・ラヴェット(エディ・ラビットの方はあり)、ブリンズリー・シュウォーツは持っていなかった。


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でもさすが達郎さんだね、宮治さんが今回選曲していた曲でも敢えて中々入手困難の方のヴァージョンの方を持って来て番組でかけるあたりが達郎さんの宮治さんよりはレコード(CD)の保有数は少ないとは言え中身の濃さだと思う。


二人の話を聞いていて改めて思ったのはやはり基本はアメリカのビルボードのチャートなんだよね


やはり自分もそうだったのだが、音楽の幅を広げたのも音楽に、より興味を持つようになったのも、きっかけは基本はチャートなんだよね 自分はFENは短波で雑音の中でTOP40だけ聴いていたけど、このご両人は関東のアメリカ基地があるバリバリのところで昔からFEN等を聴いていたから、周りが聴いていたような音楽、日本でしか聴けなかった洋楽以外の本場の洋楽を沢山聞いていたから知識も身に付いてマニアになったのだと思う


また来週も楽しみだな こうなったらもっとマニアックにどんどん行ってもらいたいよ(笑)


最後に自分のことの話になるが、今までサンソンを録音していたラジカセがテープもろともダメになり、ソニーのmp3ファイル録音が出来て、予約録音が出来るラジオを購入したので、これでファイル化永久保存が出来るようになった(勿論内蔵データ数は限度ありなので、SDカードにデータを入れたりPCにデータ移動して使わないと全部のデータ保存はしていけないけど)


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後は家庭内でも色んなことがあって、あれもこれもCDやレコードも買えない状況になってしまったので、本当に欲しいものだけ買うようにして行かなければなくなってしまった(コンサートに行くのもあれもこれも行けなくなるだろう)だから抜粋して買っていかなければと思っているのだが、やはり欲しいものがいっぱいあり過ぎて迷いながら厳しい選択で購入していく事になるのだろうな




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渡辺貞夫 コンサート [Jazz]

 

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前から言ってきたように、ナベサダ(渡辺貞夫)のコンサートに行って来ました


何か盛り上がりもそんなになく無難なコンサートだったと言うのが正直な印象だ


自分は渡辺貞夫は、日本のクロスオーバー期の第一人者と言われるくらいのブームの時期に観たので、コアなジャズファンどころか一般のクロスオーバーファンが大勢観に来て満席の状態で観た時期だったので、40年以上振りにナベサダを観た。


あの当時はスタジオミュージシャンの一流どころを引き連れて、1回目の時も二回目の時もバックのミュージシャン観たさに行ったのが正直なところだった


だから自分はナベサダはクロスオーバー時期のアルバムとグレートジャズトリオとの演奏のモダンジャズのアルバム2枚しか持ってない


コンサートの演奏を観に行ってこんなことを言うのも何なのだが、貞夫さんはクロスオーバー系の演奏で特にソプラノを吹く時の演奏は軽過ぎて自分としてはイージーリスニング風に聴こえてしまう


それこそ60年代のラテンやバップをやっていた方が生き生きとして素晴らしい演奏だと思っている


元々自分はアルト吹きならバリバリのバップ系の演奏が好きなのだが、もう若い時みたくそのような演奏を渡辺さんに求めるのは無理なのだろうか・・・(パーカーの曲を演奏しているのは素晴らしいのだけど)


最近のアルバムの曲がメインで中には4ビートのジャズもあり、その方がノレた


バラードでソプラノを吹いているとただただ眠くなるって感じで、そういうバラードが続くと眠くなるのを堪えるのに必死だった(何せ最前列の貞夫さんの真正面だったから)


一番の期待のピーター・アースキンのドラムはフュージョン系でも無難な演奏で4ビートでは意識して注目していたが派手なドラムソロも無く終始無難な演奏ってっ感じだった


あの当時ライヴで観たウェザーリポートの頃の「ブラック・マーケット」の演奏の迫力、リズムとしてジャコとの演奏の凄さがみじんも感じられなかった。


確かに歳も取り太ってしまっていて、あの当時の迫力のある演奏を期待するのも無理だと思うが、全て無難な演奏でピーターだからって演奏の魅力を感じるものが残念ながらなかった


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養父貴(ようふたかし)さんの演奏は初めて観たけど、これまたギターを入れるほどの編成の演奏だったのかと思わせるし、まぁ~派手に出て来て演奏すれば良い訳ではないけど、リードギターを披露していたが、演奏上さり気ないリズムギターを弾くにせよ全体の中で重要な音の一部になっていたとは余り思えない


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ベースのベン・ウィリアムスはヒップホップ系ジャズもやるほどの最近のベーシストみたいだが、エレクトリックの時は本当に無難でスラップもタップも殆どなく、バックで的確なリズムをキープするのに徹していた感じだったし、ウッドの時の演奏は多少目立っていたけど、引きずり込まれるような演奏ではなかった


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ラッセル・フェランテのキーボード及びアコースティックもバックの演奏に徹していた感じで、今回のステージは全体的に派手な盛り上がりも無く、各プレイヤーがソロで大喝采を浴びるようなことも無かった。


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最後のマイ・ディア・ライフの時の演奏が一番拍手が多い感じで、観客席からの掛け声も殆どなく、自分は最前列だったから演奏中に後方は観れなかったが、恐らくスタンディングオベーションも起きてなかったように思われる


世代的には圧倒的に60代以上ばかりだろう。どうみても自分よりも年上ばかりだし、ジャズファンとして行ったファンは物足りない演奏と思ったはず


フュージョン系の演奏を入れるにせよ、結構認知された曲をやったり、各プレイヤーのソロをフューチャーしたバリバリのバップ系のジャズを演奏したり、多くの者が知っているような有名なスタンダードをやっても良かったと思う


まぁ~スタンダードの「スマイル」と「花は咲く」のメドレーで演奏はしていたけど、ソロでしんみり聴かせていたのは雰囲気的に分かるのだが、曲の構成がバラード等の地味曲も多過ぎて、構成上盛り上がりに欠けて拍手が一斉に沸くと言う雰囲気でもなかった


何か厳しい評価の論調になっているが、自分は観たかったミュージシャンだから、盲目的に褒めたり、「良かった!」等と言うような事はしない


ベニー・ゴルソンの時もチック・コリアの時も演奏を聴いて、弾き付けられる、魅せられる、ところは確かにあったんだけどなぁ


今回は選曲や各パートの見せ場等の構成上の問題があったのだと思う


最近のライヴはメタルでもラテンでも演奏に強くのめり込んだり、楽しんだところがあったのに、ネームバリューだけで期待して行っても失敗することもあるのものだと分かった感じだった


唯一、貞夫さんとあのピーター・アースキンを40年以上振りに観れたのが唯一の収穫だったような感じで終わったコンサートだった。


スティーヴ・ガッドのバックでギタリストの、あのデヴィッド・スピノザが12月に札幌に来るみたいだが、もうソールドアウトでチケットが取れないから観れないのが残念だった


さすがにガッドなら今でももう少し魅せるドラムを披露してくれたと思うし、スピノザも凄く観たかったな


次はジャズクラブのクリスマスパーティだ






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今度はラテンのライヴ [音楽]


メタルのライヴからナベサダのコンサートの前にススキノのラテンバーでラテンの演奏を聴いて来ました


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高橋ゲタ夫さんのベース、赤木りえさんのフルートを聴きたくて観に行ったようなものだったけど、一番絶好のテーブル席に早い者順で座れたので、真正面の赤木さんの演奏も、そして赤木さんのバックで演奏するゲタ夫さんもバッチリ見えた


そもそも先週自宅そばの喫茶店でライヴを観たドラマーの佐藤祐一さんが、お店で今回のライブのパンフを配っていたので、それでゲタ夫さんと赤木さんが来るなら是非とも観に行かなければ!って、事で急遽行く事に決めて行って来た


松岡直哉さんのアルバムは40枚近く、まぁ~ほぼコンプリートで持っているし、松岡直哉さんの全アルバムに参加している訳ではないけど、松岡直哉さんのベーシストと言えばゲタ夫さん!と言うくらい、松岡さんには欠かせないベーシストだった


5弦ベースを弾き、相変わらずの派手な出で立ちで、髪をグリーンに染めサングラスをかけた雰囲気がもろファンキー!って印象で殆どMCもこなし、知名度も演奏も一番目立っていたので拍手も多かった


サインも勿論してもらい、高水健司さんや岡沢さんも当然よく知っている仲で同業のベーシスト仲間同士で顔も合わせる事が結構あるようなことも言っていた。


やっぱり70年代、80年代のフュージョン系を筆頭として日本の音楽シーンを支えてきたファーストコールのスタジオミュージシャン達は今でも知名度もあって活動の場が多くて色んなシンガーやライヴでも引っ張りだこで活動の場があるのだろう


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赤木りえさんは87年のアルバム「おもいでの夏」を持っている事もあって知っていたし、同じく87年のヴァイオリニストの中西俊博のアルバム「太陽がいっぱい」も持っている事もあり当時から知っているミュージシャンだったし、やはり松岡直哉さん絡みで「ハートカクテル」のアルバムにも参加していたりしていたので是非とも観たいミュージシャンだった


女性なので調べても中々年齢が分からなかったが、赤木さんは自分と同じ年齢みたいで、とてもスリムでスタイルが良くダンスも披露していたので若々しく美しかった。

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ドラマーの佐藤さんは前回ライブで会ってお話もさせて頂いていたので分かっていたし、今回は結構お話もさせて頂き、話を聞くと「札幌出身で札幌や北海道の仕事もあるが、東京での仕事が多い」との事


前回見させて頂いた喫茶店でのライヴも年に2~3回あると言っていたので、「又お会いいたしましょう!」と言って、CDも購入させて頂いた。


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予算もあったので余りCD購入の予定はなかったのが、お店の女性マスターの今美子さんの勧めもあり、キーボード担当の仲田美穂さんのCDも購入してしまった。それでCDにサインもして頂き、パンフに出ていたメンバー全員にはサインをして頂いたのだが、コンガ奏者の方と赤木さんと同じく女性フルート奏者の方も曲によっては参加していたのだが、全然知らない人でもあったのでサインはもらわなかった


佐藤祐一さんと前回話した時に自分は良く知らない人でしたがセッションドラマー村石雅行氏に教わったそうでフェイバリットドラマーの一人だと佐藤さんは仰ってましたし、キーボードの仲田美穂さんはラテン系のピアニストでラテン系の外人との方のレコーディングもしているみたいです


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自分は有名なラテン系プレイヤーじゃないと知らないので、赤木さんには「デイヴ・ヴァレンティンのプレイは大昔観たことあります」と話しましたし、仲田さんには「自分はラテン系の有名なピアニストはやはりエディ・パルミエリくらいしか良く知りません(あと、ジョージ・ベンソンのバックで演奏していたホルヘ・ダルトくらいかな)」と、会話させて頂きました。


自分はラテン系は当然のように打楽器系はラテンジャズからフュージョン系まで結構有名な人のアルバムは結構持ってますが、ディープなラテン系の人や最近の人は知らない人ばかりです


曲は「タブー」、チャンプスの「テキーラ」、グローヴァー・ワシントンの「ミスター・マジック」、マヌ・ディバンゴの「ソウル・マコッサ」、ショッキング・ブルーの「ヴィーナス」まで演奏してましたし、高橋さんのオリジナルナンバーやクリスマスソングの「ジングル・ベル」を日本語とラテン語でみんなで合唱したり、女性マスターの今美子さんのダンスを披露して、恐らく今さんの生徒さんや常連の客さんも一緒に踊ってましたが、自分も美子さんに誘われましたが、やはりさすがに踊れませんでしたw


やはりいつものことで自分は聴く派なんです(笑)


まぁ~プレイヤーの話や曲の話なら得意になってプレイヤーと話せるのですけどね(笑)


それにしてもここのお店のマスターの今美子さんは大変美しくセクシーな女性でした


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また観たいようなライヴがあったら行ってみたいです


まぁ~本当に最近は細野さんのドキュメンタリー映画から、ブルーノートの映画、そしてライヴ、ジャズクラブに行ったりと、従来のCD・レコード購入の音楽鑑賞だけに留まらず、外出行動も伴った正に音楽三昧!


ナベサダのコンサート後はジャズクラブのクリスマスパーティにも参加する予定だし、凄いペースで行動してますわw


でも、何処のライヴに行っても当たり前のようにCDやグッズ等が売られているし、ミュージシャンも関連の人も結構売り込んだりして、特に超有名な以外のミュージシャンの人達は大変なんだなぁ~って改めて思ってます


自分としても購入して上げたいけど、こちらとしても予算もあるし、これだけ頻繁に音楽関連で出かけて行くとお金が続きません!


本当に生活費以外で音楽関連にかける費用の比率は相当なもんになってますw








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ガルネリウス [Rock]


29日は暫く振りのライヴで、マスパぺさんと行ってきました!


勿論と言っては何ですが、マスパぺさんに教えてもらって知った日本のメタルバンドのガルネリウス


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今回は早めにチケットを先行予約で購入していたので、スタンディングとは言え前から三列目のステージが直ぐそばで観える絶好の位置でした。


自分としては、前回マスパぺさんと観に行ったアーチエネミーの時に観た二階席の指定席と違い、今回はスタンディングでステージの前から三列目の位置だったので、周りがドーっと押し寄せて押しつぶされそうになったら横にでも逃げようか!と、思っていたぐらいだったが、余計な心配でしたw


周りは勿論ノリにノッテいて熱い雰囲気だったのだが、意外と周りは大人で(実際、中年以上の世代が多かったと思われる)周りが一斉にステージに駆け寄って行くような事は無かった


ライヴに行く前にマスパぺさんから借りたDVDも観ていたしCDも聴いて予習もしていたのだが、さすがに曲名も分からずバンドと一緒に歌を歌う何て自分は出来なかったのが、


DVDを観ながら自分なりにメロイックサインの練習もしてみたりしていて、何か独りでやっていても小恥ずかしくてダメだったのだがw ライヴではメンバーがこちらの観客の方を観ていた時に、自分が腕を組みながら聴いている姿も異様に映り、「この客、ノッテないのと違う?」なんて思われても嫌だったので、「俺もちゃんとノッテルぜ!」と、自分を見せる為にメロイックサイン(コルナ)もしたし、出来る所だけはこぶしも上げて来たw


今回はとにかく もうドラマーのプレイに圧倒されて鳥肌が立った


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よりによって、メンバーのドラマーだけが名前を憶えていかなかったので、家に帰って調べたら、FUMIYAさんでしたが、FUMIYAさんのプレイが半端じゃない!


このバンドはSYUさんのギターとTAKAさんのベースが必見なのかな?と、マスパぺさんからも聞いていたし自分なりにも思っていたのと、実際FUMIYAさん以外のメンバーが殆どの曲作りに参加しているので、自分はFUMIYAさんだけが名前を憶えていなかった


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自分は中身のジャンルは違えど、ハードロックはパープルとアーチエネミーの演奏しか観たことなかったのだが、パープルのイアン・ペイスよりも、アーチエネミーのダニーよりもFUMIYAさんのドラムは凄かった!


演奏を聴いて演奏を観て、感動したのは近年のコンサートでも度々あったのだが、鳥肌が立ったのはそうはなかった


自分は何度も言っているように楽器が一切出来ない男なのだが、どう考えても尋常じゃない!中々出来るものじゃないだろう!と言う超人的なプレイを観てしまったら鳥肌が立って当たり前


身近でプレイも観られたこともあるし、音響システムも良かったので、ドラムの音がしっかりと奇麗に聴こえたので、余計に凄さが分かった


手数が多いドラムにタムタムの多用しながらダブルバスドラのブラストビートの連続で、スネアのおかずも入れるし、リズムが変わっても本当にリズムがブレないし、ダブルバスでキックをしながらスネアのリズムも変える、よくもまぁ疲れないでリズムをキープして演奏が出来るわ!と、とても人間わざではないと思って鳥肌がたったのだ


自分はこの辺のジャンルは全然詳しくないし色々聴き込んでいないので誰々と比較するとか多くは出来ないけど、FUMIYAさんは凄いドラマーだと思った


このバンドはSYUさんのギターテクがある意味売りでメインだと思うけど、どうしても自分はやはりリズム楽器に目が行ってしまう(自分達の位置の反対側のステージにSYUさんの立ち位置だったので良く観れなかったこともある)


所謂デスメタルと違い、ヴォーカルのSHOさんはデスヴォイスで歌わないハイトーンで歌うので、聴き易かったこともあったかもしれないが、演奏もクリーンに聴こえてメタルバンドの演奏のテクってものが今回は改めて分かった感じだった


FUMIYAさんはくちピアスもしていたし、TAKAさんもアイシャドーを入れたような感じでメイクもしていたが、二人共演奏テクが凄すぎて、それが逆に男らしくてカッコ良く思えた


マスパぺさんと前にBABYMETALの話をしていて、バックバンド(神バンド)の演奏力は凄いと聞いていたし、自分も彼女達のステージをユーチューブで観ていて、確かに神バンドの演奏力も凄いと思ったし、彼女達の振り付けも感動したし、ドラマーの今は亡き青山純さんの息子の青山英樹さんのドラムを注目して見ていたのだが、今回は身近でFUMIYAさんの演奏を観れて十分演奏を堪能出来たので、自分としては青山さんよりも凄いと思った


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自分はガルネリウスのライヴは勿論初めてだったし、コアなファンと違って曲も良く知らないまま行ったようなものだったので、観客一体となったノリもアクションも余り出来なかったのだが、彼等の演奏力の高さ凄さから彼等に敬意を表したくて心から拍手も出来たし感動のステージだった。


やはりスピードメタルの演奏は早い中でも走り過ぎず正確なリズムとキープ力、そして体力等の高い能力が求められると思うので、見てくれだけのビジュアルと雰囲気だけのバンドじゃ中々プロとして残って行けないと思う


自分はどんなジャンルのコンサートやステージでも、観衆一体となってノリで音楽を聴くと言うタイプよりも、実際演奏しているところを観て感動するタイプなので、今回はそう言う意味でもステージ近くで演奏を観れて良かったと思う


やはりロック系のコンサートは独りで行っても楽しめないなw


次回はガラッと変わってナベサダのコンサートだ。


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今度は40年前にウェザーリポートの時に感動した ピーター・アースキンのドラムが楽しみだな


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何にしても自分が感動出来る音楽にこれからも接して行きたい


確かに自分でも好き嫌いな音楽はあるけど、感動出来る音楽って本当に素晴らしい!

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未だ重要な人忘れてた! [Pop]


イギリス出身のドラマー、まだいました!凄いプレイヤー 二人!


ロック系のイメージですっかり先に書いた記事から抜け落ちてましたが、何かイギリスと言うよりもアメリカ人!ってイメージの方が強かったので書き忘れてましたが


サイモン・フィリップスとエインズレー・ダンバー!


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前にもここで書いていた事があった、スタンリー・クラークのトリオで(ロックフュージョン系の演奏)演奏を観た事があったサイモン・フィリップス


なんか色んな人のところで叩いていて、ロック系が主だったが、ソウルのセッションもあったみたいで、亡きジェフの後のTOTOにも加入していたイメージが強かったのだが、やはりイギリスで有名、無名に関わらず、かなりのセッションをこなしていたテクニシャン!


そして自分としてはフランク・ザッパのところでの印象が強かった、エインズレー・ダンバー


ジョン・メイオールからブラック・サバス、そしてジャーニーと やはりロック系を中心として幅広く活躍したエインズレー


自分としてはフランク・ザッパのドラマーだと他にチェスター・トンプソンとテリー・ボジオの印象が強く出て来るが、やはりエインズレーもザッパのバンドにいただけあって、かなりのテクニシャンだった。


何か自分も知らなかったくらいで、エインズレーはジェファーソン・スターシップからホワイト・スネイクとか色んなバンドに在籍していたのですねぇ


まぁ~とにかく、ジョン・ボーナムにせよ、チャーリー・ワッツにせよ、イギリスのロック系ミュージシャンも、セッション系を始めとしたテクニシャンなドラマーはやはりジャズから基本を学んだドラマーが多い


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その上でロックでもなんでも叩けるのだから、イギリスのセッションドラマーはアメリカのドラマーよりも幅広いとも言える


アメリカでジャズもロックもいけるセッションドラマーって、そんなにいないように思える(素直に思い浮かぶのはガッドとそれこそチェスター・トンプソンくらいか?他にもいそうだが・・・)


アラン・シュワルツバーグもリック・マロッタもロックもいけるけど、中々純粋なモダン系ドラムのセッションは無いと思うし、反対にジャズやソウルもいけるけどロックは・・・って感じのドラマーも多いからねぇ


ジェフ・ポーカロはロックもソウルもいけるけどジャズは無いと思うしね


そういう意味ではさすがソウルミュージックやブルースの影響も受けたイギリスのロック系ミュージシャンは白人でもアメリカ人以上に幅広いジャンルで音楽を吸収して来た人達が多いと思う

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イギリス セッションドラマー [Pop]


スタジオ・ミュージシャン好きの自分としては、アメリカのスタジオ・ミュージシャンばかりでイギリスのスタジオミュージシャンで知っている人は余りいない


まぁ~イギリスの有名なスタジオ・ミュージシャンとなれば、ジミー・ペイジとかジョン・ポール・ジョーンズ、リッチー・ブラックモアなど 後にロックバンドのミュージシャンとして有名になった人はいるが、純粋なスタジオ・ミュージシャンとしたら、自分としては先ず、ビートルズの「ラヴ・ミー・ドゥ」のレコーディングの時にリンゴの代わりを務めたアンディ・ホワイトとか思い出すが、


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ドラマーに限って言えば、あとはそれこそイエスのドラマーだった、アラン・ホワイトやブライアン・オーガーのところにいて、その後AWBに加入後アメリカに渡りAWB繋がりでアトランティック・レコードの大物プロデューサーのアリフ・マーディンに気に入られチャカ・カーン等のソウル系セッションが多かったスティーヴ・フェローン


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あとはイギリスのセッション・ミュージシャン集団のゴンザレスの初期ドラマーだったグレン・レフルールやジョルジオ・モロダー繋がりでミュンヘン・サウンドのドナ・サマーでのドイツレコーディングや後にアメリカでソウルコーラス・グループのファースト・チョイスのレコーディング等でフィリーのシグマ録音やディスコ系セッションが多かったキース・フォーシィ


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自分としてはどうしてもアメリカでの活動が多かったイギリス出身のドラマーを思い浮かべる事が多くなる


そんな中で先週の達郎さんのサンソンでも取り上げられていた、アポロ100のドラマーのクレム・カッティーニ、アポロ100の「ジョイ」とか、トルネイドースの「テルスター」、自分としてはオムニバスでしか持ってない曲だが、それらの曲に参加していたクレム


イギリスのセッション・ミュージシャンとして上記のグループや初期のジェフ・ベック・グループでの活動、そして、達郎さんも言っていたようにジミー・ペイジとのセッション繋がりでレッド・ツエッペリンのドラマー候補にも上がった、かなりイギリスのスタジオ業界では古くからの実績を持ったドラマーだった


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それ以外には自分としてはクリフ・リチャード&ザ・シャドウズのドラマーでもあったブライアン・ベネットと言うドラマーの「チェンジ・オブ・ダイレクション」と言うソロアルバムもジャズ・ムード系関連で持っているが、これがまた中々良い!


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イギリスも勿論、ジャズが盛んなところであったので、ジャズのアルバムも多く出されているのだろうけど、やはりモダン系は自分としては殆ど知らないのだが、ムード系関連では好きな人もいたので、優れたジャズ系ドラマーも多くいたはず


あのサンダーバードのオリジナルTVサントラアルバムも持ってはいるが、結構60年代のラウンジ風なミュージックも入っていて、クレジットは出てないので分からないのだが、やはり優秀なイギリスのスタジオ・ミュージシャンが演奏していたのだろう


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個人的にはあのトム・ジョーンズの「ラヴ・ミー・トゥナイト」のバックのドラムの演奏が素晴らしい!と思っている。かなり調べてみたけど演奏者は分からないのだが(ひょっとしたら、この曲をプロデュースしたピーター・サリヴァンが叩いているかもしれない)とにかくノリが良くて、特にロールとフィルインが抜群にカッコいい!ドラムだ


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今回のコンサートは厳しい [音楽]


自分の今年の達郎さんのコンサート参加はとっても厳しいね


先行予約も一般販売も二日分の申し込みもことごとく外れた


まぁ最後の砦のキャンセル待ちも恐らくダメだろうな さすがに当日券目当てに会場に並びに行くまではしないので、今年の達郎さんのステージは観れないと思う(もう諦め状態)


近年、一日分のチケットは必ず当たっていたので、やはり今年の小樽のアコースティックライヴですっかり運を使ってしまったのだろう


まぁ~来年は達郎さんはライヴハウス廻りで又札幌近郊には来てくれると思うので、それに賭けるか!


今年はあとメタル系のバンドのライブと渡辺貞夫のコンサートに行く事はもう決まっている


渡辺貞夫さんのコンサートは最前列のど真ん中!の、人生に於いて過去最高の座席位置を確保したので、達郎さんのコンサートでは絶対味わえない札幌文化劇場hitaruの最前列の雰囲気を味わって来ようと思う


まぁ~最前列が鑑賞上一番良いのかどうかは微妙だと思うが、やはり心理的には観客として最前列で観たいと言うのは当たり前の心境だと思う


とにかくまぁ~本当に達郎さんのチケットは取り難いわな


3月の小樽のライヴの時は九州からも来ていた人がいたが(その他本州から参加の人多数いたみたいだが)まぁ~通常のコンサートとは違うライヴを達郎さんを身近で感じたいので、一度も観てない人がお金と労力を使い、わざわざ北海道まで観に来るのはファンの一人として自分も理解も出来るが、


中には小樽のライヴ会場のカフェで横に座った男性が「東京でもライヴを観たんだ」と店の店員と話していたのだが、自分としてはそれを聞いていて「しかしなぁ~こんな人がいるから益々チケットが取り難くなるのだろうなぁ」と思ったし(別にこの人だけのせいでチケットが取れない訳じゃないが)「本当にただでさえチケット枚数が少ない中で、一度見ただけで十分だろう!」って、中々チケットが取れなかった人の分も考えて自分も思った


まぁ~こう言うことは同じようなファンの前では自慢しないで心の中にしまって置くべきだと思うけどね


達郎さんの同じファンがいっぱいる中で、中々チケットが取れない状況でこう言う人の話は自慢話として素直に聞けない人もいると思うよ


まぁ~自分は達郎さんのファンクラブに入っていなかったし、未だファンクラブ会員を募集していた頃から、その気も自分は無かったのでチケットが取り難い事はある程度納得しないといけないと自分としても思っているが、今となってはファンクラブ会員募集が無くなってしまって、チケットが中々取れない達郎さんファンも結構いるだろう、だから本当に達郎さんのコンサートを観たくても観れない人が多数いると思う


中にはファンクラブ会員も含めて、半ば追っかけみたく複数回多数のコンサート参加をしている人も結構いるみたいだが、これからはやはり制限していくべきだと思うけどね


まぁ~抽選もしないでチケットが取れるようなアーティストは、そのファンはいくらでも追っかけでも何でも金が続く限り自由だと思うけど(どこまでも勝手にやってくれw)


達郎さんみたく抽選でチケットを入手するような場合、ましては最近はチケットの転売が厳しくなり、本人確認がしっかりと出来ないと入場も出来なくなっているようなシステムなら、


達郎さんの場合はこの際イープラスでチケット販売を管理しているのなら、本人確認も含めて情報管理も出来るので、まぁ~今回の根室みたく超田舎(根室の方すいません!)みたいなところの会場なら適応外みたいな例外会場を設けても良いと思うけど


通常なら、シーズン公演中(ファンクラブ枠も含めて)2回までの制限とか設けるべきだと思っている


まぁ遠方から参加するのは自由だと思うので、それこそ一度も観てない人が遠くまで行っても観たい人は遠征もありだと思うけど、何度も観ている人がそれぞれの地元まで遠征してくると、理屈としてはやはり地元の人の枠が減るだけ。


だから少しでもそれぞれの各地で地元の人がコンサートに参加し易くすべきだろう


まぁ~自分はここでも言っているように、札幌近郊以外の会場へは出向いて行く気もないので諦めも付くし、今までも、そして小樽のライヴまで観れてるので、今回のコンサートが観れなくても諦めれるが、シーズンに一度も達郎さんのコンサートを観れない人はやはり同情するね


あの矢沢永吉さんも熱烈な昔からのコアなファンの一部をファンクラブから脱退させたと言う話みたいだが、それもやはり事務所側がコンサート会場で際立って異様さを醸し出していた、その熱烈なコアなファンがいるが為に一般の多くの矢沢ファンの人達が来にくくなり、これからはやはり多くの一般のファンの方達にも観に来て欲しいという配慮でそうしたらしいが


同じように達郎さんのコンサートは固定したファンだけじゃなく、多くのファンにも観てもらえるようにすべきだと思う


まぁ~個人的には達郎さんのコアなファンが達郎さんのベースになっている洋楽を中心とした音楽を含めて、どこまで達郎さんの音楽感まで共感している人がいるのか自分としても甚だ疑問だけどねw



そんな中で今日もサンソンを聴いたけど


今日も凄く良かったね


1曲目のイコールズの「ベイビー・カム・バック」は全然知りませんでした。何か作曲はレゲエアーティストで82年にヒットした「エレクトリック・アヴェニュー」のエディ・グラントだそうで、このイコールズのメンバーだったらしい(自分としてはこの辺のニッチなところはレゲエも絡み時期的にも苦手な部分かもw)


まぁ~曲自体は60年代後半のポップスで耳に馴染みやすい曲でした


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2曲目 ビーチボーイズの「アイ・キャン・ヒア・ミュージック」自分としてはベスト盤とボックスで持っていましたが、エリー・グリーンウィッチ、ジェフ・バリー、フィル・スペクターが作った、コーラスはいかにもビーチらしいが、ブライアンの凝った曲作りとは違うポップな曲


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3曲目、4曲目 もう自分にとっては大好きなところ


リトル・デューリィ「(イッツ・ガット・トゥ・ビー)ナウ・オア・ネヴァー」当然のフィリーサウンド!自分はオムニバスでこの曲持ってます


ボビー・マーティンのプロデュースとアレンジで、作曲のトミー・キースは70年代前半のリムショッツと言うグループのメンバーだったらしい、このグループのアルバムは出ているので未CD化だと思うが、アナログで見付けたらなんか良さそうなので欲しいな


もう本当に良い曲です!


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続いて、パーフェクト・タッチの「メリー・ゴー・ラウンド」これまたとっても良い曲!!!(やっぱり自分は根っからのソウル好きなのだ)


この曲が入っている80年に出たアルバム「タッチング・ユー」は手に入りそうなので、早速購入リストに!


クレジット関係では自分としては誰一人知っている者がいなかったが、80年と言う事で未だアナログ演奏のスィートなソウルでとっても気に入った(自分としてはこの辺の時期の境目って意外とマイナーなところを見逃しているところもある)


Perfect Touch Touching You....jpg


5曲目、シナトラ!


勿論持ってます。サントラでもボックスでも(サントラはアナログ)


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「アイ・クド・ライト・ア・ブック」ロージャス&ハートの1940年作のスタンダード


名曲ですね~ しかしこんな曲をリクエストする人も粋だなぁ~、そしてそれに応えてかける達郎さんもやはり超音楽通な人 どう考えてもこんなマイナーなソウルから、スタンダードのシナトラ迄かける人はそうはいないだろう!


シナトラは本当に素晴らしい!シナトラが大好きな自分がやはり自分の大ファンの達郎さんに曲をかけてもらうと、もう本当に嬉しくなるね


自分の持っている、このスタンダードのヴァージョンだけでも20人近くいるが、


先ず、ヴォーカルでは有名なところから、アニタ・オディ、アルバム「Swing Rodgers And Hart」から。ビリー・メイがアレンジした彼のビッグバンドをバックに歌う


アレンジはいかにも時代を感じる古臭さもやはり感じるが、やっぱり華やかなこの時代のサウンドの方が洒落てる!


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他にヴォーカルではローズマリー・クルーニーのヴァージョンは比較的新しい90年に出たアルバム「Sings Rodgers, Hart & Hammerstein」からボサノバタッチのアレンジで、LAジャズ・クワイアーのコーラスをバックに歌う。ハッキリ言って、このアルバムはLAジャズ・クワイアーのコーラスがローズマリーよりも素晴らしい!と自分は感じているが、ローズマリーの声も又若い時と違って円熟した声を聴かせる


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渋いヴォーカルどころでは、ジョイ・ブライアン「Joy Bryan Sings」から、マーティ・ペイチのピアノ、メル・ルイスのドラム、レッド・ミッチェルのベース、のトリオにホーンが絡む


1957年録音のかなり古い音源だが、ビッグバンドをバックに華やかに歌うのも良いが、マイナーなシンガーが(この当時はこのような歌の上手いジャズシンガーが星の数ほどいた)コンボをバックに歌うのもクラブ風な感じで聴けてとっても良い


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もう1枚 かなり自分の拘りの渋いところを!マーレン・コードの同名アルバムから、バックの軽快な演奏のトリオにフルートが入るちょっと変わった演奏でプレイヤーは全然聞いた事もない人だが、これまた録音が1957年と古いのだが、こういう変わった雰囲気のヴォーカルヴァージョンを聴けるのもジャズを聴く醍醐味だ


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上記2名のヴォーカリストはジャズヴォーカル専門本等で知った



マイルスやロリンズなどの大物も勿論この曲をやっているが、ラウンジ風な演奏ではジーン・ハリスのピアノを中心とした3サウンズの演奏ヴァージョン


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クラシカルなイントロから洒落た演奏になって行くアンドレ・プレヴィンのヴァージョン、シェリー・マンのドラムとレッド・ミッチェルのベースのトリオでの演奏 アンドレのピアノはやはりジャズの中でも品がある


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ジョージ・シアリングの演奏もヴィヴラフォンが絡みビッグバンドが被さってくる本当に粋な演奏だ 上記3つのアーティストのヴァージョンが本当に粋で洒落たジャズを感じさせる演奏だと思う


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6曲目のジョージ・ウィンストンは自分としてはまぁ~知っているってくらいで正直言ってあまり興味があるミュージシャンではないw


7曲目、ウィンフィールド・パーカーの「S.O.S. (Stop Her On Sight)」は初めて聞いたシンガーだったけど、この曲はレアアースのヴァージョンで持っていた。あのエドウィン・スターが曲作りに絡んでいる曲なのだが、レアアースのヴァージョンもとっても良い!


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ウィンフィールドの方はシングルオンリーなので、やはりオムニバス等じゃないと手に入れられないだろうな・・・まぁ~手に入れられそうなら意識しておこう(だけどシングル曲のオムニバスって情報が無いと調べるのも大変なんだよね泣、だからオムニバス等が発売している事も結構見落とす可能性大)


最後のデュアン・エディの「フォーティ・マイルズ・オブ・バッド・ロード」はデュアンのベスト盤で持っていた


この曲はデュアンと同じギタリストのアル・ケーシーとの共作なんですね


いかにも50年代から60年代ののんびりとした時代のインストルメンタルポップスでした


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